【導入方法あり】Googleアナリティクスとは|使い方や5つの指標を知って自社サイトを適切に分析!【2024年最新版】
Webサイトを改善したいけど、どこから手をつけて良いのか分からない。Googleアナリティクスってよく聞くけど、使い方がわからない……という方は多いのではないでしょうか。その場合、Googleアナリティクスを導入することで問題解決ができるかもしれません。今回は、自社サイトの課題を見つけ、改善する糸口を見つけたい方に向けてGoogleアナリティクスとは何か、また使い方や5つの指標について詳しく解説します。
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Googleアナリティクスとは
GoogleアナリティクスとはGoogleが提供するアクセス解析ツールです。無料で利用できるサービスで、多くのWebサイト運営者が利用しています。以降、Googleアナリティクスの内容について詳しく解説します。
Googleアナリティクスでできること
Googleアナリティクスを導入することで、サイトへのアクセス状況を様々な角度から分析できるようになります。具体的にはWebサイトに関して「どんな人が」「どこから」「どんな行動をとったが」が分かります。ユーザーの属性、流入経路、訪問ページ、離脱率だけでなく、成果の達成率、広告効果や反響調査も可能で、Googleアナリティクスの導入により、効果的なマーケティング施策を打てるようになります。活用方法について特にマニュアルは存在していないため、担当者が独自に情報収集して使いこなすことが求められます。
アカウント・プロパティ・ビューの構成
Googleアナリティクスは、「アカウント」「プロパティ」「ビュー」の3階層で構成されています。この3階層は企業のWebサイト運営体制とも関わる重要な要素となるため、各階層の内容を抑えておく必要があります。
・アカウント
アカウントは1つの企業に1つ与えられるものです。ユーザー管理と変更履歴の確認をするもので、アクセス権限の確認や権限付与などが可能です。変更履歴の確認では編集者がアカウント設定に対してどの様な変更を行ったか分かります。
・プロパティ
プロパティは1つのWebサイトに1つ与えられるものです。Google広告、Google AdSense、Google Search Consoleのリンク設定が可能です。また、トラッキングコードの確認及びカスタマイズも行えます。
・ビュー
プロパティの配下に作成するもので、「どのような分析を行いたいか?」に応じて単位を設定します。例えば「ECサイトの分析をしたい」という希望があれば、その単位でビューを設定します。
Googleアナリティクスの導入方法
ここからは、Googleアナリティクスの導入方法について紹介します。実際の導入の際は以下のステップで進めてください。
1:Googleアカウントを取得
2:Googleアナリティクスに登録
3:トラッキングIDの取得と埋め込み
以降、順番に従って内容を詳しく解説します。
Googleアカウントを取得
Google アナリティクスを利用するためには、最初にGoogleアカウントを作成しなければなりません。既にGoogleアカウントを取得している場合はスキップしてください。取得していない場合は「Googleアカウント作成」にアクセスして「姓名」「メールアドレス」「パスワード」を入力します。「次へ」をクリックすると更に個人情報を入力する画面が出るので必要事項を入力、利用規約に同意することでアカウント登録は完了です。
Googleアナリティクスに登録
Googleアカウントが取得出来たら次はGoogleアナリティクスの登録です。Googleアナリティクスにアクセスして、ページ中央にある青色の「さっそく始める」ボタンをクリックします。Googleアナリティクスの設定画面が出たらアカウント名を入力し、4つのデータ共有項目にチェックを入れます。次にプロパティの設定画面が表示されたら、プロパティ名を入力、住所地のタイムゾーンと通貨の設定をします。更に詳細オプションを表示して必要な設定を行います。
出典: Google マーケティング プラットフォーム アナリティクス https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/
トラッキングIDの取得と埋め込み
Googleアナリティクスの管理画面からトラッキングコード(グローバルサイトタグ)を取得したら、アクセス解析したいサイトに埋め込みます。方法はトラッキングコードをHTMLソースの<head>タグのすぐ後に貼り付ければ完了です。トラッキングコードを埋め込むことで、流入経路や滞在時間などユーザーの行動が計測できるようになります。
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Googleアナリティクスの使い方-把握できる5つの指標-
ここからは、Googleアナリティクスの使い方・確認できる指標について解説します。まず、Googleアナリティクスで確認できるのは以下の5つの指標です。
・コンバージョン
・集客
・行動
・ユーザー
・リアルタイム
Googleアナリティクスを使ってこれらの指標を確認することでWebサイトの改善すべき点が見えてきます。また、各種施策の効果測定にも活用できるでしょう。以下、各項目について詳しく解説します。
コンバージョン
コンバージョンはWebマーケティングの世界で「成果」を意味する言葉です。英語「Conversion」のことで略して「CV」と表記されます。コンバージョンの意味は「サイト訪問者がWeb運営者が期待する行動をとってくれること」です。例えば、サイト訪問者に資料請求して欲しいとき、訪問者がWebサイトから資料請求を申し込んだらコンバージョンを達成したということになります。問い合わせしてほしい場合は、問い合わせがきたらコンバージョン達成です。
【使い方】
コンバージョンの指標から改善点を見つけることができます。Googleアナリティクスでは一定期間内にサイト訪問者がどの程度コンバージョンに至ったか自動計測できます。コンバージョン率が分かれば、施策の効果の程度が判明します。また、コンバージョンに至った層とそうでない層の行動の違いも分かるので、サイトを改善すべき箇所を分析できます。
集客
Googleアナリティクスには集客機能があり、ユーザーがどの様な経路から流入したのか確認できます。確認したい期間は任意で設定できるので、リサーチしたい期間を設定します。集客機能では次の6つの流入経路を調べられます。
Organic Search:検索エンジンからの流入(Google、Yahoo!など)
Paid Search:リスティング広告からの流入
Display:ディスプレイ広告からの流入
Social:SNSからの流入(FacebookやTwitter、Instagramなど)
Refferal:他サイトのリンク経由の流入
Direct:流入元が不明のアクセス(ブラウザのブックマークやお気に入りからの流入の可能性)
【使い方】
集客の指標からもサイトの改善点を見つけることができます。集客指標から流入経路が判明するので、どの流入経路の施策が弱いか判明します。リスティング広告に費用をかけた割に数値が低い場合は、広告の費用対効果が見合わないという判断になります。施策をどの様に改善すべきか具体化するのに役立つでしょう。
行動
Googleアナリティクスの行動機能を使うことで、ユーザーがWebサイトのどこを閲覧しているか確認できます。リサーチできるのは主に以下の2つです。
全てのページ:Webサイトの各ページがどれだけ閲覧されているのか確認が可能
ランディングページ:サイト訪問者が最初にアクセスしたページ
このほか、特定のディレクトリでのリサーチも可能です。
【使い方】
行動機能により閲覧数の多いページが分かります。また閲覧数の低いページが分かれば改善によりアクセス数を伸ばすことも可能です。直帰率が高ければサイトを回遊するための施策に力を入れなければなりません。サイトの改善点を知るのに欠かせない機能です。
ユーザー
ユーザーとはコンピュータやネットワークサービスを利用する人のことです。大抵はユーザーアカウントを持ち、システムに識別されます。Googleアナリティクスにおけるユーザー機能を使うと、Webサイトのアクセス状況が判明します。「ユーザー」>「概要」をクリックすると、ユーザーサマリーを閲覧できます。確認したい期間は任意に設定可能です。
【使い方】
ユーザー指標を見ることで、新規ユーザー、アクセス数、ページビュー数、平均セッション時間、直帰率が分かります。これらの指標からWebサイト上のユーザー行動を把握することが可能で、サイトの改善点を分析できます。特に直帰率=最初の一ページを見て離脱した数であり、改善を検討すべき点になります。
リアルタイム
リアルタイムとはアナリティクスのホームページに表示される機能です。リアルタイムで分かるのはどのデバイスでどのページを何人が閲覧しているか、今現在のWebページの閲覧状況です。サマリーで大きく表示されている数字がリアルタイムの閲覧者数です。日頃の分析で多用する指標ではありませんが、Googleアナリティクスの初期設定の状態をチェックする際に必要です。
Googleアナリティクスを活用するうえでの注意点
ここからは、Googleアナリティクスを活用するうえでの注意点について解説します。Googleアナリティクスを使用する際には以下の3つの点に気を付けてください。
・レポートを作って終わりにしない
・どの指標を重視するか決めておく
・多角的な視点でレポート内容を分析する
以降、詳しく解説します。
レポートを作って終わりにしない
Googleアナリティクスを活用すると様々なデータを取得できるようになります。ありがちな注意点として、
分析レポートを作って終わりになってしまう点です。アクセス解析をする本来の目的は、Webサイトの問題点を把握して、サイトの改善に繋げることです。サイト改善するのはそれなりの工数を要しますが、実行に移すことで着実に成果につなげられるでしょう。
どの指標を重視するか決めておく
Google アナリティクスは様々な指標を取り扱っているため、導入によりユーザー行動に関する膨大なデータを取得できます。しかし、自身が注視すべきポイントを把握しておかないと、分析に膨大な時間がかかってしまうので注意が必要です。機能が豊富であることはメリットですが、本当に把握すべき数字を見失いがちです。分析の際はその点に十分注意して取り組むようにしてください。
多角的な視点でレポート内容を分析する
Googleアナリティクスで作成したレポートはできるだけ色んな人に見てもらいましょう。なぜなら、データに変化があったときに、理由が分からないことは多々あります。しかし、他の人の意見を聞くことで「イベントを開催したからではないか?」など理由が分かることもあるからです。記事を客観的に見て「良い」ものにするためにも、多角的な視点で分析することは大切です。
GoogleアナリティクスはGoogleサーチコンソールとの連携がおすすめ
Googleアナリティクスはサーチコンソールと連携できます。サーチコンソール(Search Console)はユーザーの検索エンジンでの行動を把握するためのツールで、表示回数、クリック数、クリック率、平均掲載順位などのデータを得られます。Googleアナリティクスと並んでサイト分析するために不可欠のツールで、連携によりユーザーにサイトを訪問してもらうために何が必要かが分かります。流入数を増やし、更に成果を上げられるWebサイトを作るためにも、Googleアナリティクスとサーチコンソールは一緒に導入、連携させることをおすすめします。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万円 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】Googleアナリティクスの使い方に困ったらPRONIアイミツへ
Googleアナリティクスについて解説しました。GoogleアナリティクスはGoogleが提供するアクセス解析ツールです。導入によりWebサイト上の様々なデータを取得することができ、Webサイトの問題解決につなげられます。もし、Googleアナリティクスの使い方や、Webサイトの分析について何かお困りのことがあればPRONIアイミツまでお問い合わせください。サイト運用やWebマーケティングに長けたホームページ制作会社・Web広告会社を無料で複数社ご紹介させていただきます。
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