WordPressの企業サイト事例8選【2024年最新版】

WordPressは世界で最もポピュラーなホームページ作成・管理ツールで、国内企業での導入事例も豊富です。ただ、同じWordPressを使っていてもそのデザインは千差万別であるため、どのようなサイトに仕上げるべきかわからなくなることもあります。この記事では、実際のWordPressの運用事例を参考にしながら、テーマ選びや活用のポイントについて解説します。

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国内企業のWordPressで作成されているサイト事例としては、以下のようなものが挙げられます。

株式会社オールアバウトのコーポレートサイトは、シンプルですが企業サイトに必要な要素を網羅的に取り入れているのが特徴です。会社案内や事業の紹介はもちろん、日々のニュースの更新も行われています。ヘッダーにはスライド写真、フッターにはページ内リンクを設置し、ビジュアルと機能性を両立しています。

株式会社LIFULLのコーポレートサイトは、提供しているサービスをヘッダーのスライド機能で満遍なく紹介しているのが特徴です。WordPressは無料のCMSですが、導入するテーマや実装する機能をカスタマイズすることで、動的な演出も数多く盛り込めます。こちらのサイトも、工夫次第で多様な印象を与えることができる事例と言えるでしょう。

クルーズ株式会社のコーポレートサイトは、ヘッダー部分に大きく写真を使用することで、訪問者に印象的な体験を提供する設計になっているのが特徴です。下にスライドすることでプレゼン資料を読んでいるような体験が得られ、簡潔に企業のことを理解しやすい作りと言えます。要素は少ないものの、情報量は多いサイトです。

株式会社カカクコムは、シンプルながらまとまっているコーポレートサイトをWordPressで構築しています。特段こだわったデザインが採用されているわけではありませんが、必要な情報は無駄なく閲覧することができ、サイトマップや英語版の提供もあるので、ユーザーニーズの解消に努めていることがわかります。

シダックスグループのコーポレートサイトは、WordPressらしからぬデザイン性に優れたサイトに仕上がっているのが特徴です。横軸と縦軸が交差するような形でメニューが用意されており、訪問者に先進的な印象を与えます。また、チャット機能を独自に搭載することで、迅速なカスタマーサポートの提供にも努めています。

ラクスル株式会社では、トップページの情報量を減らし、必要に応じて各ページで詳細を確認してもらうという構成を採用したコーポレートサイトを用意しています。顧客に必要な情報やサービスは各サービスページで提供されているため、コーポレートサイトは最低限でも良いと考えていることがわかります。

RIZAPグループ株式会社は、派手なCMやプロモーションを展開しているイメージとは裏腹に、シンプルなコーポレートサイトを採用しています。事業内容や企業情報といった、基本的なインフォメーションを展開するにとどまっており、RIZAP利用者よりも、投資家や求職者向けの情報発信に特化していることがわかります。

企業の事例ではありませんが、早稲田大学もWordPressを使って質の高いサイトを運営している組織の1つです。同大学のテーマカラーをサイトに盛り込み、統一感のある色味を採用するとともに、大学関係者はもちろん、入試を検討している受験者向けの情報発信も行なっています。大学の様子がわかるよう、写真を多用している点もポイントです。

一見するだけでは、そのサイトがWordPressで作られているかどうかというのを把握することはできません。ただ、どうしても把握したい場合にはいくつかのツールなどを活用することで、そのサイトがWordPressで作られているか否かを把握可能です。

1つ目の方法は、「Is it WordPress?」というWebサービスを利用することです。URLをサイト内に入力すれば、URLのサイトがWP製かどうかがわかります。2つ目の方法は、Google Chromeの拡張機能である「Wappalyzer」です。この拡張機能をオンにすれば、WP製のサイトを訪問した際、URL横にWPのアイコンが現れます。

3つ目の方法は、ログイン画面へのアクセスです。URLの後ろに「wp-admin」をつけてアクセスし、ログイン画面が現れればそのサイトはWP製と言えます。

コーポレートサイトをWordPressを使って手っ取り早く作成する上では、専用のテーマを活用すると良いでしょう。企業サイトに適したテーマを選ぶ上では、まずそのテーマが商用利用可能かどうかを確認しましょう。無料・有料テーマを問わず、テーマによって商用利用可能かどうかの条件は異なります。企業サイトは商用サイトに分類されるため、テーマの規約に違反しないよう注意しましょう。

2つ目は、カスタマイズ性の有無です。カスタマイズ性に富んだテーマであれば、自社のコンセプトやニーズに合わせた拡張が行えますが、そうでなければ特徴や機能性に欠ける、デフォルトのテーマを使い続けることとなります。導入前の確認が大切です。

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最後に、企業サイト作成に最適な、無料のWordPressのテーマを紹介します。確認したいWordPressテーマとしては、

・Cocoon：豊富なデザイン機能を利用できる　※1
・Business Press：タイポグラフィーを重視したデザイン性を実装　※2

の2つです。Cocoonは無料で利用できるテーマですが、無料とは思えないほどの機能性を備えているのが特徴です。SEO対策はもちろん、サイト表示の高速化やモバイル対応など、ユーザビリティ向上につながる機能が充実しています。

Business Pressは洗練された企業サイトを構築する上で活躍するテーマです。タイポグラフィーにこだわり、文字情報を印象的に伝えたい場合に活躍します。

※1出典：Cocoon　https://wp-cocoon.com
※2出典：Business Press　https://demo.businesspress.jp/businesspress/

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

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この記事では、企業サイトをWordPressで構築している事例や、企業サイト構築をWordPressで実施する際に活躍するテーマについて、紹介しました。WordPressは汎用性の高いサービスですが、テーマを活用することで、オリジナリティの創出にも役立ちます。

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