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サイト内検索とは|導入するメリットを解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

「サイト内検索って何?」、「サイト内検索機能は搭載するべきなの?」、「サイト内検索機能を導入したいが、どうすればいい?」など、サイト内検索についてさまざまに疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、サイト内検索とはどのような機能なのかを改めて解説するとともに、サイト内検索を行うにはどのような方法があるのか、サイト内検索を自社サイトに導入する場合にはどのようなメリットがあるのかなども紹介。サイト内検索機能の具体的な導入方法や、おすすめのサイト内検索ツールまで紹介していくので、ぜひ参考になさってください。

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サイト内検索とは

そもそもサイト内検索とはどのような機能なのかというと、文字通りWebサイト内に範囲を絞って検索をかけることのできる機能です。

例えば、ユーザーが「商品Aを探しているのに、どのページにあるのかわからない」、「情報Bについての記事を読みたいのに見当たらない」などと困っている際に、サイト内で検索することによって、サイト内のどこに求めている商品や情報があるのかをすぐに見つけることができます。また、具体的な商品名などをユーザーが忘れてしまっている場合でも、サイト内検索機能を利用できれば見つけられるでしょう。

サイト内検索の方法

サイト内検索は、いくつかの方法で行うことができます。基本的には、以下の5つの方法で行える場合が多いでしょう。

・サイト内の検索窓
・ブラウザの文字検索機能
・検索コマンド
・Googleの検索オプション
・Chromeのプラグイン

以下では、それぞれの検索方法について解説していきます。

サイト内の検索窓

サイト内検索を行う方法としてはじめにあげられるのが、サイト内の検索窓から行う方法です。Webサイト内に検索窓が設置されているという場合、その検索窓に検索したいキーワードを入力するだけで、サイト内検索を行うことができます。該当する情報がWebサイト内に見つかった場合には一覧が表示されるので、ユーザーはそこから自分が求めているものを選ぶという流れです。

しかし、検索窓はサイト製作者側が設置しなければ表示されません。サイト内検索に特化したツールを活用する、Googleのカスタム検索を設置するなどして導入しましょう。

ブラウザの文字検索機能

サイト内検索を行いたい場合には、ブラウザの文字検索機能を活用することもできます。ブラウザ内の文字検索機能は、ショートカットキー「Ctrl+F」(Apple製パソコンのキーボードの場合にはコマンドキー+F)で使用可能。ショートカットキーを押せばブラウザ右上に検索窓が表示されるため、キーワードを入力すれば該当する箇所を見つけることができます。

しかし、サイト内の検索窓のように該当しているコンテンツが検索結果として表示されるわけではなく、ページ内で該当しているキーワードを拾えるだけなので注意が必要です。

検索コマンド

サイト内検索を行いたい場合には、Googleの検索窓から検索コマンドを利用するのもおすすめです。検索コマンドとは、「site:(サイトコロン)」のこと。このサイトコロンのあとに検索したいキーワードを入力して検索すれば、サイト内で該当しているページが検索結果に表示されます。

例えば、「site:https://imitsu.jp/ サイト内検索」と表示した場合、https://imitsu.jp/のサイト内で、サイト内検索について扱っているページが表示されるのです。検索コマンドを使った検索に慣れている場合はスムーズでしょう。

Googleの検索オプション

サイト内検索を行いたい場合には、Googleの検索オプションを利用するのも1つの手段です。Googleの検索オプションを利用する際には、まずGoogleのトップページを開き、画面右下にある「設定」から「検索オプション」をクリックしてください。すると検索オプションの画面へと進むので、検索するキーワード欄や、サイトまたはドメイン欄を入力して検索することによって、検索内容に該当しているページが表示されます。

検索コマンドよりもより詳細に検索できる点がメリットですが、検索オプションに不慣れだと手間に感じることも多いでしょう。

Chromeのプラグイン

サイト内検索を行うためには、Chromeのプラグインを利用するのもおすすめです。Chromeでは、サイト検索に特化したプラグイン「Search the current site」を利用可能。利用するためには、まずChromeのWebストアから「Search the current site」のページへ行き、「Chromeに追加」を選んでプラグインをインストールしましょう。

そのあと「拡張機能を追加」をクリックしたら、サイト内検索を利用したいWebサイトを開いて、ブラウザ右上にある拡張機能のアイコンの中から「Search the current site」のアイコンをクリックし、検索窓にキーワードを入力してください。

サイト内検索を自社サイトに組み込むメリット

サイト内検索を行う方法はいくつかあることがわかりましたが、「サイト内検索の方法がこれだけあるなら、わざわざサイト内に設置する必要はないのでは?」と思う人もいるでしょう。そこでここからは、サイト内検索を自社サイトに設置するメリットを紹介します。

ユーザーの利便性が向上

サイト内検索を自社サイトに組み込むことによって、ユーザーにとっての利便性が向上するのは大きなメリットです。サイト内検索を行う方法はいくつかありますが、検索窓が設置されているパターン以外はどれも精度が低い、あるいは面倒な方法ばかり。ユーザーにとってはあまり便利な方法ではありません。

ユーザーにとって利便性の高いWebサイトである、使いやすいWebサイトであるということは、SEO的にも非常に重要なポイント。SEOの側面から考えても、検索窓は設置するべきでしょう。

検索履歴からユーザーの動向がつかめる

サイト内に検索窓を設置することによって、検索履歴データからユーザーの動向を掴むことができるのもうれしいポイントです。

ユーザーがどのようなキーワードを検索しているのかをチェックすることによって、ユーザーはどのようなニーズを抱えているのか把握できるだけでなく、Webサイト内でどのような情報が見つけづらくなっているのかも把握できます。自分たちではわかりやすくページを設置していると思っていても、ユーザーからすればなかなか見つけづらいコンテンツになっていることは少なくないため、そういった面を改善するためにもサイト内検索は効果的でしょう。

コンバージョン率の向上に期待できる

サイト内検索機能を導入することによって、コンバージョン率の向上も期待できるのは大きなメリットです。
サイト内検索は、特にECサイトにおいて非常に重要な役割を持つもの。プロバイダサービスの運営などを行っているNTTレゾナントの調査によれば、ECサイトユーザーの80%がサイト内検索を行っており、検索結果から商品をチェックしたユーザーは購買率が非常に高いというデータが残されています。※

そのため、ECサイトを運営しているもののなかなか売り上げが伸びないという場合には、検索窓を設置するのが効果的であると考えられるでしょう。

※ 出典:ネットショップ担当者フォーラム 2021 セミナーレポート「「サイト内検索」を改善してCVRアップを実現!NTTレゾナントが語るAI活用の重要性」https://netshop.impress.co.jp/node/9400

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サイト内検索機能の導入方法

サイト内検索がどれほど多くのメリットを持つのかはわかりましたが、サイト内検索機能はどのように導入するべきなのでしょうか。
サイト内検索機能を導入するためには、

・Googleカスタム検索を導入する方法
・プラグインを使って導入する方法
・サイト内検索サービスを利用して導入する方法

上記の3つがあるので、以下で方法を確認していきましょう。

Googleカスタム検索を導入する方法

サイト内検索機能を導入する方法としてはじめにあげられるのが、Googleカスタム検索を導入するというものです。Googleカスタム検索とは、Googleの提供している「プログラム可能な検索エンジン」のこと。Webサイト内にGoogleの「プログラム可能な検索エンジン」を設置することによって、サイト内検索機能を導入できます。
新たに検索エンジンを導入するためには、以下の流れに沿って設定を進めましょう。

1.カスタム検索エンジンのホームページを開き、「カスタム検索エンジンの作成、あるいは「[新しい検索エンジン」をクリック
2.「検索するサイト」欄に検索結果に含めたいWebサイトを1〜複数入力
3.「検索エンジン名」欄に名前を入力し、「作成」をクリック

プラグインを使って導入する方法

サイト内検索機能を導入する方法として2つ目にあげられるのが、プラグインを活用するという方法です。もしもWebサイトをWordPressを使って制作しているなら、WordPressのプラグインを活用してサイト内検索機能を組み込むことができます。

WordPressサイトをカスタマイズして自社サイトを制作した場合には、「Search & Filter」や「Search Everything」などのプラグインを使えばサイト内検索を導入できるでしょう。また、特別なカスタマイズはせずに使用しているという場合、デフォルトでサイト内検索機能が搭載されているため、特別なプラグインを利用する必要はありません。

サイト内検索サービスを利用して導入する方法

サイト内検索機能を搭載させたい場合には、サイト内検索機能に特化したサービスを利用するという方法もおすすめです。

Googleの「プログラム可能な検索エンジン」やWordPressのプラグインなどとは異なり基本的に有料サービスとなりますが、その分柔軟性が高く機能も充実しているのが大きな特徴。単なる検索機能ではなく、検索ユーザビリティを自動でブラッシュアップできる、検索キーワードの分析もスムーズに行えるなど、無料の検索エンジンでは見られない機能がさまざまに搭載されています。気軽にサイト検索機能を導入し、サイト改善にもつなげていきたい方にはおすすめでしょう。

おすすめのサイト内検索ツール

ここからは、おすすめのサイト内検索ツールを紹介していきます。コーポレートサイト向けのツールやECサイト向けのツールなど特徴はさまざまなので、自社サイトにマッチするものを探してみましょう。サイト内検索に特化したサービスを利用してWebサイトの利便性を高めたいという方は、ぜひ参考になさってください。

SyncSearch(株式会社SyncThought)

SyncSearchは、コーポレートサイト専門のサイト内検索ツールです。これまでに400社以上に導入されてきた実績を誇り、ローソンや東京ガスなど有名企業も多数導入。
多言語対応や表記揺れ対策、PDF検索やドメインを横断した検索など便利な機能が数多く搭載されています。検索されているキーワードをランキング表示できるのも便利でしょう。

probo(ビジネスサーチテクノロジ株式会社)

proboは、高機能なサイト内検索機能を気軽に導入できるASPです。N-gram方式を採用することで検索漏れを防いでいるほか、類語や表記揺れ、略称なども登録しておけるアシスト辞書機能も搭載。複数のドメインを所有している場合には、サイトを横断して検索をかけることもできます。

サイト内検索Let’s(株式会社ネコシステム)

サイト内検索Let’sは、中小企業〜大企業まで幅広く導入されているサイト内検索ツールです。埋め込みコードを発行してもらい、そのコードをサイト内に埋め込むだけで簡単にサイト内検索機能を組み込めるのがうれしいポイント。スマートフォンにも対応しているほか、分析機能やチューニング機能、サジェスト機能など機能も充実しています。

Advantage Search(株式会社アピリッツ)

Advantage Searchは、自動学習型のサイト内検索ツールです。柔軟なサジェスト機能で検索をアシストするほか、それぞれのWebサイトにマッチした検索結果ページを生成。購入される頻度の高い商品は上位に表示されるなど、AI技術を活用しているならではの機能が満載です。ECサイト向けのサイト内検索ツールをお探しならうってつけでしょう。

ZETA SEARCH(ZETA株式会社)

ZETA SEARCHは、ECサイト向けのサイト内検索ツールです。アーバンリサーチやニューバランス、パナソニックなど多くの企業に導入されているサービスで、高速処理能力とAI技術により高精度のサイト内検索を実現。メインカテゴリやサブカテゴリなどの絞り込みや表記揺れの吸収、トレンドを反映したサジェストなど、使いやすさを叶える機能も豊富です。

ホームページ制作の費用相場

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

費用別にみるホームページ作成の特徴
作成費用 ホームページの特徴 どんな企業向きか
~30万円 ・テンプレートを使用
・WordPressなどのCMSで作成
・画像やテキストは依頼者側で用意
・簡易的なコーポレートサイト
・簡易的なオウンドメディア
・10ページ以内の作成    
・費用を抑えたい
・短い納期で依頼したい  
30万~100万円 ・オリジナル性の高いwebサイト 
・発注者の要望に沿ったデザイン
・独自コンテンツの充実したwebサイト
・オリジナル性の高いwebサイト
・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能        
・中小企業
・凝ったWebサイトを作りたい     
100万~200万円  ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成
・トレンドのコンテンツやデザイン
・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能        
・中小企業~大企業
・規模の大きいWebサイトを作りたい    
200万円~ ・完全オリジナルデザインのWebサイト
・SNSとの連動が可能
・多機能なWebサイト        
・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方
・SNSと連動したWebサイトを作りたい
・機能性の高いWebサイトを作りたい    

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

【まとめ】サイト内検索を理解し、目的に合ったホームページ・Web制作会社を選ぼう

今回は、サイト内検索機能とは何か、導入することによってどのようなメリットがあるのか、どのように導入するのかなどを中心に解説してきました。サイト内検索機能を搭載することは、ユーザーがサイトを使いやすいと思うかどうかを左右する非常に重要なポイントです。Webサイトの使いやすさはSEOにも影響するので、サイト内検索機能はできる限り搭載させるべきでしょう。

また、Webサイト制作を依頼できる会社を探しているという場合には、ぜひアイミツにお問い合わせください。

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