【廃寮危機まで残り数年!?】“土佐寮の灯を消すな”――10人で始めた広報活動
入寮した当時は一番上の学年の代が6人で、その下の先輩の代が4人という状況で。「このまま行くと、100年以上続く土佐寮の歴史が途絶えてしまうんじゃないか」っていう不安はありましたね。たまたま私達の代で10人以上の入寮はあったんですけど、来年またそれが続いていくかも分からないじゃないですか。なので、しっかりとした高知県に対する広告活動、プロモーション活動は必要だなというのは感じていました。具体的に実行したのは、まずはホームページ作成ですかね。当時はメディアがなくて、「東京土佐寮」という名前を知って検索しても古い情報しかなくて実態が分からない状況でした。なので、まずホームページ作成を進めました。その次は、SNSですね。私たち東京土佐寮のターゲットは高知の高校生なので。その高校生が使っているSNSの媒体は何かなと考えたときに、「Instagram」という結論にいたりコンテンツ発信をスタートさせました。
【Instagramが変えた入寮者の心】投稿を見て「入寮したい」と思ってもらうために
実際にSNSを見て土佐寮の入寮募集に応募してくれた子が何人かいて。Instagramの投稿を見て、「あ、先輩と後輩でご飯を食べに行く機会があるんだな」「スポーツ大会もやってるんだな」といった寮の内側の部分が知れて、良い判断材料になったと言ってました。ホームページやSNSで発信することで寮の楽しさは伝わったのではないかなと思います。なので、入寮生増加の効果はあったかなと思いますね。
【よさこい復活プロジェクト】7年ぶりの単独チームで「土佐寮旋風」を巻き起こす!
今年は7年ぶりに単独チームでよさこい祭りに参加するということで、「土佐寮旋風を巻き起こす」と私は常日頃言っているんですけども。東京土佐寮の知名度はこのよさこい祭りをきっかけに「圧倒的に」上がると思ってて。よさこい祭りに参加して成功させることで、よさこいチームとしても、東京土佐寮という寮としても、もう一段階上のコンテンツ力を持った組織になると考えています。東京土佐寮が持つ魅力は、高知県民みんなが応援したくなるようなものだと思うんですよ。学生の多様性であったり、先輩後輩という縦の繋がりであったり、100年以上続く歴史だったり。これらをちゃんと発信していくことで高知県民みなを巻き込んでいくことを考えてます。なので、皆を巻き込んだよさこいチームとして今年は成功させたいです。