画面設計書のテンプレートを紹介|ツールも紹介【2024年最新版】
画面設計書は、システム開発する上でとても重要です。これからシステム開発に関わるという方や、業務を効率化し新システムを導入する提案する方は、必ず画面設計書を理解しておくことが大切となります。この記事では、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「アイミツ」が、画面設計書のテンプレートや書き方のポイント、ツールを紹介していきます。
【関連ページ】
システム開発にかかる費用・相場感や、あなたの目的別にシステム開発会社をお探しいただけます。
システム開発の費用・相場
システム開発会社一覧
Webシステム開発に必要な画面設計書とは?
画面設計書とは、画面レイアウトとも呼ばれ、システム構築時にどのような画面が表示されるのかを設計したものです。構築したシステムの運用には、操作・管理する画面が必要であり、文字だけの情報では、読む人により解釈が異なる場合もあります。それらを防ぐため、画面上のどの位置にどのような部品を配置するか決める際に、画面設計書の利用が必要です。
画面設計書の構成要素や項目、機能を共有することで、システム開発者と現場作業する人の感覚によるトラブルも避けられるでしょう。
画面設計書に必要な内容
画面設計書が、ユーザーがシステムを運用する上で、重要になってくることが理解していただけたのではないでしょうか。ここからは、その重要な画面設計書にどのような内容を記載する必要があるのか、詳しく解説していきます。
共通情報
共通情報とは、誰が、どんな目的で作った画面設計書なのかの情報を指すものです。管理情報には、プロジェクト名、システム名、バージョン情報、システム作成者などがあります。設計書は作成後にレビューを経て変更する際や、追加開発や回収する際にも必要です。共通情報をメンテナンスすることで、どの画面設計書が正しい最新のものか知れるでしょう。
書誌情報
書誌情報は、画面別で作成された画面設計書が、どの画面に対する設計書なのかわからなくなるのを防ぐために、画面を管理して選別するための情報です。通常の場合、システムごとに違う画面があり、複数の画面が用意されます。違う人が見ても、設計書が指す画面がわかるよう、画面のID及び画面名、画面概要などを記載する必要です。
画面レイアウト・構成要素
画面レイアウトの構成要素とは、実画面にレイアウトとして載せる要素のことです。どのような画面設計をし、どのような動きをするのかまで詳しく記載します。システム作成には、画面デザインや識別ID、処理内容、表示の範囲、操作の手順といった情報が必要です。しかし、設計上、画面設計書の通りに作成できるとは限らないため、開発部と相談し作成することがおすすめです。
画面の部品の種類
画面部品の種類は、大きくわけて以下10種類あります。
・漢字や英数字、かな、記号などのテキストボックス
・複数の文字列がある一覧の中から選択するリストボックス
・文字列を入力するコンボボックス
・文字列を複数選択するチェックボックス
・文字列を1つ選択するラジオボタン
・アクションボタン
・入力項目名称ラベル
・罫線
・表組
・画像
どれも設計書構成の上で重要な要素です。項目記載時は、部品がどの種類か明確にしましょう。
画面設計書の書き方のポイント
優れた画面設計書を作成するには、ユーザー視点で作成できるかが重要であり、設計書に落とし込むためには、知識が必要です。ここからは、UI設計書の書き方やポイントについて詳しく解説していきます。
共通ルールと対応を明記しておく
外部の設計工程で画面に関する設計の際は、画面遷移や画面のレイアウトを共通化し、共通のルールをドキュメントに記述しておくことが必須です。画面遷移や画面のレイアウトを共通にすることで、設計の品質や生産性が上がる、各成果物の記述量を減らせ大幅に効率化できるといったメリットがあります。共通ルールを記述するドキュメントは、発注者ビュー検討会では、画面遷移・レイアウト共通ルールと呼ばれる場合もあります。
入力項目の補足資料を準備する
画面遷移及びレイアウト共通ルールには、ナビゲーションエリア、ヘッダーエリア、コンテンツエリア、フッターエリアなど、どのエリアで画面を分割するかなどがあります。また、エリアが組合されたイメージや各エリアの用途、エリアごとの画面レイアウトや色の分け方、全体・階層・メニュー構造、画面遷移パターン、エラー表示などの記述が必要です。その上で、画面レイアウトのレイアウト図に、画面遷移・レイアウト共通ルールとの対応を詳しく記載します。
ボタンの形状や文字のタイプを明記する
画面部品すべてを同じ形で表すと、ボタンなのかテキストボックスなのか見分けられない場合があります。そうなるとクライアントは画面種類を即座に把握できません。そのため、ボタンはほかの部品と似ておらず、実際の完成イメージに近い形で表現することが必要です。
また、画面表示される文字列は、さまざまなタイプがあり、画面レイアウトだけではわからないため、補足資料を用意し、詳しく説明していきます。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
画面設計書のテンプレート・サンプルをダウンロードできるサイト【Excelあり】
ここからは、画面設計書のテンプレートをダウンロードできるサイトを紹介していきます。
1つ目は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の画面設計書テンプレートです。IPAのテンプレートは、外部設計工程における、発注者にわかりやすい仕様の記述方法や合意方法を普及することを目的に記載されています。2つ目は、エクセルで作成された画面レイアウトのフォーマットで、画面周りの仕様書はエクセル向きです。
参考URL:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 発注者ビューガイドラインの公開 https://www.ipa.go.jp/sec/softwareengineering/reports/20080710_3.html
画面設計書作成に便利なツール
画面設計書の課題として、フォーマットが統一されておらず、社内で取り扱う書類のフォーマットに統一性がなくなることが考えられます。また、画面設計書を個人が作成すると、作成中の設計書は確認ができないため、変更が生じた場合に変更履歴が確認しにくく管理しづらいことも問題です。この問題を解決するためにツールを活用すれば、設計情報をデータベースで一括管理できます。
システム開発の費用相場
つづいては、システム開発を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。
システム開発の平均相場 | 233万円~ |
システム開発の種類 | 費用相場 |
簡易顧客システム | 20万円~ |
Webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】画面設計書のテンプレートを踏まえてシステム開発会社を選ぼう
画面設計書がシステムを運用する上で、どれだけ重要か理解していただけたかと思います。画面設計書にミスがあると、システム開発からの後戻りは簡単ではありません。システムを取り入れる前であればミスがあったとしても、やり直すことが可能です。画面レイアウトによる操作ミスを無くすことで、無駄に時間がかかることを防ぎ、効率的に仕事を進められるでしょう。
システム開発会社に迷ったらアイミツまでお問い合わせください。あなたの希望にピッタリの発注先を集めてご紹介します。
【相談前にまずは会社一覧を見たいという方はこちら】
システム開発会社一覧
【費用感を知りたいという方はこちら】
システム開発の費用・相場
システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします