スパムサイトとは？判定基準、対処法も紹介【2024年最新版】

運営しているサイトのSEO順位が落ちている、とお悩みの方もいるでしょう。もしかするとそれは、Google検索エンジンからスパムサイトだと判定されているのかもしれません。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けサービスを比較検討できる「アイミツ」が、スパムサイトに該当する条件とは何かについて解説！スパムサイトの特徴や対処法も解説します。

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スパムサイトとは「ユーザーが求めていない通信データ」を大量に送信するサイトのことです。例えば、次のサイトが該当します。

・SEO対策として不正な手段を行っているサイト
・バックリンクを増やすために低クオリティなコンテンツをつくるサイト

「スパム=迷惑行為」を意味し、ユーザーに悪影響を及ぼします。そこでまずは、現在のGoogleにおけるスパムの取り扱いや、企業がスパムサイトと判定される条件を見ていきましょう。

Googleでは、スパムサイトの悪影響に対応するため、次のような情報を公開しています。『Google では、サイトが偽装行為や不正行為によって検索結果に表示されることがないよう、品質評価アルゴリズムや手動での確認に力を注ぎ、安全で有用なウェブサイトがより多く表示されるよう努めています。※』現在のGoogle検索エンジンには、SEOアルゴリズムにスパムサイトへのマイナス評価を追加。不正行為を行ってもすぐにGoogleから発見されるため、不正行為を行わないことをおすすめします。

※ 出典：Google Google 検索に関するユーザー向け情報 https://support.google.com/websearch/answer/7585859?hl=ja

結論として、企業サイトで不正行為を行っていなければ、スパムサイトだと判定される心配はありません。ただし、Googleのガイドラインに記載された「マイナス評価の条件」を満たしてしまうと、スパムサイトだと判定される恐れがあります。

ガイドラインに掲載されている条件は、次項で詳しく解説します。スパムサイトだと判定されてしまうと、SEO順位の下落や、検索結果から除外されるケースもあるので注意しましょう。

Googleから「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」というページが公開されていることをご存じでしょうか。ページには、スパムサイトだと判定される特徴が記載。そのなかでも、大きく影響する特徴を5つ解説します。

検索上位に表示されている競合他社のコンテンツのページをまるごとコピーしてサイトに掲載すると、スパムサイトだと判定されます。

対処法として、語尾を変えるだけで解決すると思われがちですが、文章の重複率が高いと、変更したことを問わずスパム判定を受けてしまうので、効果がないと理解しておきましょう。また、コピペ行為はペナルティだけでなく著作権侵害のリスクもあります。法的な問題に発展する恐れもあるため、確実に実施しないでください。

コンテンツのなかに「隠しリンク」「隠しテキスト」を設置すると、スパムサイトだと判定されます。

「隠しリンク」「隠しテキスト」は、検索エンジンのクローラーをだましてサイト内を循環させるために設置。しかし、関係ないキーワードで上位表示されるため、ユーザーの検索に悪影響を及ぼします。「隠しリンク」「隠しテキスト」はクローラーからすぐに見つかってしまうため、現在ではマイナス効果しか生み出さないと理解しておきましょう。

メインコンテンツを疎かにしているにも関わらず、過剰にキーワードを詰め込んだコンテンツばかりつくるサイトは、スパムサイトだと判定されます。

もちろん、SEO対策としてキーワードを利用することは必要不可欠です。しかし、メインコンテンツを疎かにしているサイトは、クローラーが、ユーザーのバックリンクを取るために運営されていると判断します。マイナス評価を受け、ペナルティが発生する場合もあるので注意してください。

SEO対策として被リンクを不正に購入しているサイト、大量に作成した意味のないページから被リンクを設置しているサイトなどは、スパムサイトだと判定されます。被リンク先でIPアドレスが使い回されていることが発覚すると、Googleによってサイトの評価がマイナスに。自作自演だと判断され、ペナルティを受けるかもしれません。

アクセス数を増やすために、関係ないリンクなど、不正なリダイレクトを設置。その結果、ユーザーが意図しないコンテンツに誘導されてしまうサイトは、スパムサイトだと判定されます。

サイトの引っ越しなど、理由があるリダイレクトは問題ありません。ただし、記載されている情報とリンク先が異なる場合など、関係のないリンクが設置されているとペナルティを受けてしまいます。

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いつの間にか、まったく知らないスパムサイトから被リンクされている、とお悩みではないでしょうか。その状態を放置したままでいると、Googleから評価を下げられるかもしれません。もしスパムサイトによるリスクを回避したいのなら、被リンクされているサイトに連絡を入れてリンクの解除を申請しましょう。

しかし、返答がなかったり拒否されたりと、思うように対処してもらえないケースもあるはずです。その際には、Google Search Consoleを利用して、特定リンクの否認手続きを行ってください。Google Search Consoleでは、否認するページやドメインを設定できます。SEO順位を下げないためにも、早めの実施を心がけましょう。

Googleからスパムサイトだと判定されてしまった。その場合には「サイトの再審査」を申請して、スパム判定を解除してもらいましょう。再審査を受けるときの手順を以下に示します。

・スパム判定された理由を把握する
・ガイドラインに従って内容の修正する
・サイトの再審査を申請する

スパム判定はサイト全体の改善によって解決できます。スパム判定の確認や、再審査の申請は、Google Search Consoleから実施可能。もし再審査に通らない場合には、再度修正作業を行い、もう一度再審査を受けることが大切です。

Googleからスパムサイトだと判定されてしまうと、企業にとって大きな損失が生まれてしまいます。また、スパム判定を解除する作業が分からない・実施できないとお悩みの方もいるでしょう。その場合には、ホームページ制作会社といった専門家に依頼することをおすすめします。

初心者だと対応が難しいことでも、ホームページ制作のプロなら短期間で問題を解決。解決策を提案してもらえるほか、作業を代行してもらえるため、効率よくスパム判定に対応できます。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

SEO対策などを考慮した企業サイトを運営するのなら、Googleが公開しているルールを守らなければなりません。ルールを無視し、不正行為を行うと、SEO順位を下げられるリスクもあるので注意しましょう。また、内部要因・外部要因などの理由でGoogleからスパム判定を受けてしまった、とお悩みの方もいるはずです。その際には、ホームページ制作会社といった専門家に対処法を相談してみてはいかがでしょうか。

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