Webアプリ・スマホアプリ開発例17選！アプリの種類も解説【2024年最新版】｜アイミツ

技術の進歩や社会環境の変化に伴い、日々さまざまなアプリが誕生し、我々の生活やビジネスにおいて不可欠なものとなりました。今や、企業のみならず個人までもがアプリ開発に勤しみ、ユーザーを奪い合う競争はますます激しくなっています。
そこでこの記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、Webアプリ・ネイティブアプリ・ハイブリッドアプリといったアプリの種類を解説しながら、それぞれにおける開発例を厳選してご紹介します。

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昨今、数多くのアプリが日々誕生している状況ですが、アプリは3種類に大別できます。以下より順にご紹介しましょう。

Webアプリは、インターネット上で機能するアプリです。Webアプリのプログラムが稼働しているWebサーバーに、ChromeやSafariなどのWebブラウザからインターネットを介してアクセスする形のため、ユーザーは通常のWebサイトと同じ感覚で利用できます。代表的なWebアプリの例として、世界中に膨大なユーザーを抱えるGoogleのYouTubeやGmail、Google Mapsなどが挙げられます。

より詳しい「Webアプリとは」を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

ネイティブアプリは、スマホやタブレットなどの各種デバイスにインストールして利用するアプリです。基本的には、AppleのApp Storeや、GoogleのGoogle Playといったストア経由で提供されます。ストアには、無料・有料を問わずさまざまなネイティブアプリが公開されており、その数は日々増え続けています。

ハイブリッドアプリは、Webアプリとネイティブアプリの両者が持つ要素を兼ね備えているアプリです。ネイティブアプリと同様、スマホやタブレットなど各種デバイスへのインストールにより、カメラなどデバイスが持つ機能を利用できますが、コンテンツの中身は必要に応じてインターネット上のWebサーバーから取得します。すでにWebコンテンツを持っている場合はそれを応用できるなど、活用の幅が広い形態と言えます。

インターネット上で機能するWebアプリには、どのような開発例があるのでしょうか。代表的なものを以下でご紹介します。

Webアプリの代表格とも言える食べログは、店舗探しなどに多くの人が活用しているグルメ情報サービスです。開発におけるプログラミング言語にはRubyが使用されており、日時や人数からの検索・予約のほか、料理の感想や店舗の評価が共有できる口コミなど、さまざまな便利機能が実装されています。

noteは、文章・画像・映像・音楽など、さまざまな作品の公開や販売が可能なプラットフォームです。SNS機能による交流も盛んで、近年大きくユーザー数を増やしています。開発におけるプログラミング言語には、RubyとJavaScriptが使用されています。

Wantedlyは、主に採用を目的としたビジネスSNSです。求職者と企業担当者の交流が盛んで、インターン・業務委託・新卒採用など、さまざまな形態を前提としたコミュニケーションを図ることが可能です。開発におけるプログラミング言語には、Rubyが使用されています。

Yahoo!JAPANは、は言わずと知れた国内最大級のポータルサイトです。キーワード検索機能に加え、ショッピングや旅行、ニュース、天気など多種多様なサービスが提供されています。開発言語にはSwiftとKotlin、JavaScript、Node.js、PHP、Javaが用いられています。

Googleは世界的に高いシェアを誇る検索サービスを中心とするプラットフォームです。シンプルな検索機能のほか、地図と連動したルート検索や近隣店舗の表示など幅広い情報を無料で検索・取得できます。開発にはC、C++、Java、JavaScript、Python、Goなどの言語が用いられています。

クックパッドは、国内最大級の料理レシピ共有サービスです。誰でも手軽にレシピを投稿できるほか、プロによるレシピも豊富に掲載されています。開発にはRuby、Golang、Python、Java、Rustなどにくわえて、先進的な言語やフレームワークが積極的に取り入れられています。

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各種デバイスにインストールして利用するネイティブアプリには、どのような開発例があるのでしょうか。代表的なものを以下でご紹介します。

GOは、タクシーを呼べるアプリとして人気を博していたMOVとJapanTaxiという2つのアプリを統合し、新たに開発されたタクシー配車アプリです。リアルタイムなタクシー位置情報と高度な配車ロジックを連携させ、ユーザーとタクシーの高精度なマッチングを実現しています。開発におけるプログラミング言語には、Swiftが使用されています。

ヘルスプラネットは、タニタが提供する無料健康管理サービスです。体重・体脂肪率・筋肉量・内臓脂肪レベルといった指標のグラフ表示により、変化がわかりやすく可視化されるため、目標を設定した上での計画的なダイエットが可能です。開発には、クラウドを活用したアプリ開発プラットフォームであるMonacaが使用されています。

ディノス セール公式アプリは、カタログ通販・テレビショッピングとして知られる「ディノス」のスマホアプリです。商品の在庫や価格を確認できるのはもちろん、クーポンやセール情報など役立つ機能が充実しています。開発にはアプリ開発サービス「Yappli」が用いられている点も特徴的です。

プロント公式アプリは、カフェ・バーを全国に展開するプロントのスマホアプリです。バーコード決済やクーポン、メニュー情報などの便利な機能を豊富に揃えています。こちらもアプリ開発サービス「Yappli」が活用されており、独自の決済手段である「プロントマネー」の実装を実現しています。

RunRingは、陸上男子400メートルの日本記録保持者・髙野進氏監修のランニング技術習得アプリです。音楽に合わせてランニングする「リズミックラン」の技術を効率的に習得できます。開発にはハイブリッドアプリの開発プラットフォーム「Monaca」が採用されています。

Webアプリとネイティブアプリの両者が持つ要素を兼ね備えているハイブリッドアプリには、どのような開発例があるのでしょうか。代表的なものを以下でご紹介します。

minneは、ハンドメイド作品を中心に、家具や食品、アクセサリーやヴィンテージアイテムなどを取り扱うマーケットです。商品の売買が可能なほか、インタビューやレシピなどの読み物も充実しています。開発にはRubyをはじめ、Swift・Objective-C・Java・Kotlinなど多数のプログラミング言語が使用されています。

言わずと知れた世界最大のショッピングサービスAmazonも、Webアプリとネイティブアプリの両要素を備えたハイブリッドアプリです。詳細な条件指定が可能な商品検索や、関連商品のサジェストなど、さまざまな機能により快適なショッピングを実現しています。開発におけるプログラミング言語には、Javaが使用されているようです。

AbemaTVは、サイバーエージェントの関連会社・AbemaTVが運営するインターネットテレビ・動画配信プラットフォームです。プラウザに加えてスマホアプリも提供されており、場所を問わず多彩なコンテンツを視聴できます。開発にはGolang、Java、JavaScript、Kotlin、Swiftが採用されています。

ZoomはPCやスマホ・タブレットなどあらゆる端末でオンラインのビデオ会議やメッセージ機能が使えるサービスです。開発言語にはEmotion、Reactが採用されており、複数のコミュニケーション機能の組み合わせによって、多様な交流や情報共有を実現しています。

X（旧：Twitter）はテキストや画像、動画を手軽に投稿できるサービスで、数あるSNSの中でも世界屈指の人気を誇ります。ブラウザから利用できるWebアプリに加えて、iPhone/iPadやAndroid端末からも利用できます。当初はRubyを軸に開発されていましたが、2011年ゴロからはJava、Scalaへ移行されています。

クラウドワークスは国内屈指のクラウドソーシングサービスで、さまざまな分野の業務委託案件の依頼・受注を仲介しています。ブラウザはもちろんスマホアプリも用意されており、案件の検索やメッセージのやりとりなどが可能です。開発言語はRuby、JavaScriptが中心に使われています。

アプリ開発には目的や用途に応じて多種多様なプログラミング言語が用いられています。ここからは、アプリの種類別に代表的なプログラミング言語を紹介していきます。

まずはアプリ開発全般でよく用いられる3つのプログラミング言語を紹介します。アプリの種類を問わないということはそれだけ汎用性の高い言語であり、アプリ開発には欠かせない言語といっても過言ではありません。

HTMLはデザインの基盤となる言語で、正確には文章構成や役割を定義する「マークアップ言語」に分類されます。テキストや表、画像、見出し作成などの機能があり、Webページの制作に欠かせない言語であるだけでなく、検索エンジンにWebページの構造を把握させる上でも重要な役割を担っています。

CSSはHTMLと組み合わせて使用するプログラミング言語です。HTMLがテキストの構造や役割を定義するのに対し、CSSは文字の色や枠、画像の位置設定などデザインや装飾に関する役割があります。複数のWebページの文字や背景などのスタイルを統一できるため、一貫したデザインの実現が可能です。

JavaScriptは、Webページに動きをつけるプログラミング言語です。ログイン時のポップアップ表示や入力後の確認画面など、ユーザーのアクションに応じた動きのある機能の作成が可能なことから、アプリ開発でも欠かせない言語とされています。HTML/CSSは静的コンテンツ、JavaScriptは動的コンテンツ作成に用いられると覚えておくといいかもしれません。

つづいては、スマホアプリ開発で用いられる3つのプログラミング言語であるSwiftとJava、Kotlinの概要や特徴について解説します。

Swiftは、2014年にAppleが発表した新しいプログラミング言語です。2015年には全世界にコードが公開され、自由に改変できるようになったことからiOSアプリの開発に用いられるようになりました。Apple製品向けのアプリに加えてWebアプリの開発も可能なほか、開発難易度が比較的低いとされているのも特徴です。

JavaはAndroidアプリ開発で人気の高いプログラミング言語です。開発時のサンプルやライブラリが多数公開されている点が特徴としてあげられます。実際に提供されているAndroidアプリの大半でJavaが用いられており、Androidアプリ開発の標準言語とも呼べる絶対的な存在です。

Kotlin（コトリン）はJavaの仮想マシンで動作する仕組みによって、効率的な開発が可能なプログラミング言語です。Javaと比較すると簡潔にコードを記述でき、2017年にはAndroidの公式開発言語に追加されました。UverやLINEなど有名アプリに用いられたことから、近年注目度が高まっています。

ここからは、Webアプリの開発に用いられるプログラミング言語であるPythonとPHP、Rubyの概要や特徴について解説します。

Python（パイソン）はシンプルでわかりやすく、汎用性の高い言語としてWebアプリ開発で人気の高いプログラミング言語です。Webアプリ開発を効率的に進めるフレームワークやライブラリが豊富で、YouTubeやInstagramといった世界的に多くのユーザーを持つサービスでも活用されています。

PHPは比較的簡単な文法やHTMLとの親和性に優れていることから、Webアプリ開発に用いられているプログラミング言語です。学習頻度が低めで初心者でもはじめやすく、開発環境を容易に準備できるのが特徴とされています。HTMLに組み込むことによって動的なWebページの作成が可能です。

Rubyはまつもとひろゆき氏によって開発された日本発のプログラミング言語で、特に国内のWebアプリ開発で高い人気を誇っています。効率的なアプリ開発をサポートするフレームワーク「Ruby on Rails」が用意されているほか、シンプルかつ記述性・可読性に優れている点なども人気の理由です。

アプリ開発には大きく分けて「自社開発」と「外部委託」の2つの選択肢があり、自社の状況や予算などに合わせた方法を選ぶことが重要です。ここからは、それぞれの開発方法のメリットとデメリットについて解説していきます。

自社開発の最大のメリットは開発コストを抑えられる点です。アプリ開発にかかるコストの多くはエンジニアやプログラマーなどの人件費のため、自社に開発できる環境や人材が揃っているなら開発コストを大幅に軽減できる可能性があるだけでなく、開発ノウハウも社内の資産として蓄積されていきます。
一方でアプリ開発の専門家への依頼と比較すると、クオリティが劣る傾向にあるのがデメリットです。さらにはスケジュールやコストの管理も自社で行う必要があるので、想定外のトラブルや失敗に見舞われるリスクもはらんでいます。

アプリ開発の外部委託による代表的なメリットは以下のとおりです。

プロにアプリ開発を任せられる外部委託は、クオリティや信頼性に期待できます。しかし自社開発と比べると開発コストが高くなるとともに、外部へ情報を共有するため一定のセキュリティリスクが生じるのも事実です。自社のニーズに合った開発会社へ委託できるか否かが重要なポイントだと言えます。

アプリの開発競争が激しい昨今においては、品質の高い優れたものでなければユーザーは利用してくれません。優れたアプリ開発のためには、さまざまな知識やスキルが必要となり、人材が揃わず内製が困難なケースも多いと考えられます。そういった場合は、外部のシステム開発会社へ依頼するのがおすすめです。成功に向けて伴走してくれる優秀な会社が見つかれば、多くのユーザーに受け入れられる良質なアプリを、低コスト・短期間で開発できる可能性もあります。

アプリ開発の平均的な費用相場は200万〜300万円とされていますが、アプリの種類や機能構成、開発構成などは千差万別です。ここでは、アプリのジャンル別の費用相場を表にまとめて紹介します。

なお、「より正確な費用を知りたい」という方は、以下の料金シミュレーターをご活用ください。

ひとことにアプリと言ってもWebアプリやスマホアプリ、ハイブリッドアプリなど複数の種類があり、それぞれ用途によっても相性のいい開発言語は異なります。また、アプリ開発には高い専門性が求められることから、一定の品質を求めるのであればプロであるアプリ開発会社への外注も選択肢に加えることをおすすめします。
「アイミツ」ではさまざまなアプリ開発会社の情報を取り揃えており、貴社のご要望をうかがった上でのご紹介が可能です。アプリ開発の発注先選びでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。

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