スマホ対応のホームページはなぜ必要？理由や作り方を解説【2024年最新版】

最近では、スマホ対応のホームページも増えてきました。自社のホームページを、スマホ対応させるべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。この記事では、ホームページ制作やECサイト構築など、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、スマホ対応の必要性・理由を解説。スマホ対応のホームページの作り方もご紹介します。

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総務省の「令和2年情報通信白書」によると、2019年時点で89.8％の人がインターネットを利用しているとされています。加えて、インターネット利用者の63.3％が、スマホを利用していることが明らかになりました。つまり、ホームページに関してもスマホを利用して閲覧する人が多くなっていると言えるでしょう。

スマホの画面はPCと比べると小さいため、PC用のレイアウトをそのまま表示してしまうと、文字が読みにくくなってしまいます。また、スマホではタッチ操作でスクロールやクリックなどを行うため、PC用のレイアウトのままでは、操作ミスが発生しやすく、扱いにくくなってしまいます。スマホユーザー数の増加によって、ホームページのスマホ対応のニーズも高まっているのです。

※出典 令和2年情報通信白書 総務省 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252120.html

ホームページをスマホに対応させない場合、離脱率や検索順位に悪影響を及ぼす可能性があります。

スマホにPC用のホームページをそのまま表示した場合、拡大・縮小しながら閲覧しなければなりません。加えて、横や縦にスクロールしなければならず、ユーザーにストレスを感じさせてしまいます。使い勝手が悪いと感じると、ユーザーはホームページから離脱するケースが多く、離脱率も高まることに。スマホ非対応のホームページを運用し続けることには、スマホユーザーの離脱による機会損失が増加するデメリットがあるのです。

スマホユーザーの増加を受けて、2018年にGoogleはモバイルファーストインデックス（MFI）への以降を発表しました。MFIとは、スマホ用のWebページを基準に、検索順位を決定するための評価を実施する仕組みです。スマホ非対応のホームページは、検索エンジンからの評価が低くなる恐れがあります。検索順位に悪影響を及ぼす事がある点も、スマホに対応しないデメリットといえるでしょう。

※出典：Google 検索セントラル ブログ「モバイルファースト インデックスの展開」https://developers.google.com/search/blog/2018/03/rolling-out-mobile-first-indexing?hl=ja

スマホ対応のホームページにする方法は、専用ページを作る方法とレスポンシブデザインを採用する方法に分けられます。

ホームページをスマホに対応させる方法として、PC用・スマホ用のページを別に用意する方法が挙げられます。PC用・スマホ用のページをそれぞれ用意し、アクセスした端末に合わせて、いずれかのページを表示するのです。ただし、更新や修正が必要になった場合、PC用・スマホ用の両方のページを変更しなければなりません。更新に手間がかかるため、ホームページの運営コストが高くなってしまう場合があります。また、サイト・サーバーを適切に構築しなければ、検索エンジンの評価がページごとに分散してしまい、上位表示が難しくなる恐れもあるので注意が必要です。

レスポンシブデザインとは、ホームページにアクセスしている端末の画面サイズに応じて、レイアウトが変化するデザインです。レスポンシブデザインでホームページを作成すれば、1つのページでPC・スマホの両方に対応できます。ページを更新・修正する際は、1つのページを変更するだけで済むので、PC用・スマホ用のページを別べつに用意する方法と比較して、運用の手間もかかりません。また、Googleもレスポンシブデザインを推奨しています。そのため、ホームページのスマホ対応では、レスポンシブデザインを採用するケースが多いです。

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スマホ対応のホームページを作成する方法として、WordPressを利用する方法と外注が挙げられます。

WordPressとは、高いシェアを誇るコンテンツマネジメントシステム（CMS）です。CMSとは、HTMLやCSSなどのコードを書かずにホームページを作成できるシステムを指します。WordPressでは、「テーマ」と呼ばれるデザインのテンプレートを利用することで、簡単にホームページのデザインを変更できます。無料・有料を問わず、レスポンシブデザインを採用しているテーマも多いです。レスポンシブデザイン対応のテーマを活用すれば、簡単にスマホ対応のホームページを構築できます。

WordPressテーマによっては、スマホ表示に対応していない場合もあります。しかし、「プラグイン」を活用すれば、スマホ非対応のテーマでもスマホに対応させることができます。プラグインとは、WordPressの機能を拡張できる仕組みです。プラグインをインストールすることで、標準機能にはないさまざまな機能を追加できます。プラグインの中には、ホームページにアクセスした端末に合わせて、表示するページを振り分ける機能を追加できるものもあります。WPtouchやWordPress Mobile Packなどが、スマホ対応のプラグインとして有名です。

WordPressを活用すれば、専門的な知識がないユーザーでも、手軽にホームページを作成・運用できます。しかし、商品やサービスの購入につながるホームページを構築するには、Webデザインやマーケティングなど、複数の領域をまたいだ知識・ノウハウが必要です。レスポンシブデザインを採用するだけでは、成果につながらないことも。手間をかけずに成果を出したいのであれば、専門的な知識を持つプロに依頼するのもひとつの方法です。

つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

スマホ対応のホームページの必要性や、対応方法について解説しました。ホームページにアクセスしてくるユーザーの約60％は、スマホユーザーです。ホームページのスマホ対応は、一般的になりつつあります。スマホ非対応というだけで、見込み客を逃してしまうのはもったいないといえるでしょう。PRONIアイミツでは、スマホ対応を得意とするホームページ制作会社を無料でご紹介しています。ホームページのリニューアルや新規構築を検討中の方は、お気軽にご相談ください。

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