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ホームページ制作の注意ポイントは?見積書の費用項目をもとに解説

更新日:2025.12.15

本記事の結論

Q. ホームページ制作の見積もりで注意したいポイントは?

A. 見積書の項目内容と算出根拠を理解し、要件と予算を明確に伝えたうえで比較、判断すること


  • 見積書は総額ではなく項目ごとの内訳を確認し、何に費用がかかっているか把握する
  • 予算とやりたいことを整理し、無理のある金額提示や丸投げ依頼を避ける
  • 不明な項目は必ず質問し、提案書とあわせて内容の妥当性を確認する
  • 複数社から相見積もりを取り、金額差の理由と対応品質を比較する

近年、ホームページ制作会社は数が増え、サービス内容や料金体系も多様化しています。その一方で、「見積もり金額の妥当性がわからない」と悩む企業担当者も少なくありません。実際、見積書の項目や算出方法を正しく理解しないまま発注してしまい、後から後悔するケースも見受けられます。

そこで本記事では、ホームページ制作の見積もりで注意すべきポイントから、費用相場、項目の内訳、制作会社選びのコツまでを網羅的に解説します。見積もりで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

▼信頼できるホームページ制作会社を1社でも多く知りたい方は以下の記事をご覧ください。

最近の更新内容

2025.12.15 更新
初心者の方でも「ホームページ制作の見積もりで注意したいポイント」を具体的に判断できるよう、内容を全面的にアップデートしました。 ・ホームページ制作の見積書を追加 ・ホームページ制作の見積書に含まれる主な項目を追加 ・ホームページ制作の見積もり依頼前に決めておくべきことを追加 ・見積もり金額に差が出る要因を追加 ・失敗しない制作会社の選び方と相見積もりのコツを追加

ホームページ制作の見積もりで注意したいポイント

ホームページ制作の見積もりを依頼する際、「やりたいことと予算を正確に伝える」、「見積書と一緒に提案書も提示してもらう」、「わからない項目は必ず質問する」の3点を押さえることが非常に重要。そうするこで大きな失敗は防ぐことができます。以下で詳しく解説していきます。

ホームページ制作の見積もりで注意したいポイントの図

やりたいことと予算を正確に伝える

ホームページ制作の見積もりでは、予算の上限と、その予算内で何を実現したいのかを正確に伝えることが重要です。
ホームページ制作にいくらかかっても構わないケースは非常にレアで、どの企業にも「◯万円までに抑えたい」といった予算の都合があります。そのため、やりたいことを整理したうえで、現実的な予算感を共有しなければなりません。

相場に対して極端に安い金額を闇雲に提示すると、制作会社側も工夫の余地がなく、結果として不誠実な印象を与えてしまうことがあります。一方で、相談内容によっては想定より安くなるケースもあるため、予算と要望のバランスを確認する意味でも、要件整理は欠かせません。

見積書と一緒に提案書も提示してもらう

見積もりの内容を正しく判断するためには、見積書だけでなく提案書もあわせて提示してもらうことが重要です。
見積書には項目ごとの金額が記載されていますが、それだけでは具体的にどのような作業を行うのかまでは分かりません。提案書があれば、各項目の詳細や、SEO対策であれば具体的な施策内容、対応する閲覧環境、公開後の運用方針なども確認できます。

内容を理解しないまま見積もりを判断すると、知らないうちに適正価格より高くなっている可能性もあります。そのようなリスクを避けるためにも、見積書と提案書はセットで確認しましょう。

わからない項目は必ず質問する

見積書に理解できない項目があった場合は、必ず内容を質問することが大切です。専門用語が多い見積書を見ると、「きっと必要な作業なのだろう」と納得してしまいがちですが、なかには必須ではない作業が含まれているケースもあります。

不明点があれば、その作業内容や自社サイトに本当に必要かどうかを確認しましょう。質問に対して丁寧に説明してくれるかどうかは、制作会社を信頼できるかを判断する重要なポイントです。専門用語ばかりで曖昧な説明をする会社は、できるだけ避けたほうが安心です。

信頼のできるホームページ制作会社を、手間なく見つけたい方は以下の問い合わせフォームをご活用ください。条件に合う会社を無料でご紹介いたします。

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ホームページ制作の見積書を公開

当社PRONIアイミツの2020年1月〜2025年11月に取引された情報をもとに、一般的なホームページ制作の見積書を再現しました。この見積書を参考にしながら具体的な費用項目を見ていきましょう。

事例は、住宅設備会社のコーポレートサイト(全12ページ構成)で、制作費用は約102万円(税込)です。

ホームページ制作の見積もりは、ページ数やデザインだけで決まるものではありません。企画や設計、制作、検証といった各工程にどれだけの工数が必要かを積み上げて算出されるのが一般的です。
そのため、見積もりの妥当性は総額ではなく、どの工程にどの程度の費用がかかっているかを確認することが重要です。
以下では、見積書の費用項目についてさらに詳しく解説していきます。

ホームページ制作の見積書に含まれる主な項目

ホームページ制作の見積もりは、各項目の意味を理解することで、金額の妥当性や不要な費用の有無を見極めることができます。ここでは、見積書に記載される主な項目と役割を具体的に解説します。

企画構成費

企画構成費は、ホームページ全体の目的や役割を定義し、成果につながる骨子を設計するための費用です。
ターゲットユーザー、提供価値、競合との差別化、必要なコンテンツを整理し、ページ構成や情報の流れを明確にします。
ここが曖昧だと、デザインや機能が目的とずれ、成果が出にくくなるため、制作の土台として重要な工程です。

ディレクション費(進行管理費)

ディレクション費は、制作全体を円滑に進めるための進行管理や調整にかかる費用です。
要件整理、スケジュール管理、デザイナーやエンジニアへの指示、クライアントとの窓口対応などを担います。品質や納期、コストをバランスよく管理する役割があり、トラブル防止や完成度向上に欠かせない工程です。

サイト設計費

サイト設計費は、ページ構成や導線、情報の配置を整理し、ユーザーにとって使いやすいサイト構造を設計するための費用です。
サイトマップやワイヤーフレームを作成し、PC、スマートフォン、タブレットなど各デバイスでの閲覧を想定したレスポンシブ対応も考慮します。SEOやコンバージョン導線の土台となる工程であり、成果を左右する重要な役割を担います。

デザイン費

デザイン費は、ブランドイメージや訴求内容を視覚的に表現するための費用です。配色、レイアウト、フォント、写真の使い方などを設計し、企業やサービスの信頼感や魅力を伝えます。
多くの場合、サイト全体の印象を決めるトップページと、情報提供を目的とする下層ページで作業内容が分かれるのが特徴。トップページでは世界観や強みの表現が重視され、下層ページでは可読性や情報整理が重要になります。

コーディング費

コーディング費は、デザインをWeb上で正しく表示、動作させるための実装作業にかかる費用です。
HTMLやCSSによるフロントエンド実装に加え、JavaScriptを用いたアニメーションや動きのある表現、フォーム制御なども含まれます。
さらに、必要に応じてデータ処理やシステム連携を行うバックエンド実装も担当します。表示速度やレスポンシブ対応、保守性を左右する重要な工程です。

CMS構築費

CMS構築費は、WordPressなどのCMSを導入し、更新しやすい仕組みを作るための費用です。
管理画面のカスタマイズや投稿ルール設計を行い、専門知識がなくても運用できる状態を整えます。更新頻度が高いサイトほど、CMS構築の有無が運用効率を左右します。

コンテンツ制作費(撮影、原稿/素材作成)

コンテンツ制作費は、掲載する文章、写真、動画などを制作するための費用です。
取材や撮影、原稿執筆、図解作成などが含まれ、サイトの説得力やSEO効果に直結します。デザインや構造が良くても、コンテンツの質が低いと成果につながりにくいため重要な項目です。

SEO対策/マーケティング費

SEO対策/マーケティング費は、検索エンジンや集客を意識した施策にかかる費用です。
キーワード設計、内部SEO、導線改善、分析設計などを行い、公開後の成果最大化を図ります。制作段階から組み込むことで、集客できるホームページになりやすくなります。

テスト検証費

テスト検証費は、公開前に不具合や表示崩れを確認、修正するための費用です。
ここでは、リンク切れ、フォーム動作、スマートフォン表示、ブラウザ差異などを検証します。テスト検証を省くと公開後のトラブルにつながるため、品質担保の最終工程として欠かせません。

環境構築費(ドメイン/サーバー/SSL)

環境構築費は、ホームページを公開および運用するための基盤を整える費用です。
ドメイン取得、サーバー設定、SSL導入などを行い、セキュリティと安定稼働を確保します。制作物そのものではありませんが、信頼性や安全性に直結する重要な要素です。

見積書の項目について説明しましたが、実際にはホームページ制作はどのくらいの費用がかかるのでしょうか?以下のボタンから自社の要件に合わせた費用をシミュレーション可能です。ぜひお試しください。

ホームページ制作の見積もり依頼前に決めておくべきこと

見積もりの精度は、事前にどこまで要件を整理できているかで大きく変わります。依頼前に基本事項を決めておくことで、金額差や認識ズレを防ぎやすくなります。

サイトの目的とターゲット

まず決めるべきは、ホームページで何を達成したいのかという目的と、誰に向けたサイトなのかというターゲットです。
集客、問い合わせ獲得、採用強化など目的によって、構成や機能、デザインの方向性は大きく変わります。ターゲットの属性や行動を明確にすることで、制作会社も適切な設計提案がしやすくなり、無駄な工数や費用を抑えやすくなります。

必要なページ構成

次に、必要なページ構成を整理しておくことが重要です。トップページに加え、サービス紹介、会社概要、実績、問い合わせなど、最低限必要なページを洗い出します。
ページ数が明確になると、設計やデザイン、コーディングの工数を正確に見積もれるため、金額のブレを防げます。後から追加すると費用が増えやすいため、事前整理が重要です。

欲しい機能

サイトに搭載したい機能も、見積もり前に優先順位をつけて整理しておく必要があります。問い合わせフォーム、予約機能、CMS、検索機能など、必須とあれば便利な機能を分けて考えるのがポイントです。
すべてを最初から盛り込むと費用が膨らむため、段階的な実装も視野に入れると予算調整がしやすくなります。

予算/納期/内部で用意できる素材

最後に、予算や納期、社内で用意できる素材の範囲を明確にしておくことが重要です。予算感を共有することで、制作会社は現実的な提案をしやすくなります。

また、原稿や写真を社内で用意できるかによって工数と金額は大きく変わります。条件を整理することで見積もりの精度が高まるでしょう。

ホームページ制作をどこに依頼するか迷っている方は、以下の問い合わせフォームを活用してください。無料で条件に合った会社を複数紹介いたします。

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ホームページ制作の見積もりはどのように算出されるの?

Web制作会社はどのように見積もりを算出しているのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ホームページ制作の見積もりは、作業項目ベースと人日(工数)ベースの2つの方法で算出されます。それぞれどのような算出方法なのかチェックしておきましょう。

作業項目ベースで見積もりを算出する場合

「トップページの作成:5万円」、「ランディングページ制作:10万円」のように、それぞれの作業項目で前もって料金が設定されており、それに則って制作費用を見積もります。

もともと何にいくらかかるのかが決められているため、わかりやすいのがメリット。初めてホームページ制作を発注する場合でも、見積もりがわかりづらく困ることはないでしょう。

しかし、場合によっては高めに見積もられてしまうこともあるため注意しなければなりません。何にいくらかかるのかが決められている一方で、決められていない作業に関してはイレギュラー対応となってしまうため、制作会社側がイレギュラー作業の発生も見込み、少し高めの料金を設定する場合があるのです。

すでに要件が固まっている場合は多めに見積もられることもないため、発注する際には社内でしっかり要件を整理してから相談するといいでしょう。

人日(工数)ベースで見積もりを算出する場合

ディレクター1人の単価が1日5万円、デザイナー1人の単価が1日3万円などと定められており、案件完了までに何人が必要でどのくらいの時間がかかりそうかを考えて見積もる方法です。

作業項目ベースではないため、途中でイレギュラーが発生しても柔軟に対応しやすいのがメリットですが、どのような作業にいくらかかっているのか、どのような工程で進んでいるのかなどがわかりづらいのがデメリット。

この場合、作業日数が伸び続けるほど費用が膨らんでいくため、「制作料金を高く見積もるために作業日数を長くする」などのやり方もやろうと思えばできてしまいます。

そのようなWeb制作会社は少ないと信じたい一方、人日(工数)ベースで見積もりをとる場合には信頼度を注視した方がいいかもしれません。

押さえておきたいポイント
  • ホームページ制作の見積もりは作業項目ベースと人日(工数)ベースの2つの方法で算出される
  • 作業項目ベースの場合は、イレギュラー作業の発生を見込んで高く見積もられることも
  • 人日(工数)ベースの場合は中身が見えづらいため、信頼度を注視して発注先を選ぶべし

ホームページ制作の費用相場を知ろう

ホームページ制作の見積もりをとってみても、その料金が適正価格なのかどうかを判断できないのは非常に危険です。「本当はもっと安く依頼できたのに……」と後悔しないためにも、ホームページ制作にかかる費用の相場を簡単にさらっておきましょう。

Webサイトの種類別にみる費用相場表
Webサイトの種類 費用相場
ランディングページ 10万~35万円
コーポレートサイト 20万〜100万円
採用サイト 60万~200万円
ECサイト 60万~200万円
ポータルサイト 150万~500万円

ランディングページ

ランディングページ制作の費用相場は10万〜35万円程度です。リスティング広告や動画広告など各種ネット広告のリンク先に設置するランディングページ。宣伝したい商品やサービスの注文や申し込みを狙い、ユーザーを誘導する目的を持っています。

ホームページのように複数ページを制作せず、基本的には1ページのみの構成であるため、他のものに比べると制作料金はリーズナブル。依頼内容にもよりますが、見積もりをとった際に10万円〜35万円程度であれば適正価格の範囲です。

コーポレートサイト

コーポレートサイト制作の費用相場は20万〜100万円程度です。会社概要や事業内容などを掲載するコーポレートサイトは、会社の顔として重要なWebサイト。

20万〜100万円と非常に幅が広くなっているのは、テンプレートデザインの場合とオリジナルデザインの場合で大きく差が開くから。WordPressなどのCMSを活用し、デザインテンプレートを用いる場合は20万〜50万円ほどで制作できます。テキスト中心の非常にシンプルな作りにした場合、10万以下で制作できることもあるようです。

一方、社員紹介や動画コンテンツなども盛り込んだオリジナルデザインでコーポレートサイトを立ち上げる場合、50万~100万円ほどが相場。作りたいコンテンツやページ数によっては100万円以上かかってしまうこともあるため、見積もりをとる際にはどのような内容を掲載したいのかきちんと整理しておきましょう。

採用サイト

採用サイト制作の費用相場は60万〜200万円前後です。
求職者からの応募を集めるために、会社の事業内容や仕事内容、アピールポイントなどをまとめて掲載する採用サイトです。社員への取材や密着記事、インタビュー撮影なども行う場合が多いため、コーポレートサイトより高めの60万〜200万円前後ほどが相場です。

ECサイト

ECサイト制作の費用相場は60万~200万円前後です。巣ごもりブームの影響もあり、かつてない盛り上がりを見せているネット通販市場。実店舗を構えている企業も続々とネット通販に進出しています。

ECサイト構築は実のところハードルが高く、必要な機能はショッピングカートをはじめ商品検索機能や問い合わせフォームなどさまざま。ゼロベースで構築していくと時間も費用もかさんでしまうため、多くの場合EC-CUBEやMakeShopなどのECサイト構築システムを活用して作られます。

仮に商品数が100点~300点前後のECサイトを制作するならば、60万~200万円前後が相場。しかし随時更新していく運用費用も別途かかるため、見積もりの際には注意が必要です。

ポータルサイト

ポータルサイト制作の費用相場は150万~500万円前後です。Webサイトの玄関口として役割を務めるポータルサイト。最新のニュースや特集記事などさまざまなコンテンツを用意する必要があり、その膨大なコンテンツ量からサイト内検索機能も搭載しなければなりません。

また、例えばグルメ系ポータルサイトであっても和食や洋食、中華などのカテゴリ分類が必要となるなど、階層構想にも工夫を求められます。このような条件から制作費用は高くなりがちで、一般的に150万~500万円前後が相場です。
作りたいポータルサイトの規模によって大きく左右されますが、基本的にはかなりの金額がかかると予想しておきましょう。

押さえておきたいポイント
  • ランディングページの制作費用は10万〜35万円程度が相場
  • コーポレートサイトは、テンプレートを用いたデザインの場合は20万〜制作できるが、オリジナルデザインでコンテンツも増やした場合100万円以上かかることも
  • 採用サイトは掲載するコンテンツがどうしても増えてしまうため、60万〜200万円ほどが相場
  • ECサイトは構築システムを用いて作られることが多く、60万~200万円前後が相場
  • ポータルサイトはコンテンツ数や機能が豊富であることから、150万〜500万円ほどが相場

▼より詳しいホームページ制作の費用相場を知りたい方は以下の記事もご覧ください。

自社の条件に合った正確な費用を知りたい方は、以下の料金シミュレーターもご利用ください。

見積もり金額に差が出る要因とは?

ホームページ制作の見積もりは、サイトの規模や内容によって大きく変動します。金額差が生じる主な要因を理解しておくことで、見積書の妥当性やコスト調整の判断がしやすくなります。

ページ数とコンテンツ量

ページ数とコンテンツ量は、見積もり金額に最も直接的に影響する要素です。ページが増えるほど、設計やデザイン、コーディング、確認作業が増加し、工数が積み上がります。

また、1ページあたりの情報量が多い場合も、構成設計やデザイン調整に時間がかかります。単純なページ数だけでなく、内容の濃さや作り込み度合いも金額差が生じる理由です。

デザインの自由度やオリジナル性

デザインの自由度が高く、オリジナル性を重視するほど制作コストは上がります。テンプレートを活用した場合は工数を抑えられますが、ブランドイメージに合わせたフルオーダーデザインでは、試作や調整の回数が増えます。
特にトップページの演出や独自レイアウトは工数がかかり、見積もり金額に反映されやすいポイントです。

搭載する機能

お問い合わせフォーム、予約機能、会員管理、検索機能など、搭載する機能が増えるほど見積もりは高くなります。
機能ごとに設計、実装、テストが必要となり、バックエンド開発が発生する場合は工数が大きく増加します。必要最低限の機能に絞ることで、コスト調整がしやすくなるでしょう。

原稿や写真素材の有無

原稿や写真素材を誰が用意するかによっても金額は変わります。制作会社が原稿作成や撮影を担当する場合、取材やライティング、撮影費用が加算されます。

一方、支給素材を活用すればコストは抑えられますが、品質や統一感に影響することもあります。役割分担を明確にすることが重要です。

修正回数やスケジュール

修正回数が多い、または短納期のスケジュールになるほど、見積もり金額は高くなる傾向があります。修正対応には再設計や再実装が伴うため、想定以上に工数が増えることも。

あらかじめ修正回数の上限や進行スケジュールを確認することで、不要な追加費用を防ぎやすくなります。

ホームページ制作の見積もりを安く抑える方法

ホームページ制作費を抑えるには、制作工程ごとの工数を減らす視点が欠かせません。事前の整理や工夫次第で、品質を大きく下げずに見積もり金額を調整することが可能です。

ページ数や機能を整理して取捨選択する

制作費を抑える最も効果的な方法は、ページ数や機能を必要最低限に絞ることです。ページや機能が増えるほど、設計やデザイン、実装、テストの工数が積み上がります。

まずは「必須」と「あれば便利」を分け、最初からすべてを盛り込まない判断が重要です。将来的に追加できる要素は後回しにすることで、初期費用を抑えつつ、段階的なサイト成長が可能になります。

素材(写真や原稿)を自社で用意する

写真や原稿を自社で用意することも、見積もりを安く抑える有効な手段です。制作会社に依頼すると、取材や撮影、ライティング費用が加算されますが、社内で対応できればその分のコストを削減できます。

ただし、品質や情報の正確性は重要なため、最低限のクオリティを担保できるかを考慮したうえで判断することが大切です。

テンプレート/既存テーマの活用

テンプレートや既存テーマを活用することで、デザインや実装にかかる工数を大幅に削減できます。フルオーダーデザインに比べて自由度は下がりますが、基本的な構成や機能が整っているため、短期間かつ低コストでの制作が可能です。
コーポレートサイトや情報発信が目的の場合、十分なケースも多く、費用対効果の高い選択肢といえます。

要件を明確にし無駄な修正を減らす

要件を事前に明確にしておくことで、修正回数を減らし、追加費用の発生を防げます。目的、ターゲット、デザインの方向性、必須機能を整理したうえで依頼することが重要です。
認識のズレによる手戻りは、想定以上に工数を増やす原因になります。初期段階でのすり合わせが、結果的にコスト削減につながります。

▼できるだけ費用を抑えてホームページ制作を依頼したい方は以下の記事もご覧ください。

失敗しない制作会社の選び方と相見積もりのコツ

制作会社選びで失敗しないためには、金額だけで判断せず、比較すべき視点を持つことが重要です。相見積もりを取る際のポイントを押さえることで、納得感のある発注につながります。

実績や得意領域で比較する

制作会社は、それぞれ得意とする業界やサイト種別が異なるため、自社の目的に合った実績を持つ会社を選ぶことが重要です。
コーポレートサイト、ECサイト、採用サイトなど、過去の制作実績を見ることで、その会社がどの領域に強いのかが分かります。見た目のデザインだけでなく、構成や情報の見せ方、成果事例まで確認すると、提案力の差も判断しやすくなります。
実績と自社要件が近いほど、無駄な試行錯誤が減り、結果的にコストや品質の面でも満足度が高くなるでしょう。

見積書の項目数と工数の根拠を見る

見積書を比較する際は、合計金額だけでなく、項目の分かれ方や工数の根拠に注目することも大切。項目が極端に少ない見積書は、作業内容が不透明で、後から追加費用が発生するリスクがあります。

一方で、各工程が細かく分かれていれば、何にどれだけの工数がかかるのかを把握しやすくなります。相見積もりでは、金額差の理由を項目単位で確認することで、適正価格かどうかを判断しやすくなるでしょう。

担当者の対応やコミュニケーション品質

最終的な満足度を左右するのは、制作会社そのものより担当者の対応力であるケースが少なくありません。質問への回答が丁寧か、専門用語を噛み砕いて説明してくれるかなど、初期対応の段階で確認できます。

制作期間中は細かな確認や調整が頻繁に発生するため、コミュニケーションが円滑であることは非常に重要です。対応に不安を感じる場合は、価格が安くても慎重に検討したほうがよいでしょう。

▼ホームページ制作会社の選び方について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

無料で相談できる!ホームページ制作の見積もりはPRONIアイミツへ

今回は、ホームページ制作の見積もりに関して解説しました。相場を大まかに把握した上で、適正価格なのかどうかをきちんと確認してから発注に進むと安心でしょう。

加えて重要なのが、複数のWeb制作会社から相見積もりをとること。1社だけに問い合わせるのではなく複数社に相談し、どの制作会社がもっとも自社にマッチしているのかを判断するべきです。

PRONIアイミツでは、おすすめのWeb制作会社を複数ご紹介できるだけでなく、一括見積もりを代行することも可能です。発注先探しの手間をカットしたい方は、ぜひお問い合わせください。

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