コーポレートサイトを作るならこれ!無料の業種別テンプレート20選【2024年最新版】
今や、多くの企業や個人事業主などが自社のホームページを持つ時代となりました。
なかにはプロジェクトごとに専用のサイトを用意しているところもあるぐらいです。
最近は、FacebookやTwitter、YouTubeなどのSNSが流行ってはいますが、ホームページは情報発信のベースとして必ず持っておきたいツールの1つです。
ただ、初めて自社でホームページを作成しようという場合、できることなら早くて簡単で、更新も楽で、費用をかけないで済む、そんなホームページを作りたいですよね?少し前まではホームページを作ろうとすると、HTMLやCSSなどの専門的な知識がある程度必要でした。
でも、今は「テンプレート」が用意されている制作ツールを使うことでそうした専門的な知識がなくても、誰でも簡単にデザイン性の高いホームページが作れるようになっているのです。
この記事ではテンプレートの特長などを解説したあとに、業種別に無料で使えるコーポレートサイト用のテンプレートをご紹介します。
コーポレートサイトの意味や役割、メリットについては以下の記事を参考にしてください。
テンプレートの特長と使う際の注意点
改めて説明するまでもないかもしれませんが、「テンプレート」とは簡単に言ってしまえば「ひな形」のことです。
ホームページ制作では、あらかじめデザインされ、テキストや画像を配置するだけでページを作成できる状態になっているものを意味し、制作ツールによっては「テーマ」という言い方をすることもあります。
ここでは、ホームページ制作に役立つテンプレートの「特長」と「使う際の注意点」、テンプレートが使える「製作ツール」について解説をします。
1-1 テンプレートの特長
なんと言っても最大の特長は、HTMLやCSSなどのプログラミングやデザインの知識がなくてもテンプレートを使えば簡単にホームページを作れることです。
多くのテンプレートは写真や動画、文章などの入力もドラッグ&ドロップで簡単に思ったところに配置するだけで、感覚的にページを作っていくことができます。
しかも、完成度の高い豊富なデザインやカラーバリエーションが揃っているので、見栄えの良いプロ並みのホームページにすることも可能です。
コーポレートサイト用として特定の業種や業態に特化したものや、オシャレで洗練されたデザインのテンプレートが豊富に用意されています。
好みやイメージに合ったテンプレートから選んで自社のホームページをすぐに作ることができます。
今やスマートフォンなどのモバイルデバイスに対応することは必須です。
ほとんどの製作ツールのテンプレートが、デバイスに応じて自動的に表示を切り替える「レスポンシブ」対応になっているため、PCサイトとスマホサイトの作り分けなどをする必要はありません。
1-2 テンプレート使う際の注意点
デザインやカラーバリエーションが豊富なのは確かですが、基本的には定型化されたものを使用するので、他のサイトと同じようなデザインパターンになってしまう可能性があります。
また、求める機能がテンプレートには用意されていないこともあります。
カスタマイズしてデザインパターンの修正や機能の追加ができるものもありますが、ある程度の専門知識が必要になるため、テンプレートを使うメリットはかなり相殺されてしまいます。
1-3 テンプレートが使える制作ツールの種類
テンプレートが使えるホームページの製作ツールは、基本的に「CMS型」と「webサイトビルダー型」の2つです。
「CMS型」は、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と言われるソフトウェアをPC(サーバー)にインストールしてホームページを作成するものです。
「CMS型」の大きな特長として、ホームページ開設後のコンテンツの追加や更新が容易であることが挙げられます。
「CMS型」では世界中の約3割のwebサイト制作に使われているとされる「WordPress」が圧倒的なシェアを占めています。
このほかでは、アメリカのホワイトハウスやNASA(アメリカ航空宇宙局)のホームページ制作に使われ、セキュリティ性や機能性が高く評価されている「Drupal」、世界中の有名企業や3,000を超える政府関連のwebサイト制作に使われている「Joomla」などが挙げられます。
これらはいずれも海外で作られたものですが、日本発のものとしては「baserCMS」があり、他のツールに比べて充実している日本語環境が高い評価を得ています。
「webサイトビルダー型」は、インターネットがつながる環境さえあればブラウザを使っていつでもホームページを作成することができ、ソフトウェアをインストールする必要もありません。
「webサイトビルダー型」も海外で作られたものが主流ですが、なかでもユーザーが多いのは、「WIX」と「jimdo」の2つです。
このほかでは、「ペライチ」」と言われる縦長で1カラムのデザインが特徴的な「Strikingly」、全世界で2700万以上のサイトに導入されていると言われている「Webnode」、国産の「Bind Cloud」と「Ameba Ownd」などがあります。
コーポレートサイト制作でのWordPress活用のポイントはこちらで解説!
→【WordPress】コーポレートサイト制作はコレでバッチリ!
無料で使えるコーポレートサイト業種別テンプレート集
ここでは、それぞれのホームページ製作サービスで用意されている無料で使えるコーポレートサイト向けのテンプレートを業種別にご紹介します。
2-1 一般企業
メーカー、商社、金融など、基本的に業種特有の機能を必要としない企業向けのテンプレートです。
汎用性が高く、他のジャンルと比べて使用できる画像やデザイン、スタイルも多彩なことが特徴です。
(1)シンプルコーポレート(baserCMS)
出典: シンプルコーポレート | baserマーケット https://market.basercms.net/products/detail.php?product_id=14
シンプルでオーソドックスなデザインテンプレートです。トップページの画像の使い方次第でどのような業種にも対応できます。
(2)CORPORAT(Joomla!)
こちらもシンプルでオーソドックスなテンプレートですが、トップページにより多くの情報を入れられるようなデザインになっています。
(3)投資信託(WIX)
ファーストビューはメニューと画像(メッセージ挿入可能)だけのインパクトのあるデザインで、下にスクロールするとコンテンツが登場する作りになっています。
(4)Media(Bind Cloud)
出典: Media | Bind Cloud https://bindcloud.jp/template/service/
すっきりとしたデザインで多くの情報を整理して掲載できるテンプレートです。
PCサイト専用でレスポンシブ対応ではありません。
2-2 病院・クリニック / 教室・スクール
病院やクリニックのテンプレートは、診療内容など必要なメニューがあらかじめ組み込まれており、日本語対応しているものならばテキストと画像を入れるだけでそのまま使えるクオリティです。
製作ツールの「CMS型」と「webサイトビルダー型」ともに料金体系や必要なメニューが揃っており、さらに必要な画像なども充実しているので、内容を変えるだけでそのまますぐにwebサイトとして使用することができます。
教室やスクールのテンプレートは、「音楽教室」や「パン教室」「学習塾」「資格スクール」などジャンルごとに細かく用意されており、職種や目的などに合わせてテンプレートを選ぶことができます。
(1)クリニック(WIX)
病院・クリニックは不可欠な項目がメニューに設定されているテンプレートで、写真や動画を含むブログ機能を備えているので積極的に情報発信をしたい場合におすすめです。
(2)医院・クリニック(Webnode)
出典: 医院、クリニック - ウェブサイトテンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/cjaur5/
メニューが左側に固定された使いやすいデザインで、診療に関わるすべての情報を分かりやすくお知らせできるテンプレートです。
(3)医療クリニックB(WIX)
英語版のテンプレートですが、トップページの画像はスライドショーになっており、ビジュアルを重視したい場合におすすめです。
(4)スクール向け テンプレート(Webnode)
出典: スクール向け テンプレート - ウェブサイトテンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/8f2d0a/
個人レッスンや各種スクールなどを対象にしたテンプレートです。
トップページ全面の写真により、レッスンの雰囲気や内容を視覚的に伝えることができます。
2-3 飲食・サービス
「美容」や「健康」「飲食」「ホテル」など業種や業態に合わせてさまざまなテンプレートが用意されています。
クオリティやデザイン性が高いものが多く、「サービス内容」や「メニュー料金」「お客様の声」などのページもしっかりとした作りになっているものが少なくありません。
また、別途プラグインをインストールするものも含めて、予約フォームの機能を充実させたテンプレートが多いのも、このジャンルの特徴です。
(1)La Siesta レストランテンプレート(Webnode)
出典: レストラン テンプレート - ウェブサイトテンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/9d0651/
レストランを想定したテンプレートです。
スペイン料理をイメージさせるオシャレな写真も用意されています。
トップページにメニューやオススメ情報などを表示させることもできるのが特長です。
(2)MINSYUKU(Bind Cloud)
出典: テンプレート - サービス | ホームページ作成サービス BiNDクラウド https://bindcloud.jp/template/service/
宿泊施設を想定したテンプレートです。
サイドにスライドするバナーを設置し、大規模サイトにも対応できるようにしています。
(3)SALONE AGEHASALONE AGEHA(Bind Cloud)
出典: テンプレート - サービス | ホームページ作成サービス BiNDクラウド https://bindcloud.jp/template/service/
美容室を想定したテンプレートです。
ダイナミックなレイアウトでインパクトを与えます。
ビジュアルイメージが重要視される美容・アパレル系サイトにおすすめです。
(4)癒しサロン テンプレート(Webnode)
出典: 癒しサロン テンプレート - ウェブサイトテンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/ac4a77/
トップページに大きな写真が特長のエステサロンなど向けのシンプルなデザインのテンプレートです。
(5)パーソナルトレーナー(WIX)
明るい配色の縦スクロール型テンプレートで、速度差のあるスクロールで立体感を演出する「パララックス・エフェクト」とオンライン予約システムを実装しています。
2-4 士業
(1)Certfied Tax Accountant Office(Bind Cloud)
出典: Certfied Tax Accountant Office | Bind Cloud https://bindcloud.jp/template/corporate/
業務内容、料金表、お問い合わせなど各コンテンツを、1ページにまとめたシンプルな縦長のデザインが特徴のテンプレートです。
(2)FP・会計系テンプレート(Webnode)
出典: FP,会計系テンプレート - ウェブサイトテンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/5e2af3/
ファイナンシャルプランナー向けのテンプレートで、サービスメニューやお客様の声などを1ページで分かりやすく表現することができます。
(3)InomaExpertBasic(WordPress)
出典: InomaExpertBasic-士業用-ホームページ | Inoma Create http://inomacreate.com/wordpress_theme/
シンプルな2カラムレイアウトで、「トップページ」「業務案内」「事務所概要」「記事一覧」「お問い合わせ」があらかじめ設定されているのでそのまま使うことができます。
2-5 不動産・建築
テンプレート自体は、非常にシンプルなデザインとメニュー構成になっています。
「物件紹介」のためのギャラリー機能や情報発信のためのブログあるいはFacebookやTwitter、YouTubeなどのSNSとの連携機能に力を入れたテンプレートが多く見られます。
(1)シンプル不動産(Baser)
出典: BCCOLORS | baserマーケット https://market.basercms.net/products/detail.php?product_id=52
不動産や建築、インテリア関係にも使えるナチュラルな雰囲気感のある、すっきりとしたシンプルなテンプレートです。
(2)不動産会社(WIX)
全体的にすっきりしたデザインに、ホームページに必要な情報へのリンクやブログを活用した情報発信などに気を配ったテンプレートです。
(3)不動産会社テンプレート(Webnode)
出典: 不動産会社テンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/8cfbcf/
トップページの大きな画像だけでなく、フォトギャラリーを使って物件の魅力を伝えやすくするなど、ビジュアルを重視したテンプレートです。
(4)建築会社テンプレート(Webnode)
出典: 建築会社テンプレート | Webnode https://www.webnode.jp/template-detail/a74b5c/
建築会社向けのテンプレートで、トップページの大きな画像が特徴です。
作品紹介なども写真を使ってビジュアル的に表現できます。
制作の費用相場
つづいては、コーポレートサイトなどのホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作成費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
まとめ
テンプレートを利用すると時間や費用の節約ができるだけでなく、デザインや機能性の高いテンプレートが豊富に用意されていることで、表現の幅も大きく広がります。
ただし、「1-2テンプレート使う際の注意点」で書いたように、求める機能がなかったり、独自のデザインを取り入れるためにカスタマイズをしようとすると、専門的な知識が必要となります。
また、簡単に作成できるとは言え、ゼロベースでホームページを作るとなるとそれなりの時間と労力はかかります。
この点を考えると、テンプレートが使える制作ツールを使って安価でホームページを作ってくれる制作会社を利用するのも1つの方法です。
「CMS型」はもちろん、多くの「webサイトビルダー型」もコンテンツの追加や更新を容易に行える仕組みになっていますので、制作だけを依頼して日常的なメンテナンス作業は自社で行うようにすれば、外注コストはさらに圧縮できます。
「テンプレートを利用する制作会社で、会社やお店のイメージに合ったコーポレートサイト作りの相談にのってもらえるところを知りたい」とお考えでしたら、ぜひ日本最大級の発注業者比較サイト「アイミツ」までお気軽にご相談ください!
全国のホームページ制作業者から、あなたに見合った業者を選定し、担当のコンシェルジュがご案内いたします。
こちらの記事でもコーポレートサイト制作に強い会社を紹介しています!
コーポレートサイト制作のポイント!おすすめの制作会社も紹介
コーポレートサイト制作の平均費用と料金相場
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
診断とヒアリングから
お探しします