ポータルサイトの制作費用相場は?サイト規模や開発手法別に料金を徹底解説
本記事の結論
- Q. ポータルサイト制作の費用相場はいくら?
-
A. 小規模サイト100万円〜、中規模サイト250万円〜、大規模サイト500万円〜が一般的です。
- CMS利用なら100万〜150万円で構築可能、パッケージなら50万円〜の低コストも
- フルスクラッチは自由度が高い反面、300万〜1,000万円以上と高額になりやすい
- 制作費だけでなく、運用/保守費(月1万〜10万円)やシステム利用料も要チェック
ネットの入口となるポータルサイトは、Yahoo! JAPANやGoogleをはじめ、価格.comや食べログのように特定分野に特化したものも高い支持を集めています。
しかし、一般的なホームページに比べて情報量が圧倒的に多く、制作にかかる手間や期間、コストは大きくなります。そのため、「ホームページはあるが、ポータルサイトは費用感が分からない」と不安を抱く企業も少なくありません。
そこで本記事では、ポータルサイト制作を外注した際の費用相場を徹底解説。ほかにも詳しい内訳料金や費用を抑えるポイント、おすすめの会社まで詳しく紹介します。
▼ポータルサイト作成でおすすめのホームページ制作会社をお探しの方は以下の記事もご覧ください。
規模別に見るポータルサイト制作の費用相場
ポータルサイトの制作費用は100万~500万円と幅が広いのが特徴で、ページ数や盛り込む機能の数など開発規模によって大きく変動します。
そのため以下では、「小規模サイト」「中規模サイト」「大規模サイト」の3つに分けて、ポータルサイトの規模別に費用の相場をご紹介していきます。
| ポータルサイトの規模 | 一般的な相場 | 機能 |
|---|---|---|
| 小規模 | 100万円~ | ・簡易検索機能 ・ログイン機能 ・ニュース更新機能 ・問い合わせフォーム |
| 中規模 | 250万円~ | 小規模サイトの機能に加えて ・詳細検索機能 ・会員登録・退会機能 ・カテゴリ・タグ管理機能 ・多言語対応 ・投稿・レビュー機能 ・メルマガ配信機能 |
| 大規模 | 500万円~ | 中規模サイトに加えて ・データベース連携 ・API連携機能 ・予約管理機能 ・パーソナライズ機能 ・広告掲載機能 ・記事コンテンツ機能 |
小規模なポータルサイト
シンプルで小規模なポータルサイトの場合、制作費用は100万円前後が相場ですが、CMSやパッケージ利用の場合は50万円~とさらに低価格のケースもあります。
WordPressのテーマやプラグインを利用すれば、比較的簡単に低価格でポータルサイトを作成可能。たとえば、ニュース記事の投稿や問い合わせフォームの設置など、必要な仕組みをプラグインで拡張できます。
一方で、デザインの自由度やSEO面での細かな調整には制約が生じやすい点には注意が必要です。テーマのレイアウトや見た目はテンプレートに依存するため、大きく個性を出したい場合には不向きとなる場合も。
中規模のポータルサイト
15ページから30ページ規模の中規模ポータルサイトを構築する場合、制作費はおおむね250万円前後が一般的な相場です。
より集客を強化したい場合やユーザーの囲い込みを図りたいケースでは、前述の機能に加えて、ブログやメルマガの配信機能、会員登録機能なども必要になってきます。
ちなみに、会員登録や管理機能はゼロから開発するのではなく、市販の会員管理システム(「SPIRAL」など)やCMSのプラグイン(拡張機能)を活用するのが一般的です。登録可能な会員数などの条件によっては費用を抑えられる場合もあるため、事前に制作会社へ相談してみるとよいでしょう。
大規模なポータルサイト
コンバージョン機能や広告配信機能を備えた大規模ポータルサイトを制作する場合、費用は500万円を超えるケースも珍しくありません。
最近では従来のポータルサイトとしての役割にとどまらず、読み物系コンテンツを充実させてユーザーのアクションを促し、あわせて資料請求フォームや予約フォームを設置して直接的なコンバージョン獲得を目指すサイトも増えています。
こうしたポータルサイトでは、ユーザー対応を含め運営側の負担が大きくなるため、一部コンテンツを広告枠化したり有料化したりして運営コストを補うケースが一般的です。
また、一般的なホームページと比べると制作期間も長くなるため、依頼する側も専任のプロジェクト担当者を立てるなど、しっかり準備したうえで臨みましょう。
▼ポータルサイト構築でおすすめの制作会社をお探しの方は以下をご覧ください。
実際の取引事例をもとにしたシミュレーターで、ポータルサイト制作費用を簡単に試算できます。 下のボタンから条件を入力して、目安金額を確認してください。
開発手法別に見るポータルサイト制作の費用相場
次に、「オープンソース/CMS利用」、「パッケージ利用」「フルスクラッチ構築」の開発手法別に分けて、費用相場を解説していきます。
| 開発手法 | 費用相場 | 特徴 |
|---|---|---|
| パッケージ利用 | 50万〜150万円程度 (※一部は初期費0円〜) |
ポータルの標準機能を備えた 既製パッケージを利用 |
| オープンソース/CMS利用 | 100万〜150万円程度 | 既存CMS (WordPress、Movable Type、Drupalなど)を活用 |
| スクラッチ構築 | 300万〜1,000万円以上 | 完全オリジナルでの ポータルサイトを開発 |
パッケージ利用
パッケージ型システムを利用する際の費用相場は 50万〜150万円程度 で、一部のサービスでは初期費用0円で始められるものもあります。
標準機能をそのまま導入すれば低コストですが、カスタマイズを加えるほど費用が増える傾向があります。また、月額課金型のサービスも多いため、運用方法に合わせたプラン選びが重要です。
オープンソース/CMS利用
オープンソースCMSを使った場合の費用は およそ100万〜150万円 が一般的です。
WordPressやDrupal、Movable Typeといった既存システムをそのまま活用できるため、開発工程が少なく、ほかの手法と比べて費用を抑えやすい点が特徴です。サイトの基本機能を素早く導入でき、比較的短期間で構築を進められます。
スクラッチ構築
フルスクラッチで開発する場合、費用は 300万〜1,000万円以上 と幅広く、要件が複雑になるほど高額になりやすい手法です。
既存CMSやパッケージでは対応しきれない独自仕様を反映でき、マッチング、求人、メルマガなど複数機能を組み込む大規模ポータルで選ばれます。その分、設計や開発が高度化し、工数が増える点が特徴です。
ポータルサイト制作の費用内訳
以下では、具体的にどういった工程に費用がかかるのか、ポータルサイト制作の費用内訳について解説していきます。
| 費目 | 平均的な相場 | 概要 |
|---|---|---|
| 企画/ディレクション費 | 15万~30万円 | 企画立案と進行管理 |
| デザイン費 | トップページ:10万円程度 下層ページ:5万円程度 |
ページデザイン設計 |
| コーディング費 | トップページ:5万円程度 下層ページ:5,000~1万5,000円 |
HTML/CSS実装作業 |
| バックエンド構築費 | 30万~50万円 | 機能開発とデータベース構築 |
| 運用/保守費 | 月額1万~10万円 | 更新作業と障害対応 |
| コンサルティング費 | 月額20万円~ | 改善提案と集客支援 |
企画/ディレクション費
企画およびディレクション費は15万円〜30万円が一般的な相場で、大規模になるほど費用も上がります。
この工程では、目的や想定ユーザーに基づき、サイト全体の構造やコンセプト、デザインの方向性を決定します。とくにポータルサイトでは、情報が埋もれないようディレクトリ構成が重要です。ユーザー動線やカテゴリ同士の親和性を踏まえて設計しておくことで、将来的にジャンルが増えても柔軟に拡張できる基盤になります。
デザイン費
デザイン費は トップページ10万円前後、下層ページ5万円程度が一般的な相場 で、ページ数やデザインの複雑さによって変動します。
ポータルサイトのデザインでは、ユーザーが迷わず目的の情報へ辿り着けるレイアウト設計が重要です。とくにカテゴリ数が多い構造では、視認性や導線設計が不十分だと、情報の発見性が低下し離脱につながります。
アイコン配置、余白設計、検索導線などを整理したうえで、ブランドの世界観や信頼感を損なわないデザインに仕上げることで、集客力や回遊性の向上にも寄与します。
コーディング費
コーディング費は トップページ5万円前後、下層ページ5,000〜1万5,000円程度が一般的な相場で、ページ数や実装内容によって増減します。
ポータルサイトのコーディングでは、HTML、CSS、JavaScriptを用いてデザインを正しく再現し、複雑なディレクトリ構造でもユーザーが使いやすい動線を実装することが重要です。検索フォームやカテゴリ一覧、絞り込み機能など、ポータルサイト特有の要素は表示ロジックやUIの調整が多く、工数が膨らむ傾向があります。
また、スマートフォン対応や読み込み速度の最適化はSEOにも直結するため、細かな調整を丁寧に行うことでサイト全体の品質向上につながります。
バックエンド構築費
バックエンドの構築費用は 30〜50万円前後が一般的な水準で、パッケージ製品を活用すれば負担を抑えられる場合もあります。バックエンドとは、サーバーやデータベースといった、ユーザーからは見えない内部処理を担う領域で、これらを整備するための費用を指します。
実際の構築作業では、PHPやRubyなどのプログラミング言語を使い、システムの設計から実装、カスタマイズ、サーバーの設定まで幅広い工程を行います。ポータルサイトは搭載する機能が多くなりやすいため、相応の開発時間が必要となり、上記のような費用感を見込んでおくのが一般的です。
運用/保守費
運用および保守費の相場は月額1万円〜10万円前後 が目安で、企画費などと同様にサイト規模によって変動します。これらはポータルサイト公開後に発生する費用で、配信サーバーの管理、ページのメンテナンス、コンテンツ修正、ドメイン更新といった作業が含まれます。
サーバーの知識があれば自社で対応することも可能ですが、ポータルサイトは規模が大きく、アクセスが集中してサーバーがダウンするリスクもあるため注意が必要です。安定した運用を行うためには、あらかじめ予算を確保し、サイトを構築した制作会社へ委託するのが望ましいでしょう。
コンサルティング費
コンサルティング費は月額20万円前後が相場で、支援内容の範囲や改善サイクルの頻度により変動します。
ポータルサイトでは、公開後の集客施策や導線改善、検索ニーズに合わせたコンテンツ戦略など、継続的な最適化が成果に大きく影響します。アクセス解析を通じてユーザー行動を把握し、SEO改善やUI改善、離脱ポイントの修正などを行うことで、総合的なパフォーマンスを高められます。
また、カテゴリ追加やサイト構造の見直しなど、運用フェーズでの拡張計画にも専門的な視点が必要です。定期的な改善提案を受けることで、ポータルサイト全体の質と成長性を維持できる点がコンサルティング費の役割です。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
ポータルサイト制作で費用を抑えるポイント
つづいては、ポータルサイト制作の費用を抑えるポイントを詳しく解説していきます。
要件を明確にして機能を最適化する
費用を抑えるうえで最も重要なのが、サイトに必要な機能を最初に明確化することです。多くのポータルサイトでは「一応入れておく」機能が増えるほど開発コストが膨らむ傾向があります。
まずは、目的達成に必須となる機能と、なくても成立する機能を切り分け、優先度を整理することが効果的です。
必要以上に複雑な検索機能や会員管理などを抱えないだけで、工数は大きく削減できます。要件定義の段階で制作会社に相談し、機能を絞り込むことで、予算内で最大限の効果を得られるポータルサイトに近づけられます。
既存システム(CMS/パッケージ)を有効活用する
ゼロから開発するフルスクラッチ方式は自由度が高い一方で、費用が大幅に上がりやすい手法です。
コストを抑えたい場合は、WordPressなどのCMSや、ポータル機能を標準搭載したパッケージを活用することで、開発費を大きく削減できます。検索機能、カテゴリ管理、会員登録など、多くの基本機能は既存システムでカバー可能なため、フルスクラッチに近い品質を低コストで実現できるケースもあります。独自要件が少ないサイトであれば、既存プラットフォームをベースに調整するほうが、総額を抑えながら短納期で構築できます。
運用および保守体制を最適化する
制作費だけでなく、運用や保守の費用も長期的には大きなコスト要因になります。
更新頻度が高い場合は、自社で更新できるCMS環境を用意しておくことで、外注費を削減できます。また、運用フェーズで必要になる作業を洗い出し、制作会社と契約内容を適切に切り分けることも重要です。定期保守を最小限に抑えるためにも、トラブルの起きにくい設計や、担当者が扱いやすい管理画面を整えることが費用最適化のポイントです。
ホームページ制作に使える補助金や助成金を活用する
ポータルサイト作成の費用を抑える方法として、補助金や助成金の活用も有効な手段です。自治体や国の機関が、企業のデジタル化を推進するためにホームページ制作やリニューアルに関する補助金や助成金を提供しています。これらの制度を活用することで、ポータルサイト制作費を大幅に節約することができます。
一方で、補助金の活用が不向きな場合もあります。それは、短期間でポータルサイトを作成したい場合です。補助金の申請には申請書の作成から申請、採択、費用清算と準備期間も含めると半年~1年程度かかります。そのため、ポータルサイトの公開を急ぐ方には不向きとも言えます。
また、補助金が採択されない場合もあることや、採択されても受け取りは制作後になることにも注意が必要です。
▼更に詳しく補助金や助成金について知りたいという方もこちらの記事もチェックしてみてください。
実際の取引事例をもとにしたシミュレーターで、ポータルサイト制作費用を簡単に試算できます。 下のボタンから条件を入力して、目安金額を確認してください。
ポータルサイト制作でおすすめの会社3選【料金事例付き】
ポータルサイト制作を依頼したいけれど、どの会社に頼むべきか迷う方も多いはず。
ここでは、「実績」「専門性」「料金の透明性」をもとに、ポータルサイト制作に強いおすすめ企業を3社厳選して紹介します。
株式会社アクセルメディア
こんな人におすすめ
・SEO対策を重視する方
・低価格で機能豊富なポータルサイトがほしい方
・ホームページ制作はスピード重視の方
| 予算感 | ホームページ制作:ポータルサイトパッケージ 初期費用30万円~ |
|---|---|
| 設立年 | 2001年 |
| 取引先情報 | 目的に合ったさまざまな研修施設をご紹介 東京都港区「ワイワイプロモーション」 弁護士・法律事務所を調べるなら 東京都千代田区「リタネット」 CD・DVDのプレスから販売・配信までをトータルサポート 東京都港区「ブートロック」 |
| 会社所在地 | 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 6階 |
| 電話番号 | 03-6402-5913 |
株式会社K・Iワークス
こんな人におすすめ
・ポータルサイト制作の実績豊富な会社に依頼したい方
・サイトのリニューアルを検討している名古屋市の方
・設計から実装までワンストップで依頼したい方
| 予算感 | ポータルサイト制作:「PC」75万円〜「スマートフォン」50万円〜「レスポンシブページ」120万円〜 |
|---|---|
| 設立年 | 2007年 |
| 会社所在地 | 愛知県名古屋市中区栄5丁目26-39 GS栄ビル3F |
| 電話番号 | 052-982-6686 |
株式会社セルバ
こんな人におすすめ
・ポータルサイト制作の実績豊富な会社に依頼したい方
・集客をメインとしたポータルサイトを作りたい方
・完全オリジナルのポータルサイトを作りたい方
-
- サービスサイト制作
- 教育
- 費用:費用公開なし
出典:株式会社 イング- 課題
- ・検索結果で上位表示させたい
・請求フォームを最適化したい
・レスポンシブデザインに対応させたい - 解決
- ・アクセス解析を実施した上で、課題に優先順位をつけ対策方法を提案
・コンテンツの強化、内部・外部リンク施策を行いSEO対策を徹底的に行う
・サイト構造見直して新しいデザインをもとにレイアウト設計 - 効果
- ・検索結果で上位表示できるようになった
・アクセス数が300%増加した
・資料請求数が450%増加した
| 予算感 | 【ポータルサイト制作】 ・ライトプラン:200万円~ ・スタンダードプラン:300万円~ ・フルスクラッチプラン:500万円~ |
|---|---|
| 従業員数 | 30-99人 |
| 会社所在地 | 大阪府大阪市北区西天満1丁目2番5号 大阪JAビル14階 |
上記以外にも、ポータルサイトでおすすめの制作会社をお探しの方は、以下の「一括見積もりをする」のボタンからお気軽にお問合せください。
無料で相談できる!ポータルサイト制作で悩んだらPRONIアイミツへ
本記事では、ポータルサイトにかかる費用をテーマに、一般的な費用の相場や内訳、費用を削減するためのポイントについて解説しました。
ポータルサイトと一口に言っても、要望やどこまで任せるのかによって費用はバラバラです。また、どの会社に依頼したらいいのか決めかねているという方も多いのではないでしょうか。
発注先選びでお困りの方は、ぜひ「PRONIアイミツ」のコンシェルジュにご相談ください。あなたのご要望をヒアリングし、おすすめの会社を複数ご提案いたします。
「ポータルサイト制作の費用や相場についてもっと詳しく知りたい」、「自社に合う制作会社を紹介してほしい」といった方は、ぜひご活用ください。
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - マッチング実績60万件以上
から業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
この記事に関連するホームページ制作会社一覧
ポータルサイトに関連する記事
-
-
人気の検索ポータルサイトまとめ!国内主要サイトをスマホ版で比較
ポータルサイト -
-
無料ツールXOOPSでポータルサイトを構築!作り方や事例まとめ
ポータルサイト -
【ゲームのポータルサイト10選】参考になる運営会社を紹介!
ポータルサイト -
ポータルサイトとは?例を用いてわかりやすく解説します
ポータルサイト
自社サーバーがない場合、上記に加えてレンタルサーバー代がかかります。
また、CMSや会員サイト構築システムを利用してポータルサイトを構築した場合、システム使用料として月額料金が発生することがあるので注意しましょう。