- 課題
- ABS樹脂・SBRラテックス等のメーカーがクライアント。各業務に合わせてシステムを個別に運用しているため、製造に必要なデータが分散していることや、属人化によりデータの抽出・分析を行える担当者が限られている。
技術者の高齢化・人材不足により技術継承が非常に困難となっているのが課題に。
デジタル化の推進に繋がるシステムを構築したい。
- 解決
- クライアントニーズを受け、NEC Industrial IoT Platformをベースに以下のようなデータ統合基盤を構築。
・原料・生産実績・設備・品質データの一元管理・可視化
・品質管理業務の高度化
・品質異常の予兆検知
- 効果
- データ統合基盤導入により、以下のような成果を実現。
・分散していた生産に必要なデータを集約・可視化
・誰でも簡単にいつでも必要なデータを入手・活用することが可能に
・品質管理の効率・質が向上
・調査から報告書作成までの工数を1/3に削減
・品質管理の業務工数を6割削減
現在ではデジタル化による工場のスマート化を目指し、人材の育成に努めています。