C++とは?特徴やメリット、できることを解説

更新日:2026.04.21

プログラミングに詳しくない方でも、「C++」あるいは「C#」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。C++とC#は名前は似ていますが、両者は全く違うプログラミング言語です。この記事では、C++に焦点を絞って、C++の特徴や種類、メリット、C++を用いて開発できるプロダクトを詳しくお伝えします。

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C++(シープラスプラス)とは

C++とは、特定の用途に特化しない汎用プログラミング言語の1つです。1972年に開発された歴史あるプログラミング言語であるC言語にさまざまな改良が加えられて開発されたのが、C++です。C++の最大の特徴は、高度な処理が可能な点にあります。

プログラムの実行速度がほかのプログラミング言語と比べると速く、コンピューターが理解できる機械語に近いプログラムを生成することが可能です。そのため、大規模業務システムや高速な処理が必要なシステムなど大量のデータを扱うシステムを開発する際によく用いられています。また、C++はいくつかの種類に分けられ、種類によって特徴が異なります。

代表的なC++の種類

C++は実はいくつかの種類に分類されます。ここでは、C++のなかで特に代表的なプログラミング言語をお伝えします。

Visual C++

Visual C++は、Microsoft社が開発した統合開発環境です。C++、C++/CX、ライブラリが1つのパッケージとして提供されており、パッケージにはプログラミングに必要なすべての機能がすべて含まれています。Windowsでプログラミングを行う人にとって必須のツールと言っても良いでしょう。

Borland C++

Borland C++は、アメリカにかつて存在していたBorland社が開発したプログラム言語です。パッケージには、人間が記述したプログラミング言語をコンピューターが理解できる機械語に翻訳するコンパイル「C++Builder」が含まれています。スマートフォンアプリやゲームの開発に利用可能です。

C++で開発できるもの

汎用プログラミング言語であるC++はさまざまな開発シーンで利用されています。ここでは、C++で開発できる主なプロダクトを見ていきましょう。

Webアプリ

C++の最大の特徴は、処理速度が速いという点です。この利点を生かす形で、開発に大容量データが必要なWebアプリの開発にC++が活用されています。たとえば、世界で最も多くのユーザーが利用しているGoogle社が開発したブラウザ「Chrome」はC++で開発されており、拡張機能の開発にもC++が用いられています。

AI/ロボット

C++は、ロボットの制御技術の開発によく使われている言語です。それは、C++がロボットの複雑な動きをプログラミングできるからです。ロボットのほか、AIなど実際に動くものの開発にC++はよく活用されています。また、機械を制御するためのシステムなど物理的に動くものの開発でもC++が使われることが多くなっています。

ゲーム

C++は複雑な命令をプログラミングできる言語です。この特徴はロボット開発の分野で生かされていますが、ゲーム開発にも転用可能で多くのゲームがC++で開発されています。また、ゲーム開発のプログラミングのほか、ゲーム機本体を制御するためのシステムの開発にもC++がよく使われています。

IoT技術

IoTは、「Internet of Things」の略で、簡単に言えば、あらゆるものをインターネットに接続する技術です。IoTの代表例には、外出先からスマートフォンで操作できるエアコン、なかにある食品の賞味期限を管理できる冷蔵庫などがあります。IoT技術の開発にもC++はよく使われています。

業務システム

C++はさまざまな業務システムの開発に活用されています。中小企業向けのものから大企業や金融機関向け、官公庁向けまで開発可能な業務システムの規模が幅広いのも特徴です。C++には実行速度が速く高度な処理が可能なことから、大規模業務システムや公共機関のシステムなど、大超量データを必要とするシステム開発で特によく使われています。

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C++のメリット

1983年のリリース以来、今もなお多くのユーザーに利用されているC++。ここでは、そのメリットを詳しくお伝えします。

処理速度に優れている

C++の代表的なメリットは、コンピューターの処理速度が速い点です。C言語から派生したプログラミング言語は全体的に処理速度が速いのが特徴ですが、C++は処理速度が速いだけではなく複雑なシステムにも対応可能です。そのため、多くの人が利用する業務システムや物理的な動きを命令するロボットの開発でよく用いられています。

C言語との互換性を備えている

C++は、C言語に改良を加える形で開発されたプログラミング言語です。そのため、C言語とC++は互換性があります。C言語は1972年に開発された歴史あるプログラミング言語で、古くからさまざまな業界のシステムで利用されてきました。それらのシステムを改修する際に、C++がそのまま利用できる点は大きなメリットでしょう。

ほかの言語も理解しやすくなる

C言語から派生したC++はJavaやPythonなど、そのあとに登場するプログラミング言語の基礎となっています。そのため、C++をマスターできれば、ほかのプログラミング言語を理解しやすくなります。また、C++はコンピューターのより深い部分まで触れることのできる言語のため、習得できればコンピューターの仕組みをより根本から理解できるようになるでしょう。

C++でのシステム開発は外注もおすすめ

社内にC++を習得している人材がいれば、C++を使ってのシステム開発を自社だけで行うことも可能です。しかしC++はほかの言語と比べると習得難易度が高いため、社内の人材だけでは賄えないという会社も少なくないでしょう。そう言った場合は、システム開発会社への外注も視野に入れてみてはいかがでしょうか。システム開発会社のなかには、C++での開発を得意とする会社も少なくありません。

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システム開発の費用相場

システム開発の費用相場は、開発目的や要件によって大きく変動します。たとえば、業務支援システムは100万〜700万円、Webシステムは50万〜500万円程度で構築できるケースが多く、比較的低コストで導入可能です。
一方で、ERPなどの基幹システムは3,000万円〜数億円、医療・ヘルスケアシステムも2,000万〜8,000万円と高額になりやすく、要件の複雑さや安全性への対応が費用を押し上げます。

また、同じカテゴリでもパッケージ導入かフルスクラッチ開発か、外部連携やカスタマイズの有無によって費用は大きく上下します。相場はあくまで目安として捉え、自社の目的と必要機能に応じて適切な投資額を見極めることが重要です。

種類別の開発費用相場

以下では、システムの種類(開発目的)別に費用相場を一覧で整理しています。

システム種別 費用相場 開発期間 種類・目的
業務支援システム
100万〜700万円 3ヵ月〜6ヵ月 ・勤怠管理
・顧客管理(CRM)
・予約管理
・在庫管理
Webシステム 50万~500万円
※小規模〜中規模の場合
1ヵ月~6ヵ月 ・LPサイト
・ECサイト(小規模)
・ポータルサイト
基幹システム 3,000万〜数億円 6ヵ月〜1年以上 ・ERP(統合基幹業務)
・SCM(サプライチェーン管理)
・MES(製造実行システム)
Excel業務の
システム化
100万~2,500万円 1ヵ月~6ヵ月 ・基幹システム連携ツール
・RPA/業務自動化システム
先端技術・専門
システム
500万~3,000万円 3ヵ月~10ヵ月 ・AI/機械学習システム
・SaaS/サブスクサービス
医療・ヘルスケア
システム
2,000万~8,000万円 6ヵ月~20ヵ月 ・電子カルテシステム
・医療情報連携システム

より詳しいシステム開発の費用相場や具体的な見積もり事例、費用の算出方法などは以下の記事にて解説しています。ぜひこちらもご覧ください。

種類別に費用相場を把握したうえで、次に重要となる開発手法による違いも紹介します。

開発手法別の費用相場

システム開発費用は「スクラッチ開発」「パッケージ導入」「ノーコード・ローコード活用」などの開発方法があり、自由度が高いほど高額、既存活用が多いほど低コストになる傾向があります。

同じ機能要件でも、どの手法を選ぶかによって初期費用・開発期間・保守性が大きく異なるため、自社の目的と予算に応じた選定が重要です。

開発手法 費用相場 開発期間 特徴
スクラッチ開発
(フルオーダー)
300万円〜数千万円以上 3ヵ月〜1年以上 完全オリジナル開発。
自由度が高いがコスト・期間ともに最大
パッケージ導入・カスタマイズ 100万円〜1,000万円程度 1ヵ月〜6ヵ月 既存システムをベースに、
必要な部分のみカスタマイズ
ノーコード・ローコード開発 10万円〜300万円程度 数週間〜3ヵ月 開発ツールを活用し、
短期間・低コストで構築可能
SaaS導入
(クラウドサービス)
初期費用0〜50万円
+月額数万円〜
数日〜1ヵ月 既存サービスをそのまま利用。
初期費用は低いが月額課金が継続する

【まとめ】C++は何かを理解し、目的に合ったシステム開発会社を選ぼう

C++は、代表的な汎用プログラミング言語で、業務システムやロボットなどさまざまなプロダクトの開発に利用されています。自社でもC++の特徴を生かして、C++でのシステム開発を行いたいという方も多いでしょう。とはいえ、C++はほかのプログラミング言語と比べると習得難易度が高く、内製化は難しい会社が多いと思います。

開発の内製化が難しい場合は、C++での開発に強みのあるシステム開発会社に依頼してはいかがでしょうか。依頼先にあてがない方は、ぜひアイミツにご相談ください。

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