成功事例から分かる!ポータルサイトを構築する4つのポイント

更新日:2017年07月24日 | 公開日:2017年07月24日

成功事例から分かる!ポータルサイトを構築する4つのポイント

さまざまなコンテンツへの入口という役目を持つポータルサイトは、たくさんの情報を扱えることから集客が期待できるとして、行政や自治体、企業など、幅広い組織に注目されている媒体です。

注目度が高い分競合相手も多く、「集客が期待できるならウチもポータルサイトを作ろう!」と軽い気持ちで参入しては痛い目を見て終わるのが関の山だと言えるでしょう。

「競合相手が多いとなると、成功するポータルサイトなんて一握りなんじゃないの?」
というように始める前からすでに参入を諦めている人もなかにはいるかも知れませんが、さまざまなコンテンツ、たくさんの情報を扱うポータルサイトだからこそ、やり方次第でいくらでも成功につなげることができるのです!

この記事では収益化が難しいと言われている地域ポータルサイトの成功事例の共通点を整理し、そこから導き出される当たり前だけど難しい、ポータルサイト構築を成功させるための4つのポイントを説明します。

1. ポータルサイトの成功事例に学ぶ

ポータルサイトを成功させる大前提として、サイトを制作する目的とターゲット層を明確にすることと、それに基づく具体的な目標を設定する必要があります。
何を目的として制作するのか、どの層に向けて情報を提供するのかを明確にしておかないと、途中でサイトの方向性を見失ってしまう可能性があります。

また、ポータルサイトは軌道に乗るまでの道のりが長いため、「1年以内にサイトの月間PV数を500に、2年目末までに1,000にする!」というように具体的な期限を設けた数値目標を立てておかないと、ただダラダラと運営するだけのサイトになってしまいます。

ここではまず、ポータルサイトのなかでも収益化するのが難しいと言われている「地域ポータルサイト」を例に、成功しているサイトにはどのような共通点があるかを紹介します。
ちなみに地域ポータルサイトとはその名の通り、地域に密着した情報をまとめて提供しているサイトのことを言います。

なぜ地域ポータルサイトの収益化が難しいのかと言うと、以下のような要因があります。

収益化が難しいと言われるポイント
  • 対象が特定の地域に限定されている
  • コンテンツ(情報量)の確保に労力がかかる
  • コスト負担が大きい
  • クライアントのITリテラシー・積極性が乏しい

地域ポータルサイトは特定の地域の人をターゲット層としているため、どうしても人口や企業数によってアクセス数および情報提供元のクライアント数の絶対値が決まってしまいます。
しかし、地域のポータルサイトである以上、地元の人に役立つさまざまな情報を集めてコンテンツ化する必要がありますし、取材や写真を撮影するスタッフなども用意しなければなりません。

地域によって違いはありますが、クライアントとなる企業も小規模であることが多く、成功する見込みのないサイトに広告を出稿するのはちょっと…とためらうケースも少なくないのが現状です。
つまり、地域ポータルサイトは運営にコストがかかる割に、それをまかなうだけの収益を上げづらいという背景があるわけです。

これだけ聞くと「地域ポータルサイトってそもそも成功しないのでは…?」という印象しかないと思いますが、実は一度軌道に乗ると、抜群の安定性を誇るとも言われているのです。
では、軌道に乗っている地域ポータルサイトの共通点とは何なのかを見てみましょう。

成功しているサイトの主な共通点
  • サイト全体を盛り上げるキラーコンテンツがある
  • 情報の網羅性および情報の新鮮度が高い
  • 地域だからこそ発信(共有)できる独自コンテンツに特化している
  • ユーザー参加型のコンテンツを設けている
  • 行政と民間企業の連携による強みを生かした情報の拡大

これらの共通点からも分かるように、地域ポータルサイトを成功させるポイントは「独自コンテンツの用意」「提供する情報の網羅性および新鮮度」の2つにあると言えます。
すべてのコンテンツが盛り上がっていなくても圧倒的な魅力を備えたコンテンツがあれば他サイトとの差別化が図れますし、「地域の情報を知りたいならこのサイト!」と認知されるようになれば少ない人口数でも確実にアクセス数を稼ぐことができます。

この「独自コンテンツの用意」と「提供する情報の網羅性および新鮮度」という2つの要素は何も、地域ポータルサイトだけに言えることではありません。
むしろ、収益化が難しいと言われている地域ポータルサイトであっても、成功するための共通点が一般的なポータルサイトにも通ずる2つの要素に絞り込めることに注目すべきです。

さらに「地域だからこそ発信(共有)できる独自コンテンツに特化する」「ユーザー参加型のコンテンツを設ける」といった考え方も、分野やテーマを限定したポータルサイトにとっては大きなヒントになるでしょう。

2. ポータルサイトを成功させるポイントとは何か

「1. ポータルサイトの成功事例に学ぶ」では、収益化が難しいと言われている「地域ポータルサイト」を例に、成功要因を抜き出して説明しました。
この項目ではその結果などを踏まえた「ポータルサイトを成功させる4つのポイント」について説明します。

《ポイント1》ほかのサイトにはない分かりやすい特徴を作る

世の中には到底数え切れないほどのポータルサイトが存在しており、特に熾烈な戦いを見せているのが女性向けの分野です。

ファッションやグルメ、美容に恋愛、芸能など、女性の興味や関心が高い分野は幅が広い上に情報のサイクルも速いため、この層をターゲットとしたポータルサイトは一度成功すると安定した集客が見込めるようになります。
女性向け以外にニーズの高い分野としては「旅行」「健康」「美容」「求人」「不動産」などがあり、各分野に不動の人気を誇るポータルサイトが存在しています。

「そんな激戦区に参入したところで勝ち目なんてあるわけないよ…」と、何もしていない段階で諦めてしまうのは早計です。
他サイトのアクセス状況が分かる「Similar Web」などのツールを利用して各分野の代表的なポータルサイトを徹底的に分析することで、成功要因だけでなく差別化が図れるコンテンツのテーマや切り口を見出すことができるのです。

とは言え、競合相手がいないに等しいニッチな分野の情報ばかりを集めたポータルサイトを作成したほうが、明らかに他サイトとの差別化が図れるため成功率は高まります。
競合が現れた場合でも先行者として成功していれば、相手よりも優位に立てるというメリットがあります。

どちらにせよ、ほかのサイトと代わり映えしないコンテンツを揃えたポータルサイトでは、新たに参入する側に勝ち目はほぼありません。

《ポイント2》制作力・営業力を高める

ポータルサイトに限ったことではありませんが、アクセス数を増やすための基本はコンテンツの充実です。
長い期間運営しているにも関わらず閑散としているサイトは訪れたユーザーも瞬時に察知しますし、滞在時間が短く直帰率が高いサイトは検索エンジンでも低評価を受け、検索上位に表示されることもありません。

だからといって単純に記事数などの情報量を増やせばいいのではなく、「《ポイント1》ほかのサイトにはない分かりやすい特徴を作る」で説明した「他サイトとの差別化が図れるテーマや切り口」に基づく、独自性の強いコンテンツを継続して作るための制作力を高めることが不可欠です。

また、コーポレートサイトなどの一般的なサイトと異なり、ポータルサイトはタイプによって営業力とコンテンツの充実が密に関係するケースもあります。

それは求人ポータルサイトや不動産ポータルサイト、グルメポータルサイトなど、企業や店舗の紹介をメインコンテンツとするタイプです。
このタイプは掲載する企業・店舗情報の充実がサイトの評価に直結するため、掲載件数を増やす手段として営業力が欠かせません。
全国のサロンが検索できるポータルサイトなのに首都圏以外の検索結果がゼロばかりでは、情報不足なサイトだと判断され、ユーザーは離れていってしまいます。

どのようなタイプのポータルサイトを制作するにしても、成功をおさめるためには相当の努力が必要だということです。

《ポイント3》持続的にサイト運営を継続するために検証・改善を行う

ポータルサイトに限らず、サイトは公開したらそれで終わりというわけではありません。
制作する際に設定した目標値通りに運営できているのか、できていない場合には何が原因なのかということを検証し、よりよいサイトにするための改善策を講じる必要があります。

Googleが無料で提供している「Google Analytics」というアクセス解析ツールを使えば、1日の訪問者数やサイトの滞在時間など、サイトへのアクセスに関するさまざまな情報を分析することができます。

また、サイトを訪れたユーザーのマウスの動きなどをサーモグラフィーのように分かりやすく色付けして可視化した「ヒートマップ」といったツールも、サイトのどの箇所が熟読されているのか、どの箇所にクリックが集中しているかなどの分析に役立ちます。

ポータルサイトの運営が軌道に乗るまでの期間は、半年の場合もあれば2年、3年かかる場合もあります。
一度軌道に乗ってしまえば運用はかなり楽になりますが、利益が出るまでには一般的に2年はかかると言われています。
「サイトを軌道に乗せても、収益が生まれるのがそんなに先になるなんて…」と思われるかもしれませんが、サイト制作にかかった初期費用や人件費、その他すべての費用をまかない利益が出るまでの売上に達するには、それだけの期間が必要になるというわけです。

ポータルサイトが軌道に乗り収益が見込めるようになるまでの間、よりよいサイトを作るためにいかに挫折することなく運営を継続させられるかがポイントになります。

なお、公的機関はもちろん、企業が運営するポータルサイトのなかにも、直接的に収益を上げることを目的としていないものもあるでしょう。
その場合でもアクセス数の分析やそれに基づく費用対効果の検証を行うことは、サイトを持続的に運営するために有効な手段です。

《ポイント4》マネタイズの仕方を考える

「《ポイント3》持続的にサイト運営を継続するために検証・改善を行う」でも触れましたが、ポータルサイトが収益的に成功するには一般的に2年はかかると言われています。
このことからも分かるように、ポータルサイトで収益を得るのは簡単なことではありません。

そこで考えなければいけないのが、どのような方法でマネタイズ(収益化)していくかということです。
どんなにたくさんのユーザーに支持され満足度の高い情報を提供していても、マネタイズができていないと閉鎖の危機に追い込まれてしまう…ということも決して珍しい話ではありません。

ポータルサイトにおけるマネタイズ手法(ビジネスモデル)としては、「広告費」「掲載料金」「成功報酬」の3つが挙げられます。
サイトの認知度が高く、すでに膨大なアクセス数・PV数がある場合には企業の広告を掲載し収益を得る「広告費」というマネタイズが成立しますが、サイトを開設したばかりで見込むのは楽観的過ぎると言えるでしょう。

また、「掲載料金」が収益になるのは求人や不動産、飲食店などの情報を扱うポータルサイトを運営する場合で、掲載する企業や店舗から月額・年額という形で徴収します。
この場合も「広告費」ほどではないにせよある程度の認知度が求められますが、メールや電話だけでなく実際に足を使って地道に営業をかけたり、料金設定を工夫したりすることにより、掲載する会社・店舗数は増やせます。

そして、「成功報酬」はその名の通り、ポータルサイトに情報を掲載したことでアクセス数や予約数が増えたというような成果があったときに、はじめて料金(収益)が発生するシステムです。

ポータルサイトは制作する目的や扱う分野、タイプなど、さまざまな要素があるため、どのマネタイズを選択するのがベストであるかは一概に言えませんが、サイトを存続させる意味でもしっかりと考えておく必要があります。

【まとめ】成功要因と失敗要因それぞれをしっかりと押さえる

この記事では収益化が難しいと言われている地域ポータルサイトの成功事例の共通点を整理し、そこから導き出される当たり前だけど難しい、ポータルサイト構築を成功させるための4つのポイントを説明しました。

ポータルサイトの制作に限ったことではありませんが、成功事例から学ぶべきことは「失敗しないためにはどうすればいいのか」という過程の部分です。
その意味では失敗事例からも学べることはいろいろとあるため、事前の情報収集は広範囲にわたって入念に行うことをおすすめします。

どの分野のポータルサイトを制作するにしても、サイト公開後1年はとにかくコンテンツの仕込みに注力すべきだと言えます。
この期間に成功要因を取り込み、どれだけユーザーにとって有益なコンテンツを用意できるかによって、ポータルサイトの成功確率は大きく変わります。
強力なコンテンツが揃えばあとはそれらを有効活用して収益につなげるだけですから、気の長い話とは思わずにコンテンツ作りのアイデアを出し続けていきましょう。

成功するまでの道のりが長いと言われるポータルサイトですが、プロに相談すれば自社だけで制作するよりも短い期間で成功率を上げることができます。
ポータルサイトを制作する目的の明確化とそれに基づく目標設定ができていれば依頼時のやり取りもスムーズになりますし、掲載するコンテンツに関するアドバイスも受けられます。

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