ホームページ保守費用のすべて!相場や内訳、外注事例を紹介【2025年最新版】
ホームページを安定して運用するうえで不可欠な「保守管理」。しかし、その費用は会社によって大きく異なり、何にいくらかかるのかが分からずお困りの方も多いのではないでしょうか?
- ホームぺージ保守を検討中のみなさま、こんなお悩みありませんか?
-
- 月額でどのくらいホームぺージ保守にかかるのか相場がわからない
- 保守内容の違いが理解できず、どの会社に依頼すべきかわからない
- 自社にとってホームぺージ保守が必要なのか判断できない
そこで本記事では、2025年最新の相場情報をもとに、ホームページ保守費用の内訳から月額費用の目安、さらにはPRONIアイミツと通した実際の取引事例料金までご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
ホームページの保守管理は本当に必要?
「ホームページの保守は本当に必要なの?」と、疑問をお持ちの方は多いでしょう。しかし、ホームページは公開後の運用が重要であり、継続的な保守は不可欠です。
ホームページの保守管理とは、公開後のWebサイトを安全かつ正常に運用するための作業です。サーバーやCMSは常に最新の状態を維持する必要があり、これらを怠れば、システム障害による機会損失や、サイバー攻撃による情報漏洩といった重大なリスクに直結します。
また、ホームページは企業の顔。常に最新かつ正確な情報を提供し、最適化していくことで、企業価値と顧客からの信頼を向上させることができます。
ホームページ保守費用の内訳・相場
必ず実施すべきホームページ保守として挙げられるのは、サーバー管理、ドメイン管理、SSL管理、セキュリティ対策です。また、Web集客を強化したい企業・サイトを運用して成長していきたい場合は、保守だけでなくサイトの定期的な更新や修正、SEOなどの集客対策のコンサルティング等も必要となるでしょう。
ここからは、ホームぺージ保守の費用内訳・相場を必須項目と推奨項目に分け、詳しく解説していきます。
項目 | 費用内訳・相場 | 必須項目 |
---|---|---|
サーバー管理 | 月額1,000~4,000円程度 (レンタルサーバーの場合) |
◎ |
ドメイン管理 | 年額1,000〜5,000円程度 | ◎ |
SSL証明書・管理 | 無料〜月額数万円程度 | ◎ |
セキュリティ対策 | 月額数万円〜数百万円 (規模により異なる) |
◎ |
サイト更新・修正の費用 | 月額5,000~1万5,000円程度 | |
集客対策・改善提案の費用 | アクセス解析 数千円~ SEOコンサルティング 月額10万円〜100万円程度 など |
以下からは、更に詳しくそれぞれの費用項目を解説していきます。また、PRONIアイミツで実際に発注があったホームぺージ保守の費用事例もあわせてご紹介するので、ぜひ見積もり取得や予算組の参考にお役立てください。
サーバー管理の費用相場【必須】
ホームページの安定した稼働に欠かせないサーバー管理は、保守費用の中でも重要な要素です。レンタルサーバーを利用する場合、一般的に月額1,000円から4千円程度が相場です。
費用は、提供されるサーバーのスペック(ディスク容量、データ転送量、CPU/メモリ性能)や、利用できるデータベースの数、SSL証明書の有無、サポート体制の充実度など、サイトの規模や必要な機能によって大きく変動します。特に、大量の画像や動画を扱うサイト、多くのアクセスが集中するECサイトなどでは、安定性を確保するために高性能なサーバーが求められ、それに伴い費用も高くなる傾向にあります。
ドメイン管理の費用相場【必須】
ホームページの「住所」となるドメインの管理費用も、年間の保守コストの一部です。費用相場は、取得するドメインの種類(TLD:トップレベルドメイン)によって大きく異なります。
一般的に普及している「.com」や「.net」などの汎用JPドメインは、年間1,000円から3,000円程度で取得・更新できる場合が多いです。一方、日本の企業や団体に人気の「.jp」ドメインは、年間2,000円から5,000円程度とやや高めになる傾向があります。特定の地域や業種に特化したドメインでは、これより高額になることもあります。
SSL証明書の管理・更新の費用相場【必須】
SSL証明書の管理・更新にかかる直接的な費用は、SSL証明書の取得費用です。費用は、無料から月額数万円程度と幅があります。無料のSSLを利用する場合は、ドメイン認証型のみのため、技術的な知識が必要であり、設定やトラブルシューティングは自社で対応する必要があります。
一方、有料SSLの場合はいくつか種類があり、選択によって年間数千円〜数十万円と費用に開きがあります。
セキュリティ対策の費用相場【必須】
セキュリティ対策の費用相場は、Webサイトの規模や複雑さ、必要なセキュリティ対策の範囲によって大きく変動します。小規模なWebサイトの場合は月額数万円~、中規模なWebサイトの場合は月額10万円〜数十万円、大規模なWebサイトやECサイトの場合、月額数十万円〜数百万円以上の費用がかかります。
ホームページ制作におけるセキュリティ対策は、信頼性維持と事業継続に不可欠です。例えば、CMSやプラグインのバージョンアップ・メンテナンスを怠ると、既知の脆弱性を悪用され、不正アクセスや情報漏洩のリスクが高まります。
また、セキュリティレポートの作成も重要です。専門家による定期的な診断により、潜在的な脆弱性を早期に発見し対策を講じることができます。特にWordpressでサイトを構築している場合は注意が必要。オープンソースである特性上、世界中の攻撃者から標的にされやすいため、セキュリティ対策は必須と言えます。
適切な対策を講じることで、大切な情報を守り、安心してホームページを運営することができます。
サイト更新・修正の費用相場
サイト内の情報を更新したり、修正したりする場合の費用は、5,000~1万5,000円ほどです。作業量によりますが、軽微な変更や修正であれば数千円、大幅な変更であれば1万円以上かかるケースが一般的です。新しいページを追加する場合は、3万円以上かかります。また、画像や動画を追加する場合は、別途素材の制作費用も必要です。
集客対策・改善提案の費用相場
つづいては、集客対策・改善提案などにかかる費用を解説します。こちらは、必須とは言えませんが、Web集客を強化したい場合には必要不可欠な施策と言えます。
アクセス解析にかかる費用
アクセス解析とは、ホームページにアクセスしたユーザーが使用している検索ワードやサイト内での行動を解析することです。解析結果は、ホームページの運営や改善の方針を決定するために利用されます。アクセス解析の費用は、基本的なデータを集計したレポートであれば数千円程度、詳細な解析には1万円以上かかります。
SEOコンサルティングの費用
SEOコンサルティングの費用相場は、月額10万円〜100万円程度が目安です。依頼する範囲や依頼先、コンサルタントの経験、実績によって大きく変動します。SEOコンサルティングの内容は様々で、キーワード調査・選定や競合サイト分析、SEO戦略全体の設計、ターゲット設定などの戦略面に加え、コンテンツSEOやテクニカルSEOと言った内部対策、被リンク獲得やSNS運用といった外部対策を依頼することも可能です。
PRONIアイミツの取引実績による料金事例
ここからはPRONIアイミツを利用し、実際に取引のあった料金事例をご紹介していきます。ぜひ予算の立案や会社比較の参考にしてください。
- 製造業のコーポレートサイト保守事例
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- 依頼内容
・WordPressサイトの保守管理、セキュリティ対策の整備、バックアップ対応 - サイト規模
小規模(10ページ以下) - 料金
月額 1万円
- 依頼内容
- 不動産業のコーポレートサイト保守事例
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- 依頼内容
コーポレートサイトのサーバー管理、ドメイン管理、SSL管理 - サイト規模
大規模(500ページ以上) - 料金
月額 2万5,000円 ※ページ追加・更新等は都度別途料金が発生
- 依頼内容
- 医療系サイトの更新を含む保守事例
-
- 依頼内容
ホームぺージの保守運用、月1~2回の更新、SNSとの連携 - サイト規模
小規模(10ページ程度) - 料金
月額 2万円
- 依頼内容
- 製造業コーポレートサイトの更新を含む保守事例
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- 依頼内容
・ホームぺージの保守運用・月10回程度の更新 - サイト規模
中規模(50ページ以上) - 料金
月額 5万円
- 依頼内容
- 学校のホームページ更新を含む保守事例
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- 依頼内容
・ホームぺージの保守運用、サーバー保守・管理、月2回の更新 - サイト規模
中規模(50ページ以上) - 料金
月額 6万円
- 依頼内容
ホームページ保守費用のコスト削減方法
ホームページ保守費用を削減するには、効率的な管理と適切な選択が重要です。まず、保守内容を見直し、自社に必要なサービスだけを選ぶことで無駄なコストを抑えられます。更新頻度が低い場合は、頻度に合わせた、プランの選び直しやサービスの変更が有効です。
さらに、対応可能な簡単な作業(テキストや画像の更新など)は、自社で対応を検討しましょう。自社で対応しきれない部分だけ外注することで、最低限のコストで済ませることができます。
最後に、複数業者のサービスや料金を比較し、コストパフォーマンスの良い選択を行うことも重要です。これらの方法で必要な保守を効率的に行いながらコストを抑えられます。
ホームページ保守の注意点
つづいては、ホームページ保守を行う際に押さえておきたい重要なポイント・注意点を解説します。
セキュリティ対策に注力する
ホームページは常にセキュリティの脅威にさらされています。サイトがサイバー攻撃の対象となるリスクは年々高まっており、被害を未然に防ぐための対策が不可欠です。
OSやCMS、プラグインなどを常に最新の状態に保ち、WAF(Web Application Firewall)の導入や不正アクセス対策、脆弱性診断などの実施を通し、セキュリティレベルを高く維持する必要があります。こうしたセキュリティ対策を徹底することで、信頼性の高いホームページ運営が可能になります。
定期的にバックアップをとる
サーバー障害や誤操作、サイバー攻撃など、予期せぬトラブルに備えて、ホームページのデータを定期的にバックアップすることも重要です。データベースやファイルを定期的に保存し、バックアップデータを複数の場所(クラウドや外部ストレージ)に分散して保管することで、リスクをさらに軽減できます。また、自動バックアップの仕組みを導入すると、手間を省きながら確実にバックアップを取ることが可能です。
バックアップの頻度と保存場所を適切に設定し、実際に復元できるかどうかのテストを行っておくと安心です。
SEO対策を継続して行う
SEO対策は必ず行うべき対策というわけではありませんが、ホームページへのアクセス数を維持・向上させるためには、必要不可欠な対策です。また、SEO対策は1度で完了するものではなく、継続的に行う必要があります。キーワードの見直し、コンテンツの最適化、内部リンク・外部リンクの管理など、最新のSEOの動向に合わせて対策を講じることが重要です。また、SEOコンサルティングへの外注やコンテンツSEOの実施なども有効な手段と言えます。
【低予算で作りたい方必見!】Web制作に使える補助金・助成金まとめ
効果のでるホームページを制作するにはそれなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にホームページ制作に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
---|---|---|---|
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
事業再構築補助金 | 1億5,000万円 | 2/3から1/2 | 電子 |
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ホームページ作成、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入にかかる費用の一部を補助します。最大補助額は450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/
IT導入補助金を活用!おすすめのホームページ制作会社15選はこちらから!
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な、ホームページ制作など販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は200万円でウェブサイト関連費の補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
事業再構築補助金
「事業再構築補助金」は、ウィズコロナ・ポストコロナの経済社会の変化に対応するために、事業再構築に前向きな中小企業を支援し、日本経済の構造転換を促すことを目的としています。支援類型は、通常枠や大規模賃金引上枠など合計6つ。補助金額は枠によって異なりますが、最大補助金額は1億5,000万円で、その場合の補助率は2/3から1/2です。
出典:事業再構築補助金 https://jigyou-saikouchiku.go.jp/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「PRONIアイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいホームページ制作会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。
【無料で相談できる】ホームページ保守で迷ったらPRONIアイミツへ
ホームページ保守は、運営を安定させ、効果的な活用を続けるために欠かせない要素です。その費用は、機能の規模や保守内容によって異なるため、まずは自社の目的や必要性を明確にすることが重要です。費用を抑えるためには、自社で対応できる範囲を見極め、適切なプランを選ぶことがポイントとなります。
また、保守サービスの内容や対応力は制作会社ごとに大きく異なるため、信頼性や実績を重視した選定が必要です。目的に合った制作会社を選ぶことで、コストパフォーマンスに優れた保守体制を構築し、ホームページの価値を最大限に引き出すことができるでしょう。
法人向け一括見積もりサービス「PRONIアイミツ」では、保守を依頼できる厳選したホームページ制作会社を無料でご紹介。複数の会社の見積もりをまとめて受け取れるので、個別に見積もりを依頼する必要はありません。ホームページ保守費用でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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