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業務システムとは?基幹システム・情報システムとの違いを総整理しよう【2024年最新版】

更新日:2024.01.24
この記事でわかること
  • 業務システムの概要・基幹業務システムやERPとの違い
  • 費用・期間など、業務システム開発業者の選び方のコツ
  • 業種・種類別おすすめ業務システム開発業者

この記事では混同しがちな業務システム/基幹システム/情報システムなどの違いや、業務システムの導入にあたって考えておくべきことおすすめのシステム開発業者・サービス提供会社などを紹介します。

筆者自身、業務システムについて調べてもいまいち理解ができず、苦しんだ経験があります。その経験を活かしてそれぞれのシステムの特徴/違いの理解はもちろん、自社にどのようなシステム・サービスを導入したらいいかが明確になるよう、わかりやすく書きました。

新人IT担当者の方はもちろん、「システム導入を検討しているけど業者をどのように選べば良いのかわからない」といった方はぜひ参考にしてください。また、情報システムとは?種類や管理業務を徹底解説!も併せてご確認ください。

業務系システム・基幹システム・情報系システム・ERPの違い

業務システムを調べると業務システム以外にも
・「基幹システム」
・「情報系システム」
・「業務『系』システム」
・「ERP」
の4つが同じ記事内で語られることが多いです。これ、正直分かりづらいですよね。業務システムについて調べているつもりが、業務システムと基幹システムの役割がこんがらがっていき、しまいにはERPたるものがあらわれてチンプンカンプンに…という思いをされた方も多いのではないでしょうか。簡単な図で整理すると以下のような形になります。

業務システム分類図

この記事では業務システムの中にある「情報系システム(業務システムとも呼ばれています)」、「基幹業務システム」(全部で6つ)、6つの基幹業務システムを統合したシステムの「ERP」の解説をします。

※以降は情報系システムを業務システム・基幹業務システムを基幹システムで統一します。

業務システムとは

業務システムは一言で言うと「業務を円滑に行うためのシステム」です。例えば

・グループウェア
・メールソフト
・スケジュール管理ツール
・社内SNS
・データウェアハウス


などが挙げられます。これらは「導入することで業務の効率化や意思決定の支援に繋がるが、なくても業務自体に支障はない」システムです。仮にシステムが停止した場合、社員同士のスケジュール共有や連絡などの滞りは発生しますが、企業活動自体は進めることができます。

業務システムを導入するメリット

業務システムを導入するメリットは言わずもがな「業務が効率化することで生産性が上がる」ことです。例えば

・エクセルを用いてデータ管理よりも時間がかからず、正確なデータの管理が可能に
・属人化していた作業が会社全体で標準化される
・経営情報など、アクセスに時間が必要な情報を一元化・可視化。リアルタイムでの情報共有が可能になる
・売上情報や債務情報などが可視化され、社内統制の透明化に繋がる

といったメリットが挙げられます。

基幹システムとは

業務システムが「なくなっても業務が続けられる」のに対し、基幹業務システムは「停止すると企業活動そのものが止まってしまう」システムのことを指します。この中でも「業務システム系」「バックオフィス系」などと呼ばれているものがあり、大きく分類すると

・生産管理システム
・販売管理システム
・購買管理システム
・在庫管理システム
・会計システム
・人事給与システム

の6つに分けられます。それぞれの業務に応じて「これだけはなくてはならない」というシステムが基幹システムということですね。これらは停止すると店舗運営に必須の在庫管理ができなくなったり、いずれの企業にも必要とされる勤怠管理や財務管理(これらがバックオフィス系の基幹システム)が行えなくなり、企業活動に決定的な問題が生じてしまいます。それぞれの違いをまとめると

・業務を便利にするシステムが業務システム
・企業活動の心臓部を担うのが基幹システム

ということです。「ERP(Enterprise Resource Planning)」は統合基幹業務システムと呼ばれており、その名の通り基幹システムを統合したシステムを提供するサービスのことを指します。

「業務システムについては大体理解できたので、外注する際の注意点や費用感を知りたい」という方は下記の【選び方など】業務システムを外注する際の注意点}をご覧ください。

さらにいち早く細かい情報を知りたいという方は、月間2000件以上のシステム開発業者の発注先選定を行っているアイミツのコンシェルジェにぜひご相談ください。要件定義から外注の費用感まで、詳細にご相談させて頂きます。

業務システムを外注する際の注意点

ここまで、業務システムと基幹システムの違いなどを解説していきました。次は、実際に業務システムを導入する上で気になるポイントを見ていきましょう。ここでは

・システムの導入方法(パッケージ?フルスクラッチ?クラウド?)
・費用はどれくらいかかるのか
・どこまで自社で要件定義などを行えばいいのか

などのポイントを解説していきます。

『パッケージソフト?フルスクラッチ?クラウド?』システムの導入方法

業務システムを導入するにあたってまず考えるべきなのがシステムの導入方法です。導入方法は大きく分けて

・パッケージソフトをベースにカスタマイズ
・フルスクラッチで開発を依頼
・クラウド/SaaSを導入する

という3つの方法があります。

近年のトレンドとしては導入費用が比較的安価で、運用コストもかかりにくいクラウドのサービスを導入するのが主流となっています。

フルスクラッチでの開発は完成されたシステムを導入するパッケージソフト/クラウドに比べ、時間・費用の両面でコストがかかりすぎてしまうため、避ける企業が多いです。さらにスクラッチ開発は多額の費用を支払ったにも関わらず、開発が失敗するリスクを抱えているため、費用対効果があまりよくないと言われています。

業務によっぽどの独自性がない限りは、パッケージソフトやクラウドシステムを導入するのがおすすめです。それぞれの特徴を表にまとめると以下のような形になります。

{bold}クラウド/SaaS{/bold} {bold}パッケージソフト{/bold} {bold}パッケージソフトのカスタマイズ{/bold} {bold}フルスクラッチ{/bold}
{bold}メリット{/bold} ・安価で導入が可能 ・即日導入が可能 ・サーバー運用者などが必要ないため運用コストが安い ・安価で導入が可能 ・短期間で導入が可能 ・業務の標準化に繋がる ・価格を抑えながら独自性のある業務が可能 ・比較的短期間で導入が可能 ・独自性のある業務を残すことができる ・必要な機能を順次追加していける ・ランニングコストがかからない ・システムを長く使うことができる
{bold}デメリット{/bold} ・カスタマイズ性が皆無 ・オンライン環境でしか利用不可 ・基本的には安価だが、利用者が増えるにつれて高額になることも ・利用できるのはインストールしたPCのみ ・定期的な更新が必要 ・バージョンアップの際に費用がかかることも ・アドオン・カスタマイズで費用が増える ・パッケージに精通したエンジニアの確保が難しい ・バージョンアップの際に費用がかかることも ・初期投資額が高額 ・導入期間が長い ・安定稼働までに時間がかかることがある

・費用
・導入期間
・カスタマイズ性(業務の独自性に対応できるか)

の3点を主軸に考えるとわかりやすいと思います。

業務システム開発に必要な費用

開発に必要な費用は、システムの要件定義をしなければ見積もりを出すことができません。要件定義次第にはなってしまうのですが、費用は青天井です。高額になるのはフルスクラッチ開発で場合によっては1000万以上かかることもあります。

反面、パッケージソフトやSaaSの場合は数十万円で導入が可能なことが多いです。「軽い気持ちで外注の依頼をしたら費用が高すぎて挫折してしまった」なんてことがないように、予め上限予算を決めておくといいでしょう。

要件定義はどのように行えばいいのか

まずは「システムに何を求めているか」をはっきりと定義するといいでしょう。具体的には

・機能面=要件定義(多機能か、特定の機能があればいいのか)
・予算(高くてもいいものがいいのか、安くてもいいのか)
・可変性(アップデートしていく必要があるのか)
・即時性(すぐにサービスを利用したいのか)
・現状の不満(業務のなにをどのように改善したいのか)

大前提として、システム開発は要件定義をしなければ開発することができません。新人の担当者の方は「全くの未経験からシステムの作成を依頼したいので、自身が求めている機能や相場もよくわからない」という方もいるかと思います。

そういった方はぜひ月間2000件以上の相談実績を持つアイミツのコンシェルジュに気軽にご相談ください。ご要望の業務システムの費用から所要期間まで、相談させて頂いた上で、ぴったりな業者やパッケージソフトの提案をさせて頂きます。

「できるだけ急ぎで作成してほしいが、失敗はしたくない」という方のためにも、しっかりとヒアリングを行い、最適な発注先/サービスを紹介させて頂きます。

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おすすめ業務システム・ERP開発業者15選

業務システムについての概要を紹介してきました。ここからはアイミツのコンシェルジェが厳選した「ケース別おすすめシステム開発業者」を業務システム・ERP開発業者に分けてご紹介していきます。「急ぎでシステム業者の選別をしたい」という方はぜひ参考にしてください。

汎用型のおすすめ業務システム開発業者3選

1-1.SCSK株式会社


SCSK株式会社は東京都江東区に本社を置くシステム開発会社です。東京都のほか日本の主要都市に支社を構え、海外にも多数の拠点を有しています。システム開発のリーディングカンパニーとして、業務システムはもちろん基幹システムやインフラ構築など、様々なシステム開発に携わっています。
従業員のデスクトップ作業の操作情報を検知・記録し、使用状況や業務プロセスを可視化するシステムアプリケーション「Verint DPA」やセンサーの検知情報に基づき自席のPCやスマートフォンから設備の利用状況を把握することができるIoTサービスといった最新のテクノロジーを活用した業務システムから宛先間違いやうっかりミスによるメールのご送信を防止するシステムまで、幅広い業務システムを開発しており、数多くの企業に導入されています。

1-2.株式会社システムサイエンス


システムサイエンスは東京都新宿区に本社を置くシステム開発会社です。システム開発会社のリーディングカンパニーとして、日本の主要都市に支社を構えています。システム開発を中心に、アプリケーションソフトウェア開発からホームページ制作、マルチメディアやロボットの開発まで行っています。
業務システム・組み込み系・ネットワーク系など幅広いシステムを開発しており、特に業務システムを重点的に開発しているシステム開発会社です。
保険系・官庁系・金融系・航空旅行系など業種の業務システム開発を手がけており、実績も豊富にあります。その他にも車載機向けデータ解析システムや不動産物件管理システム、販売/生産管理システムなど、どのような業種の企業にも対応できる幅の広さが魅力の会社です。

1-3.サイボウズ株式会社


サイボウズは東京都中央区に本社を置くITベンチャー企業です。中小企業向けのグループウェア「サイボウズOffice10」を中心としたグループウェアの開発・販売・運用を行っています。いずれのサービスもクラウドで利用可能なので、導入コストがかかりにくいのが魅力です。
タスク管理やスケジュール管理、データ管理などのアプリをプログラミング不要で手軽に作成できるビジネスアプリ作成クラウド「kintone」や10年連続でシェアNo.1 の実績を誇り、5万社以上が導入しているグループウェア「サイボウズOffice10」、無料で利用可能なチャットツール「cybozu Live」など様々な業務システムを開発しており、多くの中小企業に導入されています。
パッケージソフトはもちろん、クラウド版もあるので手軽に導入できるのも嬉しいポイントです。

医療業界のおすすめ業務システム開発業者3選

2−1 メガコスモ


メガコスモは愛知県名古屋市に拠点を置くシステム開発会社です。業務パッケージソフトウェア「幕僚シリーズ」の販売やソフトウェア開発、キャノン製品の販売・修理などを事業として行っています。
約30年にわたり中堅企業向けの業務システム「幕僚シリーズ」を販売しており、蓄積されたノウハウと豊富なオプション機能の組み合わせによって、クライアントにとって最適なシステムを提供しています。

医療業界向けに特化した販売管理システム「販売幕僚Ⅲ【医薬品版】」をパッケージソフトとして提供しています。医薬品卸売業界向けのテンプレートを用意しているため、カスタマイズにかかる労力を最低限の抑えられ、低コスト・低納期でシステムの導入が可能です。帳票類や伝票においても、標準のものから、カスタマイズ対応も行っております。

2-2.プレスク


プレスクは、東京都千代田区に本社を構えるシステム開発会社です。情報システム分野におけるITコンサルテーション、パッケージ、ソフトウェア開発、保守およびアウトソーシング業務全般を行っています。
医療業務システムにおいては、病院情報データ分析システムの開発・導入において、パッケージのメーカーとのパートナーシップのもと、情報分析システム(DWH)の開発からサポートまでを一貫して行っており、これまで全国約300の病院へ導入してきました。
レセプト情報や患者数などの病院情報データの分析を支援するパッケージとなっており、それぞれの病院の経営に貢献しています。また、栄養管理システム、調剤管理システムの開発・導入も行っており、病院内の栄養士や薬剤師の医療サービスの向上も支えています。

2-3.K-BIT


K-BITは東京都と大阪府に本社を置く業務システム開発会社です。多様に渡る業務・基幹システムの開発と運用管理・保守サービスを事業として行っています。
特に医療系のシステム開発に特化しており、病院をはじめとした医療機関で使用される「電子カルテ」の開発・導入を行っています。電子カルテを用いることで、患者様一人ひとりの情報をデータデースに記録・蓄積し、データとして活用が可能になります。現在では効率化を目的に500床以上を持つ大病院のほとんどが電子カルテに移行しています。
直接のクライアントは大手ベンダー企業で、K-BITは導入が決まった事業者に対し導入作業を行います。10年以上にわたって電子カルテの開発事業に携わっており、今では多くの実績を持っています。

金融業界のおすすめ業務システム開発業者3選

1-1.日本システムソフトウェア


日本システムウェア株式会社は東京都渋谷区に本社を置く業務システム開発会社です。ITソリューション・プロダクトソリューション・サービス・ソリューションを事業の軸として様々なサービスを提供しています。
金融業界で活用できる様々な業務システムを開発しており、システム開発からインフラ構築・運用・保守までトータルなサービスを提供しています。銀行業向けシステム開発はもちろん、証券向けサービスやクレジット・信販・消費者金融業向けサービスまで、金融業界に関わるシステムを包括的に開発しています。
生保向けワークフロー開発業では契約書類をOCRによるイメージソース化し、電子データとして査定センターとして配布できるように業務フローを整えました。

1-2.クレスコ


クレスコは、東京都港区に本社を構える会社です。コンサルティングおよびソリューションサービスをはじめ、開発業務、運用管理、調査、分析などの技術支援業務を行っています。
銀行をはじめとした金融業界の開発においては、基幹系システムから情報システムまで、さまざまな分野、用途のシステム構築・運用を手がけており、開発実績が豊富です。具体的には、銀行の与信管理、リスク管理、生損保の即契約情報管理システム、カード会社の会員管理システム、証券会社の株式分析システムなどを手がけています。

1-3.日本ビジネス開発


日本ビジネス開発は、大阪府大阪市など、国内8ヵ所に拠点を持つシステム開発会社です。金融系システム開発・保守運用をはじめ、ソフトウェア受託開発、アウトソーシングサービス、コンサルティングサービスなどを展開しています。
金融システムにおいては、システム利用者、保守チームなどの顧客満足度を意識し、保守性・拡張性の高いシステム開発を手がけています。
市場で取引される外貨有価証券および、これらを原資産とするデリバティブ商品の取引・損益・決算などの業務を、フロント・バックオフィス一体型で行うグルーバルシステムの開発実績などがあります。




ここまでおすすめの業務システム開発業者を紹介してきました。一口に開発業者といっても、会社によってそれぞれ得意な領域があります。

こちらの記事では医療業界と金融業界に絞って紹介しましたが、小売業界や建設業界など、そのほかの業界に強みをもつシステム開発業者ももちろん存在します。

月間2000件以上システム開発の相談を承っているアイミツのコンシェルジェは各業界のスペシャリストを熟知しているので、気軽にお問い合わせください。適切な開発業者を無料でご紹介させていただきます。

大企業向けERPパッケージソフト開発業者3選

1-1.株式会社ワークスアプリケーションズ


ワークスアプリケーションズは東京都港区に本社を置くERPパッケージ開発会社です。大手企業向けのERPパッケージソフト「HUE」「COMPANY」の開発・販売・サポートを行っています。
言わずとしれたERPパッケージ開発会社のリーディングカンパニーで、大手企業向けのERPパッケージ市場のシェア率は6年連続No.1を記録しています。サントリーや伊藤忠商事、近畿大学や成城石井など、国内で知らない人はいないであろう大企業への導入実績があり、近年は人工知能を組み込んだERPシステム「HUE」を中心にさらなる改善を進めています。
人が行うべき業務を先回りして完了させたり、情報の提案など、業務の抜本的改革のために驚くべき効果を発揮してくれるでしょう。

1-2.株式会社オービック


オービックは東京都中央区に本社を置くシステム開発会社です。総合業務ソフトウェア「OBIC7」の開発・販売を中心に、不動産、小売業、製造業などあらゆる業種に対応した業界特化型のソリューションソフトウェアの開発・販売も行っています。
「OBIC7」は1997年のリリース以来、累計2万社を超える企業に導入された実績があり、信頼と実績を積み重ねています。会計情報システムを中心に、人事情報、財務部門むけシステム、就業情報システムなどあらゆる業務の効率化・透明化が可能です。業種特化型のソリューションは他社と比較しても随一の種類を取り揃えられています。
システムはクラウドでの導入も可能なので、スピード重視で導入をしたい、グループ企業のシステムの統一化を図りたいという方にもおすすめのERPソリューションです。

1-3.スーパーストリーム株式会社


スーパーストリームは東京都品川区に本社を置くソフトウェア開発会社です。ERPパッケージソフトウェアの開発・販売・サポートを中心に、システム導入の際のサポートも行っています。
主要サービスの「SuperStream-NX」はバックオフィスの中核業務である財務会計・人事/給与業務を最適化し、本質的な営利活動にフォーカスするためのERPパッケージソフトウェアです。主に大企業で導入されてきた実績があり、クラシアンやグンゼ、東京ドームなど幅広い業種の企業で活用されています。20年以上市場で用いられており、8000社以上の会社に導入されています。

クラウドによるサービスの利用も可能になっており、利用障壁が低く低コストで導入できる点も魅力です。

中小企業・ベンチャー向けERPパッケージソフト開発業者3選

2-1.freee株式会社


freeeは東京都品川区五反田に本社を置くITベンチャーです。クラウドERP「freee」やクラウド会計ソフト、人事労務ソフトなど業務効率化を行うパッケージソフトを幅広く開発・販売しています。法人向けのクラウドERPの開発以外にも個人向けのソフトウェアも開発しています。上場が確実視されており、そういった意味でも信頼が担保されている会社と言えるでしょう。
クラウドERP「freee」は中小企業向けのERPソフトでGMOペポパやSmartNews、RakusulやカウルなどITベンチャーやスタートアップを中心に幅広い企業に導入されています。
中小企業が抱えがちなシステムの分断化や内部統制の構築不足、業務フローの慣習化による停滞といった問題をまとめて解決することができるERPで、導入企業の中には経理・給与計算の業務が月間で100時間分削減されたという実績もあります。本質的な業務に業務時間を裂きたい、今まさに成長を続けている企業におすすめのERPパッケージです。

2-2.株式会社オロ


オロは東京都目黒区に本社を置くITベンチャー企業です。クラウドERPパッケージソフト「ZAC Enterprize」の開発、提供を中心としたビジネスソリューション事業とCMや雑誌、新聞といった各種メディアの広告制作やプロモーションイベント制作を行うコミュニケーションデザイン事業の2つを軸に事業を行っています。
導入実績500社以上のERPパッケージ「ZAC Enterprize」は経営に不可欠なプロジェクトの収支管理やプロジェクトの工程管理、経営モニタリングといった機能はもちろん、勤怠管理や経費精算、請求・支払い管理などの業務効率化機能も含んでおり、プロジェクト管理の手間を大幅に削減できるでしょう。
東証一部に上場しているのも魅力で、株式会社カヤックといったITベンチャーから、株式会社INA新建築研究所のような大企業など幅広い企業へ導入されており、信頼の証に繋がるのではないでしょうか。

2-3.ジョブマネ株式会社


ジョブマネは沖縄県那覇市に本社を置くシステム開発会社です。ベンチャー企業向けのクラウドサービスの企画・開発・販売を行っているほか、マーケティングのコンサルティングも行っています。
ベンチャー企業、中小企業向けのERPシステム「ジョブマネ」を提供しています。1ユーザー6000円から利用可能という格安の価格設定ながら、ERPパッケージソフトに必要な基幹業務から管理会計、内部統制やデータベースの一元化が簡単に行うことができるほか、社内連絡や掲示板、電話メモなどの機能を包括したグループウェアの利用も可能です。
簡易版の「ジョブマネLite」は10人までは無料で利用ができます。初期費用も発生しないのでお試しで利用してみたいという方にうってつけのソフトウェアです。

情報システムの概観から、おすすめの開発業者まで紹介してきました。繰り返しになりますが、アイミツではシステム開発業者の発注先選定のノウハウを豊富に蓄積したコンシェルジェが数多く在籍しています。この記事では業者の選定のコツや費用感など紹介してきましたが「自分で選ぶだけでは不安を感じる」「予算内の会社が見つからない」といった理由でお悩みの方もいると思います。
会社選びを代行しているコンシェルジュだからこそ、システム開発会社の本当の実態がわかり、優れた会社を紹介することが可能です。

アイミツではシステム開発会社登録率No.1の強みを活かし、システム開発会社のホームページには書かれていない実際の強み・弱みを元に、お客様にマッチする業者を最大3~4社紹介しています。

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