サイトマップの作り方を初心者にもわかりやすく解説！おすすめのツールも紹介【2024年最新版】

Webサイトの制作、運用を進めるなかで「サイトマップ」という言葉を耳にした経験がある方は多いでしょう。しかし、その詳しい意味や役割についてはご存じでない方も少なくないはず。
そこで今回は、サイトマップの基礎知識に加え、サイトマップの種類、作り方、作成時におすすめのツールなど、役立つ情報をわかりやすくご紹介します。

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サイトマップとは、Webサイト全体のページ構造をまとめた、文字どおり「サイトの地図」です。Webサイト内にはさまざまなページが存在しますが、それらの構成を訪問者、もしくは検索エンジンにわかりやすく伝えるのがサイトマップの役割。
そもそもWebサイトは、サイトごとに構造・構成がバラバラですから、自社サイトの構成をサイトマップに集約して案内することで、正確な情報を効率よく伝えることが重要だと言えます。

更に詳しいサイトマップの解説や事例については、以下の記事もチェックしてください。

サイトマップは以下に示す2つの面で重要な役割を担っています。

1.訪問ユーザー：サイト内の構成やページ構造をわかりやすく伝えることで、訪問ユーザーの巡回を促す
2.検索エンジン：検索エンジンにサイトの構造・内容を正確に伝達する

1つ目の「訪問ユーザー」に対する役割はわかりやすいですが、2つ目の「検索エンジン」に対する役割も非常に重要です。検索エンジンはWebページを巡回しながら情報を蓄積した上で検索結果に反映しています。そこで、サイトマップを設置することで「せっかく作ったページが検索結果に反映されない」という事態を防げるのです。

サイトマップには、以下2種類のタイプが存在しています。

・HTMLサイトマップ：サイトへの訪問ユーザー向けに設置するサイトマップ
・XMLサイトマップ：検索エンジン向けに設置するサイトマップ

ここから、それぞれのサイトマップの概要や役割を解説しますので、順にチェックしてみましょう。

サイトへの訪問ユーザー向けに設置する「HTMLサイトマップ」は、施設内の一覧マップと同じように、訪問ユーザーに対して「サイト内のコンテンツ、カテゴリ、ページへのリンク」などの情報をわかりやすく整理してまとめたものです。
HTMLで羅列されることからHTMLサイトマップと呼ばれていますが、「ユーザーの利便性を高めるためのサイトマップ＝HTMLマップ」と考えればわかりやすいでしょう。

検索エンジン向けのサイトマップである「XMLサイトマップ」は、検索エンジンに対してサイト内のページの存在を正確に伝えるために設置します。まず、検索エンジンはクローラーと呼ばれる巡回ロボットのようなシステムで世界中の膨大なWebサイトを巡回しながらページ情報を取得しています。
そこで、XML（効率的なデータ伝達が可能な言語）で専用のファイルを設置し、検索エンジンにスピーディーかつ適切にページ情報の伝達を促すのがXMLサイトマップの役割です。

サイトマップにはHTML、XMLという言語を用いると聞くと難しく感じるかもしれませんが、いずれもWordPressのプラグインで簡単に作成できます。
HTMLサイトマップの場合は「PS Auto Sitemap」、XMLサイトマップの場合は「Google XML Sitemaps」というプラングインで作成可能です。いずれも自動更新機能が搭載されているため、手動でサイトマップを作成・更新するのと比べれば、効率的にサイトマップを導入できます。

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サイトマップは「ユーザーの利便性」や「正確な情報の伝達」という明確な目的のために作成するものですから、ただ作れば良いというわけではありません。そこで、効果的なサイトマップの作り方を3つのポイントに分けてご紹介します。

まずは自社サイトに必要なページを整理しましょう。

・トップページ
・サービス紹介
・制作実績
・会社概要
・お問い合わせ
・沿革
・経営理念
・採用情報
・プライバシーポリシー

など、サイトによって内容はさまざまですが、闇雲に列挙するのではなく、上位表示されているWebサイトや競合サイトを参考にしましょう。これらを参考にして必要なページを洗い出すことで、適切なページ構成を整理しやすくなります。

ここでは、ひとつ前の工程で整理したページの要素をカテゴリ分けします。

【例】
・トップページ
・会社概要
　・沿革
　・経営理念
・サービス紹介
　・制作実績
・お問い合わせ
・採用情報
・プライバシーポリシー

要は各ページの要素を同じ属性ごとに分類するわけです。カテゴリ分けすることでサイト内の構造がすっきり整理されるため、よりわかりやすいサイトマップとなります。

階層をわかりやすく可視化するために、カテゴリ分けした各ページの要素をツリー状の図に反映しましょう。階層が深すぎると使い勝手が悪くなるため、トップページから3クリック以内でたどり着ける形がおすすめです。

ここでは、サイトマップの作成に役立つおすすめのツールをご紹介しますので、参考にしてください。

ビジネスのさまざまな場面で広く使われている、エクセル、パワーポイントはサイトマップ制作でも役立つツールです。エクセルなら「挿入→図→SmartArt→階層構造」で、パワーポイントなら「挿入→SmartArt→階層構造」の操作で簡単にサイトマップの階層構造を作成できます。

Adobe XDは、Webサイトやアプリのデザイン制作、ワイヤーフレーム（画面設計）などの作業に活用できるとして近年人気を集めているツールです。直感的な操作が可能なため、サイトマップ制作にもおすすめ。要素の繰り返しがドラッグだけで行えるなど、効率的に作業を進められるのが大きな魅力です。

サイトマップのなかでも、検索エンジン向けのXMLサイトマップを制作したあとは、Googleに知らせる作業を忘れないようにしましょう。検索エンジンにサイトマップの存在を伝える工程、と考えてください。
作業はシンプルで、GoogleサーチコンソールからXMLサイトマップのURLを入力・送信するだけで完了できます。こうしてサイトマップをGoogleに知らせることで、既存ページはもちろん、ページの更新・追加が発生した際のクロールを促せるようになります。

続いては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下のとおりです。

より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

サイトマップは訪問ユーザーの利便性とSEO対策の両面に影響を与える重要な要素です。とはいえ、Webサイトを適切に運用してパフォーマンスを最大化させるためには専門的なノウハウや経験が不可欠。必要に応じてプロの手を借りるのがおすすめです。

アイミツでは、サイトマップの作成をはじめ、Webサイトの構築・管理・運用に強いホームページ制作会社の情報を多数取り揃えていますので、興味がありましたらぜひお気軽にお問い合わせください。

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