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PoC開発に強いおすすめシステム開発会社8選!費用相場や選び方も紹介【2026年版】

更新日:2026.04.22

PoC開発に強いおすすめのシステム開発会社を厳選し、8社ご紹介します。

PoC(Proof of Concept、コンセプト実証/概念実証)は、システム開発の初期段階で試作品を作り、実現可能性や費用対効果を検証する手法です。ユーザーテストによってリアルな意見を収集し、売上予測などに活かせるほか、工数や人員コストの削減も期待できます。ただし、試作品の特性上、情報漏えいやコスト増加のリスクもあるため、メリットとデメリットを理解した上で活用することが重要です。

こんなお悩みを抱えていませんか?
  • 実績や評判の確かなおすすめの会社を知りたい
  • 開発にいくらかかるのか知りたい
  • 自社の開発案件にマッチするパートナーを探している

こうしたお悩みを抱える方に向けて、PoC開発に対応したおすすめのシステム開発会社をご紹介すると共に、『中小企業の「システム外注」はじめに読む本』の著者でITコンサルタントの坂東 大輔氏監修のもと、開発会社の選び方や費用相場も詳しく解説していきます。

PRONIコンシェルジュ 齊藤
PRONIアイミツコンシェルジュ 齊藤

PRONIアイミツコンシェルジュの斎藤です。
システム開発会社をお探しの方に、私たちコンシェルジュがアドバイスします!さらに、PRONIアイミツでは完全無料でシステム開発会社の一括見積もり・比較も可能です!会社探しの手間を減らすお手伝いをしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

最近の更新内容

2026.04.22 更新
システム開発の費用相場について最新情報を調査し、内容をアップデートしました。 システム開発で活用できる補助金制度の最新公募情報に基づき、内容をアップデートしました。
2026.04.06 更新
デフィデ株式会社の会社情報を更新しました
2026.03.12 更新
PoC開発に強いおすすめシステム開発会社の情報を追加しました ・PoC開発に強いおすすめのシステム開発会社に株式会社dotConfを追加。PRONIアイミツ独自調査をもとに、強みや担当者からのコメントを掲載しました。

このページについて

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ページに掲載されている内容は記事作成時の情報であり、現在は変更になっている場合があります。また、ご依頼内容や納期等の条件によって案件の難易度が変化するため、当ページで紹介されている企業へご依頼される場合は自己責任にてお願いいたします。
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こんなシステム開発会社探していませんか?

PoC開発に強いおすすめのシステム開発会社8選

まずはじめに、PoC開発に強いおすすめのシステム開発会社をご紹介します。おすすめの会社は株式会社dotConf、株式会社レリッシャブル、デフィデ株式会社、AMBL株式会社など8社です実績豊富な会社に開発を依頼すると、業界特化の知見を活かした提案が受けられたり、開発フローが確立されているため迅速な対応が期待できます。   

株式会社dotConf

株式会社dotConfのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社dotConf https://dotconf.co.jp/service/

こんな人におすすめ ・AIシステムのPoC開発から本格導入まで支援してほしい方
・PoC後の運用改善や精度向上まで伴走支援を受けたい方

dotConfは、AIソリューションの研究開発からPoC、システム開発、運用保守までを一貫して支援する開発会社です。大手企業出身のエンジニアやKaggleメダリストが在籍し、世界水準のデータサイエンス技術を強みにビジネスに直結するAIモデルを設計します。
PoCでは実際の業務データを用いたプロトタイプを構築し、AI活用の具体像を可視化。導入前の不安を軽減しながら商用化へつなげられるでしょう。納品後はMLOps・LLMOpsを重視した運用体制を整え、AIの継続的な最適化にも対応します。

株式会社dotConfからのメッセージ

お客様のビジネス課題を丁寧に紐解き、専門用語に頼らない「分かりやすく、成果が見える」AI開発を心がけています。特に、機械学習、RAG・AIエージェントを用いた業務設計の方向性を、お客様と共に検討、設計する伴走支援のプロセスを高く評価いただいております。
ご納品後も継続的な精度改善を積み重ね、ビジネスの変化に寄り添いながら、長く価値を提供し続ける「パートナー」としての関係を大切にしています。

松野直雅

株式会社dotConf 代表取締役CEO、PM、PMO

松野直雅

新卒で大手SIerに入社しディープラーニングによる予兆検知システムの開発や機械学習によるサイバーセキュリティ案件に従事し、その後ソフトバンク株式会社にて、位置情報予測AIの開発責任者として社内のデータドリブン化を推進する。
2020年よりフリーランスとして機械学習、ディープラーニング、LLM、RAGなどのAIソリューションを中心に多くの顧客を支援。2023年よりAI開発スタートアップ 株式会社dotConfを開業、国内最大手自動車メーカーや、グローバル飲料メーカーをはじめ、数多くの大手企業にAI開発やコンサルティングを提供してきた。

予算感 要問い合わせ
設立年 2023年
従業員数 30-99人
会社所在地 東京都 渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
電話番号 03-6824-1464

株式会社レリッシャブル

株式会社レリッシャブルのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社レリッシャブル https://relishable.jp/

こんな人におすすめ ・新規サービスのアイデアをPoCで素早く検証したい方
・企画段階から伴走してくれる開発パートナーを探している方

レリッシャブルは、戦略企画からグロースまで一貫して支援するシステム開発会社です。要件定義やUI/UX設計、技術選定の段階から参画し、クライアントの社内チームの一員のような距離感でプロジェクトを推進。AIエージェントツールを活用したスプリント型のPoC開発にも対応しており、新しいアイデアや技術を短期間・低コストで検証できます。
また、少数精鋭の体制による柔軟な対応も特徴で、定例ミーティングやSlackを通じて密なコミュニケーションも可能。サービス立ち上げ後の運用改善まで伴走してくれます。

株式会社レリッシャブルからのメッセージ

「外注先」ではなく「お客様のチームの一員」として、同じ目線でプロジェクトに向き合うことを大切にしています。技術的な話をわかりやすくお伝えし、一緒に考えながら進めるプロセスを評価いただくことが多く、結果としてほとんどのお客様と10年近い長いお付き合いが続いています。
納品して終わりではなく、サービスを一緒に育てていくパートナーでありたいと考えています。

松田敏史

株式会社レリッシャブル 代表取締役

松田敏史

SIerにて大手通信企業やアパレル企業など多様な業種のシステム構築に従事した後、デザイン会社にてFlash等を用いたインタラクティブなWEBサイト制作を4年間経験。独立後はフリーランスとして、大手エンタメ企業の動画配信システムや通信系企業のサービスサイトCMS構築など、大手企業のシステム開発に携わり、2015年に法人を設立。 エンジニア歴20年。
バックエンド・フロントエンド・クラウドインフラをカバーするフルスタックエンジニアとして、技術選定から実装まで一貫して対応できることを強みとする。顧客との対話を重視し、技術的な内容をわかりやすく伝えるコミュニケーションを重要視している。

予算感 要問い合わせ
設立年 2015年
従業員数 1-4人
会社所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷2―7―1 ボンフレール千駄ヶ谷201
電話番号 03-6432-9790

デフィデ株式会社

デフィデ株式会社のシステム開発サービスのホームページ画像
出典:デフィデ株式会社 https://www.defide-ix.com/

こんな人におすすめ ・コンサルティングの実績を生かしたPoCサービスをお探しの方
・複数のPoCプランがあるシステム開発会社をお探しの方

デフィデは、ITソリューション・Web・モバイルアプリ開発サービスやコンサルティングサービスなどを手がける会社です。コンサルティングの豊富な実績を活かし、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現を目的としたPoCサービスを提供しています。
PoCサービスは企画・構想に特化した「Plan A」をはじめ、企画・構想と設計・施策、検討・決定にも対応の「Plan B」、オーダーメイドの「Plan C」の3プランから選ぶことが可能です。

予算感 要問い合わせ
従業員数 30-99人
会社所在地 東京都港区赤坂2-4-6 赤坂グリーンクロス6F

AMBL株式会社

AMBL株式会社のシステム開発サービスのホームページ画像
出典:AMBL株式会社 https://www.balconia.co.jp/

こんな人におすすめ ・業務課題の解決に向けて最適なシステムを構築したい方
・AI導入に関心があるが、不安や課題を抱えている方

AMBLは、東京都港区に拠点を置くテクノロジー企業で、AI技術に特化した受託開発やクラウドネイティブなシステム開発に強みを持っています。年間1,200件以上のプロジェクト実績を誇り、徹底したヒアリングと費用対効果の検討を通じて、クライアントのアイデアを実現可能な形に落とし込み、業務改善を支援します。
PoC(概念実証)サービスでは、AI導入に対する不安を解消し、技術的な実現性を確保することで、多くの企業から信頼を得ています。さらに、コンサルティングから要件定義、設計、開発、運用・保守に至るまで一貫した対応が可能。ユーザビリティを考慮した提案や最新技術を駆使したシステム構築に定評があり、品質の高いサービスを提供します。

予算感 要問い合わせ
設立年 2001年
従業員数 500-999人
会社所在地 東京都港区赤坂9丁目7-1 ミッドタウン・タワー32階

株式会社ソフトテックス

株式会社ソフトテックスのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社ソフトテックス https://www.softtex.co.jp/

こんな人におすすめ ・豊富な実績と技術力を兼ね備えたシステム開発会社をお探しの方
・PoCが取り入れられたDX推進ソリューションを利用したい方

掲載実績・事例(2件)

ソフトテックスは、コンピュータシステム設計・ソフトウェア開発、インターネット関連システムサービスなどを提供している会社です。高い技術力と豊富な実績を併せ持っていることが特徴としてあげられます。
超高速開発支援の一環としてPoCにも対応しており、試作段階における検証やデモンストレーションなどが依頼可能。くわえて、PoCを取り入れたDX推進ソリューションも提供しています。

予算感 要問い合わせ
設立年 1984年
従業員数 100-499人
会社所在地 愛知県名古屋市千穂区今池五丁目1番5号 名古屋センタープラザビル4F
電話番号 052-731-7871

株式会社システムズナカシマ

株式会社システムズナカシマのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社システムズナカシマ http://www.systems.nakashima.co.jp/

こんな人におすすめ ・コストを抑えてPoCを依頼したい方
・AIやドローンを活用したシステム開発を依頼したい方

システムズナカシマは、業務システムやスマートフォン向け各種ソフトの開発・販売などの事業を手がける会社です。2016年からは、AIやIoT、ブロックチェーンといった最新技術の研究開発を行う「NaFLA (ナカシマ未来研究所)」を運営しています。
「NaFLA」の提供するPoCサービスは、初期コストや人的工数・時間の削減、短期間での効果測定が可能というのが特徴。検証結果によっては、本格開発の提案も行っています。

予算感 要問い合わせ
設立年 1985年
従業員数 100-499人
会社所在地 岡山県岡山市東区上道北方688-1
電話番号 03-5821-9761

株式会社アイオーティドットラン

株式会社アイオーティドットランのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社アイオーティドットラン https://iot-run.co.jp/

こんな人におすすめ ・プロダクトの製品化までサポートして欲しい方
・IoTシステムのPoCの時間とコストを削減したい方

掲載実績・事例(2件)

アイオーティドットランは、DX推進やIoTに特化した事業を展開するシステム開発会社です。低コストで依頼できるPoCサービス「PoC.Run」を提供しています。
「PoC.Run」の特徴は、PoCだけでなくシステムの商用化や本格導入のサポートを行っている点。自社で独自に開発したIoTデバイス「Tibbo-Pi」の活用によってスピーディーな検証を実現しているのも大きな魅力でしょう。

予算感 要問い合わせ
設立年 2019年
会社所在地 宮城県仙台市青葉区一番町一丁目8-10 京成壱番町ビル2F
電話番号 022-399-7744

株式会社QUICK E-Solutions

株式会社QUICK E-Solutionsのシステム開発サービスのホームページ画像
出典:株式会社QUICK E-Solutions https://www.qes.co.jp/

こんな人におすすめ ・PoC段階からクラウドを前提としたスピーディな開発をしたい方
・AWSやAzureの導入支援を得意とするパートナーを探している方

QUICK E-Solutionsは、東京都中央区を拠点に、クラウド技術を駆使したシステム開発・インフラ構築を展開するITソリューション企業です。マイクロサービスやサーバレスアーキテクチャを取り入れた先進的な開発体制で、DevOps推進や業務効率化に寄与。Power Platformによるアプリ開発支援や、Azure OpenAIを活用した社内チャットボットの構築など、幅広いサービスで企業のDXを強力にバックアップします
コスト最適化とセキュリティ強化を両立しながら、最適なクラウド導入・運用を提案。変化するビジネス環境に柔軟に対応し、未来志向のIT基盤を共創するパートナーです。

予算感 要問い合わせ
設立年 1983年
従業員数 100-499人
会社所在地 東京都中央区日本橋兜町7‐1 KABUTO ONE 12階
電話番号 050-3354-0060

こんなシステム開発会社探していませんか?

システム開発会社に依頼するメリット

ここまで、システム開発会社を紹介してきましたが、開発会社へ依頼するメリットはどんなものがあるのでしょうか。システム開発を自社のエンジニアではなく、外注にするメリットには以下のものが挙げられます。

  • 専門知識が豊富なエンジニアに依頼できるため、品質が担保されている
  • 人件費や設備投資を減らしコスト削減が可能
  • 自社のエンジニアが他の重要な業務に集中できるため、生産性向上が期待できる
  • 自社のエンジニアが不足している場合や、短期間で開発が必要な場合にも即座に対応できる
  • 複数の外部エンジニアに依頼することで、技術力や開発スキルのリスクを分散させることが可能

以上の理由から、システム開発を外注することは、多くのメリットが期待できます。ただし外注にはデメリットも存在するため、自社の状況を考慮して適切な判断を行うことが重要です

システム開発会社を選ぶポイント

さらに、自社にマッチした適切な依頼先を選定するためにはいくつかのポイントをしっかりと押さえながら検討を進めることが重要です。以下より、システム開発会社を選ぶ際に押さえておきたい主なポイントを紹介します。これらを参考にしながら、ぜひ失敗しない会社選びを実現してください。

システム開発会社の選び方

現状の課題を整理してRFP(提案依頼書)を作る

システム開発会社を選ぶ際には、現状の課題を整理して要件をまとめた上で、しっかりとRFP(提案依頼書)を作り、その内容を実現できるのか事前に候補となる会社に確認することが重要です。自社の抱えている課題のAs-Is(現状)とTo-Be(理想)を明確にしながらシステムで実現したい内容を精査しましょう。

ここでの提案依頼書を社内でしっかりと揉んでからシステム開発会社に依頼しないと、開発会社によって要件の解釈が広くなり、見積もりが大きくブレてしまいます。依頼側の課題を開発会社にしっかりと伝えることで開発会社も解決したい課題を理解することができます。RFPを作りこむことは開発の初期段階で非常に重要です。

株式会社エンジニアリングサムライ 代表/ITコンサルタント/坂東 大輔
株式会社エンジニアリングサムライ/ITコンサルタント/坂東 大輔

しっかりとRFPを作成し、それに対する反応を見ることによって、システム開発会社の理解力やビジネスに対するスタンス(積極性)が測れます。また、RFPの内容に対する網羅性、すなわちどこまでをどのように実現できるのかを、会社選定の判断基準とすることも可能です。

商談の際は会社に足を運び現場の雰囲気を知る

システム開発会社を選ぶ際には、Webサイトやメールでのやり取りによる情報収集だけではなく、相手先に直接足を運んだ上、雰囲気を知ることも重要です。できれば実際の開発現場も見せてもらった上で、最前線で業務に従事しているエンジニアの気力、チーム内のコミュニケーションの様子、全体の活気などをつかむことをおすすめします。これらを実際に肌で感じることで、優秀な会社かどうか、自社にマッチしているかどうかが直感的に分かることがあるためです。

また、プロジェクトの進行には、システム開発会社の管理者、すなわちプロジェクトマネージャー(PM)の存在が大きく影響します。可能な限り事前に直接対面の上でコミュニケーションを図り、ビジネススタンスや自社との相性を確認しておきましょう。

株式会社エンジニアリングサムライ 代表/ITコンサルタント/坂東 大輔
株式会社エンジニアリングサムライ/ITコンサルタント/坂東 大輔

案件に対する積極性を測るには、実際に会うのが早道です。商談担当者やPMだけではなく、現場のエンジニアとも直接対面しておくことで、会社全体の雰囲気が分かり、判断材料にできます。開発がスムーズに進まない会社では、エンジニアに気力がないことが多いのも事実です。

見積もりで不明瞭な項目がある会社は注意

システム開発会社が提示してくる見積もりでも、ビジネスに対するスタンスや信用度を測ることが可能です。金額の根拠や作業内容の詳細が不明瞭な箇所がある場合には、納得できるまでしっかりと説明してもらうことをおすすめします。その際、曖昧な内容に終始するなど、明確な返答が得られない会社であれば、信用できないと判断して問題ないでしょう。また、上述したRFPの内容が確実に反映されているかどうかも重要なポイントです。  

株式会社エンジニアリングサムライ 代表/ITコンサルタント/坂東 大輔
株式会社エンジニアリングサムライ/ITコンサルタント/坂東 大輔

見積もりも、システム開発会社の理解力やビジネススタンスを測る絶好の機会です。発注者に対してオープンなコミュニケーションを図れない会社では、「開発一式〇〇万円」など、ブラックボックス化してしまうケースも多く見られます。

システム開発は開発会社との共同作業!対等な関係でコミュニケーションをとる

システム開発会社と発注者は対等なパートナーです。請負契約の場合は、要件を基に期待されたWebシステムを開発会社が実現し、その対価として発注者が金銭を支払うという関係性になりますが、プロジェクトの成功に向けては対等な関係でコミュニケーションを図りながら、どちらも自らの責任の下で役目を果たす必要があります。

システム開発会社は受け身であることも多く、発注者側が上から目線で接するようなスタンスを見せるとさらに萎縮してしまうことがあるため注意が必要です。その結果、報告・連絡・相談が不足し、プロジェクトがスムーズに進まないばかりか、トラブルが起きても隠蔽するような事態になりかねません。成功を目指して伴走する同志として、プロフェッショナルならではの積極的な協力を促すようなコミュニケーションを心掛けましょう。

株式会社エンジニアリングサムライ 代表/ITコンサルタント/坂東 大輔
株式会社エンジニアリングサムライ/ITコンサルタント/坂東 大輔

システム開発会社は発注者のスタンスを敏感に感じ取ります。良い開発をするためには、お互いに良い信頼関係を築くように心がけましょう。見下すようなスタンスや丸投げのスタンスでは、依頼したことしかやってくれない状況となり、積極性も望めません。お互いに腹を割った対等なコミュニケーションを図りながら、信頼感を醸成することが重要です。

ベンダーロックインを避けるため開発を丸投げにしない

ベンダーロックインとは、特定のベンダーに対する依存度が高く、他のベンダーやシステムに乗り換えることが困難な状況のことです。システム開発会社にすべてを丸投げしてしまうと、ベンダーロックインが発生し、将来的な柔軟性や拡張性の面で大きな問題となることがあります。そのため、上述のとおり対等なパートナーであるというスタンスでコミュニケーションを図りながら、必要事項はすべて共有の上、一緒に作り上げていくという意識を持つことが重要です。

株式会社エンジニアリングサムライ 代表/ITコンサルタント/坂東 大輔
株式会社エンジニアリングサムライ/ITコンサルタント/坂東 大輔

システム開発会社に丸投げしてしまうことにより、ベンダーロックインが発生しているケースは非常に多く見られます。これを避けるためには、発注者側も一緒に協力し合うというスタンスを決して忘れず、ベンダーマネジメントの専任担当者を設けるなどの工夫が必要です。

こんなシステム開発会社探していませんか?

システム開発の費用相場

システム開発の費用相場は、開発目的や要件によって大きく変動します。たとえば、業務支援システムは100万〜700万円、Webシステムは50万〜500万円程度で構築できるケースが多く、比較的低コストで導入可能です。
一方で、ERPなどの基幹システムは3,000万円〜数億円、医療・ヘルスケアシステムも2,000万〜8,000万円と高額になりやすく、要件の複雑さや安全性への対応が費用を押し上げます。

また、同じカテゴリでもパッケージ導入かフルスクラッチ開発か、外部連携やカスタマイズの有無によって費用は大きく上下します。相場はあくまで目安として捉え、自社の目的と必要機能に応じて適切な投資額を見極めることが重要です。

種類別の開発費用相場

以下では、システムの種類(開発目的)別に費用相場を一覧で整理しています。

システム種別 費用相場 開発期間 種類・目的
業務支援システム
100万〜700万円 3ヵ月〜6ヵ月 ・勤怠管理
・顧客管理(CRM)
・予約管理
・在庫管理
Webシステム 50万~500万円
※小規模〜中規模の場合
1ヵ月~6ヵ月 ・LPサイト
・ECサイト(小規模)
・ポータルサイト
基幹システム 3,000万〜数億円 6ヵ月〜1年以上 ・ERP(統合基幹業務)
・SCM(サプライチェーン管理)
・MES(製造実行システム)
Excel業務の
システム化
100万~2,500万円 1ヵ月~6ヵ月 ・基幹システム連携ツール
・RPA/業務自動化システム
先端技術・専門
システム
500万~3,000万円 3ヵ月~10ヵ月 ・AI/機械学習システム
・SaaS/サブスクサービス
医療・ヘルスケア
システム
2,000万~8,000万円 6ヵ月~20ヵ月 ・電子カルテシステム
・医療情報連携システム

より詳しいシステム開発の費用相場や具体的な見積もり事例、費用の算出方法などは以下の記事にて解説しています。ぜひこちらもご覧ください。

種類別に費用相場を把握したうえで、次に重要となる開発手法による違いも紹介します。

開発手法別の費用相場

システム開発費用は「スクラッチ開発」「パッケージ導入」「ノーコード・ローコード活用」などの開発方法があり、自由度が高いほど高額、既存活用が多いほど低コストになる傾向があります。

同じ機能要件でも、どの手法を選ぶかによって初期費用・開発期間・保守性が大きく異なるため、自社の目的と予算に応じた選定が重要です。

開発手法 費用相場 開発期間 特徴
スクラッチ開発
(フルオーダー)
300万円〜数千万円以上 3ヵ月〜1年以上 完全オリジナル開発。
自由度が高いがコスト・期間ともに最大
パッケージ導入・カスタマイズ 100万円〜1,000万円程度 1ヵ月〜6ヵ月 既存システムをベースに、
必要な部分のみカスタマイズ
ノーコード・ローコード開発 10万円〜300万円程度 数週間〜3ヵ月 開発ツールを活用し、
短期間・低コストで構築可能
SaaS導入
(クラウドサービス)
初期費用0〜50万円
+月額数万円〜
数日〜1ヵ月 既存サービスをそのまま利用。
初期費用は低いが月額課金が継続する

システム開発に使える最新の補助金・助成金

システム開発には、要件定義から運用までを見据えた一定の投資が必要であり、中小企業やスタートアップにとっては初期費用が導入の障壁になりがちです。その負担を軽減する手段が、国や自治体の補助金制度といえるでしょう。活用すれば数十万〜数百万円規模でコスト削減が見込めます。

本記事では、システム開発に活用できる補助金を4つ厳選して紹介します。申請は契約前が原則のため、要件やスケジュールを事前に確認してください。

システム開発に使える主な補助金の種類と補助額
補助金の名称 最大補助額 対象となる経費
ものづくり補助金
(製品・サービス高付加価値化枠)
750万~2,500万円
※従業員数により上限額が変動
※補助下限額は100万円
機械装置・システム構築費、専門家経費
クラウドサービス利用費 など
※新製品・新サービスの開発を伴わない場合は補助対象外
デジタル化・AI
導入補助金
(通常枠)
・1プロセス以上:150万円
・4プロセス以上:450万円
※プロセス=ITツールが対応する業務工程の数
ITツール(ソフトウェア、クラウドサービス)
の導入費 など
小規模事業者
持続化補助金
(通常枠)
50万円
※給付金の上乗せ条件あり
システム、ECサイト、Webサイトの
開発・構築・更新・改修・運用経費 など
中小企業
新事業進出補助金
2,500万~9,000万円
※従業員数により上限額が変動
※賃上げの有無でも上限額が変動
※補助下限額は750万円
機械装置・システム構築費
専門家経費、クラウドサービス利用費 など

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、革新的なサービス開発や試作品開発、生産プロセスの改善に向けた設備投資などを支援する補助金です。中小企業や小規模事業者、個人事業主が対象となっています。
製品・サービス高付加価値化枠(通常枠)の場合、従業員数5人以下で100万円~750万円、従業員数51人以上の場合は2,500万円を上限に補助を受けることが可能。ほかにも、海外事業を通じて国内生産性向上を図るための設備・システム投資を支援するグローバル枠の場合、3,000万円が補助上限額となっています。
両枠とも、補助率は中小企業1/2、小規模企業・小規模事業者及び再生事業者2/3です。

※公募回数は年2~3回程度(2026年4月21日時点の情報)

出典:全国中小企業団体中央会「ものづくり補助金総合サイト」

デジタル化・AI導入補助金(旧:IT導入補助金)

デジタル化・AI導入補助金は、中小企業・小規模事業者を対象にITツールやAIの導入によって業務効率化・生産性向上・DX推進を図るための補助金制度です。「通常枠」「複数者連携デジタル化・AI導入枠」「インボイス対応枠」「セキュリティ対策推進枠」など複数の種類があり、目的や導入内容に応じて活用できます。
特に「通常枠」では、会計ソフトや受発注管理、顧客管理などのITツール導入に加え、クラウド利用料(最大2年分)や導入支援費用も補助対象となります。補助額はITツールの業務プロセス数に応じて変動し、1〜3プロセスで5万〜150万円、4プロセス以上で150万円〜450万円が目安です。補助率は中小企業で1/2、最低賃金近傍の事業者は2/3となります。

※公募回数は年6〜8回程度(2026年4月21日時点の情報)

出典:中小企業庁「デジタル化・AI導入補助金

小規模事業者持続化補助金

小規模事業者持続化補助金は全国商工会連合会が運営する補助金で、販路開拓や業務効率化への取組みにかかる経費の一部を補助するものです。中小企業の中でも「小規模」に該当する事業者(個人事業主含む)が対象で、従業員数など一定の要件を満たす必要があります。

通常枠の補助上限は50万円で、補助率は原則2/3です。なお、業務システムの開発などは「ウェブサイト関連費」として扱われ、補助金交付申請額全体の1/4が上限となります。また、インボイス特例の要件を満たす場合は補助上限が50万円上乗せ、賃金引上げ特例対象事業者は150万円の上乗せといった条件も用意されています。

※公募回数は年2回程度(2026年4月21日時点の情報)

中小企業新事業進出補助金

中小企業新事業進出補助金は、既存事業とは異なる新商品・新サービスや新たな販路への進出を支援するものです。対象者は中小企業者・小規模事業者で、創業1年未満や従業員0名、みなし大企業等は対象外となります。新規事業の中核となるシステム・ソフトウェア開発についても、要件を満たせば補助対象となります。

補助上限額については従業員規模に応じてが異なり、従業員20人以下で最大2,500万円(賃上げを実現できそうであれば特例で3,000万円)、21〜50人で最大4,000万円(同5,000万円)、51〜100人で最大5,500万円(同7,000万円)、101人以上で最大7,000万円(同9,000万円)までの補助を受けられます。補助率は原則 1/2で、賃上げを行う場合は2/3です。

※公募回数は年3回程度(2026年4月21日時点の情報)

⇩補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

不採択や機会損失を防ぐために、申請スケジュールと必要書類の準備を徹底しよう

補助金を活用するうえで重要なのは、規定に沿った正確な申請を行うことです。不備や記載漏れがあると不採択となり、想定していた予算を確保できず、システム開発自体が進まないリスクがあります。

また、申請は書類や記入項目が多く、スケジュール管理が不十分だと期限超過で機会を逃す可能性もあるでしょう。一度逃すと数ヶ月待つ必要があります。

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本記事では、PoC開発に強いおすすめのシステム開発会社とその選び方をご紹介しました。発注に失敗しないためにシステム開発会社を選ぶ際のポイントは、以下の5点を確認しましょう。

  • 現状の課題を整理してRFP(提案依頼書)を作る
  • 商談の際は会社に足を運び現場の雰囲気を知る
  • 見積もりで不明瞭な項目がある会社は注意
  • 開発は開発会社との共同作業!対等な関係でコミュニケーションをとる
  • ベンダーロックインを避けるため開発を丸投げにしない

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坂東 大輔
監修者

坂東 大輔

資格
技術士情報工学部門/中小企業診断士/情報処理安全確保支援士

株式会社エンジニアリングサムライ代表取締役。「神戸最強のITコンサルタント」として著書4冊、業界歴22年を誇るIT経営・DXのエキスパート。事業としてITを中心とした経営コンサルティング、セミナー・講演活動、書籍出版を行う。著「図解即戦力 IoT開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社)、「2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「システム外注」はじめに読む本 」(すばる舎)。

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