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Shopifyの導入事例12選|成功事例と活用方法を紹介【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

Shopify(ショッピファイ)は、現在最も多く利用されているECプラットフォーム。当記事では、国内外でのShopifyの活用事例を厳選して12事例ご紹介しています。導入を検討している方や特徴・機能について知りたい方は、ぜひご参考下さい。

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Shopifyで作った大手企業サイトの事例

Shopifyが日本に上陸したのは2017年ですが、ここ数年の間に急速に普及が進んでいます。国内大手企業でもShopifyを活用している事例が多数見られます。大手企業にも採用されているのは、Shopifyのデザイン性・機能性が十分にニーズを満たせていることの証明とも言えるでしょう。ここでは、実際にShopifyで作成された大手企業サイトの事例をピックアップしています。ShopifyでどのようなECサイトが作れるのか、またどの程度のクオリティを追求できるのかを学べるため、ぜひ参考にしてみて下さい。

アパレル企業:土屋鞄

土屋鞄製作所は、バッグ・財布・ステーショナリー等の上質な革製品の製造・販売を手掛ける老舗ブランド。2000年代初頭からEC事業にも参入しており、ビジネスの拡大に合わせてリニューアルを行い成長を続けてきました。最新のリニューアルにて、時代に合った販売を行うため、拡張性・カスタマイズ性に優れたShopifyを採用。ブランドの世界観を大事にしたサイトの構築をはじめ、実現可能なマーケティング施策の増加を実現しており、さらなるビジネスの成長へと繋げています。

土屋鞄製造所のファーストビュー
出典: 土屋鞄製造所 https://tsuchiya-kaban.jp/

食品企業:Nestle

日本法人も有する世界最大級の食品飲料会社であるネスレは、国内外に販売を行うECサイトの構築にShopifyを採用しています。ネスレから発売されているコーヒー豆・健康食品・サプリメント・栄養補助食品の販売に加え、マシンレンタルもサイト上で申し込むことが可能。定期購入・キャンペーン・限定販売等も積極的に開催しており、新規顧客を取り込むと同時にリピート顧客を飽きさせない運営を行っています。網羅的に情報を把握できるトップページ構成は、ECサイト構築時に非常に参考になります。

Nestleのファーストビュー
出典: ネスレ日本株式会社 https://shop.nestle.jp/

家電製品:BONIQ(ボニーク)

BONIQ(ボニーク)は、国内メーカー葉山社中が製造・販売を行っている定温調理器です。ECサイトにて販売を行っていたものの反響が少なく、リニューアルを機にShopifyを導入。ShopifyによるECサイトリニューアル時には、画像・動画・テキストを充実させてCVRを高め、商品を買い物カゴに入れたが清算には至らないユーザーにクーポンを配布するなどの対策を実施しました。初月から数百万円の売上を計上。その後も順調に売上を伸ばし、現在では年間数千万円の売上を達成するなど、低温調理器ブームを巻き起こすほどのサイトへと成長しました。

BONIQのファーストビュー
出典: 株式会社葉山社中 https://boniq.store/

越境ECを行っているストアの導入事例

日本の製品は品質が高く海外から人気があることや、国内市場が伸び悩んでいることから、新たな販路として越境ECに取り組む企業が増えています。海外向けに販売する越境ECには国内とは大きく異なる言語・通貨・決済・配送・税金などさまざまな障壁をクリアする必要があります。Shopifyであれば、以下のような越境EC向けの機能が豊富に搭載されているため、越境ECサイトを構築・運用するのに非常におすすめです。

・多言語対応
・他通貨決済対応
・100種類以上の決済手段に対応
・充実したマーケティング機能
・チャネル連携・外部連携が容易
・税率自動設定
・海外配送業務サポートが充実

ここでは、実際にShopifyで越境ECの立ち上げに成功した事例を厳選してご紹介します。

fake food japan

fake food japanは、いわゆる食品サンプルを扱う専門店。日本の食品サンプル作成技術は非常に高く、感銘を受けた在日アメリカ人ハナス・ジャスティン氏がその素晴らしさを世界に広めるべく越境ECサイトを立ち上げました。fake food japanでは、本来飲食店で使用する食品サンプルだけでなく、食品サンプルをモチーフとしたグッズやアクセサリーを販売。画像・動画で視覚的情報を上手く伝えており、世界中から注目を集めています。

fake food japanのファーストビュー
出典: fake food japan https://fakefoodjapan.com/

Cute Things from Japan

Cute Things from Japanは、元々店主であるAYAKOさんが海外の文通相手向けに国内の可愛い文房具を販売を始めたことからスタートしたショップ。現在では明るい雰囲気のECサイトにて、ショップ名のとおり世界へ向けて日本の「かわいい」を販売しており、高い人気を集めています。文房具は取扱点数が多くなるジャンルですが、多角的にアイテムを探せるようにカテゴライズされているため、目的のアイテムを探しやすいのが特徴です。

Cute Things from Japanのファーストビュー
出典: Cute Things from Japan https://www.cutethingsfromjapan.com/

MUSUBI

MUSUBIは、京都の風呂敷メーカーである「むす美」が展開する越境ECサイトです。日本の伝統的文化の象徴でもある風呂敷を魅力や実際の活用方法・活用シーンを伝えるコンテンツが充実。古き良き時代を連想させるアイテムから現代風のデザインを取り入れたアイテムまで幅広く提案・販売を行っています。画像・テキスト・商品情報・説明文といった商品ページの構成がシンプルで分かりやすくまとまっているため、越境ECのサイト構成・ページ構成を行う際の参考にしたい事例です。

MUSUBIのファーストビュー
出典: MUSUBI https://www.musubi-furoshiki.com/

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海外企業の事例

Shopifyが日本に進出してきたのは2017年ですが、2006年にカナダで設立されて北米を中心にサービス提供を行っており、海外では既に多数の企業の事例が存在しています。米国ではAmazon・eBayに次ぐ第3位のシェアを獲得しており、ECプラットフォームとしての機能・性能の高さや完成度を評価され、大手企業にも多数導入されています。ここでは、海外企業のShopify導入事例を厳選してご紹介します。

Red Bull

Red Bullは、世界トップクラスのシェアを誇るエナジードリンクを販売している企業。Shopifyで構築されたECサイトにて、オシャレなグッズ・ウエアの販売も行っています。Red BullのECサイトの特徴は、Shopifyで構築されたサイトらしく、とにかく「シンプル」。取扱店数が多いにも関わらず、欲しいアイテムのページへと2クリックで遷移することができます。ナビゲーション・カテゴライズの活用方法が巧みであるため、サイト構築時には参考にしたい事例です。

Red Bullのファーストビュー
出典: Red Bull https://www.redbullshopus.com/

サンリオ

サンリオは、ハローキティ―・マイメロディなどの人気キャラクターを生み出した企業。アメリカとイギリスで展開しているサンリオのECサイトは、以下のようなShopifyの特性を発揮して作られています。

・高いデザイン性を活かしてサンリオならではのファンシーな世界観を演出
・連携機能をフルに発揮して、動画・SNSマーケティングを実践
・現地に対応した決済手段を充実

全世界で地域性・地域的条件に左右されずECを展開できるのも、Shopifyならではのメリットです。

サンリオのファーストビュー
出典: SANRIO https://www.sanrio.com/

コーポレートサイトを作成した事例

Shopifyは、主にECサイトを構築するプラットフォームとしてプロモーションされていますが、次のような特徴からコーポレートサイトの作成にも適しています。

・SEO・SEMに強いサイトを構築できる
・セキュリティが強固であるため安心して運用できる
・管理画面から運用・更新を手軽に行うことができる
・初期費用不要・月額制であるため運用コストを低減できる
・外部ツールへの連携性に優れている
・必要に応じていつでもEC機能を活用できる

実際にShopifyのコーポレートサイトはShopifyで作成されており、他にも活用している企業の事例が数多くあります。以下に、Shopifyで作成されたコーポレートサイトの実際の事例についてご紹介します。

株式会社飛躍

飛躍は、ECサイトの構築・制作・運営を中心に活動する企業。Shopify日本進出初期からのパートナーとして、国内での導入・サイト構築を支援してきた企業でもあります。同企業のコーポレートサイトもShopifyで作られており、シンプルなデザイン・レイアウトで作られているのが特徴。視認性・回遊性に優れており、サービス内容から会社概要までスムーズに理解できます。Shopifyで構築するコーポレートサイトの良い見本事例であるため、参考にしておくことをおすすめします。

株式会社飛躍のファーストビュー
出典: 株式会社飛躍 https://hiyaku-inc.com/

株式会社パートナーズ

パートナーズは、不動産の売買・賃貸・仲介・コンサルティング・顧問等を手掛ける総合不動産企業です。パートナーズのコーポレートサイトの特徴は、プルダウン式のグローバルナビゲーションの採用により、情報量が非常に多いにもかかわらずシンプルで見やすいデザインにまとめられている点。サイト構造が分かりやすく、必要な情報にスムーズに辿り着くことができます。Shopifyで大規模なコーポレートを作りたい方には、良い参考事例となるでしょう。

株式会社パートナーズのファーストビュー
出典: 株式会社パートナーズ https://www.partners-re.co.jp/

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サブスクリプションで定期購入を促した事例

サブスクリプション(定期購入・定額購入)は、消費者にとっては都度商品やサービスを購入する手間が省け、EC事業者は安定した収益を得ることができるという、双方にメリットのある手法です。近年ではさまざまなビジネスでサブスクリプションが導入されており、今後ECサイトにおいても導入するショップが増加していくと考えられています。
ECサイトにおいてサブスクリプションを導入することはハードルが高いイメージがありますが、Shopifyでは専用のアプリやAPIが用意されているため、非常にシンプルな手順で導入することが可能です。既にShopifyを活用したサブスクリプションの好事例も誕生していますので、以下にご紹介します。

HACARI

HACARIは、新鮮な農園直送野菜の量り売りを行っている八百屋。Shopifyで構築したECサイトにて、こだわりの野菜・果物・ドレッシングなどを、サブスクリプションにて販売を行っています。HACARIのサブスクリプション手法の特徴は、ユーザーのニーズに合わせて約10種類の野菜のセレクトを行い、サイズ・頻度を自由に選べる点。ユーザーは好みに合った野菜・果物の詰め合わせセットを必要な分量・必要なタイミングで受け取ることができます。他にも野菜の種類や調理方法を解説した冊子を同封したりチャットでの質問に対応したりといった、ユーザーの満足度・体験を向上するさまざまな取り組みを行っており、ファンの獲得・リピート向上に繋げています。

HACARIのファーストビュー
出典: HACARI https://store.hacari.jp/

SOY MAGIC

SOY MAGICは、大豆が持つ栄養価の高さや用途の広さに着目して、大豆を活用した革新的なプロダクトを開発・提供することを目指したブランド。最初のプロダクトとして、高タンパク・低糖質のプロテインブレッドを、Shopifyで作成したECサイトにて単品リピート通販を行っています。毎回のお届け個数・お届けのタイミングは選択が可能となっており、ユーザーは自身の消費量に応じて定期購入を行えるのが特徴。このようにShopifyではオプション設定により、サブスクリプションの購入方法にも幅を持たせることが可能です。
これから単品リピート通販を検討している方は、販売手法のお手本として参考にしておくことをおすすめします。

SOY MAGICのファーストビュー
出典: SOY MAGIC https://soy-magic.com/

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ホームページ制作の費用相場

つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

費用別にみるホームページ作成の特徴
作成費用 ホームページの特徴 どんな企業向きか
~30万   ・テンプレートを使用
・WordPressなどのCMSで作成
・画像やテキストは依頼者側で用意
・簡易的なコーポレートサイト
・簡易的なオウンドメディア
・10ページ以内の作成    
    ・費用を抑えたい
・短い納期で依頼したい    
30万~100万     ・オリジナル性の高いwebサイト 
・発注者の要望に沿ったデザイン
・独自コンテンツの充実したwebサイト
・オリジナル性の高いwebサイト
・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能    
    ・中小企業
・凝ったWebサイトを作りたい    
100万~200万     ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成
・トレンドのコンテンツやデザイン
・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能    
   ・中小企業~大企業
・規模の大きいWebサイトを作りたい     
200万~    ・完全オリジナルデザインのWebサイト
・SNSとの連動が可能
・多機能なWebサイト    
    ・大企業
・複数のブランドサイトを制作したい方
・SNSと連動したWebサイトを作りたい
・機能性の高いWebサイトを作りたい    

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

【まとめ】Shopifyの事例を参考に自社ECサイトを構築しよう

Shopifyは多機能・高機能でデザイン性にも優れており、シンプルで使い勝手の良い優れたECプラットフォーム。既存の大手ECモールに代替するプラットフォームとして現在大きな注目を集めています。Shopifyが日本進出を果たしたのは2017年。まだ期間は浅いですが、サイトの規模の大小を問わず既に数多くの導入事例が存在しています。これからShopifyでECサイトを構築しようと考えている方は、数多くの活用事例を学んで理解を深めておくことがおすすめ。自社がECサイトを構築する際の大きなヒントを得ることができるでしょう。

自社にノウハウがなくとも、ShopifyのECサイト構築に対応可能なホームページ制作会社 / Web制作会社であれば、安心して依頼できるでしょう。アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うホームページ制作会社 / Web制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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