CMSとは?ホームページをCMS化するメリットや種類など基礎知識を解説
Q. CMSとは?
A. Webサイトの文章や画像、レイアウトなどを、専門知識なしで管理・更新できるシステムのこと。
- ホームページをCMS化すると、HTMLやCSSを書かずにブログ感覚で更新できる
- CMS化は更新スピード向上、属人化の解消、運用コスト削減に効果的
- オープンソース型/クラウド型/パッケージ型の3種があり、規模や要件で最適な選択が必要
現在、多くの企業ホームページでCMS導入が進み、更新スピード向上や運用コスト削減が当たり前の取り組みになりつつありますが、一方でまだ、担当者が属人化していて運用が止まりがち、スマホ対応や情報発信の効率化が追いつかないといった、CMS非対応によるホームページ運用に関する悩みを抱えている方もいらっしゃることでしょう。
本記事では、CMSとは何か、CMS化によって得られる具体的なメリット、種類や費用相場、制作会社の選び方までを整理し、貴社に最適な運用体制づくりをサポートします。「どのCMSを選べばいいか分からない」という方も、この1本で判断できるようになるでしょう。
▼CMSのホームページ作成でおすすめな制作会社を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
最近の更新内容
- 2025.12.10 更新
- 初心者の方でも「CMSとは何か、どんな種類があり、今国内で人気のCMSはどれか」などを具体的に判断できるよう、内容を全面的にアップデートしました。 ・CMSの種類を最新版に変更 ・CMSの国内シェアランキングTOP10を追加 ・CMS化が向いているサイトと不向きなサイトを追加 ・既存のサイトをCMS化するメリットの内容を整理
CMSとは?

CMSとは、「Contents Management System」の頭文字をとった略語で、Webサイトに使う文字や写真、デザイン構成などを一元管理するツールです。CMSを活用することで、HTMLやCSSなどの専門知識がなくとも簡単にWebサイトの作成や運用が行えます。
また、現在多くのWebサイトがCMSを用いて制作されており、上場企業では約4割、ベンチャー企業では約6割がCMSを導入しており、企業規模を問わず普及が進んでいます。※
CMSを利用してWebサイトを制作することは、今や一般的になりつつあると言えるでしょう。
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- ※出典:株式会社あとらす二十一 コーポレートサイトのCMSシェアと種類の比較 | 王道DX https://ohdo.at21.jp/cms/cms-share/
CMS化をわかりやすく解説
CMS化とは、CMSが導入されていないホームページをリニューアルし、CMSサイト化することを指します。
CMS化されていないホームページの場合は、HTMLやCSSを用いて編集しなければならず、更新作業が非常に面倒です。
しかしホームページをCMS化すれば、簡単にブログ感覚で更新できるようになります。さらに、ヘッダーやフッター、メインコンテンツなどをそれぞれPHPファイルとして管理できるため、修正も楽に行えます。
既存のサイトをCMS化するメリット4つ
CMS化することによって、HTMLやCSSなどの知識がなくともホームページを更新できるようになることはわかりましたが、以下では具体的なCMSのメリットについて確認していきましょう。
専門的な知識がなくても管理や編集が可能
既存のWebサイトをCMS化することによって、専門的な知識がなくても管理や編集が可能となるのは大きなメリットです。CMS化が済んでいないWebサイトの場合は、わざわざHTMLやCSSを書き換える必要があり、専門知識がなければ対応できません。
しかしCMS化されたWebサイトであれば、CMS上で簡単な編集作業を行うだけで、簡単にページを編集することができます。いちいちHTMLを書き換える必要はありません。
Webサイト改善のスピードが向上
既存のWebサイトをCMS化することで、ページ追加や文言修正、画像差し替えといった更新作業を担当者自身で迅速に行えるようになり、Webサイト改善のスピードが大幅に向上します。
CMS化されていないサイトでは、制作担当者への依頼やHTMLやCSSの編集に時間がかかるため、更新の着手が遅れ、マーケティング施策の効果検証も後手に回りがちです。
一方、CMS化されたWebサイトであれば、改善点を見つけ次第すぐに反映でき、キャンペーン対応やSEO調整などのマーケティング運用を高速で回せます。改善のPDCAを短い周期で実施できるため、成果につながる施策を継続的に積み上げやすい点が大きなメリットです。
マルチデバイスへの対応が容易
CMSを導入することで、Webサイトのマルチデバイス対応もスムーズに行えるようになります。Webページに使う画像やテキストといった基本データをデータベースで一元管理しておくことで、閲覧する端末に合わせたテンプレートへ自動的に組み込むことができるためです。
そのため、同じ1セットの素材データを使いながら、PCでアクセスされた場合はPC向けテンプレートで生成したページを、スマートフォンからの場合はスマホ向けテンプレートで生成したページを出し分ける仕組みを容易に構築できます。
SEO対策がしやすい
CMS化することで、タイトルやメタディスクリプション、見出し構造、画像のALT設定といったSEOに重要な要素を、担当者が管理画面から簡単に編集できるようになります。
CMS化されていないWebサイトでは、検索順位改善のための細かな調整に毎回HTML編集が必要となり、更新のたびに工数が増えてしまいます。
一方、CMSであればテンプレート管理によってページ全体の構造を統一でき、内部リンク調整や構造化データの設定なども効率的に実施できます。検索アルゴリズムの変化に合わせた改善をすぐに反映できるため、SEO施策のPDCAを高速で回せる点が大きなメリットです。
CMSの種類は3つ!代表的なツールも紹介
CMS化することによってさまざまなメリットがあることがわかりましたが、CMSとひと口に言っても種類はさまざま。CMS化する際には、以下の3つから適切なものを選びましょう。

オープンソース型CMS
オープンソース型CMSとは、ソースコードが無料で公開されていることから、ライセンス費用なしで使用できるCMSです。豊富なデザインテンプレートが用意されており、カスタマイズも簡単など、多くのメリットで人気を集めています。WordPressやDrupalなどが代表的なオープンソース型CMSです。
しかし、小〜中規模のWebサイトであれば問題なく構築できますが、公式サポートが提供されていない、セキュリティ面の脆弱性をつかれやすい、などといった側面もあり、大規模サイトにはおすすめできません。
クラウド型CMS
クラウド型CMSとは、ベンダーが提供するクラウド環境上でCMSを利用できるSaaS型のCMSです。サーバーの構築や保守が不要で、アカウント発行後すぐに利用を開始できる点が大きな特徴。代表的なサービスには、ShareWith、microCMSなどがあります。
クラウド側で自動的にシステムアップデートが行われるため、常に最新の機能やセキュリティパッチが適用され、運用負荷を最小限に抑えられるのがメリット。
また、アクセス増加へのスケール対応やバックアップ管理もベンダー側が行うため、安定した運用が可能です。
▼クラウド型のCMSをお探しの方は以下の記事もご覧ください。
パッケージ型CMS
パッケージ型CMSとは、ベンダーによって有料で提供されているCMSです。中規模サイト向け(〜数万ページ)はNORENやHeartCore CMS、大規模サイト(数万ページ〜)向けにはSitecore、Adobe Experience Manager(AEM)などが知られています。
万が一不具合があった場合の対応やセキュリティ面のサポートはベンダーが提供してくれることから安全性にも優れており、企業による商用利用も問題ありません。しかし、初期費用やライセンス費用がオープンソース型やクラウド型よりも高額となります。
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CMSの国内シェアランキングTOP10
国内で利用されている主要CMSの導入状況を把握することは、自社に最適なCMSを選定するうえで重要です。
ここでは、最新データにもとづくCMSシェアランキングTOP10を発表します。
| 順位 | CMSの種類 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1 | WordPress | 世界的シェアを誇り拡張性が高く、 多様なサイト構築に対応可能なオープンソース型CMS |
| 2 | ShareWith | 企業サイトの運用を簡素化する 高セキュアなクラウド型CMS |
| 3 | Drupal | 大規模で複雑なサイトにも対応できる 柔軟性と高度な拡張性を備えたオープンソース型CMS |
| 4 | Movable Type | 静的生成で高速、安定運用を実現し、 企業サイト構築に強い管理性を備えるパッケージ型CMS |
| 5 | microCMS | マルチデバイス展開を前提に、 APIでコンテンツを柔軟に活用できるクラウド型CMS |
| 6 | BlueMonkey | ノーコードで簡単更新、BtoB向け企業サイト向けに 最適化されたクラウド型CMS |
| 7 | Adobe Experience Manager | 大企業向けの高機能CMSで、 マーケティング連携や運用統合を実現できるパッケージ型CMS |
| 8 | HeartCore | 大規模かつ多言語サイトに対応できるパッケージ型CMS |
| 9 | DNN | .NET基盤を活かした高い拡張性と複数サイトの統合管理に強い オープンソース型CMS |
| 10 | WordPress.com | サーバー管理不要で手軽にブログやサイト運営できるクラウド型CMS |
出典:上場企業CMS調査レポート 2025年8月度 https://oshiete-url.jp/report/cms/2025_8/
2025年度の日本国内におけるCMS検出数ランキングを見ると、依然としてWordPressが圧倒的な首位で、汎用性と情報量の多さから個人ブログから企業サイトまで幅広く選ばれています。
一方、2位のShareWithや6位のBlueMonkeyなど、国産クラウドCMSの利用が拡大しており、更新のしやすさやサポート体制を重視する日本企業の需要が見て取れました。
Drupal、Adobe Experience Manager 、HeartCoreなどの大規模向けCMSは、多言語展開や複雑なワークフロー管理を求める企業で引き続き支持される傾向があるようです。
また、microCMSのようなヘッドレスCMS※が上位に入っている点も特徴的。アプリやWeb、社内システムなど複数チャネルと柔軟に配信したい企業に最適といえます。
中小企業には更新しやすいクラウド型、大企業には拡張性の高いパッケージ型、プロダクト企業にはヘッドレス型など、目的や体制に合わせてCMSを選ぶことが成功の鍵といえるでしょう。
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- ※ヘッドレスCMS
コンテンツを管理するバックエンド(管理画面やデータベース)と、表示するフロントエンド(Webサイトやアプリの画面)が切り離された次世代型CMS。Web、スマホアプリ、サイネージなど多様なデバイスやチャネルに柔軟に対応でき、開発の自由度と効率性が大幅に向上するのが特徴。
- ※ヘッドレスCMS
CMS化が向いているサイトと不向きなサイト
CMSは更新作業を効率化できる一方、すべてのサイトに適しているわけではありません。ここでは、CMS化が向いているサイトと不向きなサイトの特徴を整理し、自社に最適な運用方法を見極めるポイントを解説します。
CMS化に向いているWebサイト
CMSは、更新頻度が高いサイトやページ数の多い大規模サイトに最適です。ニュースリリースや採用情報など、タイムリーな情報発信が求められるケースでは、ノーコードで迅速に更新できる利点が活きます。
さらに、複数部署や複数人で運用する企業サイトでは承認フローや権限管理が役立ち、デザイン統一やナビゲーション整備が必要な場面でもテンプレート機能が効果を発揮します。
更新を外注している企業でも、自社更新ができる体制を整えることでコスト削減につながるため、CMSがよく選ばれています。
CMS化に不向きなWebサイト
更新頻度が非常に低い小規模サイトや、ページごとに高度なデザイン性を求めるサイトはCMSに向いていません。CMS化には管理コストが発生し、デザインの自由度も制約されるため、目的によっては静的構築の方が適しています。
また、少数ページの更新を外注している場合や、制作会社にファイル納品してもらい自社で差し替えるだけの運用では、CMSのメリットがほぼ生まれません。表示速度やセキュリティ要件が極めて高い場合も、専用構築の方が効果的です。
CMS化に強い制作会社の選び方
CMS化は構築力だけでなく、運用を見据えた設計やサポート力が重要です。ここでは、自社に最適なCMS化を実現するために、制作会社選びで確認すべきポイントを分かりやすく解説します。
対応できるCMSの種類と実績を確認する
導入したいCMSの実績が豊富な制作会社を選ぶことが最重要です。
制作会社によって得意とするCMSは大きく異なり、WordPressのような汎用CMSからDrupal、AEM、HeartCoreなどのエンタープライズCMS※まで幅があります。テンプレート設計や権限設定などCMS特有の要件に対応できるかは、過去の構築事例を見て判断するのがおすすめです。
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- ※エンタープライズCMS
大企業の複雑で大規模なWebサイト運用に対応できるよう、最初から高度な機能(多言語、多拠点管理、厳格な権限や承認ワークフロー、高いセキュリティ、外部システム連携など)を備えたフルスペックのCMS
- ※エンタープライズCMS
要件整理から運用支援まで一貫対応できるか
CMSは構築後の運用設計まで支援できる会社ほど安心して任せられます。
CMS化は公開後の更新フローや権限管理、SEO設定、セキュリティ対策、バックアップ体制が重要になります。
構築だけで終わらず、運用担当者へのレクチャーやマニュアル提供までカバーできる制作会社なら、長期的に安定した運用が可能です。
サイト規模と運用体制に合わせた提案ができるか
自社の規模や更新頻度に合うCMSを根拠を持って提案できる会社もおすすめです。
CMSは種類によって得意領域が異なるため、企業規模やページ数、更新サイクルを踏まえた提案力が重要。
高頻度更新ならクラウド型、複雑な承認フローが必要ならエンタープライズCMS、複数チャネル展開ならヘッドレスCMSなど、要件に合わせた選定ができる会社を選ぶべきです。
セキュリティと保守体制が整っているか
セキュリティと保守体制が強い制作会社ほど、運用リスクを最小化できます。CMSは脆弱性対応やアップデートが継続的に必要です。
セキュリティパッチの適用方針、監視体制、障害対応のスピード、保守プランの内容などを確認することで、トラブル時も安心して任せられます。大規模サイトでは特に重視すべきポイントです。
CMS運用者が扱いやすいUIにカスタマイズできるか
運用者にとって使いやすい管理画面へ最適化できる会社も理想です。
使いにくいCMSは運用が滞るため、管理画面を担当者のスキルに合わせて整理し、入力項目を最小限にするなどのカスタマイズが大切。運用者の負担を軽減する工夫ができる制作会社は、実務に即したCMS構築力を持っているといえます。
▼CMSのホームページ作成でおすすめの制作会社を知りたい方は以下の記事もご覧ください。
CMSを導入する際の費用相場
CMSを導入する際に多くの企業がまず気にするのが、どれだけ費用がかかるのかという点です。CMS化に必要なコストは、作成するページ数や求められる機能の複雑さによって変動し、作業量が増えるほど料金も高くなる傾向があります。ここでは、想定されるサイト規模ごとにおおまかな費用の相場を整理しました。
| 規模 | ページ数 | 費用相場 |
|---|---|---|
| 小規模サイト | 5ページ程度 | 30万~100万円 |
| 中規模サイト | 15〜30ページ程度 | 100万~200万円 |
| 大規模サイト | 50~100ページ程度 | 500万円~ |
小規模サイトの場合(5ページ程度)
小規模サイトのCMS化は、30万〜100万円程度が一般的な費用相場です。
小売店や飲食店など、情報提供が中心となるサイトは5ページ前後で構成され、テンプレートを活用することで低コストで構築できます。デザインの独自性を追求しない、自社でブログ更新を行う、手持ち写真を活用するなどの条件がそろえば、制作側の工数が減り、費用をさらに抑えることも可能です。
また、事前にデザイン案や構成を用意することでディレクションの負担が減り、コストダウンにつながります。ただし、多様なユーザーからのアクセスに備え、スマホやタブレットに対応したマルチデバイス設計は欠かせません。
中規模サイト(15〜30ページ程度)
中規模サイトの場合、CMS導入費用の目安は100万〜200万円です。
企業サイトとして運用されるケースが多く、15〜30ページ程度の固定ページが必要となるため、制作工数が小規模サイトより増え、費用も比例して上がります。さらに、ブログ運用やスマートフォン対応など、必要とされる機能や要件が広がる点もコストに影響します。
一方で、テキストや画像などのコンテンツを自社で準備すれば費用削減は可能です。予算に合わせて、見積もり段階でどこまで外注するか、どこを自社で対応するかを明確にしておくことが重要です。
大規模サイト(50~100ページ)
大規模サイトのCMS化は、500万円以上が相場となり、規模が大きいほど費用も高額になります。
50~100ページ規模ともなると、制作に関わるスタッフ人数や作業工程が大幅に増加し、設計や構築、移行のすべてに多くの工数が必要です。また、大量のコンテンツを効率的に更新できるシステム構築やカスタマイズも求められるため、結果として高い費用が発生します。
とはいえ、これほどの量のページを自社で運営し続けるのは大きな負担となるため、CMSを導入するメリットは非常に大きく、運用効率化や管理コスト削減の観点からも投資価値は高いと言えるでしょう。
▼ホームページ制作の費用相場を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
無料で相談できる!CMS化でお困りの方はPRONIアイミツへ
今回は、CMSとはそもそもどのようなシステムか、CMS化することでどのようなメリットがあるのかなどを中心に解説してきました。CMS化によって、Webサイトの運用は非常にスムーズになります。誰でも簡単に更新できるWebサイトにしたいなら、CMS化はベストな方法と言えるでしょう。
しかし、既存のWebサイトをCMS化する際、トラブルなく進めるためには専門知識も必要です。自社にノウハウがなくとも、CMS構築を得意としている会社であれば、安心して依頼できるでしょう。
PRONIアイミツではご要望をうかがった上で、条件に合うホームページ制作会社やWeb制作会社などを無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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CMS化するデメリット
CMS導入には、操作に慣れるまで時間がかかることや、選ぶCMSによって利用できる機能が制限されるといった課題があります。
さらに、既存サイトを移行する手間が発生し、サーバー環境によっては動作に影響が出る場合も。しかし、長期的な運用効率や更新のしやすさを考えると、これらのデメリットを上回るメリットが期待できるでしょう。