「教育を通じて子どもたちに明るい未来を!」とのビジョンを掲げ、子どもをはじめ、子どもにかかわる教員、保護者を支援する活動を行う公益社団法人 学校教育開発研究所様。オンラインで教育のプロによる講座を受講できるeラーニングサービスや、実践力の高い専門講座の開講によって教育業界を支えています。
Webサイト制作、SNSでの広告宣伝、eラーニングシステムの確立など、2016年の設立以来Web関連の課題を一手に引き受けてきたのはマテリアルプラスです。単なる受注先・発注先という関係性を飛び越えて、思いを1つに事業を形にしてきた軌跡について、事務局主任の岡野様にお話を聞きました。
2016年の設立以来、Web関連の制作はマテリアルプラスで
― 御法人の事業内容について教えてください。
岡野様:教育を軸に、子どもに関わる研究開発事業を行う研究所を運営しています。子どもの問題を解決するためには、子どもと直接関わる教員、保護者へのサポートが必要です。そうした人たちが支え合うWebコミュニティとして、情報共有できる場づくりに取り組んでいます。
具体的には専門家による講座を動画視聴で学べる会員制のeラーニングや、「明日から使える」実践力の高い教員研修など、幅広いサービスを展開しています。また学校に赴いてのコンサルテーションや、子どもや保護者を対象としたカウンセリングなども行っています。
― マテリアルプラス様とは、設立当初からのお付き合いだそうですね。
岡野様:本法人を設立した2016年からやりとりが続いており、私が入職した2020年4月にはすでに関係性が構築されていましたね。現事務局長が広島県福山市に拠点を構えていた当時、マテリアルプラスさんの事務所も福山市内にあることからご縁があり、お付き合いが始まりました。最初の発注内容はWebサイト制作だったそうです。以降、Webに関わる様々な制作をコンスタントにご依頼してきました。
― これまでにマテリアルプラス様に発注された内容を教えていただけますか。
岡野様:Webサイトの制作・修正をはじめ、顧客管理システムの構築、ランディングページやSNS広告制作も定期的にお願いしています。先ほど少し触れたeラーニングについても、システム構築はすべてマテリアルプラスさんにお願いしました。本法人の会員登録をいただくと、大学教授などの教育の専門家による講義をeラーニングで学べるというサービスです。専用ページには教員が抱える悩みや子どもの姿に合わせたさまざまなテーマの動画が並んでおり、受講者はお好きな内容をそれぞれのタイミングで学ぶことができます。
このシステムを応用させて、教員の免許更新講習もeラーニングで完結できるよう整えました。受講時間の記録を残して修了書を発行するなどのシステムを追加したところ、完全非対面で更新講習を受けられるとコロナ禍より大変好評いただくことができました。今年度より教員免許更新制が廃止となったため、今後はまた違ったかたちでこのシステムを活用したいと考えています。
他の業者に依頼して改めて感じた、マテリアルプラスの誠実さ
― これまでにマテリアルプラス様に依頼した内容で、御法人の要となっているものはありますか。
岡野様:やはりeラーニングシステムですね。講師陣が全国の講演会や勉強会でお話ししている映像を有効活用するための方法として、設立とほぼ同じタイミングで考案されました。当日の講演に参加した教員だけでなく、全国各地、さまざまな環境下にいる教員たちに講師の言葉を届けられるようになったことが大きな功績だと感じますし、システムが確立できたからこそ事業の柱としてここまで成長させることができたと思っています。
― 長いお付き合いだからこそ分かる、マテリアルプラス様の強みは?
岡野様:とにかく細かくフォローしてくださるところですね。依頼時に「このような感じで」と大体の完成イメージを共有すると、それをもとに色々とご提案くださって助かります。完成後にも細かな修正を加えることが多いのですが、1つひとつに快く応じていただいています。eラーニングについては1から制作いただいたシステムなので、対応がスピーディーなのも本当にありがたいですね。
実は、媒体の雰囲気を変えてみようと他の業者に依頼したこともあります。しかしマテリアルプラスさん以上の満足感は得られず、最終的にスタッフ同士で「やっぱりマテリアルプラスさんがいいね」という話になったんですよ(笑)。
— 他の制作会社に依頼した時のことを具体的に教えてください。
岡野様:マテリアルプラスさんとはこれまで、教員を対象としたやや堅いイメージの媒体を作ってきました。新たに保護者や子どもたちに提供するサービスを展開しようと考えた時に、もう少し柔らかいイメージが得意な方を見つけて、これを機会にマテリアルプラスさん以外の発注先を開拓しようと試みたんです。
予算を立てて業者を探し、オンラインで要望を伝えてみたものの、細かなニュアンスがうまく伝わらなかったように感じます。納品されたページは確かにソフトなデザインにはなっていても、訴求力に欠けていてそのまま使うことはできませんでした。結局、デザインは参考にしつつ、マテリアルプラスさんに依頼し直すことにしました。
— 改めてマテリアルプラス様のよさを実感されたんですね。
岡野様:他の業者に依頼したことで、マテリアルプラスさんは業界特有の内容にもきちんと向き合ってくれていると気がつきました。教育業界の専門用語や独特の表現を使ったテキストを掲載してもらうことも多いのですが、通常は「クライアントの専門分野だから指示の通りに進めよう」と考える業者が多いのではと思います。でもマテリアルプラスさんは、「この文章はこういった理解でよろしかったでしょうか?」と、細部にわたるまですり合わせしてくださるんです。
ただ依頼に答えるのではなく、深く理解しようとする姿勢から熱意が伝わってきますし、このような丁寧なやりとりを重ねてきたからこそ、専門的な内容であってもニュアンスを汲み取っていただけているのだと思いますね。
構築したシステムを活かし、今後はよりパーソナライズされた情報発信を目指す
― ユーザーである教員の皆様からはどのような声が寄せられていますか。
岡野様:「シンプルで使いやすい」という声はよく聞きますね。マテリアルプラスさんと目指したのは、まさに教員にとって使いやすいシンプルなデザインなんです。お忙しい先生方からは、迷わず操作できて長時間観ていても疲れない、無駄のないデザインが好まれます。マテリアルプラスさんはそういったこともよく理解して制作くださっていますね。
― 今後、マテリアルプラス様に依頼したシステムをどのように活用していきたいですか。
岡野様:さらに多くの教員の課題解決のきっかけとなれるよう、今後はよりパーソナライズされた情報発信をしていきたいと考えています。具体的には、受講者の基礎情報やアンケートの回答内容を活用し、目の前のお悩みやその時期、お立場に合わせた動画をおすすめするなどといったことができるのではと構想中です。LINEやメルマガなどとも連携できるよう、マテリアルプラスさんにご相談しているところです。
― 最後に、マテリアルプラス様に対しての総合的な満足度、推奨度を教えてください。
岡野様:満足度、推奨度ともに100%です。私たちの悩み、サービスを利用するユーザーの悩みにまでフォーカスして一緒に解決してくれるありがたい存在ですね。受注先、発注先以上の関係を築けていることが心強く、今後も長くお付き合いさせていただきたいと思っています。
アイミツでは複数の会社を比較できるので、費用面などすぐに分かるメリットに飛びついてしまいがちですよね。マテリアルプラスさんは激安というわけではありませんが、他の制作会社と比較しても特別高いわけでもありません。提案力やアフターフォローの充実度などを考えれば、むしろコストパフォーマンスがよいと思います。たくさんの人におすすめしたいです。