- 課題
- 作業帽に付けた魚眼レンズで作業者のモーション推定を行うAIを開発している事業部署からご依頼が直接ありました。
Unity上で人体モデルに魚眼レンズを付与し、レンズを通して見えるXY位置を計算し、自社AIシステムのアノテーションとして使うためのソフトウェアがほしいとのご要求です。
また、専用レンズをレンタルさせて頂き、その特性も反映したいとの事でした。
- 解決
- Unity標準の魚眼レンズでは要求が満たせず、大学用計算ツールのMatLABを使用し、にレンズ特性を逆算で計算しました。
魚眼レンズは複数の種類があり、計算ロジックを論文から学び取り、コードに落とし込んで再現しました。
開発はR&Dで、理論構築から論文読み込み、ソースコード置き換え、データ検証も含め弊社が対応しました。
- 効果
- 内部で利用するソフトウェアでしたが、無事に稼働し喜んで頂けました。
レンズ特性情報を入れることで、様々な形状の魚眼レンズにも対応できるため、応用の幅が広がったものと思われます。学術系システムや専用アプリが不要となるため、発注者様ではAI活用が進展したとの御礼の言葉も頂けました。
診断とヒアリングから
お探しします