WordPressサイトに検索フォームを追加する方法:設置するメリットも紹介【2025年最新版】
WordPressへの検索フォームの追加は、ユーザーの利便性を高められるおすすめの方法です。しかし、検索フォームはデフォルトでは設置されていません。
そこでこの記事では、WordPressサイトに検索フォームを追加する方法を紹介します。具体的な方法として、WordPressに標準実装されている検索フォームの利用、プラグイン「WP Extended Search」の利用、検索フォームを自作する方法を解説します。
【関連ページ】
ホームページ制作にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にホームページ制作会社をお探しいただけます。
WordPress制作の費用・相場
WordPressに強いホームページ制作会社一覧
WordPressサイトの検索フォームとは?
WordPressサイトの検索フォームとは、訪問者がサイト内の特定の情報を瞬時に探すことができるツールです。このフォームはキーワード入力ボックスと、検索アイコンまたはボタンで構成されています。訪問者はキーワードを入力し、検索ボタンをクリックすることで、関連するコンテンツやページを瞬時に見つけられます。WordPressは標準でシンプルな検索フォームを提供しており、カスタマイズや拡張機能を追加することで、より高度な検索機能を実装することが可能です。
WordPressサイトに検索フォームを設置するメリット
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、多くのメリットが生まれます。以下では、検索フォーム設置によるコンバージョンの増加、検索スピードの向上、回遊率の向上、人気キーワードの把握についてまとめていきます。
コンバージョンの増加
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、コンバージョンの増加が期待できます。訪問者が検索フォームにキーワードを打ち込む行動は、特定の情報や商品、サービスを求めていることを示しています。この目的意識の高い行動は、検索フォームを通じて関連ページを素早く発見し、目的の情報やサービスにたどり着く流れを生み出します。この流れがスムーズになることで、コンバージョンにつながる可能性を高められることがメリットです。
検索スピードの向上
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、訪問者が特定のキーワードを入力して関連するコンテンツやページにすばやくアクセスできます。これにより、訪問者はサイト内での情報探しをスムーズに行え、サイトの利便性を高めることが可能です。また、検索フォームがあることで訪問者が必要な情報を速やかに見つけることができ、満足度も向上します。
回遊率の向上
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、サイトの回遊率が向上します。検索フォームを利用することで、訪問者は興味を持ったキーワードやトピックに関連するページを見つけることができ、サイト内をより多く探索する可能性を高めることが可能です。結果として、訪問者はサイト内で多くの時間を過ごし、多くのページを訪れるようになります。
人気キーワードの把握
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、訪問者がサイト内で何を検索しているのか、どのキーワードが人気なのかを把握することが可能です。この情報は、コンテンツ戦略を最適化して訪問者の興味やニーズにより適切に対応するのに役立ちます。また、人気のキーワードを把握することで、SEO対策を強化してサイトの評価を高めることにもつながります。
WordPressサイトに検索フォームを設置する方法
WordPressサイトにおける検索フォームの設置は、ユーザー利便性向上につながります。以下では、標準機能を利用する方法、プラグイン「WP Extended Search」を利用する方法、自作する方法の3種類を紹介します。
標準実装されている検索フォームを設置する
WordPressの標準実装されている検索フォームは、簡単に設置でき、特別な技術知識は不要です。設置方法は以下のとおりです。
まず、WordPressのダッシュボードにログイン、左側のメニューから「外観」をクリック、「ウィジェット」を選択します。ウィジェットのページで、「検索」ウィジェットを見つけます。この「検索」ウィジェットをサイドバーのウィジェットエリアにドラッグアンドドロップします。これでサイトのサイドバーに検索フォームが表示されるため、サイト内の関連するコンテンツを検索できるようになります。
プラグイン「WP Extended Search」を利用する
WordPressサイトに高度な検索フォームを設置する方法として、プラグイン「WP Extended Search」の利用があります。以下では、WP Extended Searchをインストールし有効化する方法、その詳細設定を行う方法、そして設定を保存する方法について説明していきます。
WP Extended Searchをインストールし、有効化する
WordPressのダッシュボードにアクセスし、「プラグイン」から「新規追加」をクリックします。検索バーに「WP Extended Search」と入力、検索結果から該当プラグインを見つけて「インストール」をクリック。完了後に「有効化」します。これで、プラグインのインストールと有効化が完了し、検索オプションが利用可能です。
WP Extended Searchの詳細設定を行う
プラグイン「WP Extended Search」の設定はシンプルで簡単です。プラグインを有効化したあと、WordPressのダッシュボードから「設定」に進み、「WP Extended Search」という項目をクリックします。ここで、カスタマイズオプションが提供されます。
設定をカスタマイズすることで、検索入力欄にカテゴリーやタグを追加する設定や検索の完全一致機能、AND検索を有効にする設定などが可能です。これにより、検索フォームを利用するユーザーがより簡単に必要な情報を見つける手助けとなります。各設定を調整しながら自社サイトに適した設定を見つけていきましょう。
「変更を保存」をクリックする
WP Extended Searchの設定変更後、設定を保存し適用するために画面左下にある「変更を保存」ボタンをクリックします。設定変更がWordPressサイトに反映され、カスタマイズした検索機能をユーザーが利用できるようになります。
検索フォームを自作する
WordPressサイトで検索フォームを自作することも可能です。ただし、これはプラグインを利用する方法や標準の検索フォームを利用する方法に比べて、技術的な知識やコーディングスキルが求められる高難易度の方法となります。以下では、検索フォームを自作する方法を、「検索窓を作る」と「検索結果を作る」の2つのステップに分けて詳しくまとめていきます。
検索窓を作る
検索フォームを自作する場合、最初のステップとしては検索窓の作成が必要です。これにはHTMLとCSS、PHPなどのプログラミング言語の知識が必要となります。具体的には以下のコードが必要です。
<form method="get" action="<?php echo home_url('/'); ?>" >
<input name="s" type="text">
<input type="image" src="<?php bloginfo('template_url'); ?>/images/search.png">
上記で表示が崩れる場合は、CSSで微調整していきます。
検索結果を作る
検索フォームを自作する際には、検索窓だけでなく検索結果を表示するページも作成する必要があります。具体的には、search.php ファイルを作成または編集し、その中に検索クエリを処理して結果を表示する以下のコードを記述します。
<?php if ( have_posts() ) : ?>
<h1><?php printf( __( 'Search Results for: %s', 'altitude' ), '<span>' . get_search_query() . '</span>' ); ?></h1>
<?php while ( have_posts() ) : the_post(); ?>
<?php get_template_part( 'content', 'search' ); ?>
<?php endwhile; ?>
<?php else : ?>
該当なし
<?php endif; ?>
上記を利用することで、一致するキーワードを検索結果に表示できます。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作・Web制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
検索結果の表示件数を変更するには?
WordPressで検索結果の表示件数を変更するには、functions.phpファイルの末尾に以下コードを追加する方法があります。
<?php query_posts($query_string.'&posts_per_page=10'); ?>
このコードの'10'の部分を任意の数字に変更することで、検索結果の表示件数を制御できます。
複数キーワードの検索を可能にするには?
複数のキーワード検索で全角スペースを使用する場合、検索ができないことがあります。この問題を解決するためには、プラグイン「WP Multibyte Patch」の利用がおすすめです。このプラグインを活用することで、複数キーワードの検索が可能となります。
WordPress運用で困ったら外注もおすすめ
ユーザーにとってサイト内の検索が簡単であれば、コンバージョン数の増加にも直結します。しかし、技術的な知識が必要な場合もあり、特にカスタマイズや最適化を検討する際は専門的なスキルが求められます。
自社だけの対応が難しい場合、外部の専門家に依頼することも1つの選択肢です。プロのサポートを受けながら迅速にWordPressサイトの検索機能を改善できるため、結果的には低コストとなる可能性もあるでしょう。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下のとおりです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】WordPressサイトにおける検索フォーム設置を成功させるには?
WordPressサイトに検索フォームを設置することで、コンバージョン率の増加やユーザーの回遊率向上などのメリットがあります。標準実装されている検索フォームの利用、プラグインの活用、検索フォームの自作といった方法がありますが、技術的に実装が難しい場合は、外注サービスの利用もおすすめです。特に、検索フォームの設置と最適化において専門的な支援が必要な場合は、マッチングサービス「PRONIアイミツ」を活用して、専門家への依頼を検討してみてください。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
WordPressに強いホームページ制作会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
WordPress制作の費用・相場
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
この記事に関連するホームページ制作会社一覧
WordPressに人気の条件を追加して企業を探す
WordPressに関連する記事
-
WordPress問合わせにおすすめのプラグイン4選【2025年最新版】
WordPress -
WordPressをスマホ対応させる3つの方法を知っておこう【2025年最新版】
WordPress
診断とヒアリングから
お探しします