レスポンシブデザインだからSEO順位が上がるわけではない!?

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更新日:2017年09月29日 | 公開日:2016年06月20日

2012年の「Google ウェブマスター向け公式ブログ」に掲載された「Google がお勧めするスマートフォンに最適化されたウェブサイトの構築方法」ではレスポンシブ・ウェブデザインがSEOに効果的だとの解釈がネット上を飛び交いました。
しかしその1年後、それとは正反対の見解がGoogle内部の人間からGoogle+のコメントの形で飛び出しました。

この記事では、いったい私たちは効果的なSEOをレスポンシブ・ウェブデザインで実現するためには何をしたら良いのか?その問いに答えます。

レスポンシブデザインだと検索結果の上位に表示されるの?

パソコンやタブレット、スマホ

レスポンシブ・ウェブデザインを採用するとグーグルでの検索結果が良くなるらしい!という話題がネットを飛び交ったのが2012年6月でした。
これは2012年6月12日火曜日にグーグルが「Google ウェブマスター向け公式ブログ」掲載した「Google がお勧めするスマートフォンに最適化されたウェブサイトの構築方法」という記事が発端になっています。

この記事では下記のような記載があり、これが「SEOにレスポンシブ・ウェブデザインがいい」という解釈を生み出しました。

レスポンシブデザインだからといって検索結果順位は上がらない!

ガクッとくる男性

これに対して、「SEOにレスポンシブ・ウェブデザインがいい」に対して「そんなことはない!」とGoogleの中の人であるジョン・ミューラー氏が言ったことで混乱が生じたのが2014年9月(English Google Webmaster Central mobile-sites office-hours hangout)でした。

いったいどっちが本当なのでしょうか!?

どんなレスポンシブ・ウェブデザインならSEOに効果的なのか?

ジョン・ミューラー氏の発言には、「レスポンシブ・ウェブデザインだからという理由だけで順位が上がると考えているのならば」、という含みのある言葉があります。
実はここがもっとも重要な部分で、レスポンシブ・ウェブデザインは一つの評価ポイントであるが、「レスポンシブ・ウェブデザインにすればよい」というのは間違いだということだったのです。

ジョン・ミューラー氏は先ほどのコメントに続けてこう言っています。

それでは、どういうレスポンシブ・ウェブデザインなら効果的なのでしょうか?
まずGoogleがレスポンシブ・ウェブデザインを推奨する理由をまとめてみましょう。
推奨理由ですので、正しくレスポンシブ・ウェブデザインにしていれば、自動的に以下のメリットは確保されるわけです。

したがって、ジョン・ミューラー氏によれば、「これだけじゃダメだ!」ということになるわけですが、まず整理してみましょう。

最初の2012年のこの話題の口火となった公式ブログの記事やジョン・ミューラー氏のコメント、さらに最近のGoogle Developers モバイルガイド「モバイル設定を選択する」の「Google では、デザイン パターンとしてレスポンシブ デザインを推奨しています。」という文脈あたりからまとめると、次のようになります。

■ ユーザーがページをシェアしたりリンクしたりしやすくなる
■ ページ読み込みの時間が短縮される
■ PCとモバイルサイトを別々に管理する必要がない
■ ページのインデックスがやりやすい
■ アクセス解析がしやすい

スマホとタブレット

これらは、確かにレスポンシブ・ウェブデザインにすれば自動的にできてしまう部分です。
2012年のブログ記事を読んだ人で、レスポンシブ・ウェブデザインだからという理由だけで順位が上がると考えた人は、これをSEO向上の根拠にしてしまったのでした。

では、こうしたレスポンシブ・ウェブデザインにすれば自動的にできてしまう部分以外で、私たちがやらなくてはならないこととは一体何なのでしょうか?そのヒントはジョン・ミューラー氏の次の言葉の中にあります。

「自分のサイトとユーザーにとって最も良く機能するものを選べばいい。すべてにわたって本当に意味があると入念にチェックすることなく、1つの構成を盲目的に選択してはいけない。」

つまり、大切なのはPCサイトでPC、ユーザーに対して最もよく機能するもの、スマホサイトについてはスマホユーザーに対して最もよく機能するもの、タブレットサイトに対してはタブレットユーザーに対して最もよく機能することを、それぞれ入念にチェックしてコンテンツを用意すること、ということになるのです。

レスポンシブ・ウェブデザインは、ただ単にコンテンツをサイズに従って自動的に拡大したり縮小したりするだけでなく、パソコンユーザーに対して見せる画面とスマホユーザー-(タブレットユーザー)に対して提供するコンテンツを変化させることができます。

パソコンの画面では見やすい商品の詳細スペックも、スマホの画面では省いてしまったほうが良い、といった風に、ユーザー体験を考えた上で最適なコンテンツを考えることが、ジョン・ミューラー氏の「自分のサイトとユーザーにとって最も良く機能するものを選べばいい。
すべてにわたって本当に意味があると入念にチェックすることなく、1つの構成を盲目的に選択してはいけない。」ということに他なりません。

その意味で、レスポンシブ・ウェブデザインのWebサイトをこれから発注したいと考えているWeb担当者のあなたは、まず自社にとってどんなコンテンツがどんな端末で読まれることが最善なのかを入念にチェックする必要がある、ということになるでしょう。

【まとめ】正しい情報を得ることが求める結果の近道

いかがでしたでしょうか。
「SEOのためには○○すればいい」という情報は、高度に情報伝達が進んだ現在ではひろく流布することになります。
そのような情報がすべて誤りというわけではありませんが、より本質的な情報をつかみ出して活用していく必要があります。

ビジネスマッチングサイト『アイミツ』ではレスポンシブ・ウェブデザインなど、昨今の状況をふまえたホームページ制作業者を無料で紹介してもらえます。
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