「心とからだのバランスのとれた明るく元気な子どもになってほしい」との思いで一人ひとりの子どもに丁寧に向き合う、保育園トキ 三鷹駅前園様。木のぬくもりがあふれる園内にて、保護者と協力し合って子どもたちの健やかな成長を大切にする保育を目指しています。
リトミックや園外活動にも力を入れる本園ですが、2011年の開園当時から運営していたWebサイトの仕様が古く、園の魅力が保護者にアピールしきれていないと感じていたのだそうです。予算や納期に制約があるなかでも要望に応じきるKurumi様の「寄り添い力」について、園長の小森様に聞きました。
入園児増加と利便性アップに期待してサイトリニューアルを検討
―Webサイトのリニューアルを検討されていたとのこと、きっかけはどのようなことでしたか。
小森様:本園は2011年に開園し、同じタイミングで作成したWebサイトを10年ほど使っていました。随時手直しはしていたものの、他園のサイトは動画を活用するなど多種多様で素敵なものばかりで見劣りしていると感じていました。今の時代は保護者の方が保育園を選ぶ時、来園よりもまずはWebサイトを訪問されるため、リニューアルして園の魅力をアピールしたいと思った次第です。
―リニューアルによってどのようなことを期待されていたのでしょうか。
小森様:窓口としてのWebサイトを綺麗にすることで一人でも多くの保護者に興味を持っていただき、入園につなげることです。これまでは例年待機児童が出ている状態でしたが、コロナの蔓延によってご自宅でお子さまを見られる方が増えたこともあり、2021年度は定員割れしてしまいました。日本全体の出生数自体が減少傾向にあるため、深刻な問題として捉えなければなりません。2022年度の入園児の見学が9月から始まるので、保護者の方が本格的に検討される8月には完成させたいという希望がありました。
さらに、リニューアルによって在園の保護者の方の使いやすさがアップすることも期待していました。保護者の方とはどうしても紙でのやりとりが多く発生しますが、外出先で配布物が手元になくて困ったというお声が寄せられていたため、Webサイトからも確認できる仕組みを作れたらと考えていました。
意見を汲み取りながら一緒に作りたい。Kurumi様を選んだ決め手は真摯な姿勢
―制作会社を比較検討する段階で、どのような流れでアイミツにご相談いただいたのでしょうか。
小森様:制作会社を探そうとインターネット検索している時にアイミツを知りました。自分一人では膨大な数の制作会社からとても選びきれないと思いましたし、何より無料ですので利用してみようと。ヒアリングしてもらってすぐにいくつかの制作会社からご連絡をいただき、トントン拍子で面談へと進むことになりました。
―ご紹介した6社から1社を選ぶ上で重視したことを教えてください。
小森様:予算が決まっていたので、最初は料金の部分を重視するつもりでした。しかし実際に複数社を比較検討する中で、やはりポイントは「人」だと感じました。サイト制作には時間がかかる上に納品までのやりとりも多いですから。いかにこちらに寄り添っていただけるかが重要だと感じましたね。
―最終的にKurumi様を選んだ決め手は?
小森様:「一緒にやっていきましょう」というスタンスをとってくださったからです。中には「お忙しいと思いますから全部こちらでやりますよ」と言ってくださる会社さんもありました。しかしすべてお任せして私たちの理想とするものが作れるとは思えなかったですし、今後長く使うことになるWebサイトに妥協はしたくなかったんです。
だからこそ、最初から「できるだけ意見を汲み取りながらやっていきたい」と伝えてくれたKurumiさんの姿勢に好感を持ちました。お話しするうちに相手に寄り添うことを大切にされていることがよく分かり、素敵な会社だな、ここにお願いしたいと思いました。
―発注後、Kurumi様とのやりとりはいかがでしたか。
小森様:大変スムーズでした。発注後すぐにLINEグループを作っていただき、資料の共有などはすべてグループ内で行いました。LINEやZoomでのやりとりのほか、来園いただいての打ち合わせも頻繁に行いました。直接お会いする時にはイメージの共有など、より詳細なすり合わせを行うことが多かったです。いつも「このWebサイトのような感じに」といった漠然とした表現でしかお伝えできなかったのですが、うまく吸い上げてページに反映くださって助かりました。
Kurumiさんの「寄り添い力」には本当に感心しました。子どものお昼寝時間を避けて来園くださったり、私が得意ではないインターネットの基礎知識から手取り足取り教えていただいたりと、慌ただしい制作期間の中にも思いやりを感じました。
―希望納期が8月中ということでしたが、間に合いましたでしょうか。
小森様:無事、8月下旬に完成しました。こちらで提供する写真や原稿が遅れてしまったり、雨が降って撮影を延期したりといったスケジュール変更が生じたなか、さらにお盆期間をまたいでの制作だったにもかかわらず期限通りに作っていただけてありがたかったです。LINEを見返してみると、グループができたのが6月上旬。2ヶ月半ほどで納品までこぎ着けたというのがすごいですよね。
リニューアル効果で入園児と見学希望者が増加。Kurumi様はもはやパートナーのような存在
―2021年8月のサイトリニューアルからもうすぐ1年、期待されていた効果は感じられていますか。
小森様:見学の保護者の方から「Webサイトを見て来ました」と言っていただくことが増えました。これまでは口コミから来園いただくことが多く、そんな風に言われたことがなかったんです。「Webサイトを見てご連絡しているのですが…」といったお問い合わせも多くいただき、効果を実感しています。
リニューアル後に2022度の入園児の募集を開始したところ、2021度は2名と定員割れしていた0歳児が定員の9名に増えました。0歳児は保護者の方がお仕事しながらでも自宅で見られることもあり、さらにコロナの影響もあるので定員に達するのは難しいと思っていました。動画をふんだんに取り入れていただき、園の様子がよく分かるようになったことで保護者の方へしっかりとアピールできたのだと思います。
さらに在園の保護者の方へ向けた配布資料の掲載や入園希望者の申し込みフォームのシステム化などを進めることができ、使いやすさもアップしていると感じます。
―サイト内で気に入っているところがあれば教えてください。
小森様:特に気に入っているのはトップページです。ページ上部に園生活を送る子どもたちと先生の様子を動画で入れてもらいました。やはり子どもの表情には吸い寄せられるような魅力がありますよね。撮影もKurumiさんにお願いしました。何度も足を運んで子どもたちの自然な姿を引き出し、それをうまく切り取って目に留まるスペースに入れてくださったことで素敵なページに仕上がりました。
全体のデザインもすばらしく、イメージのさらに上をいく出来映えとなりました。他の会社さんが「このご予算ですと、ここまででしたら…」といった消極的なご回答だったのに対し、Kurumiさんからは「これもできますよ」とプラスアルファのご提案までしていただきました。Kurumiさんを選んで、妥協することなく制作を進められて感謝しています。
―Kurumi様からのアフターフォローについても教えてください。
小森様:現在もLINEグループで修正のやりとりなどをさせていただいています。先日も、来月の園だよりとほけんだよりのアップをお願いしました。分からないことがあった時にすぐに質問できる環境は本当にありがたいです。
制作時に引き続き、Webサイトに直接関係ないことについてもいろいろと教えていただいています。サイトに掲載するためのExcelやWordの設定方法まで…。1から10までレクチャーいただいて、まるで発注先の会社さんというよりパートナーのような存在ですね。
―最後に、Kurumi様にサイト制作を依頼された満足度、推奨度を教えてください。
小森様:満足度、推奨度ともに100%です。至らない私にここまで手取り足取り教えてくださる会社さんは他にないと思います。「全部やります」と言ってくれる会社さんはたくさんあっても、こちらの要望に応じながら丁寧に作り上げてくれるこのような会社さんは、なかなかいないのではないでしょうか。周りの方には「絶対Kurumiさんにお願いした方がいいよ」と教えてあげたいです。