介護システム開発でおすすめの会社6選!費用や選び方も解説【2025年最新版】
介護システム開発におすすめのシステム開発会社を厳選し、6社ご紹介します。
介護システムとは、介護保険請求効率化のための保険請求額の計算や請求業務、各種帳票の作成、管理システムです。介護保険は原則として電子請求しか認められていないため、介護事業者は必ず何らかの介護システムを導入しなければなりません。介護システムは介護保険請求のためだけでなく、介護記録や介護請求をシステム化することで、デスク業務の簡易化や負担軽減なども目的です。
- こんなお悩みを抱えていませんか?
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- 実績や評判の確かなおすすめの会社を知りたい
- 開発にいくらかかるのか知りたい
- 自社の開発案件にマッチするパートナーを探している
こうしたお悩みを抱える方に向けて、介護システム開発におすすめのシステム開発会社をご紹介すると共に、『中小企業の「システム外注」はじめに読む本』の著者でITコンサルタントの坂東 大輔氏監修のもと、開発会社の選び方や費用相場も詳しく解説していきます。
介護業界に強いシステム開発会社 / システム構築会社の一覧も併せてご覧ください。
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介護システム開発でおすすめのシステム開発会社6選
まずはじめに、介護システム開発でおすすめのシステム開発会社をご紹介します。おすすめの会社は、株式会社ハイテックス、株式会社レゾナなど6社です。実績豊富な会社に開発を依頼すると、業界特化の知見を活かした提案が受けられたり、開発フローが確立されているため迅速な対応が期待できます。
株式会社ハイテックス
予算感 | 30万円から |
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設立年 | 1987年 |
会社所在地 | 富山県富山市向新庄町6-2-7 |
電話番号 | 076-452-6280 |
株式会社レゾナ
こんな人におすすめ
・既存のシステムでは対応できない課題を抱える医療・介護・福祉施設の方
・現場の職員の声を反映した使いやすいシステムを作りたい方
会社所在地 | 群馬県伊勢崎市韮塚町675 |
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電話番号 | 0270-30-1278 |
株式会社エクステック
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1997年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 大阪府大阪市西区京町堀1丁目4番22号 肥後橋プラザビル9F |
電話番号 | 06-6225-0157 |
株式会社ワンダフルライフ
予算感 | みんなでケア:月額基本利用料500円(税抜)から |
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設立年 | 2010年 |
会社所在地 | 東京都墨田区向島1丁目12-2-101 |
電話番号 | 03-6658-8650 |
株式会社森原システムエンジニアリング
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2000年 |
会社所在地 | 兵庫県神戸市中央区中町通二丁目1番18号JR神戸駅NKビル6階 |
電話番号 | 078-341-7741 |
QLCシステム株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2011年 |
会社所在地 | 東京都品川区西五反田1丁目3-8 五反田PLACE4階(旧:五反田御幸ビル) |
電話番号 | 03-5437-5028 |
介護システムを導入するメリット
ここからは、介護システムを導入することで得られるメリットについて特に押さえてほしいポイントを3つ挙げ、詳しく解説します。
業務効率化につながる
介護システムを導入する第一の目的であり、1番のメリットは介護業務の効率化です。実務作業が大半である介護事業ですが、事務作業が煩雑であると本来介護に充てられる時間が減少または、長時間労働の原因となります。利用者の記録や介護請求に関わる事務作業を携帯できる端末のシステムに直接入力できれば入力作業負担の軽減につながるほか、利用者の心拍や睡眠状態をシステムで管理することで職員の業務負担軽減も期待できるでしょう。
サービス品質の向上に役立つ
LIFEなどの介護システムを活用すれば、利用者の状態やデータをフラットに確認でき、介護職員が変化してもほかの職員がすぐデータにアクセスし対応できます。現在はまだデータを蓄積している段階で、フィードバックの精度が決して高いとは言えないLIFEですが、今度、情報の蓄積が進めばフィードバックの精度も向上し、どの職員でも利用者に対して適切に対応でき、全体的なサービスの質の向上を期待できるでしょう。
病院などとの情報共有がスムーズになる
介護事業では、利用者の体調不良などにより一時的な入院や通院、または利用している介護サービスの変更が必要となります。そこで活用できるのが介護システムです。利用者の情報を紙媒体やオフラインのみで管理していると、データの複製や共有に多くの手間がかかり、データを受け取る側にも負担がかかるでしょう。利用者の異動や医療機関の利用履歴などをシステム上で一元管理できていれば、必要な情報の確保やその共有をより簡単に進められます。
システム開発会社を選ぶポイント
自社にマッチした適切な依頼先を選定するためにはいくつかのポイントをしっかりと押さえながら検討を進めることが重要です。以下より、システム開発会社を選ぶ際に押さえておきたい主なポイントを紹介します。これらを参考にしながら、ぜひ失敗しない会社選びを実現してください。
現状の課題を整理してRFP(提案依頼書)を作る
システム開発会社を選ぶ際には、現状の課題を整理して要件をまとめた上で、しっかりとRFP(提案依頼書)を作り、その内容を実現できるのか事前に候補となる会社に確認することが重要です。自社の抱えている課題のAs-Is(現状)とTo-Be(理想)を明確にしながらシステムで実現したい内容を精査しましょう。
ここでの提案依頼書を社内でしっかりと揉んでからシステム開発会社に依頼しないと、開発会社によって要件の解釈が広くなり、見積もりが大きくブレてしまいます。依頼側の課題を開発会社にしっかりと伝えることで開発会社も解決したい課題を理解することができます。RFPを作りこむことは開発の初期段階で非常に重要です。
商談の際は会社に足を運び現場の雰囲気を知る
システム開発会社を選ぶ際には、Webサイトやメールでのやり取りによる情報収集だけではなく、相手先に直接足を運んだ上、雰囲気を知ることも重要です。できれば実際の開発現場も見せてもらった上で、最前線で業務に従事しているエンジニアの気力、チーム内のコミュニケーションの様子、全体の活気などをつかむことをおすすめします。これらを実際に肌で感じることで、優秀な会社かどうか、自社にマッチしているかどうかが直感的に分かることがあるためです。
また、プロジェクトの進行には、システム開発会社の管理者、すなわちプロジェクトマネージャー(PM)の存在が大きく影響します。可能な限り事前に直接対面の上でコミュニケーションを図り、ビジネススタンスや自社との相性を確認しておきましょう。

案件に対する積極性を測るには、実際に会うのが早道です。商談担当者やPMだけではなく、現場のエンジニアとも直接対面しておくことで、会社全体の雰囲気が分かり、判断材料にできます。開発がスムーズに進まない会社では、エンジニアに気力がないことが多いのも事実です。
見積もりで不明瞭な項目がある会社は注意
システム開発会社が提示してくる見積もりでも、ビジネスに対するスタンスや信用度を測ることが可能です。金額の根拠や作業内容の詳細が不明瞭な箇所がある場合には、納得できるまでしっかりと説明してもらうことをおすすめします。その際、曖昧な内容に終始するなど、明確な返答が得られない会社であれば、信用できないと判断して問題ないでしょう。また、上述したRFPの内容が確実に反映されているかどうかも重要なポイントです。

見積もりも、システム開発会社の理解力やビジネススタンスを測る絶好の機会です。発注者に対してオープンなコミュニケーションを図れない会社では、「開発一式〇〇万円」など、ブラックボックス化してしまうケースも多く見られます。
システム開発は開発会社との共同作業!対等な関係でコミュニケーションをとる
システム開発会社と発注者は対等なパートナーです。請負契約の場合は、要件を基に期待されたWebシステムを開発会社が実現し、その対価として発注者が金銭を支払うという関係性になりますが、プロジェクトの成功に向けては対等な関係でコミュニケーションを図りながら、どちらも自らの責任の下で役目を果たす必要があります。
システム開発会社は受け身であることも多く、発注者側が上から目線で接するようなスタンスを見せるとさらに萎縮してしまうことがあるため注意が必要です。その結果、報告・連絡・相談が不足し、プロジェクトがスムーズに進まないばかりか、トラブルが起きても隠蔽するような事態になりかねません。成功を目指して伴走する同志として、プロフェッショナルならではの積極的な協力を促すようなコミュニケーションを心掛けましょう。

システム開発会社は発注者のスタンスを敏感に感じ取ります。良い開発をするためには、お互いに良い信頼関係を築くように心がけましょう。見下すようなスタンスや丸投げのスタンスでは、依頼したことしかやってくれない状況となり、積極性も望めません。お互いに腹を割った対等なコミュニケーションを図りながら、信頼感を醸成することが重要です。
ベンダーロックインを避けるため開発を丸投げにしない
ベンダーロックインとは、特定のベンダーに対する依存度が高く、他のベンダーやシステムに乗り換えることが困難な状況のことです。システム開発会社にすべてを丸投げしてしまうと、ベンダーロックインが発生し、将来的な柔軟性や拡張性の面で大きな問題となることがあります。そのため、上述のとおり対等なパートナーであるというスタンスでコミュニケーションを図りながら、必要事項はすべて共有の上、一緒に作り上げていくという意識を持つことが重要です。

システム開発会社に丸投げしてしまうことにより、ベンダーロックインが発生しているケースは非常に多く見られます。これを避けるためには、発注者側も一緒に協力し合うというスタンスを決して忘れず、ベンダーマネジメントの専任担当者を設けるなどの工夫が必要です。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
システム開発の費用相場
システム開発の費用相場は、基幹システムは250万~3,000万円程度、業務支援システムは60万~920万円程度、Webシステムはシステムの種類によりますが40万~600万円程度とされています。要件によってはフルスクラッチ開発での高度なカスタマイズが必要となるため、費用が大幅に増加し数千万円規模になることもあります。
参考情報:PRONIアイミツを介したシステム開発取引実績データ
詳しいシステム開発の費用相場を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
システム開発に使える補助金・助成金まとめ【低予算で作りたい方必見!】
システム開発には、それなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にシステム開発に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
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IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
ものづくり補助金 | 5,000万円 | 1/2または2/3 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
詳しいシステム開発の補助金・助成金については、下記の記事をご覧ください。
【まとめ】介護システム開発の会社選びで迷ったらPRONIアイミツへ
本記事では、介護システム開発におすすめのシステム開発会社とその選び方をご紹介しました。発注に失敗しないためにシステム開発会社を選ぶ際のポイントは、以下の5点を確認しましょう。
-
- 現状の課題を整理してRFP(提案依頼書)を作る
- 商談の際は会社に足を運び現場の雰囲気を知る
- 見積もりで不明瞭な項目がある会社は注意
- 開発は開発会社との共同作業!対等な関係でコミュニケーションをとる
- ベンダーロックインを避けるため開発を丸投げにしない
PRONIアイミツでは、豊富な開発会社の情報をもとに、企業のニーズに合った最適なパートナーを無料でご提案します。時間と手間を省きながら、信頼できる制作会社とのマッチングを実現することが可能です。介護システム開発に悩んだら、まずはPRONIアイミツにご相談ください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
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坂東 大輔
- 資格
- 技術士情報工学部門/中小企業診断士/情報処理安全確保支援士
株式会社エンジニアリングサムライ代表取締役。「神戸最強のITコンサルタント」として著書4冊、業界歴22年を誇るIT経営・DXのエキスパート。事業としてITを中心とした経営コンサルティング、セミナー・講演活動、書籍出版を行う。著「図解即戦力 IoT開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社)、「2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「システム外注」はじめに読む本 」(すばる舎)。
しっかりとRFPを作成し、それに対する反応を見ることによって、システム開発会社の理解力やビジネスに対するスタンス(積極性)が測れます。また、RFPの内容に対する網羅性、すなわちどこまでをどのように実現できるのかを、会社選定の判断基準とすることも可能です。