ECサイトとは?Webサイトとの違いや種類・作り方も解説【2024年最新版】
昨今はECサイトが広く普及しているものの、中には「ECサイトはどんなサイトなのか」「Webサイトとは何が違うのか」と考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ホームページ制作をはじめとする幅広い分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、ECサイトとWebサイトの違いやECサイトの種類、ECサイトの作り方などを詳しく解説します。
ECサイトとは?
ECサイトとは、ネットショップやネットオークション、トレードサイトなど電子商取引(eコマース)が行われるすべてのWebサイトを指すものです。しかし、昨今はECサイト=商品を販売するWebサイトという認識が浸透しつつあるとされています。
ECサイトは実店舗のように営業時間や休業日がなく、24時間365日体制で商品を販売できることから多くの企業が運用に取り組んでいるようです。
Webサイトとの違い
ECサイトとWebサイトは一見同じものにも捉えられがちですが、実際にはECサイトはWebサイトの1つです。Webサイトはオンライン上で公開されたサイトの総称であり、目的に合わせて大きく6種に分かれています。
・ECサイト
・コーポレートサイト
・オウンドメディア
・ランディングページ
・採用サイト
・ブランド・サービスサイト
それぞれに適したデザインはもちろん、制作・開設の目的も大きく異なります。中には複数の目的を複合したWebサイトを開設・運用する企業や個人も多く存在しています。
ECサイトの種類
ECサイトは「モール型」と「自社型」に大きく分かれます。モール型はAmazonや楽天市場といったショッピングモールへ自社の店舗を出店する形で商品を販売する形態を指すものです。一方で自社型は企業が自社の商品販売を目的に独自に立ち上げるECサイトのことで、運営する企業の扱うブランド・商品のみを取り扱います。
両者は構築や集客の方法が大きく異なり、モール型はデザインには制限があるものの、モールを訪れる多くのユーザーへ向けて商品を販売できるというメリットがあります。対して自社型はオリジナルデザインを使用できるのが魅力ですが、集客については広告出稿やSEO対策などへの取り組みが求められます。
EC業界の市場規模
経済産業省が2022年8月に発表した「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」(※)によると、国内のBtoC ECサイト市場は前年比で7.35%増加していることが判っています。また、物販を目的としたECサイトは前年比で8.61%増、さらにEC化率も2020年比で8.78%増であることが判りました。さまざまなカテゴリでEC化率が上昇していますが、その背景には新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり需要の増加があると考えられます。ECサイトは時間や場所の制限がなく、近年は比較的低コストで運用を始めらることから今後も市場の成長が予測されています。
出典: 経済産業省「令和3年度 電子商取引に関する市場調査 報告書」 https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812005/20220812005-h.pdf
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ECサイトのビジネスモデル
ECサイトのビジネスモデルは、扱っている商品・ターゲット(販売先)によって異なります。具体的には、以下の6つのビジネスモデルに分かれます。
・BtoC(Business to Consumer/企業と消費者間の商取引)
・BtoB(Business to Business/企業間の商取引)
・CtoC(Consumer to Consumer/個人間の取引)
・DtoC(Direct-to-Consumer/メーカーからの直接販売)
・越境EC(海外へ向けて販売)
ECサイトは「誰が買い手なのか」を踏まえて制作を進めていく必要があります。ECサイト構築サービスやショッピングモールによって特性や得意・不得意は異なるため、自社のビジネスモデルに合った形態での運用が可能なサービスを選ばなければなりません。
ECサイトの作り方
ECサイトの開設には1からサイトを構築しなければならないと思われがちですが、実際にはさまざまな方法があります。
・フルスクラッチ(1からECサイトを構築する方法)
・パッケージ(システムを用いてECサイトを構築する方法)
・ASP(プラットフォームを利用してECサイトを構築する方法)
・オープンソース(無償で公開されたプログラムを活用して構築する方法)
・ECモール(大手ECサイトを通じて商品を販売する方法)
どの方法を選ぶかによって必要な費用や期間などは大きく異なります。「できるだけ費用を抑えたい」「小規模からECサイトを始めたい」などと考えている場合は、ASPやECモールを利用してみるとよいでしょう。
ECサイトに必要な機能
ECサイトを構築する際は、事前に必要な機能を把握しておく必要があります。ECサイトに必要とされる主な機能は以下のとおりです。
機能の系統 | 主な機能 | 概要 |
---|---|---|
商品管理 | ・商品管理機能 ・在庫管理機能 |
商品の追加や在庫状況の管理・把握に欠かせない機能 |
会員管理 | ・顧客管理管理機能 ・メール配信機能 ・問い合わせ管理機能 |
会員情報の管理や情報発信を行うための機能 |
カート | ・注文管理機能 ・決済管理機能 ・出荷管理機能 |
注文状況や決済、出荷状況を管理するための機能 |
デザイン | ・カスタマイズ機能 ・要素追加機能 |
ECサイトのデザインを変更するための機能 |
販促 | ・クーポン付与機能 ・レコメンド(おすすめ)機能 |
クーポンの発行やおすすめ商品の紹介を通じて売り上げ向上を図る機能 |
分析 | ・データ可視化機能 ・ニーズ分析機能 |
ECサイトの利用状況収集・分析を通じて現状把握や改善策を検討するための機能 |
ECサイトの運営業務とは
ECサイトの運用に必要な業務は「フロント業務」と「バックエンド業務」に二分されます。ここからは、フロント業務とバックエンド業務それぞれの内容・特徴について解説していきます。
フロント業務
フロント業務は商品を売るための施策に取り組むことで、商品準備や商品撮影、商品登録、集客などが表に見える作業・業務が該当します。ユーザーのニーズに合った商品を用意するのはもちろん、撮影方法や登録情報の品質が集客や売り上げに影響するとされています。
バックエンド業務
バックエンド業務はECサイトの商品販売後に発生する業務のことで、商品発送やユーザーへのアフターサポートなどが該当します。期日までに発送すること、万全のアフターサポートの提供は顧客の信頼につながっていくため重要な役割だと言えます。リピーターを獲得できれば、安定的な利益につながるでしょう。
ECサイト構築の費用相場
つづいては、ECサイト構築にかかる費用相場をご紹介します。ECサイト構築にかかる費用は、方法や規模なとによって異なります
方法 | 費用相場 |
モール型 | 10万円前後 |
オープンソース | 無料 (サーバー代などは別途必要) |
ASPカート | 10万〜100万円 |
パッケージソフト | 数百万〜1,000万円 |
フルスクラッチ | 1,000万円〜 |
ECサイト構築の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ECサイトの相談はホームページ制作会社へ
「商品の販売数を増やしたい」「売り上げの拡大を図りたい」という場合は、ECサイトの開設がおすすめです。ショッピングモールの出店やASPの利用のほか、スクラッチやオープンソースなどさまざまな構築方法があるので、自社の予算やリソースに合わせて選ぶとよいでしょう。「スクラッチで構築したいがリソースがない」「自分でASPを導入するのは不安」という場合は、ホームページ制作会社へ相談してみてはいかがでしょうか。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合うホームページ制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
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