西安スターティアソフトが選ばれ続ける理由は「技術は手段。課題を解決してこそ価値に」という信念にあり|企業の評判

システム開発を外注したことがない企業にとって、開発会社選びは未知の領域です。

「どこに頼めばいいのか？」「本当に期待通りのものができるのか？」「運用後のフォローは？」そんな不安を抱えるカスタマー（発注者）がほとんどではないでしょうか。

自社の課題を深く理解し、ただ開発を請け負うのではなく、事業の未来まで一緒に描いてくれる･･･もしそんなパートナーがいたら、安心して依頼ができるはずです。

西安スターティアソフト社は、まさにその「頼れる開発パートナー」として、多くの企業から選ばれています。PRONIアワードも受賞した彼らの開発スタンス、その強みとは何なのか。今回は、西安スターティアソフト 代表取締役の胡 戦勇（コ センユウ）様にその秘密をお伺いしました。

胡 様  弊社は、スターティアグループに関する開発を専門で行っていました。当時は中国に開発拠点があったのですが、もっとユーザーの近くで開発をしたほうが、要望にきめ細かく応えられると考えて、2013年に日本の拠点を設立しました。

当初は、グループ内のプロダクト開発が中心でした。でもやっているうちに、『うちの開発ノウハウ、外部の依頼にも活かせるんじゃないか？』という声があがりまして。最初は小さな案件から始めたんですが、おかげさまで相談が増えていき、要望に応えているうちに開発規模もどんどん広がっていきました。

胡 様  私たちは、一般的なシステム開発企業とは異なり、『事業を一緒に立ち上げ、成長させる開発パートナー』として関わるのが特徴です。決められた仕様通りに作るのが目的ではなく、カスタマーの目的達成や事業成長が目的となっています。ですから、その時の状況に合わせて最適な提案をすることを重要視しています。その結果、長いお付き合いができる会社さんが多くなりました。

胡 様  実は、そういうお客さん、すごく多いのですね。『システムを作りたいけど、具体的にどんな機能が必要か分からない』ですとか、『課題はあるけど、それをどうシステム化すればいいか分からない』など、多くの企業様が挙げる悩みです。

そうしたとき、私たちはとにかくヒアリングを重視します。要件定義の段階で、ビジネスモデルや運用フローを細かく聞き取り、お客さんと一緒に形にしていきます。

たとえば、受注前の段階で、機能一覧やワイヤーフレーム（画面設計図）を作って『こういうシステムになりますよ』と具体的に提示するんです。お客さんからは『そんなに早く出てくるんですか！？』と驚かれることが多いですね。

胡 様  そうなんです。特に、新規事業を立ち上げるお客さんや、ITリテラシーがそれほど高くない方々には、このアプローチがすごく好評です。

胡 様  一番の違いは、単発の開発で終わるのではなく、カスタマーと長期的な関係を築けるところですね。

たとえば、通常の開発会社は、『要件定義→設計→開発→納品』という流れが一般的です。でも、ビジネスって、やってみないと分からないことが多いじゃないですか。システムを作ってみたら、『この機能がもっと必要だった』とか『ここを変えたほうがよかった』とか。これは、長きに渡って親会社のプロダクト開発を手がけてきた経験から培われたやり方です。システムをスケール（拡大）していく経験やノウハウにも自信があります。

だから私たちは、開発の後も、カスタマーの成長に合わせて段階的にリリースを繰り返し、システムを進化させていくんです。このやり方のおかげか、長年にわたってお付き合いしているお客さんが多くいらっしゃり、ありがたく思っています。

胡 様  大手チャットサービスの開発ですね。当初は、『社内向けの小規模なチャットツールを作りたい』という話でした。ところが、開発を進めるうちに『もっと外部と連携できるようにしたい』『顧客対応にも活用できないか』というアイデアが次々と出てきたんです。

普通の開発会社なら、最初に決めた仕様通りに開発して終わりかもしれません。でも、私たちは『ビジネスが成長するにつれてシステムも進化すべき』という考え方を持っています。そこで柔軟性の高い開発スタイル（アジャイル開発）を導入し、1週間ごとに開発とフィードバックを繰り返しながら、リアルタイムでカスタマーのニーズに対応しました。
結果として、今ではそのチャットサービスを大規模なプロダクトに成長させることができました。

カスタマーとの信頼関係が深まる中で、『西安スターティアソフトさんが言うならやってみよう』と、新しい技術の導入にも積極的に挑戦させてもらえました。この事例のように、一緒に作り上げていくのが私たちのスタイルですね。

胡 様  はい。グループ全体の方針で、初心者にもわかりやすいUI/UXを要望されることが多かったため、導入してからすぐに使える設計を追求し続けてきました。たとえば、業務システムは、機能が増えるとどんどん複雑になりがちですよね。でも、どんなに高機能でも、使いこなせなければ意味がありません。

ですから、ボタンの配置やナビゲーションなど、とにかくシンプルで直感的に操作できる設計を心がけています。

胡 様  確かに、価格だけで比較されることは多いですね。でも、私たちは「安さ」ではなく、「最適なコストで、最良の成果を出すこと」を大切にしています。

例えば、ある企業が他社で見積もりを取ったところ、『5か月かかる』と言われた案件を、私たちは『2か月』で納品しました。ただ急いだわけではありません。要件定義の精度を高め、開発のムダをなくしたからこそ、短期間でも品質を担保できたのです。このように、価格ではなく開発の進め方で他社との差別化を図り、最終的に価値を感じていただいたお客様に選ばれています。

また、『他社よりも高価格だったけど、提案の内容やサポートの質で西安スターティアソフトを選んだ』と言ってくれるお客さんも多いですね。

胡 様  『課題解決型の開発』が評価されたことを嬉しく思います。私たちは単にシステムを作るのではなく、カスタマーの課題を解決し、長期的に事業を成長させることを目的としているからです。これからも、ただ作るだけじゃなく、一緒に『いいサービス』を育てていくことにこだわりたいですね。

胡 様  私たちが提供するのは、ただのシステム開発ではありません。「課題を解決し、事業を成功へと導く、真のパートナーシップ」 こそが最大の価値です。「何を作ればいいのか分からない？」 そんな状態でも、まずはご相談ください。あなたの事業の可能性を、共に広げていきましょう。

私たちは、カスタマーとともに考え、最適な答えを導き出す開発パートナーです。お気軽なご相談をお待ちしております！