医療業界に強いAI開発企業おすすめ8選｜AI活用例も解説【2025年最新版】

出典：エルピクセル株式会社 https://lpixel.net/

こんな人におすすめ ・医療AI分野で画像解析技術に強い会社をお探しの方
・創薬プロセスの効率化を図りたい製薬会社の方

エルピクセルは、東京都千代田区に拠点を置く医療AIの研究開発および社会実装を行う東京大学発のベンチャー企業です。医療の質向上やコスト削減を目指し、AIを活用した画像診断支援や創薬支援などの革新的なソリューションを提供。オープンイノベーションを通じて、医療の全分野で課題解決に取り組み、すべての人々に健康な未来を実現することを目指しています。
医療画像診断支援技術「EIRL」を開発し、CTやMRIなどの医療画像を解析するためのAIアルゴリズムを提供。画像解析による診断のサポートで、多忙な医師の業務負荷軽減やデータ蓄積による診断技術向上に貢献しています。また、創薬研究支援のAI技術「IMACEL（イマセル）」も開発しており、創薬プロセスの効率化を目指し、医療機関や製薬企業との共同研究を行っているのが特徴です。

公式HP：https://lpixel.net/

出典：株式会社AIメディカルサービス https://www.ai-ms.com/

こんな人におすすめ ・胃がん検出AIを導入して医師の負担を軽減したい医療機関の方
・専門家が在籍する実績豊富な医療AI企業をお探しの方

AIメディカルサービスは、東京都豊島区に本社を置き、内視鏡画像診断支援AIの開発を行っている医療AIベンチャーです。AI技術を用いて内視鏡検査の精度を高め、医療現場での課題を解決するソリューションを提供。「世界の患者を救う」をミッションに掲げ、がんの早期発見を目指しています。
胃がんは見逃しの可能性が高く、医師の負担も大きいため世界初の胃がん検出AIを開発。既に、50本以上のAI関連論文を発表しており、多くの知見が蓄積されています。また、100以上の医療機関との共同研究を行い、実績を積み重ねており、医療現場でのデータ収集体制を構築しているのも強みでしょう。
また、医療やテクノロジー分野での豊富な経験を持つ専門家が揃っており、質の高い製品開発を実現できます。

公式HP：https://www.ai-ms.com/

出典：株式会社Preferred Networks https://www.preferred-networks.jp/

こんな人におすすめ ・創薬分野での実績が豊富な医療AI企業をお探しの製薬業界の方
・医療用画像解析に特化したAI開発が得意な会社に相談したい方

Preferred Networksは、東京都大手町に本社を置き、深層学習などの最先端技術を活用して現実世界の課題解決を目指す企業です。「最先端の技術を最短路で実用化する」を理念とし、製造業、交通、ライフサイエンスなど多岐にわたる分野でイノベーションを推進。独自の技術開発により、複雑な問題に柔軟に対応し、社会に貢献しています。
ライフサイエンス分野では、創薬や医用画像解析に特化した深層学習モデルを開発し実用化を推進。AIを活用した新薬候補の発見や創薬プロセスの効率化を実現するために、京都薬科大学や中外製薬との共同研究を通じて、実際の創薬プロジェクトを進行しています。
医用画像解析では、胸部X線画像の肺がん診断データを学習した深層学習モデルを開発。肺がん発見や診断のサポートを実現しています。

公式HP：https://www.preferred.jp/ja/

出典：DeepEyeVision株式会社 https://deepeyevision.com/

こんな人におすすめ ・医療AIを活用して診断の負荷軽減を進めたい眼科医の方
・遠隔地での眼科診断の精度を向上させたい方

DeepEyeVisionは、栃木県下野市に拠点を置き、自治医科大学眼科学講座からスタートしたスタートアップ企業です。AIを活用した眼科向けの医療機器プログラムを開発し、主に高齢者の眼科患者向けの診断支援サービスを提供。眼科分野のニーズに応えるための技術革新を追求しており、業界での認知度を高めるために、学会や展示会にも積極的に参加しています。
AIによる眼科画像診断支援システムは、撮影した画像画像から目の疾患や糖尿病の早期発見にも貢献します。高齢化が進み眼科医の負担が高まる日本において、眼科診察の効率化と診断の精度向上に貢献してくれるでしょう。
また、遠隔読影サービスにも携わっており、遠隔地で判断しづらい目の疾患も、クラウドで共有された眼底画像を活用して疾病を判断できます。

公式HP：https://deepeyevision.com/

出典：アイリス株式会社 https://aillis.jp/

こんな人におすすめ ・医療AIの開発から機器製造までトータルでサポートしてほしい方
・咽頭画像による診断のAI活用に関心のある医療機関の方

アイリスは、東京都中央区に拠点を置き、先進的なテクノロジーを活用したソリューションを提供する企業です。主にAI（人工知能）やIoTを中心に事業を展開。顧客の業務効率化やビジネスの成長をサポートするため、データ分析や自動化ツールの開発を行い、さまざまな業界に対して革新的なサービスを提供しています。
医療におけるAI、生体センシング、エッジコンピューティングなどの各分野で研究や開発、機器製造まで対応できるのが強みです。各部門に精通した専門家チームがあり、シームレスに連携することで、AIとデバイス、クラウドが統合された最新の医療機器の開発・製造を実現しています。
咽頭撮影専用カメラで撮影した喉の画像データを蓄積し、口内画像で感染症や疾病などを判断するAIデータベースの構築を進めています。特許の取得も進めており、医療業界での活用と診断の効率化に貢献してくれるでしょう。

公式HP：https://aillis.jp/

出典：アナウト株式会社 https://anaut-surg.com/

こんな人におすすめ ・外科手術のサポートに医療AIを活用したい医療業界の方
・医学生育成に手術動画とAI技術を導入したい方

アナウトは、東京都千代田区にある外科手術をサポートするAIシステムを提供するベンチャー企業です。先進的な医療技術とデータ活用に基づいたソリューションを提供。医療機関との連携を強化し、医療現場での実践的なアプローチを通じて、患者にとって最良の選択肢を実現します。
「EUREKA α（ユーリカアルファ）」という自社開発の外科手術をサポートする手術視覚支援AIを開発。手術中に内視鏡映像から剥離・切離部分をAIが蓄積したデータを基に判断し、ガイドを表示するシステムを提供。集中力を必要とする手術であっても、AIが正しく切離部分を教えてくれるので医師の負担を軽減すると共に、手術でのリスク低減に繋がります。
また、教育用に開発された「EUREKA X」も提供しており、AIによって蓄積された手術画像や解析内容を医学生の教育に活用できます。

公式HP：https://anaut-surg.com/

出典：富士フイルム株式会社 https://www.fujifilm.com/jp/ja

こんな人におすすめ ・実績豊富な大手医療AI開発会社にヘルスケア領域全般の相談をしたい方
・医療AI技術で医療現場の効率化を図りたい方

富士フイルムは、東京都港区に本社を置く企業です。デジタルカメラや医療機器、エレクトロニクス材料など多岐にわたる製品やサービスを提供。富士フイルムグループは創立90周年を迎え、ヘルスケア、エレクトロニクス、イメージングの分野で革新的な技術と製品を展開し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
医療分野に特化した製品やサービスを提供しており、ヘルスケアIT、画像診断装置、医療AIなどの先端技術に力を入れています。医療AIでは、これまでの画像処理技術と自然言語処理技術とAIを組み合わせた医療AIブランド「REiLI（レイリ）」を展開。
また、AIによる画像診断やAIを搭載した医療機器を提供し、診断支援や診療業務の効率化を支援しています。医療現場の負担軽減や技術の革新、患者の負担軽減に貢献しています。

公式HP：https://www.fujifilm.com/jp/ja

出典：シーメンスヘルスケア株式会社 https://www.siemens-healthineers.com/jp

こんな人におすすめ ・医療AI開発のグローバル企業に相談したい方
・画像診断のAI開発を検討している方

シーメンスヘルスケアは東京都品川区に本社を構える、ドイツの医用技術のグローバルリーダーであるシーメンスヘルシニアーズの日本法人です。医療機器や診断装置、体外診断薬など幅広い製品を提供し、医療従事者が質の高いケアを提供できることと、患者に最善治療を受けられるよう支援しています。
医療でのAI開発のパイオニアとしての実績があり、20年以上のAI開発経験を持ち、500件以上のAI関連特許を所有しているのが特徴です。確かな実績を基に、医療分野におけるAIの導入を推進しており、医療機関が課題としている診断のニーズの増加と人的リソースの不足に対するソリューションを提供。画像診断を支援するAI機器製品を展開し、医療従事者の負担軽減と診断精度の向上を図っています。

公式HP：https://www.siemens-healthineers.com/jp