データベースサイトの作り方:作成手順や必要なもの【2024年最新版】
近年のWebサイトは、ECサイトや会員サイト、動画配信サイト、SNSなどユーザーのリクエストに応じたコンテンツを提供する動的サイトが主流。この動的サイトを構築するには、データベース機能を持たせることが必須です。
この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」がデータベースサイトの構築に必要なものや作成手順など、データベースサイトの作り方について解説します。
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データベース機能を取り入れたサイトとは?
データベース機能を持つWebサイトとは、Webサイト(ブラウザ)からデータベースに格納されているデータの検索と参照を行う機能を有するサイトのこと。データベース機能を持つサイトの例として、以下が挙げられます。
・不動産情報サイト
・求人サイト
・ECサイト
・グルメ情報サイト
・UGCサイトなど
近年ではデータベースを使用できるレンタルサーバーが増えたことや、データベースサイトを作成するためのツールが充実していることから、さまざまなサービスが見られるようになりました。
データベースサイトを作るために必要なもの
データベースサイトを制作するには、以下を準備する必要があります。それぞれの概要を解説しましょう。
サーバーとドメイン
Webサイトをインターネット上で公開するために、いかなる種類のサイトにおいてもサーバーとドメインを用意する必要があります。なお両者の役割は以下の通り。
・サーバー
Webサイトのデータを保管する場所
・ドメイン
Webサイトの場所を示す住所のようなもの
データベースサイトを公開する際にも当然必要なため、事前に用意しておきましょう。
テキストエディタ
テキストエディタは、WebサイトやWebシステムを開発する際のコードを書くソフトウェアのこと。さまざまなソフトウェアがリリースされており、単純なテキストの編集からプログラミングまで幅広く対応できます。Web制作においては、HTMLの編集効率を高めることに特化したHTMLエディタを検討するのがおすすめです。
MAMP
MAMPとは、Mac専用のWeb開発に必要な環境を構築できるパッケージソフトのこと。MAMPを活用することで、データベースサイトの開発に必要な以下の環境をまとめて整備できます。
・Apache:Webサーバー
・MySQL:データベース管理システム
・PHP:プログラミング言語
Windowsで環境構築を行う場合は、XAMPPを使用します。
FTPクライアントソフト
FTPクライアントソフトとは、作成したWebページを公開用のWebサーバーへアップロードするために必要なソフトウェアのこと。データベースサイトを作成する際においても必要です。
さまざまなソフトウェアがリリースされているため、よく比較検討して自社の要件を満たせるソフトウェアを用意しましょう。
データベースサイトの作成手順
データベースサイトをスムーズに作成するには、事前に作成手順の全体像を把握しておくことがポイント。
以下に、データベースサイトの一般的な作成手順を解説するのでぜひ参考にして下さい。
データベースに必要な情報を収集する
データベースサイトを構築する最初のステップは、データベース作成に必要な情報の収集。ユーザーにどのような検索サービスを提供するのか厳密に定義して、必要な情報を網羅的に収集します。
■例:不動産情報サイトの場合
・物件名
・エリア
・路線
・種類
・間取り
・築年数
・価格 など
収集した情報については項目ごとに整理分類を行います。ユーザーのニーズを満たせる必要十分な情報を収集しておきましょう。
データベースを作成する
集めたデータをもとにデータベースの作成を行います。主な作業は以下の通り。
・検索項目の決定
・データ型の指定
・項目名の指定
・データ整理(リレーション・正規化)
・パーティション(テーブル分割)の指定
・インデックスの指定
・バックアップの設定
データベースの拡大やデータの追加など、将来的な運用も考慮してデータベースの作成を行いましょう。
ローカル環境でプログラミングを書く
続いて、以下のようにプログラムを作成します。
・Webページ
データベースサイトを公開するためのページ。ユーザー入力した検索や要求に対し、結果を出力するためのプログラムを作成。
・データベース
データベースへのアクセスや指定されたデータの検索を行うためのプログラムを作成。
PHPやHTML、CSSなどの言語を駆使して、Webページとデータベースの橋渡しを行うためのプログラムをローカル環境で作成します。
本番環境にデータを移行する
ローカル環境でのプログラムが完成したら、本番環境であるサーバーへWebサイトとデータベースのデータを移行します。
■データベース
1.データベースの本番環境への移行
2.データベース接続先を本番環境へ合わせて書き換え
■Webサイト
1.Webサイト・プログラムのデータをFTPでアップロード
2.Webページへプログラム呼び出しコードの記述
見た目を整える
データベースサイトはユーザーからの要求に応じて動的なWebページを生成して表示を行うため、設計時に意図した通りに表示されていない場合があります。
本番環境へ移行したデータベースサイトを実際に操作してみて、デザインやレイアウトなどに問題がある場合はCSSを調整して表示されるページの見た目を整えましょう。
正しく動くかテストする
データベースサイトではサイトのデザインやレイアウトが意図した通りに表示されるだけでなく、ユーザーからの要求に応じて適切な結果を返せることが重要です。
あらゆるパターンでテストを繰り返し、サイトが正しく動作するかを確認しましょう。動作不良が見つかれば修正を行い、全ての問題をクリアできればいよいよサイトのリリースです。
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データベースサイトの内製は可能?
データベースサイト作成には、データベースの作成やWebサイトと連動させるプログラミングなど一般的なWebサイトよりも専門的で高度なスキルが必要。スキルを持つ人材と十分な工数を確保できれば内製も不可能ではありませんが、そうではない場合は外部の専門業者へ発注するのがおすすめ。
技術力のある実績が豊富なホームページ制作会社であれば、要件に応じたデータベースサイトの作成を安心して任せられるでしょう。
ホームページ制作の費用相場
続いて、ホームページ制作にかかる費用の相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
制作費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は、料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】ホームページ制作会社選びで迷ったらアイミツへ
近年では静的なWebサイトよりも動的なWebサイトが活用されるケースが増えているため、データベース機能を取り入れたサイトについて理解しておくことは重要です。
データベースサイトは内製を行うことも不可能ではありませんが、専門的な知識やスキルが必要なため、高度な機能を持つサイトを制作する場合はプロへ発注するのがおすすめ。
アイミツでは、サイト制作の要望や要件に応じておすすめのホームページ制作会社ご紹介しています。お気軽にご相談下さい。
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