動画でコーポレートサイトを彩る!得られる効果と仕上げる方法とは【2024年最新版】
コーポレートサイトの意味や役割、メリットについては以下の記事を参考にしてください。
近年、さまざまな分野の企業が、コーポレートサイトに動画ツールを採用する傾向が強まっています。
動画は写真やテキストと異なり、一度に多くの情報を分かりやすく伝えられるツールであり、会社が扱う商品やサービスでPRしたい部分を的確かつ効果的に表現することができます。
2015年1月にWebマーケティング会社「Atlas21」が行った調査によると、国内主要企業の66%がコーポレートサイトに動画を掲載しているとのことでした。
その後の動画活用の発展を考えれば、採用の割合がさらに高まっていることは明らかです。
また、画面をスクロールして見るのが一般的なスマートフォンの普及増加に伴い、以前はファーストビュー(Webサイトを開いたときにスクロールなしで最初に見える範囲)をメインに掲載していた動画をサイトの背景として取り入れる企業も多くみられます。
こうしたことからも「コーポレートサイトのアクセス数を増やしたい!」という場合には、ユーザーへの訴求効果が高い動画の活用を検討してみることをおすすめします。
この記事ではコーポレートサイトに動画を採用することで得られる効果と、適した動画を制作するための要素について説明します。
動画を効果的に活用すれば、あなたのコーポレートサイトも一気に華やかになること間違いなしですよ!
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動画を採用することで得られる3つの効果
「コーポレートサイトに動画を掲載すれば他社よりも目立てる!」というのは誰もがすぐに思い浮かべることですが、動画の効果は何もそれだけではありません。
この項目では動画を採用することで実際にどのような効果があるのかを説明します。
その1. 商品(サービス)の使い方や使用感が伝わる
テキストと画像だけの情報では人によって受け取り方が異なったり、どうしても伝わらない部分があったりする商品もあるかと思います。
動画なら実際に商品を使っている様子をそのまま伝えることができるので、パッと見では使い方がよく分からない、使い方にはコツがいるものなどの紹介に効果的だと言えます。
また、実際に「人」が使っている場面を映像にすることで、安心感や信頼感を与えられるようになります。
その2. 会社の雰囲気が伝わる
特徴的なつくりやレイアウトをしているオフィスの場合は別ですが、写真とテキストだけで会社の雰囲気をしっかり伝えるのは結構難しいものがあります。
ですが、動画なら実際に職場で働く社員の姿を撮影することで、よりリアルな社内風景が伝えられます。
会社の外観からフロアまでをユーザー目線で撮影してもいいですし、会社での会議の様子や社内ランチの風景を撮影するのもいいでしょう。
こうした動画はビジネスや採用活動において、かなりの効果が期待できます。
その3. サイトに付加価値が与えられる
サイトの背景としてさりげなく流れる動画は画面の奥行きだけでなく、発信する情報に深みを持たせることができます。
さらに文字情報と組み合わせることで、より具体性や説得力を持たせることも可能です。
たとえば工業分野など、普段あまり外部の目に触れることが少ない商品・サービスを扱う会社であれば、実際に稼働している様子などを動画にすることで、会社や仕事の具体的なイメージを印象付けられるようになります。
こうした付加価値は、一連の流れとして情報を提供できる動画ならではと言えるでしょう。
このように動画はさまざまな活用法を的確に選ぶことで、ユーザーの訴求を高めることができます。
「この商品の情報は、写真とテキストだけだとちょっと分かりにくいなぁ…」というように、ユーザー目線に立って考えるといろいろなアイデアが浮かんでくることでしょう。
コーポレートサイトに適した動画を制作するためには?
2-1. 動画の表現方法はいろいろある
ひと口に動画といっても表現方法にはいろいろなものがあります。
あなたの会社が「どのような効果を期待するか」によって、最も適したものを選ぶことが重要です。
この項目では数ある動画の表現方法のなかから、代表的なものをピックアップして説明します。
オリジナル動画
「オリジナル動画」とは、会社で扱う商品やサービスなどを具体的にイメージさせる映像のことを言います。
ただ単に商品やサービスを紹介するのではなく、「こういう場面で使えますよ」といった具体例を出すことで、ユーザーはより身近に感じてくれるようになります。
こうしたユーザー心理に訴えるイメージ映像は、動画を採用したブランディングを行いたい場合に適した方法だと言えます。
撮りっぱなし動画
オリジナル動画よりも手軽に制作できるのが「撮りっぱなし動画」です。
イメージ映像となると企画や編集が必要ですが、「撮りっぱなし動画」の場合にはありのままの様子を伝えることがメインになるため、ほぼ撮影費のみで動画が制作できます。
「こういうことをしている会社です」とストレートに表現したい場合に有効な方法であり、変に凝っていないシンプルな動画はユーザーにとっても見やすく、「会社らしさ」が伝わります。
タイムラプス動画
「タイムラプス動画(微速度撮影)」とは長時間にわたって起こる変化を短い時間に圧縮して見せる方法で、よく知られるものとしては、朝から夜へと移り変わる空の様子をとらえた映像などがあります。
カメラを固定して撮影するタイムラプス動画は製造過程や作業工程の撮影に適していて、「初めから終わりまで」を撮影することで、商品が完成するまでの流れやこだわっている部分を伝えることができます。
市販の動画素材
コーポレートサイトに掲載する動画は、基本的に自社で用意すべきだと言えます。
ですが、どうしても自社で動画を用意するのが難しい場合には、素材販売会社が提供しているイメージ動画を利用するのもひとつの方法です。
市販の動画は高いと思われがちですが、最近では高画質・高品質でも数千円で購入することができます。
2-2. 制作に必要な6つの作業
自社で動画コンテンツを制作する場合には、大きく分けて次のような作業フローになります。
- 動画コンテンツの制作フロー
-
- 制作する目的を決める
- 構成を考える
- 必要な予算とスタッフを決める
- 撮影を行う
- 編集を行う
- 動画を公開する
このなかで最も重要な作業が、1の「制作する目的を決める」ことです。
「動画で伝えたいこととは何か」「動画を制作してどのような効果を狙うのか」などといったことを明確に決めた上で、「2-1.動画の表現方法はいろいろある」で取り上げた表現方法を選択するようにしてください。
動画は会社が扱う商品やサービスの訴求に優れたコンテンツですが、効果的に活用しなければ意味がありません。
コーポレートサイトに掲載した動画を生かすも殺すも目的次第だということを念頭に、しっかりと設定してください。
2-3. 予算を決めるのは3つの要素
動画の制作費用は、撮影内容や表現方法などによって大きく変動します。
もちろん、「2-2. 制作に必要な6つの作業」で取り上げた作業をすべて社内で行えるのであれば、費用の発生を考える必要はありません。
外部に動画制作を依頼する場合の費用を決める要素としては、次のようなものがあります。
- 予算を決める要素
-
- 動画の長さ
- 撮影にかかる日数
- 撮影内容
また、タレントを起用したりロケを行ったりする場合は、当然ながら費用はさらにかかります。
「どれくらいの長さの動画にするか」「スタッフは何人必要になるのか」など、要素ごとに内容を明確にしてより正確に費用を見積もった上で、無理のない予算を設定しましょう。
動画が印象的なコーポレートサイトを紹介
「1. 動画を採用することで得られる3つの効果」でも触れましたが、動画は会社のイメージをより身近に、より深く伝えることができるツールであることから、すでに多くの企業がコーポレートサイトのコンテンツとして採用しています。
この項目では他社がどのような形で動画を掲載しているのか、また、どのような効果を狙っているのかを学ぶために、動画が印象的なコーポレートサイトを運営している企業を紹介します。
無印良品
無印良品が扱っている「コーヒーメーカー」を紹介するページで、タイマーセットと同時に豆を挽き、コーヒーがドリップされて行く過程を撮影しています。
ファーストビューで通してみることができるほか、ページのスクロールに合わせて各工程とシンプルなテキストが表示されるつくりになっています。
それほど長くはない映像のなかで、忙しい朝でも本格的なコーヒーが自動的に淹れられることを十分に伝えています。
無印良品ではほかにも積極的に動画コンテンツを取り入れていて、商品の使用感や使用するシーンなどを撮影しているものが多くみられます。
日本航空
日本航空のコーポレートサイトでは、空港での飛行機の様子を長時間にわたり撮影した「タイムプラス動画」を採用しています。
離発着はもちろん、荷物を詰め込む作業やメンテナンスの様子なども撮影されていて、多くの人の手によって飛行機の運航が支えられていることを伝えています。
また、画面をスクロールしても背景が固定表示される「パララックス」という手法を用いているため、ひとつの動画だけで動きのあるサイトに仕上がっています。
日清食品グループ
日清食品グループはフルサイズのファーストビューでアニメーション動画を表示しています。
即席めんを扱う会社であることを表現したアニメーションは、サイトを訪れるユーザーに迫力とインパクトを与えます。
さらに再生ボタンを押すと即席めんの誕生にまつわる実話をもとにした、劇画チックな映像が流れます。
海外展開をしている企業らしく、英語字幕のついた動画も用意されているのが特徴です。
Questant
セルフアンケートツールを提供する「Questant」は、どういうシーンでアンケートを活用するかを分かりやすく表現するためのイメージ映像を採用しています。
ページをスクロールすると、実際にツールの画面を使って手順を紹介する動画も掲載されています。
アンケートツールを活用する具体例と使い方を動画で紹介することで、ユーザーがより「いつでも簡単に利用できるツール」だとイメージしやすい構成になっています。
Kalexico
デジタルデザイン&開発代理店「Kalexico」がファーストビューに採用しているのは、会社の風景や雰囲気を撮影した「取りっぱなし動画」です。
短い動画ですが、ありのままの様子が撮影されているので、どういう職場でどういうスタッフが働いているのかが分かります。
動画の途中で壁に書かれた会社のモットーを差し込むなど、効果的に映像を使用しているのがポイントです。
【まとめ】動画はサイトを目立たせるだけのものではない
この記事ではコーポレートサイトに動画を採用することで得られる効果と、適した動画を制作するための要素について説明しました。
掲載するだけでサイトの印象を大幅に変えることができる動画は、他社との差別化を図る意味で効果的なツールだということは間違いありません。
ですが「とにかく目を引く動画を載せて、訪れたユーザーにインパクトを与えよう!」というように、サイトを目立たせることだけに意識が向いていては、動画がもたらす効果を十分に発揮できないままに終わってしまいます。
あくまでもコーポレートサイトにおける動画の役割は、写真やテキストだけでは伝わりづらい情報を分かりやすく提供することです。
このことを第一に考えた上で、情報を魅力的に伝えることができる動画を制作しましょう。
ただし、あまりに凝った動画や再生時間の長い動画を掲載してしまうと、サイトの読み込みが遅くなり、ユーザーにストレスを与える可能性があります。
制作する際はこうした点にも注意するよう心がけてください。
なお、どんなにいい動画が作成できたとしても、サイトのコンテンツとしてうまく落とし込むことができなければ意味がありません。
効果的に動画を見せることができるサイトデザインでなければ、ユーザーへの訴求が薄れてしまう可能性も否定できないと言えるでしょう。
最近では動画からサイト制作まで、一貫して請け負う制作会社も増えています。
動画を掲載したコーポレートサイト制作についてお悩みの際は、ぜひ日本最大級の業者比較サイト 「アイミツ」までご相談ください。
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