リファラースパムとは？スパム有無の確認方法や対策について紹介【2024年最新版】

ホームページを運営するにあたっては外部からの攻撃への対策を万全にする必要がありますが、近年ホームページを標的とした攻撃方法として増加傾向にあるのが「リファラースパム（リファラスパム）」と呼ばれる種方です。
この記事では、BtoB受発注サービス「アイミツ」が、リファラースパムの概要から対策すべき理由、確認方法、対策方法などについて詳しく解説していきます。

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リファラースパムとは、不正サイト・スパムサイトへの誘導を目的としてターゲットとなるWebサイトのアクセス解析へ故意に情報を残す悪質な行為を指すものです。リファラーはユーザーがWebサイトを訪れる際に経由したページのことで、Google アナリティクスをはじめとするアクセス解析ツールから確認できます。
Webサイトを運営する企業では、現状把握や改善材料の洗い出しなどを目的にアクセス解析ツールを活用していますが、リファラースパムはこうした事情を逆手にとって不正サイト・スパムサイトへの誘導を図る手法です。Web担当者がリファラースパムの存在を把握していない場合は、不正サイト・スパムサイトへアクセスしてしまうおそれがあるため、正しい知識を身に付けた上での対策が求められます。

企業がホームページを運営するにあたっては、必ずリファラースパム対策に取り組むべきとされています。主な理由は以下のとおりです。
・正確なアクセス解析ができなくなる
・参照元にアクセスするとウイルス感染する可能性がある
ここからは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

企業がホームページのアクセス解析に取り組む理由の1つが「正確なデータを把握し改善やビジネスの成長につなげるため」です。しかし、リファラースパムが多く含まれていると「施策の結果としてアクセスが増えたのか」「スパムによってアクセスが増えたのか」の判別がつきにくく、正確なアクセス解析が困難になり、結果として適切な効果測定や施策の検討にも悪影響を与える可能性があります。リファラースパムにアクセス解析を妨害されないためにも対策が必要だと言えるでしょう。

リファラースパムの標的になった場合は、アクセス解析時に参照元のWebサイトを開くと不正サイト・スパムサイトへ誘導されるおそれがあります。具体的な誘導先としては、フィッシング詐欺サイトや迷惑サイト、ウイルス・マルウェアが仕込まれたサイト、セキュリティリスクの高いサイトなどがあげられます。
いずれもウイルス感染や情報漏えいリスクのあるサイトであり、リファラースパムの知識がない場合は被害を受ける可能性もあります。自社のIT環境や機密情報を守るためにも、リファラースパム対策に取り組むべきではないでしょうか。

スパマーが企業サイトを標的としてリファラースパムを行うのには明確な理由があります。

・利益を得るため
リファラースパムを通じてスパマーが保有するサイトへのアクセスを稼ぎ、商品の販売や広告収入といった利益へつなげる狙いがあります。
・損害を与えるため
リファラースパムは企業サイトの検索順位低下、更新不可といったダメージを与える行為です。利害関係を理由とする場合もあれば、単に攻撃欲求を満たしたい場合もあるようです。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

リファラースパム対策に取り組む際は、まずは自社サイトのリファラースパム被害有無を確認する必要があります。そのために効果的なツールが「Google アナリティクス」で、以下の方法・手順で確認します。

1.Googleアナリティクスの管理画面を開く
2.「レポート」＞「集客」＞「すべてのトラフィック」＞「参照元/メディア」の順に選択
3.見覚えのないリファラやアクセスが急増しているリファラ、海外からのリファラなど不自然なリファラがないか確認
4.不自然なリファラが見られた場合はExcelやスプレッドシート などでリストアップ
5.該当URL+「スパム」を検索エンジンの検索ウィンドウへ入力してスパム判定の有無を確認

不自然なリファラを直接開くことや、ブラウザのアドレスバーにURLを入力してアクセスするのはリスクのある行為のため控えましょう。

リファラースパムの対策方法としてあげられるのは、
・Googleアナリティクスの「ボットフィルタリング機能」を利用する
・Googleアナリティクスの「フィルタ設定」を利用する
の2つです。ここからは、それぞれの対策方法について解説します。

ボットフィルタリング機能とは、ボットやスパイダーとして認識されたトラフィックを自動で除外する機能のことです。設定は以下の流れで行います。

1.Googleアナリティクスの管理画面から「管理」＞「ビュー設定」を選択
2.「ボットのフィルタリング」にチェックを入れる

すべてのリファラースパムをフィルタリングできるわけではないものの、大半のリファラースパムを防ぐことが可能です。手軽に設定できるので、基本的なリファラースパム対策として行っておくことをおすすめします。

フィルタ設定とは、手動で設定した条件に該当するサイトからのトラフィックを除外する機能のことです。以下の方法で設定していきます。

1.Googleアナリティクスの管理画面を開く
2.「アカウント」＞「すべてのフィルタ」をクリック
3.「フィルタを追加」をクリックして設定
4.設定したフィルタを「選択したビュー」へ追加

自動フィルタリングが可能なボットフィルタリング機能と、このフィルタ機能を併用することでより高精度なリファラースパム対策が可能です。

リファラースパムを含むスパム行為や不正アクセス、サイバー攻撃などの被害に遭うと、企業は信頼を失うばかりか場合によっては顧客から損害賠償を求められる可能性もあります。自社でのセキュリティ対策に不安があるという場合は、早急に対策を見直すことが重要です。セキュリティ対策に精通した人材が不在の場合には、外部の専門企業によるセキュリティ診断やコンサルティング、セキュリティ対策を利用するほか、状況によってはホームページの制作・運用代行も活用するといいかもしれません。セキュリティ対策を得意とするホームページ制作会社も多く存在するので、心強い存在となるでしょう。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下のとおりです。

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企業がホームページ・Webサイトを運営するにあたっては、万全のセキュリティ対策が非常に重要です。不正サイト・スパムサイトへの誘導を目的としたリファラースパムはウイルス感染や情報漏えいだけでなく、更新や正確なアクセス解析を妨害されることにもなるため、必ず対策に取り組むべきだと言えます。自社でのリファラースパム対策が難しい場合は、専門的な知識・技術を持つホームページ制作会社への相談も1つの手段でしょう。
「アイミツ」ではご要望を伺った上で、条件に合うホームページ制作会社を無料で複数社ご紹介可能です。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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