士業の集客に強いホームページ制作会社10選！相談が増えるポイントや事例をプロが解説

弁護士や税理士、司法書士、公認会計士、社会保険労務士など、士業の事務所のホームページ制作では「Web集客を強化したい」「名刺代わりとしてホームページを持ちたい」といったご相談をよくいただきます。
しかし士業のホームページ制作においては、依頼するホームページ制作会社に士業業界の専門知識がないとコミュニケーションコストがかかるといった注意点があったりと、士業向けホームページならではの気を付けるべきポイントがいくつかあります。

本記事では、ローカルビジネスのWEBマーケティング支援を行い、90業種400社以上の企業にアドバイスしてきた栃本常善氏に取材した内容をもとに、ホームページ制作が得意な会社のご紹介をはじめ、会社選びのポイントをご紹介します。そのほか士業系のホームページの成功事例も解説しています。ぜひご参考にしてください。

今回はPRONIアイミツのデータベースに掲載されているホームページ制作会社1万社の中から、専門家監修の3つの基準を満たしたおすすめの士業向けホームページ制作会社をご紹介します。

詳しい選び方のポイントは、記事の後半の「士業向けホームページ制作会社の選び方」で解説しています。
また、特徴別におすすめのホームページ制作会社をまとめました。業界に特化した会社や実績数、価格の安さなどに分けて解説していきます。ご自身の目的に合わせて、最適なホームページ制作会社をお探しください。

＜ホームページからのお問い合わせを増やしたい方＞
集客に強いホームページ制作会社4選
士業に特化したホームページ制作会社2選

＜Webからの流入を増やしたい方＞
SEO対策・リスティング広告に強いホームページ制作会社2選

＜ひとまずホームページをリーズナブルに作成したい方＞
格安の士業向けホームページ制作会社2選

士業向けのホームページ制作の目的として、「集客して相談件数を増やす」というのが挙げられます。しかしながら士業は専門性が高く、初めて依頼する人をはじめ敷居が高いと思っている顧客が多いため、安心して依頼できる雰囲気づくりが必要です。ここからは、相談が増える集客に強い士業向けのホームページ制作会社をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ここからは、SEO対策・リスティング広告に強いホームページ制作会社を紹介していきます。ホームページを制作するにあたり、SEO対策やリスティング広告についてあまり重視していない場合でも最低限の技術を持った会社選びをしましょう。  

ここからは、士業の実績豊富なホームページ制作会社を紹介していきます。これまでに士業のホームページを数多く手掛けてきた会社であれば、豊富な経験・ノウハウを活かして課題を形にしてくれるでしょう。実績数はもちろん、依頼したい内容と似た実績があるかもあわせて確認するのがおすすめです。  

ここからは、格安の士業向けホームページ制作会社を紹介していきます。
名刺代わりにホームページ作っておきたい場合や、予算に限りのある場合などは格安でホームページを制作してくれる会社に依頼するのがおすすめです。
格安とはいえ紹介する会社はどれもSEO対策やデザインなど最低限のサービスは担保されているため、安心して自社に合った会社選びの参考にしてください。

ここからは士業向けホームページの参考になるデザイン事例を4つ紹介していきます。
制作会社に依頼する際も、目指したい参考サイトがあると最終的に作りたいホームページのイメージを伝えやすくなります。依頼したい内容と似た事例があるか確認してみましょう。

士業のホームページとして、最も重要なのは「安心感」を出すことです。安心感のあるホームページのコンテンツとして、以下の要素が挙げられます。

ホームページに訪れるユーザーの中には、士業系の事務所に依頼するのはハードルが高いと思っているユーザーも多く、まずはその不安を払拭することがポイントです。

上記でも述べたように、士業のホームページでお問い合わせを増やすには、サイトの「安心感」が必要です。この事例では「基本的なこと、当たり前のことをきっちりとやってくれる」というエンジー様の強みをメインビジュアルで大きく訴求しています。「当たり前のことを当たり前に実践できる」というキャッチコピーは、サイト制作に関して「何もわからない」人でも安心して依頼できる印象を抱かせます。

他にも、介護や福祉に関する知識と経験が豊富であることなど専門性の高さをアピールし、実績の面から安心して依頼できる事務所であることをアピールしています。特に、顧問先様の声・コラムは他のサイトにあまりないコンテンツであり、ユーザーが会社の専門性の高さをすぐに理解できます。専門性の高さは、相談のしやすさに繋がります。

さらに、目的がはっきりしたユーザーに対して、必要な答えが用意されている状態にしています。ユーザーのニーズに合ったコンテンツを用意することで、ユーザーの離脱率が下がり、顧客獲得に繋がりやすいサイトにすることができます。

※株式会社マーケティング・エッセンシャルズがサイトリニューアルを担当しました。
参考：社会保険労務士法人エンジー（https://enjie.biz/）

『荻野鷹也税理士事務所』のホームページでは、開いた際に最初に見える部分に大きく代表者の写真を載せています。代表者の顔をはじめに見えるようにすることで、ユーザーに安心感を与えることができ、固いイメージのある士業への相談ハードルを下げることができます。

『相続税専門税理士法人チェスター』のホームページは、相続税専門であることを最大限に押し出しています。目に入りやすいトップページには「相続税専門」であることや、相続税の申告件数などの実績を記載しており、多くのユーザーが一目で専門性の高さを理解できる作りになっています。つまり、相続税に関する相談をしたいユーザーに安心感を与えます。

参考：相続税専門税理士法人チェスター（https://chester-tax.com/）

『行政書士法人こころ京都』のホームページでは、京都府全域に対応ができるという地域性の高さをアピールしています。そのほか、京都らしさと暖かみのある印象を受ける画像をファーストビューに配置することで地域性と共に見た訪問者に対して安心感を与えることができています。シンプルな見た目ながらも、強みと安心感を与える作りになっているため、これからホームページ制作をしたいと思っている方にとって非常に参考になるでしょう。

参考：行政書士法人こころ京都（https://www.k-tanaka-office.jp/）

士業向けにホームページを作る際は、ユーザーの不安を解消し、安心感・信頼感を出すことが特に重要です。特に士業は専門性が高くハードルが高いと感じているユーザーも多いため、不安を払拭できるホームページ制作をするのが良いでしょう。

といったコンテンツを掲載しておくと、相談をしたいと思っているユーザーが依頼しやすいサイトを制作することができます。代表の顔や理念を掲載することで、「どのような人がどのような思いで仕事をしているのか」を知ることができます。出来るだけ事務所の代表やスタッフを身近に思えるかが重要になります。

また安心感・信頼感を出すのには以下のような工夫をするとより良くなります。参考にしてみてください。

士業のホームページに必須なのは、詳しい業務内容やサービス内容。ホームページには、どういう業務を行っていて、どのような領域が得意なのかは必ず掲載しましょう。
一口に弁護士や税理士と言っても、どのような業務を行っていて、どのような領域が得意なのかは人によって全く異なるからです。たとえば、借金問題が専門の弁護士もいれば、企業法務を得意とする弁護士もいます。実績豊富な分野や得意な分野は、必ず掲載するようにしましょう。

士業のホームページにどのような情報があれば、顧客は安心して依頼できるか考えてみましょう。弁護士や税理士などの士業に依頼する人の多くは問題を抱えていて、その問題を解決するために依頼しようとしています。ホームページに自分と似たような問題を解決した事例が掲載されていれば、「ここに依頼すれば自分もこうなれる」と、希望を持って依頼できるのではないでしょうか。実際の事例や体験談は顔写真付きであれば、説得力がより増します。

士業を選ぶとき、顧客はどのような情報を最も重視するでしょうか。ほかの業種と違って士業の売り物は人です。サービス内容や過去の実績、料金も大切ですが、「どんな人が対応してくれるのか」も重要視されます。
代表者やスタッフの顔が見えることはもちろん、笑顔や明るい雰囲気を出して依頼までの敷居を下げることが大切です。理念・ビジョン・プロフィールに書かれていることもどんなことを考えているのかを伝える手段になりますので安心感・信頼感に繋がるよう心がけましょう。

コラムなどの記事型コンテンツをホームページに掲載することで、ファンを獲得することが期待できます。自分の専門分野で、世間の人が求めているであろうお役立ちコラムをホームページに掲載しましょう。また、Googleなどの検索エンジンはユーザーに有益な情報を評価し、検索ページでより上位に表示させる傾向にあります。検索ページで上位に表示されれば、検索での流入数が一気に増えます。SEO対策の観点からも記事型コンテンツは有効です。

ここからは、発注を成功させるために必要なホームページ制作会社の選び方をご紹介します。

発注を成功させるポイントとして重要なのは以下の４つです。

今回、士業向けのホームページ制作を得意とする専門家に「士業向けホームページ制作会社の選び方」を監修して頂きました。ぜひ参考にしてください。

士業のホームページ制作実績が多い会社であれば、これまでのノウハウを活かした提案をしてもらえます。選ぶポイントとしては、実績が1つや2つではなく士業に特化しているレベルで実績が多い会社を選ぶのがおすすめです。必ずホームページ制作会社の制作実績を確認してみましょう。

担当者が士業業界のことを理解しているかどうかも重要なポイントです。士業系のビジネスモデルを担当者が知らない場合、ビジネスモデルや士業の業務内容を1から説明しなくてはいけません。士業の業界に詳しい担当者であれば、コミュニケーションコストが少なくスムーズに進行できるのが利点です。

士業業界の知識のある担当者であれば、士業系の事務所を探しているユーザーのニーズの傾向も把握できているため、ホームページだけでなく、Webマーケティングの課題を総合的に相談することも可能です。

士業に詳しい担当者についてもらう手段として、まずは制作実績で士業のサイトを多く手がけている制作会社を見つけたら、商談の際に「士業のホームページを多く制作してきた担当者はいるか」「士業ホームページ制作の経験が多い担当者についてもらえるか」などをストレートに聞いてみるのがおすすめです。

公開後ホームページの管理に不安がある方は、サイトを公開した後も引き続き担当者とコミュニケーションがとれる会社を選びましょう。公開後も積極的にサイトを気にかけてくれる会社や、フォロー体制が整っていると安心できる要素になります。

アフターサポートはホームページの制作プランに元々サービスとして含まれているか、別のプランが発生するのかは会社によって異なります。サポート体制は会社によって大きく違うため、確認しておきたいポイントです。確認方法として、商談時に公開後のフォロー体制がどうなっているかを質問するのがベストです。

SEO対策をはじめとしたWebマーケティングを理解しているか、というのもホームページ制作会社選びに必要な要素です。Web集客に注力したいのであれば、士業業界においては特にSEO対策は非常に重要です。士業でよくあるSEO対策としては「大田区 税理士」など、事務所をおいている地域名を軸とした対策があります。このようなSEO対策を依頼したい場合、正しいSEO対策のノウハウがある会社を選びましょう。

逆に正しくないSEO対策としては、例えば、現在では効果のない施策をやっていたり、SEO対策という名目で、本当に最低限の設定しかしていないような場合です。これらのやり方では、検索順位で上位表示して流入を獲得することはできません。制作会社のホームページを見て、実際のSEO対策の実績やノウハウを掲載している会社を選びましょう。
名刺代わりで集客に注力するつもりのない方でも、指名検索（事務所名での検索）での流入を確保した方がよいので、ハイレベルでなくてもSEO対策の基礎的なサービスを行っている会社を選びましょう。

本記事では、おすすめの士業向けホームページ制作会社とその選び方をご紹介しました。ホームページ制作会社を選ぶ際、優良企業かどうかを見極めるためには以下の3点を確認しましょう。

効果のあるホームページを制作するために、制作会社のサイトから情報収集や相談時に要チェックです。
そしてPRONIアイミツが独自に士業向けのホームページ制作会社を調査したところ、特におすすめする会社は以下の通りです。

・Web集客をワンストップでサポートしてほしいなら「風デザイン株式会社」「株式会社マーケティング・エッセンシャルズ」
・士業向けSEOを得意とし、完成後のコンサルティングも任せたいなら、「株式会社アップラボ」「株式会社エムハンド」
・ホームページ制作の実績が豊富で、その経験から成果率を高めてほしいなら「有限会社ポーカー・フェイス」「株式会社ミリオンバリュー」

PRONIアイミツでは、ホームページ制作を検討している方にピッタリの制作会社をご紹介できます。最短翌日に現在対応可能できる企業のみがそろうので、スピーディな企業探しが可能です。是非ご活用ください。