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システム開発の補助金ガイド【2026年5月最新版】補助金額、申請方法を解説

更新日:2026.05.15

システム開発で使える補助金完全攻略!補助金の種類や注意点も解説

システム開発の費用相場は、基幹システムの場合は250万~3,000万円程度業務支援システムの場合は60万~920万円程度Webシステムの場合はシステムの種類によりますが40万~600万円程度かかるとされています。要件によってはフルスクラッチ開発での高度なカスタマイズが必要となるため、費用が大幅に増加し数千万円規模になることもあります。

そうした際に頼りになるのが、国や自治体の補助金・助成金です。
今回はシステム開発に利用できる5種類の中小企業向け補助金制度をピックアップし、2026年5月15日に調査した最新情報をもとに、徹底解説します。

最近の更新内容

2026.05.15 更新
中小企業向けにシステム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・「小規模事業者持続化補助金」「中小企業新事業進出補助金」「デジタル化・AI導入補助金」「ものづくり補助金」「中小企業省力化投資補助金」について2026年5月15日時点の最新情報に更新
2026.04.15 更新
中小企業向けにシステム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・「小規模事業者持続化補助金」「中小企業新事業進出補助金」「デジタル化・AI導入補助金」「ものづくり補助金」のについて2026年4月15日時点の最新情報に更新
2026.03.12 更新
中小企業向けにシステム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年3月12日時点の最新情報に更新
2026.02.10 更新
中小企業向けにシステム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年2月時点の最新情報に更新
2026.01.13 更新
中小企業向けにシステム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。 ・各補助金/助成金制度について2026年1月時点の最新情報に更新

システム開発で使える代表的な5つの補助金

システム開発で活用しやすい代表的な補助金として、ものづくり補助金、デジタル化・AI導入補助金、小規模事業者持続化補助金、中小企業新事業進出補助金、中小企業省力化投資補助金の5つがあります。

ものづくり補助金【高い給付額を期待する方におすすめ】

給付上限3,000万円と高く設定されている補助金で、審査のハードルも高いのがネック
制度として革新的なプロダクト・事業を創出することに主眼が置かれているため、「売り上げを伸ばすためにシステム開発する」「システムによって自社の業務効率をアップさせる」といった理由だけでは採択されないケースが多いようです。

<最新情報や更なる詳細を知りたい方は「ものづくり補助金」公式サイトへ>

デジタル化・AI導入補助金【スムーズに手続きしたい方におすすめ】

最大450万円の給付を受けられるデジタル化・AI導入補助金は、指定のITツールの導入を検討している方におすすめです。また、申請はノウハウもある指定業者と連携して行うのもポイント。
募集要項をきちんとチェックしたうえで不備のないよう準備すれば、オンラインからスムーズに申請できます。  

<最新情報や更なる詳細を知りたい方は「デジタル化・AI導入補助金」公式サイトへ>

小規模事業者持続化補助金【小規模な会社の方におすすめ】

小規模事業者持続化補助金の補助上限は50万円(補助率は2/3、賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)です。また、インボイス特例の要件を満たす場合50万円上乗せ、賃金引上げ特例の要件を満たす場合は150万円上乗せ、どちらの要件も満たす場合は、200万円上乗せとなります。ほかの補助金と比べて採択率が少し高い点も見逃せないポイントです。

<最新情報や更なる詳細を知りたい方は「小規模事業者持続化補助金」公式サイトへ>

中小企業新事業進出補助金【事業再構築に前向きな方におすすめ】

新商品・新サービスの開発や、新たな市場・顧客層への進出に取り組みたい場合には、最大補助額がなんと7,000万円の中小企業新事業進出補助金がおすすめです

事業再構築補助金の後継として新設された補助金で、いつまで続くかは不透明ですが、補助額も大きいので条件に該当する方は申請してみるといいでしょう。

<最新情報や更なる詳細を知りたい方は「中小企業新事業進出補助金」」公式サイトへ>

中小企業省力化投資補助金【人手不足にお悩みの方におすすめ】

中小企業省力化投資補助金の補助上限額は最大1億円(補助率は1/2〜2/3)で、人手不足の解消につながるロボット・IoT・省力化設備などの導入を検討している企業におすすめです。
また、カタログに登録された製品を選定することで、比較的スムーズに申請を進められる点も特徴です。

  <最新情報や更なる詳細を知りたい方は「中小企業省力化投資補助金」」公式サイトへ>  

補助金はどう選ぶべき?

1つのシステム開発で利用できる補助金は1種類のみで、複数の補助金を併用することは原則できません。
そのため、目的に沿った最適な補助金を選択する必要があります。

補助金選びは、まず自社の開発テーマや課題に合致するものを探すことから始まります。経済産業省や自治体など、様々な機関が提供する補助金の目的や対象、金額、申請期間を比較検討しましょう。単に補助金額が大きいものを選ぶのではなく、事業の成長戦略に沿っているか、採択の可能性が高いかどうかといった視点も重要です。初めて補助金を申請するという場合は、過去の採択事例や公募要項の確認はもちろんのこと、専門家への相談も不可欠です。

ここからは、それぞれの補助金制度について詳しく解説します。

ものづくり補助金【直近公募は受付終了】

ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)は、中小企業庁による補助金制度で、中小企業や小規模事業者、個人事業主を対象に、新製品開発や業務効率化などに必要な設備・システム導入を支援しています。補助上限額は、100万円~最大3,000万円です。

対象

ものづくり補助金は業種ごとに対象が定められています。

中小企業者(組合関連以外)
業種分類 資本金 従業員数
製造業、建設業、運輸業、
旅行業、情報サービス関連業
3億円以下 300名以下
ゴム製品製造業 3億円以下 900名以下
旅館業 5,000万円以下 200名以下
卸売業 1億円以下 100名以下
小売業 5,000万円以下 50名以下
サービス業 5,000万円以下 100名以下

※従業員数は常勤の人数

そのほか、以下の4つの基本要件を満たすことなどが定められています。
※基本要件1~3を全て満たす補助事業終了後3~5年の事業計画を策定。かつ従業員数21名以上の場合は基本要件4も満たすことが条件

  1. 付加価値額の増加要件
  2. 賃金の増加要件
  3. 事業所内最低賃金水準要件
  4. 従業員の仕事・子育て両立要件

給付額

ものづくり補助金の給付額は支援枠によって異なります。こちらでは、「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」の補助額と補助率をご紹介します。

支援枠 従業員数 補助上限額 補助率
製品・サービス
高付加価値化枠
5人以下 750万円 中小企業:1/2
小規模企業・小規模事業者および再生事業者:2/3
6~20人 1,000万円
21~50人 1,500万円
51人以上 2,500万円
グローバル枠 制限なし 3,000万円 中小企業:1/2
小規模企業・小規模事業者:2/3

※補助下限額は100万円。
※「製品・サービス高付加価値化枠」「グローバル枠」の双方において、「大幅な賃上げに係る補助上限額引上げの特例措置」が用意されています。

申請スケジュール

2026年5月現在、直近の公募は終了していますが、年2~3回程度公募が行われています。

第24次公募のスケジュール
項目 期間
公募受付 5/15時点でスケジュール未定
※情報判明し次第お知らせいたします。

補助金や助成金を活用してシステム開発を依頼する場合は、発注先も申請などの経験がある企業を選ぶとより安心です。補助金に対応できるシステム開発会社一覧の中から探してみるのがおすすめです。

デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)【6月15日締め切り】

デジタル化・AI導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールやAIの導入によって業務効率化・生産性向上・DX推進を図るための補助金制度です。これまで長年にわたり実施されてきたIT導入補助金を引き継ぎ、制度名称および支援内容を改めた後継的な補助金制度として位置づけられています。
従来のITツール導入支援に加え、AI活用やデジタル化・サイバーセキュリティ対策などの重点支援が強化されており、時代のニーズに合わせた支援内容へと進化しています。

しかし、補助対象になるのは事務局に登録されているIT・AIツールのみなので、事務局で対象ツールとして公開されているか事前に公式サイトの対象ツール検索ページで確認しましょう。  

対象

デジタル化・AI導入補助金の対象となる費用は主に以下の通りです。

申請枠・類型 主な補助対象経費
通常枠 ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、機能拡張、データ連携ツール、セキュリティ対策、導入コンサルティング、導入設定、マニュアル作成、導入研修、保守サポート
インボイス枠
(インボイス対応類型)
【ソフトウェア】
会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト
【オプション】
機能拡張、データ連携ツール、セキュリティ
【役務】
導入コンサルティング、活用コンサルティング、導入設定、マニュアル設定、導入研修、保守サポート
【ハードウェア】
PC、タブレット、プリンター、スキャナー、複合機、POSレジ、モバイルPOSレジ、券売機
インボイス枠
(電子取引類型)
・受発注機能を有するクラウド型ITツール
・インボイス制度対応ソフト
・受注側企業へ無償供与するアカウント利用料
セキュリティ対策推進枠 ・「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」掲載サービス利用料
・セキュリティサービス導入費用
・クラウド型セキュリティサービス利用料(最大2年分)

給付額

システム開発にデジタル化・AI導入補助金を利用する場合、給付額はシステムの目的・役割(=業務プロセス)に応じて分けられます。

申請枠・類型 補助額・補助率
通常枠 1プロセス以上:補助額5万~150万円未満
4プロセス以上:補助額150万~450万円以下

※補助率は、どちらの場合も1/2以内。
ただし、地域別最低賃金以上かつ令和7年度改定後の地域別最低賃金未満で雇用している従業員が、全従業員の30%以上を占める月が3か月以上ある事業者は、補助率が2/3以内に引き上げられます。
インボイス対応枠
「インボイス対応類型」
・ITツール(1機能)補助額:50万円以下
(補助率:中小企業は3/4以内、小規模事業者は4/5以内)

・ITツール(2機能以上)補助額:50万円超~350万円以下
(補助額50万円超の補助率は、補助額のうち50万円以下が3/4、小規模事業者は4/5、50万円超が2/3)

・上記に加えPC・タブレット等10万円以下、レジ・券売機等20万円以下
(補助率1/2以内)
インボイス対応枠
「電子取引類型」
下限なし~350万円以下

(中小企業・小規模事業者等:補助率2/3以内、その他事業者等:1/2以内)
セキュリティ対策推進枠 5万~150万円

(補助率:小規模事業者2/3以内、中小企業1/2以内)

申請スケジュール

第2次の募集の締め切り期限は2026年6月15日(月)17:00までです。

申請スケジュール(第2次)
項目 日付
申し込み開始日 2026年3月30日(月)
締め切り日 2026年6月15日(月)17:00
交付決定日 2026年7月23日(木)
事業実施期間 交付決定~2027年1月29日(金)
事業実施報告期限 2027年1月29日(金)17:00

出典:中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金

補助金や助成金を活用してシステム開発を依頼する場合は、発注先も申請などの経験がある企業を選ぶとより安心です。補助金に対応できるシステム開発会社一覧の中から探してみてはいかがでしょうか。

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小規模事業者持続化補助金【直近公募は受付終了】

小規模事業者持続化補助金は、経済三団体の1つである日本商工会議所が運営している補助金制度で、「一般型」「創業型」「共同協業型」「ビジネスコミュニティ型」の4つの型があり、更に一般型では、「通常枠(インボイス特例、賃金引上げ特例)」「災害支援枠」が設けられています。
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)では、補助対象経費として8つの項目が設定されており、このうちシステム開発に関連する費用は、「ウェブサイト関連費」に該当します。

  1. 機械装置等費
  2. 広報費
  3. ウェブサイト関連費
    (販路開拓が目的のWebサイト、ECサイト、システム等の開発・構築・更新・改修・運用経費)
  4. 展示会等出展費
  5. 旅費
  6. 新商品開発費
  7. 借料
  8. 委託・外注費

対象

小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)では、以下に該当する法人・個人事業主・特定非営利活動法人が対象です。以下の1~3の要件を全て満たす必要があります。

補助対象
  1. 小規模事業者であること
    ・商業・サービス業(従業員数5名以下)
    ・宿泊業・娯楽業(従業員数20名以下)
    ・製造業その他(従業員数は常時雇用の人数)
  2. 資本金・出資金が5億円以上の法人に直接又は間接に100%の株式を保有されていないこと(法人のみ)
  3. 確定している(申告済みの)直近過去3年分の「各年」又は「各事業年度」の課税所得の年平均額が15億円を超えていないこと

また、上記の要件を満たす場合でも、補助対象外となる条件があるため、申請を希望する場合は、募集要項をしっかりと読み込みましょう。

給付額

枠によって補助率・補助額は異なります。「一般型・通常枠」の場合の給付額は以下の通りです。

項目 補助上限額・特例
通常枠 補助上限 50万円
(補助率は2/3、賃金引上げ特例のうち赤字事業者は3/4)
①インボイス特例 50万円上乗せ
②賃金引上げ特例 150万円上乗せ
両特例を満たす場合 ①②の要件をともに満たす事業者は、200万円上乗せ

※その他条件あり

小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)では、補助上限が50万円に設定されています。補助率は2/3であるため、例えば、システム開発の費用が300万円なら給付される小規模事業者持続化補助金は最大50万円(残り250万円を自己負担)、100万円なら補助金と自己負担分で折半となります。
また、「インボイス特例」や「賃金引上げ特例」の条件を満たすことで、更なる上乗せ金額を受け取ることができます。

申請スケジュール

2026年5月現在、直近の公募は終了しましたが、年3回〜4回程度の頻度で公募が実施されています。

第20回公募のスケジュール
流れ 期間
公募受付 5/15時点でスケジュール未定
※情報判明し次第お知らせいたします。

出典:中小企業庁「小規模事業者持続化補助金

中小企業新事業進出補助金(事業再構築補助金の後継制度)【6月19日締め切り】

中小企業新事業進出補助金は、事業再構築補助金の後継として新設された制度で、既存事業とは異なる新商品・新サービスの開発や、新たな市場・顧客層への進出に取り組む中小企業を支援するものです。
新規事業の中核となるシステム・ソフトウェア開発についても、要件を満たせば補助対象となります。

対象

中小企業新事業進出補助金は、既存事業とは異なる新市場・高付加価値事業への進出を目指す中小企業・小規模事業者などを対象とした補助金です。※詳しい中小企業の定義については公式資料ををご確認ください。
補助対象経費については以下の通りです。

補助対象経費
  • 機械装置・システム構築費(建物費といずれか必須)
  • 建物費(機械装置・システム構築費といずれか必須)
  • 運搬費
  • 技術導入費
  • 知的財産権等関連経費
  • 検査・加工・設計等に係る外注費
  • 専門家経費
  • クラウドサービス利用費
  • 広告宣伝・販売促進費

システム開発を検討する事業者の場合、単なる既存業務の効率化や社内システムの改修ではなく、新たな顧客価値を提供する新サービスや新ビジネスモデルの構築として事業計画に位置づけることが重要です。

たとえば、新市場向けのSaaS、外部提供を前提とした業務支援システム、デジタル技術を活用した新サービス基盤などは、「新事業」として整理することで、開発費や関連経費を補助対象に含められる可能性があります。

給付額

中小企業新事業進出補助金では、企業規模や従業員数に応じて補助上限額が設定されています。

従業員数 補助金額 補助率
20人以下 750万円~2,500万円
(賃上げ特例適用時:3,000万円
1/2
(地域別最低賃金引上げ特例適用時:2/3)
21~50人 750万円~4,000万円
(賃上げ特例適用時:5,000万円
51~100人 750万円~5,500万円
(賃上げ特例適用時:7,000万円
101人以上 750万円~7,000万円
(賃上げ特例適用時:9,000万円

※賃上げ特例の適用による補助上限額の引上げを受ける事業者の場合、括弧内の補助上限額を適用。
※地域別最低賃金引上げ特例の適用による補助率の引上げを受ける事業者の場合、括弧内の補助率を適用。

従業員規模に応じて補助上限額が設定されており、従業員20人以下の場合は最大2,500万円、21〜50人で最大4,000万円、51〜100人で最大5,500万円、101人以上で最大7,000万円までの補助を受けることが可能です。補助率は原則1/2で、補助額の下限は750万円とされています。

申請スケジュール

第4回公募の申請受付開始は2026年5月19日(火)から、応募締切は2026年6月19日(金)18:00までです。

申請スケジュール(第4回)
項目 日付
公募開始 2026年3月27日(金)
申請受付 2026年5月19日(火)
応募締切 2026年6月19日(金)18:00まで

中小企業省力化投資補助金【直近公募は受付終了】

中小企業省力化投資補助金は、人手不足の解消と生産性向上を目的に、ロボット・IoTなどの省力化設備導入を支援する制度です。既存事業の効率化に特化しており、「業務の自動化・省人化」を進めたい企業に適しています。

対象

本事業の補助対象者は、日本国内で事業を営む中小企業・小規模事業者、中堅企業などです。加えて、一定要件を満たす組合関連や特定事業者も対象に含まれます。申請にあたっては、「労働生産性の年平均成長率4%向上」や「給与支給総額の増加」など、複数の基本要件を満たす3〜5年の事業計画を策定する必要があります。加えて、補助事業終了後の賃上げ計画も求められます。
また、補助対象経費については以下の通りです。

補助対象経費
  • 機械装置・システム構築費(50万円(税抜)以上の設備投資を行うことが必須)
  • 運搬費
  • 技術導入費
  • 知的財産権等関連経費
  • 外注費
  • 専門家経費
  • クラウドサービス利用費

給付額

中小企業省力化投資補助金では2種類の型が用意されており、「一般型」はオーダーメイド性のある設備導入やシステム構築を対象に、「カタログ注文型」は事前登録された省力化製品を簡易に導入できる制度です。どちらも従業員数に応じて補助上限額が設定されています。

従業員数 補助上限額 補助率
一般型 5人以下 750万円
(大幅賃上げ特例適用後:1,000万円
中小企業:1/2
小規模事業者・再生事業者:2/3
中堅企業:1/3
6~20人 1,500万円
(大幅賃上げ特例適用後:2,000万円
21~50人 3,000万円
(大幅賃上げ特例適用後:4,000万円
51~100人 5,000万円
(大幅賃上げ特例適用後:6,500万円
101人以上 8,000万円
(大幅賃上げ特例適用後:1億円
カタログ注文型 5名以下 500万円
(大幅賃上げ特例適用後:750万円
1/2以下
6~20名 750万円
(大幅賃上げ特例適用後:1,000万円
21名以上 1,000万円
(大幅賃上げ特例適用後:1,500万円

「一般型」では最大1億円まで補助を受けられる一方、「カタログ注文型」は比較的小規模な設備導入を想定した制度設計となっています。また、補助率も事業者区分によって異なり、中小企業は1/2、小規模事業者・再生事業者は2/3、中堅企業は1/3です。
さらに、大幅な賃上げ要件を達成した場合は、補助上限額の引上げ措置も用意されています。なお、補助対象となるのは単なる設備購入ではなく、「人手不足解消」や「業務効率化」に資する省力化投資である点に注意が必要です。

申請スケジュール

2026年5月現在、「一般型」の公募は終了していますが、公募回数は年3~4回行われる予定です。一方で「カタログ型」は、随時申請を受け付けています。

項目 一般型 カタログ型
公募受付 5/15時点でスケジュール未定
※情報判明し次第お知らせいたします。
随時申請受付中

補助金の申請手続きから交付までの流れ

補助金の申請手続きから交付まで

補助金申請は、以下のようなステップで進めていきます。

申請したい補助金を選択する

さまざまな募集があるため、自社の事業形態に合わせ選択をします。日本政府公式Webサイトの「ミラサポplus」から、閲覧や検索を行うことができます。

公募要領の確認/必要書類の準備

申請したい補助金を決定したら、申請に必要な書類の用意にとりかかりましょう。具体的には、応募申請書、事業計画書、経費明細書、各種申請様式などです。  

申請する

申請書類の準備が整い次第、期日までに事務局へ必要書類一式を提出します。
なお、申請する補助金によって要件や手続きは異なるため、公募要領を十分に確認したうえで進めることが重要です。

採択の通知を受け取る/交付申請を行う

無事、申請が通り、採択されると通知が届きます。通知を受けたら「交付申請」を行いましょう。
交付申請が認められたら、ついに「交付決定(補助事業の開始)」です。

事業の実施/補助金の交付

実際に申請した内容で事業を実施し、その事業内容や経費を申請します。
申請の確認が完了後、補助金額の確定・交付が行われます。

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補助金・助成金の注意点

補助金を活用する際にいくつか注意点があります。おろそかにすると不採択につながる場合があるので注意しましょう。

支給は後払い

補助金や助成金の支払いは基本的に後払いになります。支給のタイミングで多いのは補助事業を実施後の実績報告を行う時になります。
そのため、事業を行う段階では手元にある程度の資金を用意しておく必要があります。また、実績報告の段階で成果未達成の場合は補助金によっては支給が見送られる可能性もあるため、注意しましょう。

不採択となる可能性も高い

補助金は原則返す必要がないため、採択に厳しい審査基準を設けている場合があります。旧制度であるIT導入補助金は採択率が半数を超えていた一方で、ものづくり補助金では申請の半数程度が不採択となる回もあります。申請する補助金によっては採択は厳しい場合があることは頭に入れておきましょう。

期間外の経費は対象外 

補助の対象となるのは、申請した期間内の経費になります。例えば、2024年4月1日~2024年8月1日までの開発期間の経費を申請していた場合はこの期間が対象となります。

期間前に発生していた経費は対象外で、期間後においても補助金によっては延長を認められない場合があるので注意が必要です。
また、期間外に発生した経費を月日を改ざんし期間内で申請することは、当然ながら不正行為とみなされます。補助金の全額返納など、重いペナルティが課せられるので、絶対に行わないようにしましょう。  

補助金申請のサポートに強いシステム開発会社おすすめ3選

補助金について理解が深まったところで、補助金の申請にはそれなりの工数がかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、補助金の申請をサポートしてくれるシステム開発会社です。ここからは、補助金の申請をサポートしてくれる会社をご紹介します。

株式会社PPFパートナーズ

株式会社PPFパートナーズのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社PPFパートナーズ https://ppfpart.co.jp/

こんな人におすすめ ・システム開発に補助金を活用したい方
・システム開発から補助金までワンストップでサポートしてもらいたい方
・補助金サポートの実績が豊富な会社に依頼したい方

掲載実績・事例(6件)

株式会社PPFパートナーズは補助金の申請から実際の開発までワンストップ対応してくれるサービス「補助金DX」を提供しています。サービス開始から累計で1年で100件以上の補助金申請をサポートしてきた実績があり、同社公表では採択率70%超の実績がありますまた、どの補助金を申請するか定まっていない状態でも依頼内容に適した補助金を探し提案してくれるので、補助金についての理解が不安な場合でもおすすめです。

公式HP:https://ppfpart.co.jp/

予算感 要問い合わせ
設立年 2015年
従業員数 100-499人
会社所在地 大阪府大阪市中央区内本町2-4-16 オフィスポート内本町ビル606号
電話番号 06-6314-6685

株式会社セルバ

株式会社セルバのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社セルバ http://www.selva-i.co.jp/

こんな人におすすめ ・システム開発に補助金を活用したい方
・補助金の申請をサポートしてもらいたい方
・システム開発と補助金サポートの両方に対応してもらいたい方

株式会社セルバは補助金サポートを提供しているシステム開発会社です。申請に必要な書類作成のサポートから支援。完成した申請書は専門家によるチェックを行います。システム開発においては要件定義から行い開発・リリースまで実施してくれます。また、完成したシステムの事業報告書の作成も支援してくれるため、補助金に関する作業を一貫したサポートしてもらいたい場合はおすすめです。

公式HP:http://www.selva-i.co.jp/

予算感 要問い合わせ
従業員数 30-99人
会社所在地 大阪府大阪市北区西天満1丁目2番5号 大阪JAビル14階

株式会社ヴィジョナリーバンガード

株式会社ヴィジョナリーバンガードのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社ヴィジョナリーバンガード https://v-vanguard.co.jp/

こんな人におすすめ ・補助金の申請サポートしてもらいたい方
・補助金申請からシステム開発までワンストップ対応してもらいたい方
・補助金の採択決定後もサポートしてもらいたい方

掲載実績・事例(5件)
  • 建設業界向け見積り支援システム
    • 業務システム開発
    • 建設・工事
    • 費用:費用公開なし
    出典:大手ゼネコン
    課題
    プラントや商業施設など大規模な建設を行う業界において「見積り」は非常に重要な業務であるものの、俗人的になったり余計なコストやリソースを割いたりなどの課題があります。
    解決
    VVでは建設業界のクライアント様に向け、過去の実績から見積もりを簡単に作成をすることで業務効率の改善、見積り精度と速度の向上を行うシステムを開発し、他社との差別化をはかりました。
    効果
    3~4週間程度の期間を要していた概算見積り作成業務をシステム化することにより、スピーディーなコスト算出を実現しました。
  • アパレル・ファッション関連向け業務支援システム
    • 業務支援システム開発
    • アパレル
    • 費用:費用公開なし
    課題
    来店予約の管理を、店舗ごとに個別で行っており、非効率な側面もあった。
    解決
    システム導入により、来店予約の情報を一括管理することで業務効率を改善。
    店舗スタッフが日時毎の予約可能人数を事前登録しておく事で、予約の空き枠について正確に管理し、重複予約などのトラブルを回避。
    効果
    お客様の個人情報、契約情報に基づき、特定の日時にメッセージを自動配信するCMSも実装。
  • 自動車メーカー向けCRMシステム
    • 顧客管理システム開発
    • メーカー(その他)
    • 費用:費用公開なし
    課題
    クライアントのWEBマーケティング業務を支援
    解決
    顧客情報を基幹システムと幅広く連携させて、WEBマーケティングに係る業務を効率化。
    効果
    システム企画・コンサルにより参加し、設計・開発・保守・運用業務に至るまでを幅広く対応。
    クライアントの潜在的な課題を解決すべく、企画・開発を実施し、長期に渡って運用・保守を実施しております。

株式会社ヴィジョナリーバンガードは補助金の申請からシステム開発までワンストップ対応してくれます。要件をヒアリングした上で、補助金申請時に必要な事業計画書を作成してくれるため、内容が整合性が高くなり補助金の採択率を向上させてくれます。また、採択後の手続き代行も可能です。

公式HP:https://v-vanguard.co.jp/

予算感 要問い合わせ
設立年 2012年
従業員数 10-29人
会社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目51番10号PORTAL POINT HARAJUKU 8階
電話番号 03-6384-5920

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今回はシステム開発に利用できる補助金を取り上げ、それぞれの概要や給付額、申請スケジュールについてご紹介しました。できるだけコストを抑えながら、システム開発をしたい、業務システムを導入したいと考えている方の参考になれば幸いです。
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