ドメインの種類を紹介│概要、取得方法も【2024年最新版】
「自社のサイトのドメインは何が良いのか」「SEOに有利なドメインはあるのか」など自社のサイトを作る際にドメイン周りで悩まれる方は多いです。またシステムに関連することもあり苦手意識を持っている方も多いことでしょう。
そこでこの記事では、gTLDやccTLDのようなトップレベルドメインの違いや種類、用途別におすすめのドメインをご紹介します。これから独自ドメインでサイトを構築する方はぜひ最後までご覧ください。
【関連ページ】
ホームページ制作にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にホームページ制作会社をお探しいただけます。
ホームページ作成の費用・相場
ホームページ制作会社一覧
そもそもドメインとは?
はじめに、ドメイン、ドメイン名について詳しく解説します。
ドメインとは何か
ドメインはWebサイトの住所のようなイメージです。ブラウザでサイトを検索する際に使用され、人が理解しやすい文字列になっています。例えば。当サイトの場合は「imitsu.jp」がドメインに該当します。
なお、実際にブラウザでサイトが検索された際は、DNS(Domain Name System)と呼ばれるシステムによって、IPアドレスに変換されます。DNSはそのドメインに関連するIPアドレスを検索し、Webサイトを表示しています。
ドメイン名とは
ドメイン名は一般的に 「.com」「.org」「.net」などのトップレベルドメインと、それに続くドメイン名(例えば、「imitsu.jp」の「imitsu」の部分)の組み合わせで構成されます。また、ドメイン名は階層的な構造を持っています。amazon.co.ukの場合、ukがトップレベルドメインで、coがセカンドレベルドメイン、amazonがサードレベルドメインになります。
ドメインの種類
ここからは具体的にドメインの種類を解説していきます。ドメインは「分野別」と「国別」に分けることができます。それぞれの違いを以下にて解説します。なお、ここでのドメインは「トップレベルドメイン」を指します。
gTLD(分野別のトップレベルドメイン)
gTLD(Generic Top-Level Domain)は一般的なトップレベルドメインの略称で、特定の国や地域に限定されず世界的に使用されるドメイン名のことを指します。主なgTLDには以下のとおりです。
.com:商用を目的としたドメインで、世界中で最も多く使用されています。
.org:非営利組織向けのドメインで、政治団体やNGO、学校などが使用します。
.net:インターネット関連の業界向けのドメインで、ISPやネットワーク関連企業が使用します。
.info:情報提供を目的としたドメインで、ニュースサイトや個人のブログなどが使用します。
新gTLD(新ドメイン)
新gTLD(New Generic Top-Level Domain)は、2012年に開始した新しいドメイン名の拡張プログラムです。これにより、従来のgTLD以外にも多くのドメイン名が利用できるようになりました。主な新gTLDは以下のとおりです。
.app:アプリケーション開発者向けのドメインで、セキュアなWebアプリケーションの提供を目的としています。
.blog:ブログを書く人向けのドメインで、個人ブログや企業のブログなどに使用されます。
.shop:オンラインショップ向けのドメインで、ECサイトやネットショップに使用されます。
.xyz:汎用的なドメインで、特定の業界や目的を持たず、汎用的に使用されます。
ccTLD(国コードトップレベルドメイン)
ccTLD(Country Code Top-Level Domain)は、国や地域を示す2文字のコードからなるドメイン名です。主にその国や地域のWebサイトや企業が使用することが多いです。主なccTLDは以下のとおりです。
.jp:日本を示すccTLDで、日本のWebサイトや企業で使用されます。
.us:アメリカ合衆国を示すccTLDで、アメリカのWebサイトや企業で使用されます。
.cn:中国を示すccTLDで、中国のWebサイトや企業で使用されます。
属性型jp
属性型jpは、日本を示すccTLDである.jpドメインのなかでも、特定の属性を持つ組織や個人に対して割り当てられるドメイン名のことを指します。主な属性型jpは以下のとおりです。
.co.jp:企業(特に株式会社)で多く利用されます。
.go.jp:国・地方自治体・独立行政法人・国立大学など、公的機関向けドメインです。
.or.jp:社団法人・財団法人・一般社団法人・一般財団法人などの団体向けドメインです。
各属性に合致した組織・個人に対してのみ利用が認められており、その属性に該当するかどうかを審査されるケースが多いです。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作・Web制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
トップレベルドメインの選び方
トップレベルドメインを選ぶ際に大切なポイントは「用途」と「価格」です。トップドメインをどう選んだかが今後のサイト運営に大きく影響します。以下を参考にトップレベルドメインを選ぶことをおすすめします。
用途
トップレベルドメインを決める際はWebサイトの目的、業界、地域、言語などによって異なります。例えば、企業の場合は「.co.jp」「.com」のような商用目的で利用されるドメインが良いでしょう。非営利団体であれば「.org」が一般的に使われています。
このようにサイトの目的や運営者によって適切なドメインを選び、ユーザーに対してどんなサイトなのか端的に伝えることが重要です。その結果、サイトへの信頼性にも繋がります。
価格
トップレベルドメインは各ドメインによって価格が異なります。「.com」「.net」など一般的なドメインは比較的安価で、新しいgTLDや一部のccTLDは高い傾向にあります。ドメインは年間単位で契約するため、ランニングコストも考慮してドメインを選ぶことが重要です。
なおドメイン価格には、更新料金や移管料金、プレミアムドメイン料金など、オプション費用が含まれることがあります。
ドメインの種類によってSEOに影響はある?
ドメインの種類(gTLD、ccTLD、新gTLDなど)はSEOに直接的な影響を与えるわけではありませんが、「ドメイン名」が簡潔で覚えやすくブランドに合ったものであれば、それがSEOに有利に働く場合はあります。
しかし、ドメイン名にSEOで対策したいキーワードを含める際は注意が必要です。Googleは過剰なキーワードの使用を避けるように推奨しており、キーワードを含むドメイン名が必ずしもランキングに寄与するわけではありません。
少々長くなってしまいましたが、まとめると、ドメインの種類はSEOに影響せず「ドメイン名自体」はSEOに影響する場合もあります。そのため、SEOを意識しながら簡潔で覚えやすくブランドに合ったドメイン名を選ぶことが重要です。
種類を決めたら独自ドメインを取得しよう
独自ドメインとは、Webサイトのドメインに自分で好きな名前をつける方式のドメインを指します。例えば、自分の名前や会社名、ブログのタイトルなどをドメイン名として選ぶ方が多いです。当サイトも独自ドメインに該当します。一方で、無料のブログサービスでもWebサイトを立ち上げることができますが、その場合はプラットフォームで提供されるサブドメインを使用することになります。
独自ドメインを利用することで、サイト名とドメイン名が一致し記憶しやすくなるだけではなく、ユーザーにプロフェッショナルなイメージを与えることができます。また、独自ドメインを使うことで競合サイトと混同される可能性が下がり、検索エンジンからのアクセスをより多く獲得できます。
ドメイン名の決め方
ここまできたらあとはドメイン名を決めるだけです。独自ドメインであれば自分で自由に決めることができますが、後々後悔しないよう次で紹介する3点を抑えてドメイン名を考えてみてください。
わかりやすいスペル・文字列にする
ドメイン名はWebサイトのアドレスとして覚えられるため、簡単に覚えやすく誰でもスペルを間違えずに入力できるようにスペルや文字列にすることが重要です。例えば、同じ意味の言葉でスペルが似ているものや、異なる言語の同意語などは避けた方が良いでしょう。また、分かりやすいドメインはユーザーに検索してもらいやすくなるため、SEOにも良い影響を与えます。
サイト内容とドメイン名を紐づける
サイト名とドメイン名を紐づけることで、Webサイトのコンテンツやテーマを正確に伝え、ブランド認知度を高める効果が期待できます。例えば、サイト名に「料理」が含まれるWebサイトの場合、「料理」を含んだドメイン名にすることで、ユーザーがサイトの内容を想像しやすくなります。
また将来的にブランド認知を獲得できた際に、サイト名とドメイン名が全く異なるとユーザーが混乱することも想定されます。必ずサイト名とドメイン名は紐づけるようにしましょう。
長すぎず覚えやすい文字数にする
ドメイン名の長さは簡潔で覚えやすい長さであることが重要です。短いドメイン名はユーザーにとって記憶しやすいため長期的にブランド認知に繋がります。その結果、検索数が増えることでWebサイトのアクセス数を増やすことができます。
また長いドメイン名にしてしまうと、タイプミスが起こりやすいだけではなく、WebサイトのURLが長くなってしまい、ユーザーに覚えてもらうことができません。できるだけ短く簡潔なドメイン名にしましょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いWebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したWebサイト ・オリジナル性の高いWebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いWebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ドメインの種類を理解し、目的に合ったホームページ制作会社を選ぼう
ドメインの概要や種類、ドメインの選び方やドメイン名の決め方をご紹介してきました。
自由に選べる項目ですが、あとから変更することはできず、サイト運営やブランディングに大きな影響があります。初めてドメインを選ぶ場合は、なおさら分からない点が多いかと思います。アイミツではドメインやサイト制作に詳しい制作会社を多数紹介しています。外部の専門家に相談したい場合は、詳しくはこちらをご覧ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
ホームページ制作会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
ホームページ作成の費用・相場
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします