スマホ用Webデザインのポイント｜参考になる事例サイトも紹介【2024年最新版】

スマホに対応しているWebサイトを立ち上げる場合、成果を高めるにはデザインにも注力する必要があります。そこで本記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、スマホ向けのWebデザイン作成で参考になるサイトを7選ご紹介！サイト制作のポイントも詳しく解説していきます。

【関連ページ】
ホームページ制作にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にホームページ制作会社をお探しいただけます。
スマホサイト制作の費用・相場
スマホサイト制作に強いホームページ制作会社一覧

総務省が発表した令和4年版情報通信白書によると、2021年時点での個人のスマホ保有率は、前年よりも高い74.3％。また、スマホでのインターネット利用率も高い水準となっており、13～59歳までの各年齢階層で90％以上を記録しています。このデータからも、スマホを使い情報収集や商品購入を行うユーザーの割合が高まっていることは明白です。つまり企業にとって、スマホ用サイトを制作する重要性は高まっていると言えるでしょう。

魅力的なWebデザインを作成するには、事前に要点を押さえることが重要です。ここからは、スマホサイト制作のポイントを解説します。

国内ユーザーを対象としたスマホサイトのWebデザインは、サイズを「375×667」に設定するのが主流です。理由は、iPhoneでのサイト表示に適しているため。国内のスマホ市場ではiPhoneのシェア率が6割を超えており、日本人向けのサイトに適したサイズです。
一方、国外のユーザーも対象としているサイトでは、androidに合わせた「横幅360px」のサイズがおすすめ。スマホのシェア率を世界的に見た場合、androidがiPhoneを上回るため有効です。

Webサイトの文字や行間は、大きすぎても小さすぎても読みにくく視認性が低下します。そのため、フォントサイズや行間を意識することもWebデザインのポイントです。フォントサイズは14～16px程度の範囲で選びましょう。また、行間のおすすめは1.5～2.0emの範囲です。一般的なスマホサイトの多くで、これらの範囲が採用されています。

スマホサイトを作成する場合は、できるだけシンプルなWebデザインにするのもポイントの1つ。スマホはパソコンよりも画面が小さく、かつ縦長の仕様であることから、写真や画像、テキストなどを含みすぎたページは読みにくさが高まります。複雑なレイアウトを避け、わかりやすく情報が伝わるよう意識しましょう。

動作の軽いスマホサイトはページがスムーズに表示され、少ない待ち時間で閲覧できるためユーザビリティの向上に効果的です。また、ページの表示速度は検索順位にも影響します。動作の軽いサイトは、SEOの観点でもメリットが大きいです。

ここでは、Webデザインの参考におすすめのギャラリーサイトを3選ご紹介します。それぞれの特徴をチェックしましょう。

SANKOU!では、幅広い業種や色調のスマホサイトを多数紹介しています。虫眼鏡のマークをクリックすることで、各サイトのトップページだけでなくメニュー画面のデザインも確認可能。気になるサイトをお気に入りに追加できる点も便利なポイントでしょう。国内のスマホサイトを掲載しているため、日本人向けのWebデザインの参考におすすめです。

iPhone向けのWebデザインを紹介しているiPhoneデザインボックス。カラーやイメージ、業界など、数十種類のカテゴリーからサイトを検索できます。掲載前に審査を実施しクオリティを保っているため、質の高いWebデザインを参考にしたい方にうってつけ。サイトごとに複数のページを掲載しているほか、パソコン版のデザインも確認可能です。

AGT smartphone design galleryでは、優れたデザイン性のスマホサイトを紹介しています。各サイトの画像にカーソルを合わせると、画面が自動でスクロールされる点が特徴。さまざまなサイトのWebデザインを瞬時に比較できます。参考にしたいサイトが見つかった場合、画像をクリックすれば静止画で確認も可能です。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

続いては、デザインの参考になるスマホサイト4選をご紹介します。どのサイトも、事業内容や企業イメージに合ったデザインが印象的です。

アルジュナは、パッケージやWebのデザイン作成を手掛けている会社です。トップページでは、スライドショーを用いて制作実績を紹介。限られたサイズの中で多くの情報を伝えています。
写真や画像を複数配置しつつ、シンプルなレイアウトに仕上げている点が特徴。強く訴求したいメッセージのみフォントを大きくし、ユーザーの目を引く工夫もされているサイトです。

Webデザインやアートディレクションを手掛けるユニエルのWebサイトです。画面右上に配置するケースが多いハンバーガーメニューを、下側中央部分に設置しています。トップページに掲載したサイト制作実績は、画像の横に縦書きで各サイトのコンセプトを記載した独特なデザインが印象的。オリジナル性の高いレイアウトの参考におすすめです。

文房具を取り扱うぺんてるのサイトです。画像に重ねて動きのある文字を表示することで、メッセージのアピール力を強めています。赤をベースとしたカラフルなデザインのトップページをスクロールすると、白地のシンプルなページが現れる点が特徴。強いインパクトを与えつつ、わかりやすく情報を提供したい場合に参考にできるでしょう。

水環境に関する事業を展開する厚生協会のサイトです。水色を基調としたデザインにより、事業内容やコンセプトを明確に表現しています。シンプルなレイアウトながら、イラストを効果的に使っている点が印象的。ページ全体に魚や海藻、人物の挿絵を添えており、アニメーションも活用しています。イラストを使ったWebデザイン作成の参考におすすめです。

スマホサイトのデザインは、パソコン版とは異なるポイントをおさえて作成する必要があります。そのため、デザインにこだわりたい・集客やブランディングなどに有効なスマホサイトを作りたい場合は、スマホサイトの作成を得意とするホームページ制作会社への依頼がおすすめです。スマホサイト制作で実績の豊富な会社であれば、クオリティの高いWebデザイン作成が期待できるでしょう。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

本記事では、スマホ向けのWebデザインで参考になるサイトを7選ご紹介しました。スマホサイトは、サイズやレイアウトなどのポイントをおさえて作成することが重要です。そのため、一定の知識や技術、ノウハウが求められる作業であることから、制作する際にはスマホサイトを得意とした会社への外注するのがベストでしょう。
アイミツでは、丁寧なヒアリングを行った上で条件に合うホームページ制作会社を無料で複数ご紹介可能です。外注先選びでお困りの方はお気軽にご相談ください。

【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
スマホサイトに強いホームページ制作会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
スマホサイト制作の費用・相場