- 課題
- 災害発生時に自治体による公助の改善は継続されている。地球温暖化が進行し、災害が多発する社会状況の中で、災害発生時に有効な自助/共助の改善はどのように行うべきかを検討し、サンプルアプリモックを制作するプロジェクト。
実際のコーディングは行わず、理論検討とサンプルアプリモック作成まで、となった案件であった。顧客は研究所であり、広く日本人の行動変容を起こすための検討案件。
- 解決
- 自助/共助が発生する仕組みを「住民の事前相互理解」とし、日常活動と相互理解を紐づける提案を行いアプリモックを作成した。
日常活動にはパトロール&ランニングという視点で「パトラン」を導入し、どのようなパトランの頻度、ルートの提示、情報 upload の方法、参照方法であれば日常利用が促進され、かつ、住民相互理解が深まるかを提案した。
- 効果
- 研究所内のみでは、気付けない論文ではなく市民としての日常の気づきをアプリモックに生かして提案することができた。また、デザイン部隊が毎週新しいデザイン提案を行うことで、研究者も UX を具体的にイメージすることができた。