Vlogでおすすめのスマホアプリ7選。作り方やおしゃれな編集のポイントも紹介【2024年最新版】

リアルな思い出や日常の記録をそのまま残せる「Vlog」。この記事では、初心者向けにVlogを制作・編集するのにおすすめのスマホアプリを紹介します。作り方やおしゃれなVlogにするポイント、運用のポイントまで解説。初心者はこの記事を最後まで読めば、Vlogの基礎知識が身に付きます。

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近年ではVlogの人気が高まっていることもあり、スマートフォンで誰でも手軽にVlogの撮影から編集までを行える環境が整ってきました。そこでまずは、「Vlog制作に役立つ2023年版のおすすめ無料スマホアプリ7選」を紹介します。アプリごとの特徴や違いが分かりやすいように解説するので、順にチェックしてみてください。

Canvaは、iOS／Androidの両方に対応している動画編集・画像加工アプリです。2013年のスタート以来、世界中で使用されてきた豊富な実績を持ち、190の国でこれまで130億以上のデザインが作成されてきました。
大きな特徴はテンプレートが非常に豊富なところ。すぐに使えるテンプレートが何千点も用意されており、動画編集用、YouTube動画編集用、写真コラージュなど、Vlogと相性の良いテンプレートも多数用意されています。もちろんダウンロードは無料で、「デザイン制作や素材編集を一から対応するのは難しい」という方におすすめなため、テンプレートを活用して効率よくVlogを作成したい方は検討してみると良いでしょう。

Promeoは、iOS／Androidの両方に対応しているダウンロード無料の動画＆写真デザイン編集アプリです。プロがデザインしたテンプレートを選択するだけで簡単に動画作成が可能で、とにかく少ない手間で動画制作や編集をしたいという方にぴったり。具体的には「テンプレートの選択」「お好みのカラーリングで仕上げ」「保存＆公開」という3ステップで動画制作を完了できます。
また、プロのデザイナーが作成した本格的なテンプレートが1万点以上用意されているだけでなく、著作権フリーの音楽も使用できます。作成した動画は各種SNSにそのまま投稿できますので、時短重視でVlogを制作・公開したい方におすすめのスマホアプリです。

iMovieはiPhone対応の動画制作＆編集アプリです。Macユーザーにとって、「動画制作ならiMovie」といえるほどの定番アプリであり、魅力的な映画並みの動画をとにかく簡単に作れる特徴が豊富に持ち込まれています。
搭載されている「マジックムービー」機能を使えば好みのタイトルや音楽を選択し、数回のタップだけで瞬時にオリジナル動画の作成が可能です。ライブラリから素材を選択するだけで、ベストシーンを特定して自動的に編集まで行ってくれるので、動画制作の経験がない方でも簡単にVlogを作成できます。本格的な動画編集も可能で、よりクオリティにこだわりたい方のニーズもカバーしてくれる点が魅力的です。

CapCutは、iOS／Androidの両方に対応しているダウンロード無料の動画編集アプリです。最大の特徴は、初心者向けに「動画を簡単に作成できる仕様となっている」点。動画制作の操作方法がとにかく分かりやすく、テンプレートを使用して感覚的な操作でカット、動画のつなぎ、速度変更などを施した動画をわずか数分で作成できます。
初心者向けに簡単な操作設計となっているだけでなく、多彩な編集にも対応しており、動画のアニメーション化、ステッカー、音声認識および字幕の自動化、背景の削除など、Vlogでもニーズの高い編集まで幅広くカバー。初心者と上級者、両方に対応できるスマホアプリなので、習熟度に合わせて使い方を変えられる万能なアプリをお探しの方におすすめです。

Spliceは、iOS／Androidの両方に対応しているダウンロード無料の動画制作＆編集アプリです。動画制作でおなじみのカメラ「GoPro」純正の動画編集アプリのうちの1つであり、無料で動画編集に活用できるのが大きな特徴です。また、広告なしで使用できるのも魅力的で、無料アプリであっても少ないストレスで動画制作や編集を進めたいという方に特におすすめ。
機能的にも、写真や動画の切り取り・合成、スローモーション加工、ライブラリからの音楽追加、タイトル設定など、Vlog制作で求められるひととおりの機能を備えています。完成した動画にアプリのロゴ（ウォーターマーク）が表示されないため、映像に余計な要素を加えたくない方にもぴったりでしょう。

PowerDirectorは、iOS／Androidの両方に対応しているダウンロード無料の動画制作＆編集＆加工アプリです。スマホでの操作を想定した設計となっており、簡単に素早く4Kレベルの動画を編集だけでなく、そのままYouTubeやInstagramなどのSNSにシェアすることが可能です。
ビデオの分割・トリミング・回転、写真の追加、動画エフェクト、タイトルやBGMの追加、コントラスト・彩度の調整など、Vlog制作で重宝する編集作業でタップ操作だけで使用が可能で、スマホで動画制作・編集したい方との相性は抜群。初心者にも分かりやすい操作設計でありながら本格的な編集が可能なことから、効率とクオリティを両立させたい方におすすめです。

Filmmaker Proは、iOS／Androidの両方に対応しているダウンロード無料の動画編集アプリです。大きな特徴は、スマホの横画面で動画編集できる点。横画面での操作により画面の見やすさや誤操作防止に役立ち、「ストレスの少ない動画編集」が可能となります。こうした特徴から、画面の小さなスマホをお持ちの方や細かい操作が苦手な方には特に相性の良いアプリだといえるでしょう。
編集機能についても、動画の分割コピー、再生スピードの変更、音量調節などの基本的な機能に加え、プロが作成した数十種類のフィルターが用意されているため、Vlog制作時にも大いに役立ちます。

そもそもVlogとは、「Video Blog」を略した言葉であり、インターネット上で文章により情報発信を行うブログ（Weblogの略）の動画版です。Vlogの趣旨は文章でのブログと大きく変わらず、趣味や日常生活など、個人的なライフスタイルを動画形式でまとめたコンテンツとなります。ただし、コンテンツが文章ではなく動画であることから、発信するプラットフォームはYouTube・X（旧Twitter）・TikTok・Instagramなどの動画に対応しているSNSが中心です。

投稿者の知名度がなくても内容次第では多くのファンが付くケースも珍しくなく、実際に数十万回規模の視聴数を誇るVlogも数多く存在しています。以下に人気のVlogをいくつか紹介するので、イメージをつかんでみましょう。

【料理系】

【ペット系】

【日常系】

先にVlog制作におすすめのスマホアプリを紹介しましたが、経験がない方の場合「具体的にはどのように作れば良いのか？」と感じることでしょう。そこでここからは、初心者向けに動画編集アプリ「Canva」を使ったスマホでのVlogの作り方を工程別に分けて解説します。各工程のポイントや注意点をチェックしながら動画作りに役立ててください。

まずはVlogに用いる素材をCanvaにインポートします。インポートとは、アプリのなかに素材を持ってくる作業のことで、料理に使う材料を用意するようなイメージです。自前の動画などの素材は端末のライブラリから直接読み込みを行いますが、好みのデザインに合わせたテンプレートをCanva内で探してそのまま動画で用いることも可能です。テンプレートは「カテゴリ」から探せるだけでなく、フリーワードによる「検索」でも探せますので、好みのテンプレートを見つけたらタップしてインポートしましょう。

素材をインポートしたあとは、テンプレートの編集を行います。動画・画像・テキストなどを任意の内容に変更して動画編集を進めます。

Canvaならこの際に簡単な操作で、シーンごとの分割や並び替えが可能です。もちろんテンプレートだけでなく、自前で用意した動画や画像、イラストなどを使うこともできるので、複数の素材を組み合わせながらイメージに近付けていくと良いでしょう。Canvaには静止画だけでなく、動画素材やアニメーション素材も用意されているため、個性を出したいときには活用すると良いでしょう。

Vlogの見やすさ、分かりやすさを高めるには、シーンに応じて適宜テキストを挿入するのが効果的です。テキストは以下の方法で挿入できます。

また、あらかじめ文字入力箇所が指定されているテンプレートを使用する場合は、あらかじめ入っている文字を変更したり文字を追加したりすることで、任意のテロップに変更できます。

Vlogでは複数の素材をつなぎ合わせたり、不要な部分をカットしたりすることで、視聴者にとって見やすい映像に仕上げることが大切です。動画の切り取り（カット、トリミング）方法は以下のとおりです。

なお、動画の前後のみを切り取りたい場合には下部メニューの「ハサミ」ボタンを選択することで、動画の前後を切り取り長さを調整できます。

Vlogでは映像や画像、イラストなどの視覚的なコンテンツだけでなく、シーンに合わせた音楽・BGMを挿入することで完成度を高められます。挿入する音楽はCanva内に用意されているものを利用できるほか、自分が所有する音楽のアップロードも可能です。

なお、Canvaに用意されているオーディオ素材の多くは有料版を購入しなければ使えないため、注意しましょう。

トランジションとは、動画間のカットをつなぐ際に表示されるエフェクトのことです。Vlogでは複数のシーンをつなぎ合わせてひ1つの動画にまとめるケースが多いですが、このトランジションを挿入することでカット同士を自然につなげる、カットの転換を分かりやすく表現できるなどの効果があります。

編集が完了した動画はダウンロードすることで、端末内に保存が可能です。

以上でダウンロードは完了となりますが、書き出された動画の内容が問題ないか改めてチェックしておきましょう。何らかの問題が確認された場合はアプリ内で該当箇所をチェックし、必要に応じて修正した上で再度ダウンロードを行います。

最後は保存した動画をYouTubeやTikTok、FacebookなどのSNSに投稿するステップです。投稿方法はSNSによって異なりますが、今回はVlogが数多くアップされているYouTubeでの投稿方法をご紹介します。

以上で操作は完了です。

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ここではVlogの制作や投稿にあたり、事前に知っておきたい注意点、また編集のポイントをご紹介します。Vlogのクオリティを高めるために役立つのはもちろん、トラブルや不利益などにつながるリスクマネジメントにも関わる部分なため、ひととおりチェックした上でVlog制作に役立ててください。

Vlog制作時のトラブルとして多いのが「著作権関連のトラブル」です。特に動画内で使用するBGMや画像、イラストなどを外部から持ってくる場合は著作権侵害に該当しないか十分に配慮しなければなりません。投稿後、著作権侵害と判断されると、せっかく時間をかけて作ったVlogを削除しなければならないケースもあるので、フリー素材を使用する、アプリ内に用意されている音楽を使うなど、対策を立てておきましょう。

YouTubeやTikTokなどで動画配信を誰もが手軽に行えるようになった反面、撮影場所関連のトラブルは現在もあとを絶ちません。撮影禁止の場所でないことは当然ですが、危険な場所での撮影は視聴者からの反感を買い、炎上につながるリスクもあるので客観的な視点が求められます。また、店舗などの私有地で撮影する場合には、トラブル防止のため事前に撮影許可を取ってから撮影に臨むのが賢明です。

動画というものは被写体や撮影場所が同じでも、編集次第で見やすさが大きく左右されます。したがって、以下のポイントを押さえながら見やすさを重視した編集を心がけましょう。

Vlogはパーソナルなコンテンツを映像としてまとめたものですが、おしゃれなVlogほど再生数は伸びやすく、人気獲得にもつながりやすい傾向があります。そこでここからは、Vlogをおしゃれに編集する上で役立つ3つのコツを紹介するので、ひととおりチェックした上で自分の動画に応用してみましょう。

Vlogをおしゃれに仕上げたいのであれば、動画に用いる素材そのものにこだわるのが効果的です。Vlogは撮影した映像を単に流すのではなく、編集で画像やイラスト、トランジション、BGMなど複数の素材を組み合わせて完成度を高めるものなので、編集前におしゃれな素材を集めておくと良いでしょう。
例えば以下の動画では、テロップ、BGM、トランジションなどにこだわり、統一感を出すとともにスタイリッシュな動画に仕上がっています。

Vlogでは、動画の冒頭に10～30秒程度のダイジェストを挿入することで、動画の概要や見どころを視聴者に分かりやすく伝えるとともに、興味を引き出しやすくなります。ただし、あくまでダイジェストは長すぎないことが重要で、10～30秒程度にまとめるのがおすすめです。
例えば以下の動画では、動画の冒頭に目玉となる食材や料理、盛り上がったシーンなどをダイジェストでまとめることにより、視聴者の期待感を高めています。

Vlogで日常のルーティンや趣味の時間などを紹介する場合、撮影時間が長時間にわたることも多くなりますが、完成した動画は数分～数十分程度にまとめられるため、全体的な統一感を持たせる必要があります。統一感がない素材をまとめただけの動画はおしゃれさが損なわれてしまうため、全体的な色味や明るさなどには十分注意して統一感のある仕上がりとなるように心がけましょう。
例えば以下の動画ではおしゃれな田舎暮らしを発信していますが、さまざまなシーンで色味や明るさが落ち着いたイメージに統一されており、おしゃれに仕上がっています。

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今回ご紹介してきたとおり、Vlogは撮影から編集までをスマホで完結させることができます。近年のスマホはカメラ機能が高性能なこともあり、質の高い撮影が可能であるのはもちろん、スマホで動画編集可能なアプリも数多くリリースされており、操作性や機能性に合わせて好みのものを選択できます。ただし、動画編集ソフトやアプリのなかには商用利用ができない、もしくは無料版の場合は商用利用禁止などとされているものもあり、今回紹介したなかでもPowerDirectorやCapCutなどには制限があります。

そもそも質の高いVlogを作成するにはある程度のノウハウや経験が求められるので、クオリティを追求するならプロである動画制作会社などに依頼するのがベストでしょう。PRONIアイミツではVlog制作に強い会社の情報を多数取り揃えていますので、興味がある方はお気軽にご相談ください。

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