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アイミツ AWARD 2019

ホームページ制作部門 受賞

チームエム株式会社

チームエム株式会社

アイミツアワード審査基準

アイミツ AWARD 2019

アイミツに登録している5,000社について下記の2項目それぞれを審査し、上位10%に入った企業から選定しています。

  • ①受注実績 : アイミツ内外で数・質などの観点で十分に実績を積み重ねているか
  • ②発注者評価 : 商談、発注をしたお客様から高い評価を受けているか
チームエム株式会社
受賞理由

医療業界をはじめに制作実績が500件以上

受注案件例

  • 社労士のホームページデザインリニューアル(予算50万円)
  • 翻訳者の人材収集に特化したレスポンシブ対応ランディングページの制作(予算100万円)
  • 大学医学部内・内科専門ホームページ新規制作(予算100万円)
  • 産婦人科クリニックのコーポレートサイトリニューアル(予算200万円)
  • 医療関連事業者向けサイトリニューアル・保守運用(予算300万円)

公開実績

慶応大学医学部 内科学教室 腎臓内分泌代謝内科 / 医療法人明徳会 総合新川橋病院 / 北青山Dクリニック / あらたま漢方診療所 / 若林歯科医院 / オーラルケアクリニック青山 / しぶたに矯正歯科 / 名執デンタルオフィス / みらい歯科クリニック / ナチュラルデンタルオフィス 橋本 / 伴場歯科医院 / 弁護士法人フロンティア法律事務所 / 株式会社 十印 / 株式会社Fast Beauty / 一般財団法人医療関連サービス振興会 / 他多数

独自のスタンスに基づいた綿密なアフターサポートが発注者から高評価

実際の発注者コメント

  • 細かいヒアリングには驚いたが、課題解決に最適な提案をしてくれたので、とても信頼できる企業だと感じた。今後もお付き合いを続けていきたい。
  • webに関する知識があまりなく不安でしたが、不明点について1つひとつ丁寧に説明を受けたことできちんと理解ができたので、納得した上で安心して依頼することができた。
  • 歯科業界に関する知識が深いことに加えて、訪問時のわかりやすい説明やレポートなど、サポート体制も整っているのがよい。
受賞企業インタビュー

顧客継続率は驚異の98%
「高い顧客満足度」を支えるサポート体制とは

チームエム株式会社

アイミツに登録している数多くの企業のなかから、お客様に選ばれ続けているのはなぜなのか。
その大きな理由として、それぞれの企業が持つ固有の「強み」が挙げられます。
本インタビューでは、コンシェルジュが各企業にその強みを具体的にお聞きします。

石井 健太 様
受注会社

チームエム株式会社 取締役

石井 健太 様

22歳まで音楽家として活動するが、外資系のコンサルティング会社に転職。その後、2009年に外資系生命保険会社にヘ転職し、生命保険セールスマンの最高峰であるMDRTのTOTメンバーとして活躍。2012年よりチームエム株式会社に入社し、現在は取締役として事業部を率い、500件の制作実績、解約率1%未満等の数値を達成。愛称はフットワークが軽く、頭がキレる「森のくまさん」。

酒井裕希
インタビュアー

株式会社ユニラボ コンシェルジュ

酒井裕希

リクルートグループで既存顧客の継続営業及びアップセル提案を経験後、2017年に株式会社ユニラボに中途入社。カスタマーサクセス部に配属され、新規営業のチームリーダーとして活躍した後、現在はコンシェルジュとして幅広いカテゴリの案件を対応。

Chapter1/4

お客様との信頼関係が「役に立つ仕事」をする大前提

対談画像

酒井:アイミツアワード受賞おめでとうございます。アイミツ内でトップクラスの発注者満足度を誇っていることが受賞理由の1つです。実際にコンシェルジュとして、発注者から「単なるweb制作にとどまらないソリューション提供のあり方を模索してくださる」などのサポート力を裏付けるようなコメントを多くいただいていますが、高い顧客満足度を支える要因はどこにあるとお考えですか?

石井:ありがとうございます。実は弊社の顧客継続率は98%に達しており、ほとんど解約をされるお客様はいないという状況です。そのため顧客満足度には正直、自信は持っていました。

酒井:98%ですか!実績は数百件あるという認識なので、その数値は素直にすごいと思います。

石井:お客様に直接お会いして、ネガティブな要素も含めて客観的な視点で問題点や課題をお伝えするという、本音ベースのコミュニケーションを重視していることが大きな要因なのではないかと思います。

酒井:なるほど。ちなみに、本音ベースのコミュニケーションというのはよく聞くことではあるんですが、現実問題としてどの程度まで突っ込んだ話をするんでしょうか。

石井:突っ込んだ話をするというよりは、「細かく聞きまくる」という表現が正しいかなと思います。目標と現状のギャップを明確にして、それを埋める施策をご提案するのですが、現状の深掘りをするには必然的に細かいヒアリングを行うことになります。そこで「うるさい、知ったことか」と返してくる方であれば、簡単に本音ベースのコミュニケーションは取れないでしょう。

酒井:そうすると、コミュニケーションがちゃんと取れないと判断した場合には、提案しないということもあるんですか。

石井:ええ、信頼関係を作る上でも、直接的に語り合えるというのが大事というスタンスなので、それができない場合には提案をしません、とお客様にもはっきり伝えています。「自分たちの意見を形にしてくれるだけでよい」という仕事では、弊社の価値が出にくいでしょうし、そういう仕事で決して安くない制作費をいただくのは申し訳ないと思っているんです。

酒井:逆に言えば、着手する前にコミュニケーションが取れる相手かどうかを確認しているので、必然的に発注者満足度は高くなると。

石井様の画像

石井:そう思います。ベストセラー本のタイトルではありませんが「嫌われる勇気」というか、本音ベースのコミュニケーションによって真の課題が見えてきます。それを避けてしまっては深掘りができなくなって、双方にメリットがありません。弊社の今までの受注先は、すべてそういったスタンスを受け入れてくれたところなんです。

酒井:なるほど。確かに相手のためを考えると、本音ベースのコミュニケーションを取るべきなんでしょうが、普通はやっぱり目先の売り上げにとらわれてしまうことが多いんでしょうね。

石井:私たちは「お客様のためになるものを作る」ことが仕事であり、「お客様のweb専門部署」という存在でありたいと考えています。だからこそ、単なる御用聞きには絶対にならないということを強く意識しています。先ほども話したように、受け入れられなくて受注できなければそれでも構わない、という覚悟は持っていますから、そこでこちらが妥協することはありません。

酒井:そこまで徹底している企業は少ないでしょうね。

石井:もはや社是に近い感覚ですね。ですから、御用聞きをするのではなく、成果を上げるために必要なことをきちんと考え、伝えるという意識は社内に徹底させています。

Chapter2/4

歯科のみならず他業種の実績も積極的に増やす

酒井:現在は歯科のみならず幅広い業種から受注していますが、もともとは歯科専門の制作会社として創業されたそうですね。どのような経緯だったのでしょうか。

石井:チームエムは、2012年の4月に歯科専門のwebサイト制作・webサイト解析・webシステム開発を行う会社としてスタートしました。システム開発の受託、SES(エンジニアの派遣)事業、web事業などを手がけている株式会社ファンチームが母体となり、そこから社員が異動する形で創業したのです。

石井様の画像

酒井:歯科業界専業で別会社を立ち上げた理由はなんだったのでしょうか。

石井:ある歯科医師からwebサイトに関する依頼を受けたのがきっかけです。先方はwebにおける専門用語はご存じだったのですが、理解ができていないようでした。そのときに、歯科業界にはwebに関して正しい知識や実績に基づくデータを使って施策を実行し、結果を得るという習慣が根付いていないと感じたのです。

当時から歯科業界のHPを作る業者は多く、業界内ではレッドオーシャンと言われていました。でも、歯科医院の数はコンビニエンスストアよりも多いので、きちんとビジネスをしていけば、業界に新しい風を吹き込んで開拓できる余地もあるのではないかと考えました。

酒井:競合は多くても、やり方やアプローチを変えればブルーオーシャンとして開拓していけると考えたのですね。歯科業界専門でやっていくにあたって、特に注力したことや、意識したことはありましたか?

石井:いくつかありますが、最初に手を付けたのは業界を知ることでした。歯科という業界の概要に始まり、患者さんの意識や歯科医と業者のつながり、業界固有の商慣習やしきたりといったことですね。ほかにも、歯科系の学会に積極的に参加して勉強したり、歯科医師向けのセミナーに参画してwebのことを話させていただいたりとか、知識を蓄積するのに相当な人的コストを投資しました。

酒井:実際に歯科業界専門で始められて、特徴というか他の業種とは違うなと感じたことはありましたか。

石井:一口に歯科医と言っても収入に相当の幅があることですね。そのため収入の少ない個人の開業医だと予算が10万円とか20万円くらいの人も少なくありません。そうすると、弊社の提案レンジである100万~200万円という価格はどうしても合わないんです。ただ、提案自体は非常に気に入っていただくことが多く「今回は高いので」と見送った方が、3年後くらいに「費用面の問題が解消できたのでぜひ」と依頼されるケースもあります。

酒井:それだけ質の高い提案ができているということですね。話は変わりますが、現在、歯科とそれ以外の業種の受注割合はどうなっていますか?

石井:歯科以外がだいぶ増えてきて、現状は約400件の実績のうち歯科70%、他業種30%くらいですね。歯科の方は慣れていて効率的に対応できるのですが、他業種はシステム開発などが伴う内容的に重い案件もあるため、受注件数ベースでは歯科がメインですね。

酒井:なるほど。アイミツからの受注実績はほぼその他の業種ですが、今後はその幅を広げたいとお考えでしょうか?

石井:そうですね。戦略的に、他業種の割合は増やしていきたいと強く思っています。今後は6:4くらいの比率を目指して、結果的に5:5くらいになるのがちょうどいいのかなと思っています。

制作した慶応大学医学部内科様のホームページ
制作した慶応大学医学部内科様のホームページ

Chapter3/4

「web専門部署」としてリリース後のサポートを徹底的に行う

酒井:本音で話すという提案スタンスが、御社の高い継続率の要因とのことですが、ほかに感じられていることはありますか。

石井:弊社は提案内容に自信を持っていますが、お客様にご継続いただけるかどうかは成果を出せるかにかかってきます。そのため、リリース後の運用を徹底的にサポートしているという点がもう1つの要因かと思います。それが「web専門部署」の役割だとも思っていますし。

酒井:どのようなサポートを行っているのか、具体的に説明していただけますか。

石井:内容は多岐にはわたりますが、まず意識しているのは効果を正しく測定することです。例えばホームページだけでは、ホームページ経由での電話問い合わせの件数を正確に把握できないことがあります。弊社ではお客様に必ずフリーダイヤル(050)を導入してもらい、ホームページ経由でかかってきた電話の本数を確認しています。そうすることで全体としてより詳細な分析が可能となります。

また、これを導入しておかないと、集客数が下がったときにwebが原因なのか、それ以外の影響によるものなのかが分からなくなってしまうんですよ。

酒井:確かに原因がどこにあるのかを正しく突き止めないと改善にもつなげられないですよね。

石井:あとは基本的に、データの取得・分析→資料作成→定期訪問でのフィードバックという、サイクルをひたすら回し続けることですね。この分析は相当細かくやっています。

分析資料の画像
分析資料の中の一例

酒井:定期訪問はどれくらいのサイクルで行っているのでしょうか?

石井:一般的なホームページの分析であれば3ヵ月単位が一番多いですね。それくらいの期間をおかないと推移のトレンドが見えないんです。

酒井:訪問をするときに、意識していることなどはありますか。

石井:正しい知識の提供に注力するようにしています。創業のきっかけになった歯科業界の場合もそうなんですが、(お客様がwebのことを)なんとなく分かった気になっていても、正確には理解していないケースが非常に多いんです。

例えば、多くの人がSEO対策を行い検索順位が上がれば問い合わせが増える、と思っています。しかし、どのキーワードで検索順位を高めるのか、選定したキーワードでどのようなターゲットに、どのようなコンテンツを提供するのか、という基本的な部分を理解されている方は少ない印象です。つまり、言葉は知っていてもリテラシーは決して高くないのです。

酒井:歯科業界に限らず、一般的にもその傾向はありますよね。

石井:そうですね。ですから、私たちはお客様に正しい知識を提供するために、先程お伝えしたような独自のレポーティングを行っています。お客様と弊社の間で共通認識を持ち、共通言語で仕事ができるようにするためです。そのために、分かりやすく定義したものを平易な言葉や図で伝え、理解してもらうようにしています。こちらが説明しているときは理解したつもりでいても、時間が経つと忘れてしまうので、同じことを何度も説明します。

定期的にメールや資料を送ったり、毎月の訪問の際に必ず同じことを冒頭で説明するなど、継続的にしつこいくらい徹底的に説明し続けています。

酒井:そこまで対応されるんですか。こうした手厚いサポートをすることで、発注者満足度が高くなり、解約率が低くなるんでしょうね。

石井:ええ、おそらくそうだと思います。

どくらぼのTopページ
チームエムが運営している「どくらぼ」のwebサイト

酒井:ところで、御社は歯医者・歯科総合情報サイト「どくらぼ」を運営していますよね。これにはどんな狙いがあるのですか。

石井:2015年に、もっと歯科のことを知ってもらうおうという目的でサイトを作りました。一般消費者が歯科医に興味を持ち、歯科医院に通うようになるきっかけを作ることが狙いなので、歯や歯科について楽しく学べることを心がけています。ありがたいことに広告費を1円もかけずに年間1200万PVを獲得、Facebookにも4,000名以上のフォロワーがいます。

酒井:そのデータの分析などは、制作の仕事にも活用しているわけですか。

石井:そうですね。「どくらぼ」から一定の市場ニーズを把握することができています。自前のデータがあるというのは、歯科様に対する提案やコンサルティングをする上での強みだと思いますね。また他業種であったとしてもコンテンツマーケティングを行うのは非常に難しいということには変わりはありません。

実際に医療や金融の領域では、外部ライターを使用して書いている記事は、検索結果に反映されなくなってきています。だからこそ、「どくらぼ」で培ったコンテンツマーケティングのノウハウをもとに、分析結果や正しい記事の書き方などを還元できるのは大きな強みだと思っています。

チームエム実績

Chapter4/4

お客様の成果にコミットするために社内体制の変更も検討

酒井:今後の展開はどのように考えていらっしゃいますか。

石井:先程もお話しましたが、まずは実績の割合を歯科と他業種で、5:5くらいのバランスにしたいと考えています。

酒井:他業種の実績を増やしていく理由は何でしょうか。

石井:対応の幅を広げたい、というのが率直なところです。それに歯科のような競合性の高い領域を主戦場とする弊社の知識や経験が、他業種のお客様のお役に立てると実感していますから。そこで培ったノウハウを、歯科向けに還元していくという意味合いもあります。

石井様の画像

酒井:歯科業界と他業種を両輪として成長させていくということですね。

石井:そうですね。webマーケティングという部分でも、他業種での経験を蓄積し、その知識を歯科業界へ、変化の激しい歯科業界の知識を他業種へというのが弊社の目指している姿です。将来的には、歯科とそれ以外を部署で分けようと思っています。独立した部署でそれぞれが専門性を高めつつ、常に情報共有ができていて、どちらの部署も最新情報で仕事ができる状態になるのが理想です。

酒井:なるほど。アイミツで他業種の受注を多くされているのはそういう背景だったんですね。

石井:やっていきたいのは、業種を問わず「成長にコミットするホームページ制作」です。単にデザインに凝ったり、見た目をきれいにしたいという案件には興味がありません。「それだったら、ウチでなくてもやるところはたくさんあるだろう」と思ってしまうんですね。それよりも、成長の壁に悩んでいたり、新しいサービスをローンチしたいと考えている企業の力になりたいんです。

トロフィー授与

インタビュー後記

石井さんの物腰柔らかな言動のなかに、確かな自信を感じとることができました。ただホームページを作るのではなく、お客様の成長をサポートするために数百人にわたる方々と本音で向き合ってきた経験とそこでの実績、そしてどくらぼという自社サービスで結果を残していることが、自信の裏側にあるのだと思います。

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