- 課題
- アレルギー症状の研究において、紙のアンケートでは収集に手間がかかり、対象者の数も限られることから、十分な調査データが得られないという課題がありました。入力漏れや集計ミスのリスクも高く、効率的かつ継続的なデータ収集体制の構築が求められていました。
- 解決
- 大学病院と連携し、アレルギー症状や生活習慣、ストレス状況をスマートフォンから簡単に記録・送信できるアプリを開発しました。アンケート回答に応じてクーポンが付与される仕組みを導入し、参加者のモチベーションを高めながら、継続的なデータ収集を可能にしました。
- 効果
- スマホアプリにより被験者の参加ハードルが下がり、調査対象者数は従来より大幅に増加。より精度の高い研究データが得られるようになったほか、スポンサー企業の参画も促進され、研究基盤の拡大と持続的な運用体制の構築に貢献しました。