株式会社SunRoad様は民間救急事業を展開する会社です。代表取締役である長瀬様と今城様は元救急隊員。重症患者以外の方にも搬送ニーズが高いことを知り、一人でも多くの方の助けになりたいという思いで2022年10月に開業したそうです。一方で民間救急はまだ認知度が低く、広く認知してもらえるよう、with様にコーポレートサイトの制作を依頼されました。サイト制作と同時に、SNSでの周知にも注力。with様と二人三脚で、東京トップの民間救急を目指しています。
救急車よりも幅広く搬送をサポートできる民間救急
ー御社の事業内容を教えていただけますか。
長瀬様:私たちは医療特化型の民間救急(患者等搬送事業)サービスを提供している会社です。民間救急とは緊急性の低い軽症者を病院などへ搬送する事業のこと。介護タクシーとも似ていますが、消防庁からの認定を受けている点が大きな違いです。新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに世間からの関心も高まっています。
弊社の場合は、一般搬送や感染者の搬送だけでなく、救急車では対応できない長距離搬送や介護旅行のサポートなども行っています。また医療特化型である点も特徴です。患者様の急変時にも対応できるよう医療機器を積載し、万が一、急変した場合には、元救急隊の経験を活かし迅速に適切な対応ができます。
さらに、弊社の看護師は病棟経験豊富で患者様の身体ケアに特化した者が常勤しています。民間救急を必要とする方が安心して利用できるサービスを目指しています。
ー長瀬様はもともと救急隊員だったとお聞きしました。
長瀬様:私と、共同代表である今城は、前職は東京消防庁の救急隊員でした。救急車で患者様の搬送をしており、人々の命を助ける仕事に対してやりがいも感じていました。しかし救急車は心肺停止や呼吸困難などの重症者ばかりを搬送するわけではありません。救急車を利用する人のうち、緊急性の高い重症者は約8%ほどと言われています。つまり残りの約92%の中には、民間救急車でも対応可能な方もいるのではないかと考えました。自分で歩くことはできるけど誰かに病院に連れて行ってほしいという方が、今はメインな対象者ですが、今後民間救急の医療行為の拡充などがあれば、民間救急で行える処置や対応も増え、救急車の負担軽減にも繋がる可能性を秘めた事業だと思います。
私自身、昔から「自分で事業を立ち上げたい」という思いも抱いておりました。そこで救急隊員としての経験を活かしてより多くの方の助けになりたいと思い、今城とSun Roadを立ち上げました。
民間救急を認知してもらえる温かいサイトを作りたかった
ーどのような課題感を持ってアイミツにご相談いただいたのでしょうか?
長瀬様:徐々に事業者が増えてきたとはいえ、まだ世の中では「民間救急」について広く知られていないことを課題に感じていました。ホームページでの周知に力をいれている同業者も少なく、あったとしても専門用語が並ぶ素っ気ないデザインで、依頼しづらい印象を受けていました。
そのため私たちは、温かみがあって信頼感を感じさせるサイトを作りたいと思ったのです。また民間救急の利用者は高齢者が多いため、高齢者をサポートする家族の方に刺さるようなスタイリッシュさも求めていました。
サイト制作を依頼するにあたり、いろいろな業者を比較して一番良いところへお願いしたいと思ったため、開業直前の2022年8月ごろにアイミツさんへ相談しました。
ーアイミツにご相談いただき5社ほど紹介させていただきました。どのような基準で比較検討したのでしょうか。
長瀬様:信頼感があるかどうかですかね。コーポレートサイトを立ち上げるのは初めてで、プログラミングやサイト制作に関する知識は全くありませんでした。つまり、もし専門用語を並べて「こんなにすごいプログラミングを使ってるんです」と説明されても、こちらでは良いのか悪いのか判断ができない。そのため、目に見える形で私たちが思い描くホームページを作ってくれる業者にお願いしたいと思っていました。アイミツさんからご紹介いただいた5社と実際にお話をして、どこに発注するか検討しました。
ー最終的にwith様に発注されましたが、決め手は何でしたか?
長瀬様:withさんの担当者の方は大変真摯にお話を聞いてくれて、他の業者さんと比べて断トツで好印象でした。基本的な挨拶や礼儀がしっかりしていた点も信頼につながりましたね。
正直なところ、値段だけを見るとwithさんより安い業者もあったんです。しかし金額よりも、長くお付き合いしたいと思えるかどうかのほうが重要でしたので、withさんと打ち合わせをして発注を即決しました。
「東京で1番になりましょう!」withの熱い言葉が事業の励みに
ー制作を進めていくなかで印象に残っていることはありますか?
長瀬様:サイトの背景や模様、色について、「やっぱりこっちはどうだろうか」と何度もご相談させていただきましたが、その度に柔軟な対応をしていただきました。その結果、効果的に写真を活用し、初めての方にも分かりやすく温かみのあるデザインになり大変満足しています。2022年11月ごろには初回の納品が完了しましたが、withさんは「ホームページは育てていくもの」とおっしゃっており、その後もどんどん改良を重ねています。
また成果物だけでなく、制作過程でのやりとりも大変印象に残っています。withさんは、はじめに「民間救急のサイトを作るのは初めてですが、より良いものを作らせてください!」と力強く宣言してくれました。加えて、「二人三脚で、東京で1番の民間救急になりましょう!」という熱い言葉をいただき、私たち自身も事業を頑張ろうと思える活力になりました。
ー納品後のアフターサポートはいかがでしたか?
長瀬様:サイトの運用自体は自分たちで行うことにしたのですが、SEO対策を意識したコラムの内容や更新頻度、投稿の仕方などさまざまアドバイスをしていただきました。自分でもサイト運用の勉強はしていますが、サポートしてもらえる点は力強いですね。
またサイト制作に加えて、InstagramやFacebookといったSNS運用のコンサルティングもお願いしています。月に1度、定例会を行っているのですが、それ以外の時でもLINEや電話、Zoomで相談に乗っていただいています。現在はほぼ毎日のようにやり取りをしていますが、毎回快く対応していただいてありがたく思っています。
ー今回制作したコーポレートサイトによって集客効果は実感できましたか?
長瀬様:開業して間もないこともあり、まだたくさんの依頼がきているという状態ではありません。しかし、それでもWeb経由での問い合わせが0ではないことをみると、効果はあったのではないかと思います。これからさらに効果が出てくることを期待しています。今後は広告運用やSEO対策に力を入れなければいけないと考えており、その点は課題です。
集客効果を高めるため、SNSを活用した周知にも注力していくつもりです。たとえば現在Instagramでは、「救急車のサイレンの違い」をテーマにした投稿など、元救急隊員だから分かる豆知識を投稿しています。TikTokやYouTubeも民間救急を多くの方に知ってもらえるよう、今後取り組んでいくつもりです。
withを選んで良かった!これからも目標に向かって全力疾走
ーwith様に対する満足度と推奨度はどれくらいでしょうか?
長瀬様:今回担当してくれた方のおかげもあり、弊社の場合は満足度も推奨度も100%です!本当に満足のいくサイトを作っていただいたので、正直、他の人には内緒にしたいぐらいです(笑)。
民間救急のサイトを作るのは初めてとおっしゃっていましたが、想像以上に私達が望んでいたデザインとなりました。加えて、制作過程からアフターサービスまで信頼できる対応をしていただき、withさんを選んで本当に良かったと思っています。
ー最後に、御社の今後の展望を教えてください。
今回作っていただいたコーポレートサイトを通して、まずは弊社の活動を多くの方に知っていただきたいです。そして、サイトを見て問い合わせをしてくれた方が満足できるサービスを提供し、実績を積んでいきたいと思います。まだまだ「民間救急とは何か」を知らない人が多いと思うので、SNSでの発信も組み合わせながら周知していきたいですね。
正直なところ、救急隊員のときはやりがいを感じながらも、どこかル―ティーン化してしまっている一面がありました。しかし現在、同じ志を持った者と目標に向かって挑戦する日々をとても楽しく感じています。そして前進することができたのはwithさんのサポートのおかげでもあります。失敗することもあるかもしれませんが、失敗を失敗と思わず、東京で1番の民間救急を目指して全速力で進んでいきます!