採用サイトに数字で見るコンテンツが重要な理由│内容や事例も紹介【2024年最新版】

多くの企業が採用サイトで「数字で見る」コンテンツを公開しています。数字で見るコンテンツは求職者に会社の情報をわかりやすく伝えるのに役立つことから、昨今は制作が当たり前になりつつあるといっても過言ではありません。
この記事では幅広い分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、採用サイトの数字で見るコンテンツの重要性や主な内容を解説するとともに、実際の事例も紹介します。採用サイトの新規制作やリニューアルを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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数字で見るコンテンツとは、企業への理解を深めてもらうことを目的にさまざまなデータをわかりやすく表現したコンテンツのことです。具体的には、会社の規模や売り上げ実績、休日・休暇などに関する情報が数字で示されています。また、数字で見るコンテンツはテキストではなく「インフォグラフィック」と呼ばれる表現が用いられるのが一般的で、端的に情報を伝えられるのでスムーズな理解促進が可能です。
求職者は職場を選ぶのに必要な情報を取得するために採用サイトを訪問しますが、その際には募集要項や雇用条件だけでなく男女比率や有給休暇の取得率といった会社の実態や働きやすさがうかがえる情報も求めていると考えられます。それらをわかりやすく提示することで自社の魅力や優位性を伝えるとともに、求職者の不安を払拭できるため応募数の増加が期待できるでしょう。

採用サイトの数字で見るコンテンツに掲載される一般的な内容を次の表にまとめましたので、ご参照ください。 

会社や事業の規模から売り上げ実績や社員、休日・休暇に関する内容など、採用サイトの数字で見るコンテンツでは幅広い数字データがわかりやすいインフォグラフィックで掲載されています。企業によっては社員の最終学歴や出身学部、通勤手段別の割合などの細かい情報を公開しているケースもあるようです。何に重きを置くのかは人によって異なりますが、就職・転職先の平均年齢や年代別比率、有給休暇の取得率といった情報は職場を選ぶ際に重要な情報だと考えられます。また、昨今は男性の育児休暇取得を奨励する流れも見られることから、男女別の育児休暇取得率を公開する企業も増加傾向にあります。
どんな情報を採用サイトで公開するにしても、成果につなげるためには「求職者が何を知りたいのか」を検討した上で、データをシンプルでわかりやすく表現することが重要でしょう。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

ここからは、採用サイトに数字で見るコンテンツのある企業の事例を紹介します。

国内最大級のポータルサイト「Yahoo!JAPAN」を運営するヤフー（現LINEヤフー）の採用サイトでは、従業員数や男女比率、平均年齢といった社員に関する情報と、リモートワーク比率や課題解決休暇の利用者数など制度に関する情報を数字で見るコンテンツとして公開しています。各項目はコーポレートカラーを用いたインフォグラフィックで表現されており、画像をクリックするとより詳しい情報の確認が可能です。育児休暇の取得率を男女別にすることで男性の育児休業取得率の向上をアピールしているほか、副業申請従業員数が公開されているのも特徴的と言えます。

※社名変更前（2023年9月30日時点）の情報

「にゃんこ大戦争」をはじめとするゲームアプリを開発・提供するポノスの採用サイトでは、数字で見るコンテンツを「DIGRUIT45°」という名称で掲載しています。グラフやインフォグラフィックによって男女の割合や京都・東京それぞれの従業員数、年齢層といった基本的な情報にくわえて、「にゃんこ大戦争」のダウンロード数の推移や社員が1日にゲームに費やす時間などゲームアプリの開発会社ならではのデータが公開されているのが特徴です。さらに社内の雰囲気や平均帰宅時間など、求職者のニーズが高いと考えられる内容も盛り込まれています。

ゲームアプリ「パズル＆ドラゴンズ（パズドラ）」の大ヒットで知られるガンホー・オンライン・エンターテイメントは、採用サイトの数字で見るコンテンツを「ガンホーらしさ・強み」と「社員の特徴」「会社について」「勤続・休暇・福利厚生施設」「その他」の5つのカテゴリに分けて公開しています。中でもユニークなのが「社員の特徴」で、社内のメガネ率や仕事服、社員の平均ゲーム歴などがわかるので、どんな服装の人が多いのかのイメージにつながります。また、マッサージルームやカフェ、リフレッシュルームなど福利厚生施設が充実している点もアピールされています。

Webサービス「みんなの介護」や「みんなの介護求人」などを運営するクーリエは、「クーリエを表す21の数字」という名称で数字で見るコンテンツを公開しています。売り上げや社員数の推移、男女比、職種構成比といった基本的な項目にくわえて、「仕事のやりがいと感じるとき」や「社内で昼寝をしたことがあるか」「社内に憧れの人がいるか」など社内の雰囲気をうかがい知れる内容が含まれているのが特徴と言えます。また、職場で履いている靴の種類やお弁当の持参率、オフタイムの過ごし方なども数値化されているのも求職者に魅力的に映るでしょう。

足場施工を中心とした事業を展開するダイサンはの採用サイトでは、社員の平均年齢や平均有給取得日数、職種別割合、管理職の平均年齢のほか、新入社員の出身地や社員の血液型比といった独自のデータを数字で見るコンテンツとして掲載しています。ただデータを公開するのではなく「実は九州出身者が多い」「20代後半でサービスセンター長を任されるケースも」などものによって補足情報が添えられており、実態をイメージしやすいのも特徴的なポイント。どんな会社なのかを求職者に知ってもらい、応募につなげたいという想いがうかがい知れます。

家具・インテリア小売業大手のニトリの採用サイトでは、事業や働き方に関するコンテンツにくわえて、「数字＆キーワードで知るニトリ」と題した数字で見るコンテンツが公開されています。上場時と比較した時価総額や売上高・経常利益、グループ合計の買い上げ客数、年間配達数といった企業規模を表すデータにくわえて、教育への投資額や月間の平均残業時間、有給消化率など社員の育成やワークライフバランスに関わるデータを取り上げているのが特徴です。また、「ニトリと言えば…？」という質問に対する社員の回答も掲載されているので、求職者がどんな職場なのかをイメージしやすいのではないでしょうか。

コピーサービスを中心に事業を展開するキンコーズ・ジャパンは、組織構成や会社の雰囲気に関する情報を「数字で見るキンコーズ」として公開しています。従業員数や店舗数・生産拠点数、取引先企業数、案件数といった組織規模がわかる情報から、社員割引の利用率、男女別の育児休暇取得実績、入社前の仕事経験や入社の決め手など40以上もの項目があるのが特徴です。さらに「サポート人材」や「ドライブ人材」「コンサル人材」といったチームメンバーの比率も公開されているので、職場のイメージを抱きやすいでしょう。

採用サイトにおける数字で見るコンテンツは、デザイナーをはじめとするリソースが揃っていれば内製ももちろん可能です。しかし「社内にデザイナーがいない」「どんな項目をコンテンツに盛り込めばいいかわからない」などとお悩みの場合には、採用サイトの制作を得意とするホームページ制作会社へ相談してみるのも1つの手段です。プロフェッショナル目線での提案やアドバイスはもちろん、質の高いコンテンツ制作が期待できるでしょう。

つづいては、採用サイトの制作かかる費用相場を工程別に紹介します。採用サイトの制作費用はどの工程を依頼するかや規模などによって変動します。具体的な費用の目安は以下のとおりです。

採用サイト制作の費用相場を紹介しました。より正確な費用を知りたいという方は、料金シミュレーターをご活用ください。

採用サイトにおける数字で見るコンテンツの重要性や一般的な内容を解説するとともに、実際に数字で見るコンテンツを制作・公開している企業の事例を紹介してきました。会社や社員に関する情報をわかりやすく伝えられるコンテンツは、採用サイト経由での応募を獲得するのに効果的だと言われています。しかし、制作には専門的な知識や技術が求められるため、社内にリソースがない場合はホームページ制作会社への外注も選択肢に加えるべきでしょう。
「PRONIアイミツ」では、貴社のご要望をうかがった上で複数のホームページ制作を無料でご紹介可能です。採用サイトや数字で見るコンテンツの制作についてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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