SAPとは?おすすめのシステム開発会社5選【2024年最新版】
SAPとは、同名の企業が提供し世界中で多大なシェアを獲得しているERP製品です。ERPの導入にあたって、SAPを検討している方も多いのではないでしょうか。
当記事では、SAPの概要からメリットとデメリット、導入成功のポイントやおすすめの発注先をご紹介します。
基幹システムに強いシステム開発会社 / システム構築会社の一覧も併せてご覧ください。
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SAPとは?
SAPとは、ERP製品を中心に製品を取り扱うドイツの大手ソフトウェアベンダーのこと。正式には製品名のことを指しているわけではありませんが、SAP社が提供しているERPパッケージ製品は通称「SAP」と呼ばれています。
SAPは豊富な機能と優秀なスペック、汎用性や柔軟性の高さが高く評価され、全世界に広く普及しているERP製品。その信頼性の高さと実績から、世界的に有名なグローバル企業でも広く導入されています。
ERPとは
ERP(Enterprise Resource Planning)とは企業資源計画の意で、基幹システムや統合基幹業務システムのことを指しています。生産販売や物流、会計、人事など企業活動の基幹となる業務を統合することで、情報の一元化と業務効率化を図るためのシステム。
各基幹業務を別々のシステムで管理するのに比べて大幅な生産性向上と業務効率化を図れることから、現代の企業には欠かせないものとして活用されています。
ERPパッケージとは
ERPパッケージとは、企業のERPを実現するために必要な機能をまとめて搭載しているソフトウェアパッケージのこと。フルスクラッチでERPを開発するには多大な工数とコストが必要ですが、ベンダーが提供するパッケージをカスタマイズして導入することで、工数とコストを大幅に削減することが可能。
現代ではさまざまな業界・業種を想定したパッケージがリリースされており、ご紹介しているSAPもそのひとつです。
SAPを導入するメリット
SAPを導入すれば、以下のようにさまざまなメリットを得ることができます。
・業務効率化の実現
SAPには充実した機能が標準搭載されており、さまざまな業界と業種、規模の業務を効率化することが可能。部門全体のデータをリアルタイムで一元管理し可視化できるため、データ管理も効率的かつ的確に行うことができます。
・企業の信頼性向上
SAPでは、IFRS(国際会計基準・国際財務報告基準)に準拠した設計が行われているため、導入することで社会的信頼性の向上を図れるのもメリット。取引先からの信頼を得られるでしょう。
SAPを導入するデメリット
SAPは優秀なERP製品ですが、導入にはデメリットも伴います。
・費用が高額
SAPの代表的なデメリットは、導入費用が非常に高額である点。クラウド版であれば月額費用で利用できますが、700万~1,000万円程度の導入費用は発生します。
・設定が複雑
SAPは機能と性能に優れている反面、設定が複雑難解である点もデメリット。十分に使いこなすには、専門的なスキルを持つ人材を確保する必要があります。
このようなデメリットから、特に中小規模の企業では安易に導入に踏み切れない懸念もあります。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
SAP導入を成功させるポイント
SAPの導入を成功させるためには、以下のポイントに留意しましょう。
・ベンダー選定
SAP導入はベンダー選びが非常に重要。専門性や技術力はもちろん、サポート体制や品質もチェックしましょう。
・既存業務とSAP機能の整合性
SAPの機能と自社の既存業務が合わない場合もあります。追加開発によりSAPを適合させるか、SAPの機能に業務プロセスを適合させるか明確にしておく必要があるでしょう。
・導入後を想定
誰もがSAPをスムーズに扱えるように、マニュアル作成や研修の実施などを検討しましょう。
「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間を割けない」とお悩みの方は、お気軽に「アイミツ」にお問い合わせください。数あるシステム開発会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。
SAP導入の実績が豊富な会社2選
SAPは大きな注目を集めているソリューションですが、そのポテンシャルを十分に発揮するには相応の知識とスキルが必要です。信頼できる発注先をお探しの方は、実績豊富なシステム開発会社を検討するのがおすすめ。
以下にSAPの導入と開発、保守の実績が豊富なシステム開発会社をご紹介します。
コムチュア株式会社
こんな人におすすめ
・SAP認定パートナーである会社にSAPの導入を依頼したい方
・ビッグデータ活用などSAPのポテンシャルを最大限に活用したい方
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三井化学株式会社の販売管理システム開発クラウドシステム開発出典:三井化学株式会社
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大陽日酸株式会社の業務支援システム開発WEBアプリケーションシステム開発出典:大陽日酸株式会社
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東急リバブル株式会社の業務支援システム開発WEBアプリケーションシステム開発出典:東急リバブル株式会社
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1985年 |
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー9F・15F |
電話番号 | 03-5745-9700 |
日本コンピュータシステム株式会社
こんな人におすすめ
・品質管理や情報セキュリティに厳しい姿勢で臨む会社へ依頼したい方
・各分野の業務に精通した高レベルな技術者が多数在籍する会社をお探しの方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1980年 |
従業員数 | 500-999人 |
会社所在地 | 東京都港区西新橋2-3-1 マークライト虎ノ門5階 |
電話番号 | 03-5532-1230 |
SAP導入におすすめのシステム開発会社3選
SAPはマーケットが拡大しつつあり、SAPソリューションを重点的に扱うシステム開発会社も増えています。技術力や柔軟性を求めるのであれば、成長企業へ発注するのもおすすめです。
株式会社TGソリューションズ
こんな人におすすめ
・追加開発やカスタマイズを含めた難易度の高いSAP導入を行いたい方
・導入の目的やニーズ、適用業務を考慮した最適なソリューションを提供してほしい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2004年 |
従業員数 | 30-99人 |
会社所在地 | 東京都渋谷区恵比寿4-1-18恵比寿ネオナート(ティーガイア内) |
電話番号 | 03-6409-4617 |
株式会社JCBC
こんな人におすすめ
・優秀な人材が揃った会社にSAPの導入を依頼したい方
・SAPパッケージの取り扱いに長けている会社をお探しの方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2011年 |
会社所在地 | 東京都台東区台東1-7-2秋州ビル2F |
電話番号 | 03-5812-4281 |
株式会社シーエーシー
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アステラス製薬株式会社の基幹システム開発業務システム開発出典:アステラス製薬株式会社
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公益財団法人医療科学研究所のクラウドシステム開発クラウドシステム開発出典:公益財団法人医療科学研究所
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株式会社ハイテックシステムズのクラウドシステム開発クラウドシステム開発出典:株式会社ハイテックシステムズ
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2014年 |
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号 |
電話番号 | 03-6667-8000 |
システム開発会社の選び方
システム開発会社を選ぶポイントを3つご紹介します。
・開発実績
開発実績は必ずチェックしましょう。自社の求めるシステムに近い開発実績がある会社を選ぶことで、よりイメージに近いシステムを期待できます。
・専門性
専門的な領域のシステム開発では専門性の高さも重視すべきです。専門資格保有者の有無をチェックしておくと安心でしょう。
・短納期の対応
システム開発にかかる時間は案件によってさまざま。スピード感を求める場合は、短納期対応に強い会社を選ぶことをおすすめします。
さまざまな特徴を持つシステム開発会社が増えており、前述したポイントだけでは会社を決められない場合もあるでしょう。会社選びでお悩みの際は、ぜひアイミツへご相談ください。
システム開発の費用相場
システム開発にかかる費用は、どのようなシステムの開発を依頼するかによっても異なります。例えば、簡易顧客システムでは20万円~、webシステムでは130万円~、業務システムでは400万円~と、システムが複雑であればあるほど費用は高くなる傾向にあります。
「発注前にシステム開発の費用相場についてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下の記事をチェックしてください。
【低予算で作りたい方必見!】システム開発に使える補助金・助成金まとめ
システム開発には、それなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にシステム開発に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
ものづくり補助金 | 5,000万円 | 1/2または2/3 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ホームページ作成、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入にかかる費用の一部を補助します。補助額は最大450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/
ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)
「ものづくり補助金」は、中小企業・小規模事業者が制度変更などに対応するための革新的サービス開発、設備投資などを支援する補助金です。「通常枠」「デジタル枠」「グローバル市場開拓型」などが設定されています。最大補助額は5000万円で、補助率は1/2または2/3です。
出典:ものづくり補助金総合サイト https://portal.monodukuri-hojo.jp/
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は通常枠で50万、その他の枠で200万円で、ウェブサイト関連費の補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「アイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいホームページ制作会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。
【まとめ】システム開発会社選びで迷ったらアイミツへ
自社にノウハウがなくても、SAPの導入が得意なシステム開発会社であれば安心して依頼できるでしょう。
アイミツではご要望を伺った上で、条件に合うシステム開発会社を無料で複数ご紹介しています。会社選びでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
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基幹システム開発でこんな効果やメリットが得られています。
- 建設・工事
- 課題
- 従来、顧客情報をExcelファイルで管理しており、複数の部門が独自のデータを持っていました。これにより、データの整合性や情報共有の問題が生じていました。また、営業活動の分析や予測に関しても手作業が主体であり、時間とリソースの浪費が起きていました。
- 効果
- 情報共有と効率化: 顧客情報の一元化により、部門間の情報共有が円滑化されました。データの一貫性が保たれ、重複作業や情報不整合が減少し、業務の効率向上が実現しました。 作業効率とユーザ満足度: 新システムの使いやすさにより、従業員の作業効率が向上しました。また、使い慣れたユーザインターフェースがトレーニングの必要性を削減し、ユーザ満足度の向上に寄与しました。
- 機械
- 課題
- ・基幹業務を統合してSAPシステムを構築したが、SAPの標準機能を活用できていない ・システムの運用コストを削減したい
- 効果
- ・アドオンの9割以上の削減に成功 ・標準機能の活用度を約1.5倍に増やすことができた ・ガバナンス強化、運用に関するリソースの共有を実現
- 機械
- 課題
- 真空機器メーカーがクライアント。半導体製造に必須の機器であることから世界的に需要が高まっており、より効率的で短い期間での製品生産が必須に。 基幹システムが老朽化しており、業務効率化・事業拡大への対応が難しいため、全社の基幹システムのリプレイスを行いたい。
- 効果
- システムのリプレイスにより、以下のような成果を実現 ・BOMによる調達・生産・在庫管理を実現することで、対応力強化を実現 ・メンテナンス事業に要するリードタイムを大幅に短縮 ・データ共有による設計部門と生産部門の連携強化 ・データ活用による業務改善・生産改善が可能な環境を構築 効率的で低リスクなリプレイスを実施することができました。
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