WordPress制作を外注する際の費用相場を解明!

WordPress制作の費用相場を調査する

更新日:2017年12月08日 | 公開日:2017年12月08日

ホームページを制作しようと考えたときに、候補の1つとして挙がるのがWordPressです。
WordPressは世界的に利用されているオープンソースのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)であり、日本でも多くのサイトが制作ツールとして利用しています。

その大きな理由は、HTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語やプログラミング言語の専門知識がなくても簡単に更新作業が行えることと、検索エンジンでの上位表示に欠かせないSEO対策に強いことが挙げられます。
webマーケティングを効果的に行えるホームページを持ちたいのであれば、WordPressは有効な制作ツールだと言えるでしょう。

WordPress自体は無料であり、初心者でもそれなりのホームページが作れるので、費用をかけたくないのであれば自作するのも1つの方法です。
しかし、企業のホームページの場合には会社のイメージはもちろん、集客や売り上げを左右するものですから、WordPressが持つメリットを最大限に生かすためにも制作会社に依頼して作るのが賢明です

とは言え、制作会社に依頼するとなるとどの程度の費用がかかるのか、気になるところだと思います。
実際に見積もりを出してもらえば具体的な金額は分かりますが、それが妥当なのかを判断するためにも、発注者側としては事前にある程度の相場を知っておきたいのが本音でしょう。

この記事ではWordPressでのホームページ制作を外注する際の費用相場について、主な要素とサイトの種類に分けて説明します。

1. WordPress制作の費用相場

WordPressサイトの制作費用を調べる

冒頭にて説明した通り、WordPress自体は無料で利用できる制作ツールです。
ですが、WordPressを使用するにはインストールする「サーバー」と、ネット上の住所にあたる「ドメイン」を用意する必要があります。

「サーバー」と「ドメイン」は自作・外注問わず必須となるものですから、新たに用意する際はこの2つに対する初期費用およびランニングコストがかかることを認識しておきましょう。

それでは、制作会社ではどのような費用項目を設けているのか、その内訳と相場について説明していきます。

費用を構成する主な要素とは

初期費用

ホームページ制作は「仕事量(=人件費)+付加価値(制作に関するノウハウ)」によって費用を算出するため、工程や日数、作業を行う人員などによって金額は大きく異なります
作業工程に関しては一般的なホームページ制作とほぼ同じであり、工程ごとにかかる費用相場も大幅には変わりません。

WordPressで別途必要になる工程としてはサーバーへのインストールと初期設定があり、費用相場は1万円から3万円程度です。
制作会社のなかには先に述べた「サーバー」と「ドメイン」の契約や設定、専用サーバーのレンタルなどを含めた料金プランを用意しているところもあります。

テーマ

WordPressでは、一般的に「テンプレート」と呼ばれているデザインのひな形のことを「テーマ」と言います。
テーマは公式サイトで提供されているもの以外に、企業や個人で制作し販売・配布しているものがあり、ネットで検索すれば有料無料問わずさまざまなタイプのデザインが見つかります

制作会社ではWordPressのテーマをオリジナルで作成する方法と、既存のテーマをカスタマイズもしくは調整して利用する方法を採用しています。
発注者の目的や用途に合わせてイチから作成するよりも、既存のテーマをカスタマイズ・調整するほうが少ない工数で済むため、その分費用も安くなります。

ちなみに、既存のテーマでも無料のものを使ったほうが費用はかからないと思いがちですが、一概にそうとは言えません。
なぜなら、有料のテーマは無料のテーマに比べてデザイン性の高いものが多い上に、ウィジェット(ホームページ上で使える小さな表示欄やアプリのようなもの)が充実していたり、文字の装飾機能が使いやすいように拡張してあったりするので、大幅に手を加えることなく充実したホームページに仕上げることができるからです。

参考までに、ビジネス向けの代表的な有料テーマの費用相場を挙げると、大体1万円前後です。
無料テーマの使用でカスタマイズの費用が高くつくような場合は、有料のテーマを選んだほうがお得かもしれません。

その他

WordPressは「プラグイン」と呼ばれる拡張ツールを追加することで、さまざまな機能が使えるようになります。
プラグインもテーマ同様、公式のものもあれば企業や個人が配布しているものもあります。WordPressを利用する上で「あると便利だな」と思われる機能は、ほぼ見つかると言っても過言ではありません。

プラグインを追加する場合の費用相場は、1種類につき5,000円程度になります。
ただし、プラグインの機能を使うための設定が複雑なものに関しては、難易度に応じた料金が加算されるため注意が必要です。
なお、既存のプラグインをカスタマイズしたり、発注者の要望に合わせて独自に開発したりすることもできますが、その場合は別途費用がかかり、独自開発ともなると当然ながら高額になります。

また、WordPressで制作したホームページを自社で運用するためにマニュアルを作ってもらう場合にも別途費用がかかります。
既存のテーマやプラグインをそのまま使ってカスタマイズしただけであればネット上で情報を調べて対処することもできますが、ほぼオリジナルで制作したホームページの場合にはマニュアルがないとちょっとした修正や更新作業すらままならない可能性があります。

マニュアル作成の相場はホームページの規模により多少差はあるものの、3万円から5万円程度です。
決して安い金額ではありませんが、ホームページを円滑に運営する意味でも、マニュアルはあったほうが何かと便利ですし、役立ちます。

WordPressは導入後の運用・保守が重要

WordPressで制作したサイトを運用・保守する

WordPressはソースコード(プログラムを記述したテキストファイル)が公開され、無償で使えるオープンソースという性質上、脆弱性(情報セキュリティ上の欠陥)が見つかりやすく、悪意ある攻撃の対象となる可能性が高いと言われています。
そのため、WordPressで制作したホームページは特にしっかりとしたセキュリティ対策が必須です。

WordPress側もバージョンアップを繰り返すことで対策を講じていますが、その都度データのバックアップを取る必要があるため手間がかかります。
作業自体はそこまで難しいことではないので自社でも十分対応は可能ですが、専門的な知識を持つスタッフが社内にいないとなると、急なトラブルや被害を回避できない恐れがあります。

セキュリティ上のトラブルが発生した場合には、イチからまたホームページを作り直さなければならない事態に陥る可能性もあるため、保守の部分に関してはWordPressのプロである制作会社に依頼したほうが安心です。

保守費用はアップデート・バックアップ・修正作業込みで、月額1万円から3万円程度が相場です。
制作会社によっては初期費用と保守費用を合わせたプランをあらかじめ用意していたり、保守を行う月額費用に加えて初期費用を設けていたりするところもあります。

いずれにしてもどの範囲まで保守を行ってくれるのか、必ず確認しておくことをおすすめします。

2. WordPressで制作できるサイトの種類

WordPressで制作できるサイトを調査する

WordPressは数多のテーマとプラグインを組み合わせることで、さまざまな種類のホームページが制作できるという特徴があり、タイプによっては固有の費用がかかることもあります

この項目では実際にWordPressを使ってどのようなホームページが制作できるかを説明するとともに、代表的なテーマ、プラグインと費用について紹介します。

ECサイト

ECサイトの構築と言えば「EC-CUBE」という別のCMSを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、ネットショップに適したテーマとプラグインを使用することで、WordPressでも見劣りしないサイトが作れます。

「Welcart」「WordPress-OliveCart」など、追加するだけですぐにECサイトが始められる無料のプラグインもありますが、機能性を求めるのであればイーティーネット株式会社が販売している「ネットショップ管理プラグイン(税込5万4,000円)」を購入するのも1つの方法です。

なお、ショッピングカート機能だけで十分という場合は、カートシステムのみを扱うレンタルサービスを利用してWordPressに導入する方法もあります。
ただし、初期費用のほかに2,000円から3,000円程度の月額利用料がかかるので、長い目で見ると高くつく可能性もあることを考えた上で、選択するといいでしょう。

不動産サイト

テレビCMでおなじみの「SUUMO」「LIFULL HOME'S」のように、複数の検索機能を搭載した不動産サイトも、WordPressなら専用のプラグインを追加するだけで制作できます。

不動産サイトに欠かせない機能が充実したプラグインとして有名なのは、株式会社日本コンピューター開発が無料で提供している「不動産プラグイン」です。

「不動産プラグイン」本体だけでも十分サイトを始めることはできますが、専用の拡張プラグインを追加することでさらに便利な機能が使えるようになります。
カテゴリーごとに用意してある拡張プラグインは機能性が高く、どれも3万円から7万円程度の価格で販売されています。

公式サイトで導入方法から設定までの手順を図解しているので、誰でも簡単にプラグインの機能を使いこなせるはずです。

求人サイト

近年、求人メディアの掲載費を抑えられるだけでなく、求める人材の獲得につながるとして、自社のホームページとは別に求人サイトを設ける企業が増えています。
自社のタイミングで求人募集が出せる求人サイトも、WordPressで作れば簡単に更新作業が行えます。

求人採用に特化した国内初のテーマ「AGENT」は優秀な人材を獲得するためのデザインや機能が充実しており、クオリティはもちろん、オリジナル性も高い求人サイトの構築が可能です。

利用するには1万2,980円(2017年10月現在)で購入する必要がありますが、解説マニュアルやQ&A集などのサポート体制もしっかりしています。

予約サイト

予約システムを追加できるプラグインを利用すれば、スケジュール管理が必要な宿泊施設や美容院、カルチャー教室などのホームページも制作できます。

予約システムを追加できるプラグインの多くは海外版ですが、「Pinpoint Booking System」「Events Manager」は日本語でも利用できますし、「MTS Simple Booking」「Salon Booking」といった日本製のものもあります。

予約システムの開発を依頼するとなると150万円から200万円程度の費用がかかると言われていますが、無料のプラグインを導入するだけでスケジュール管理ができるホームページを持てるのがWordPressの魅力です。

その他のサイト

WordPressで様々なサイトを制作する

上記で取り上げた4つの種類のほかにも、次のようなホームページが制作できます。

WordPressで作れるホームページの種類
  • 会員制サイト
  • ポータルサイト
  • SNSサイト
  • 口コミ・評価サイト
  • 動画サイト
  • ギャラリーサイト

それぞれのホームページに適したテーマとプラグインは無料でも十分なデザイン性や機能性を備えているため、WordPressを使うだけでイチからホームページを制作するよりも大幅に費用を抑えることができます

ただし、テーマとプラグインには相性があり、組み合わせによってはレイアウトが崩れる、機能が使えないなどの不具合が起こることがあります。
また、いろいろな機能が使いたいからとたくさんのプラグインを導入すると、データベースに負担がかかり、ホームページの表示速度が遅くなることがあります。

テーマとプラグインは専門知識がなくても簡単に変更・追加できますが、予期せぬトラブルが発生したときのことを考えると制作会社に任せたほうが断然安心です。

【まとめ】WordPressの欠点は制作会社の力でカバー

製作会社の力でWordPressをカスタマイズする

この記事ではWordPressでのホームページ制作を外注する際の費用相場について、主な要素とサイトの種類に分けて説明しました。

WordPressは、自社で更新作業を行える点や検索エンジンでの上位表示に必須となるSEO対策が施しやすい点など、ホームページをwebマーケティングの一環として活用するのに適した制作ツールです。
大規模な変更や修正でなければ制作会社に依頼しなくても自社で対応できるため、日常的にかかる費用の削減にもつながります。

このようなメリットがある一方、CMSというオープンソースで世界的に利用されているが故に、悪意ある攻撃の対象になりやすい危険性を持っています
特にECサイトなど、顧客情報を扱う場合にはセキュリティ対策の強化が必須であり、自社だけで行うとなると不安が残るだけでなく、対応するにも限界があります。

WordPressはサーバーとドメインを用意すれば高額な費用をかけることなく自作できるツールではありますが、こうした面を持つことからも、企業サイトを作るのであればWordPressを得意とする制作会社に依頼すべきだと言えます。

WordPressに精通した制作会社なら万全の対策を講じてくれますし、予期せぬトラブルが発生したとしても迅速かつ的確に対処してもらえます
なお、制作工程ごとの費用相場を詳しく知りたい人は、こちらのページを参考にしてみてください。

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