担当者必見!初心者のための賃貸ポータルサイトの作り方

賃貸ポータルサイトで見つけたおしゃれな物件

更新日:2018年01月13日 | 公開日:2017年08月29日

引っ越しや家探しをするとき、PCやスマートフォンから賃貸情報サイトを使って、希望の条件を入力して部屋探しをした経験はありませんか?

少し前までは不動産会社に直接行って賃貸物件を探していましたが、今はさまざまな不動産会社をひとまとめにして賃貸物件を探せるポータルサイトがあるので、本当に便利になりました。

一方で結局どれも似たようなサイトばかりで、いったいどれを基準にして選んだらよいか分からない、同じ物件や部屋が並んでいてどの不動産会社に問い合わせたらよいのか分からないという声もよく聞きます。

しかし最近では、引っ越し祝いがもらえたり、デザイナーズ物件やリノベーション物件を専門に扱うといった特徴のあるサイトが出てきています。
今後、賃貸情報を扱うサイトの競合はより激しくなることが予想されるだけに、新規参入するのであればこのような他のサイトとの差別化が重要となってきます。

この記事では、現在ある賃貸情報のポータルサイトをご紹介したあとに、賃貸ポータルサイトを作成する際のポイントなどをお伝えしていきます。

ホームページ制作担当コンシェルジュ

1. 定番の賃貸ポータルサイト

1-1 特徴

全国規模で物件を取り扱い、テレビCMなども展開している知名度の高い賃貸ポータルサイトです。
都道府県や市町村などのエリア検索をはじめ、さまざまなこだわり条件からさらに絞り込んで希望の物件を検索することができます。

提携している不動産会社が多いことから扱っている物件数も多いのが特徴です。
数多くの物件を比較して、お気に入りの部屋探しをしたい人には便利なサイトです。

1-2 事例

(1)SUUMO

「SUUMO」のスクリーンショット
出典SUUMO

株式会社リクルートが運営するテレビCMや住宅情報誌でもお馴染みの賃貸・住宅情報サイトです。

通常の路線やエリア検索に加えて、「家具家電付き」や「宅配ボックス付き」「フリーレント」「敷金・礼金・保証金10万円以下!」などのこだわり条件からの検索もできます。

さらに「ムービーを見ながらお部屋探し!」では、動画で部屋のなかを見る“バーチャル内見”ができ、間取りや雰囲気、設備の配置などをweb上で確認することができるのはとても便利です。

(2)HOME’S

「HOME’S」のスクリーンショット
出典HOME’S

不動産情報サービスをメインに、家具・インテリアECサイト「LIFULLインテリア」も手掛ける株式会社LIFULLが運営する不動産・賃貸情報サイトです。

“物件数No.1”を謳うだけあって多くの不動産会社が物件を掲載しており、800万件以上のなかからさまざまな検索方法で希望の物件を探すことができます。

「通勤・通学時間」や「車での移動時間」などの条件からも検索することができるほか、前回検索した条件もしっかりとTOP画面上で表記をしてくれるので、引き続き同じ条件で検索をしたい場合にはとても助かりますね。

(3)CHINTAI

「CHINTAI」のスクリーンショット
出典CHINTAI

“ネットでCHINTAI”というテレビCMでもお馴染みの賃貸物件を専門で扱う株式会社CHINTAIが運営する賃貸情報サイトです。

持株会社エイブル&パートナーズの傘下企業ですが、地域の不動産会社などとも提携しているので他のサイトには掲載されていないようなレアな物件を見つけることができるかもしれません。

また、LINE専用アプリを使って気軽に物件探しができたり、PCやスマートフォンから部屋のなかを360度見渡せるパノラマ写真は、実際に部屋の作りや雰囲気を感じることができたりといった便利な機能もあります。

(4)at home

「at home」のスクリーンショット
出典at home

不動産情報メディアや不動産業務ソリューション事業などをメインとするアットホーム株式会社が運営する賃貸情報サイトです。

通常の都道府県などのエリア検索に加えて、通勤・通学時間や学校名、相場、設備、ライフスタイルなどのテーマからも検索可能です。

加盟・利用不動産店数が5万4000以上もあり、他のサイトでは掲載されていないような地域限定の物件も見つけることもできます。また、条件に合ったオススメ物件を随時表示してくれるのは「急いではいないが好みの物件を探して引っ越したい」というような方にはうれしい点ですね。

(5)マイナビ賃貸

新聞・出版や就職・転職情報サービス、ブライダルなど幅広い事業を手掛ける株式会社マイナビが運営する賃貸専門の情報サイトです。

通常検索に加えて、「一人暮らし」や「家賃5万円以内」「保証人不要」「楽器可」など他のサイトではなかなか見かけない細かいこだわりの検索をすることができます。

さらに情報誌を専門に手掛けるマイナビだけあって、「住まいと暮らしのコラム」では、「賃貸物件の契約更新時に付いていたらうれしいサービスは?」や「転居の際に必要な手続きとは?」などの物件の入退去時に役立つ知識、「最新の住みたい都市ランキング」などさまざまな読み物が充実しています。

2. 個性派の賃貸ポータルサイト

2-1 特徴

個性派の賃貸ポータルサイトは、定番サイトと比べて扱っている物件数は多くはありません。
しかし、デザイナーズやリノベーションなどこだわり物件を中心に扱っていたり、チャットでお気に入りの物件探しができたり、引っ越しのお祝い金がもらえるなどの特徴を備えています。

2-2 事例

(1)ietty

「ietty」のスクリーンショット
出典ietty

株式会社iettyが運営している賃貸サイトで、理想の条件を登録すると人気物件がチャットで届き、チャット上で相談もできるオンライン接客型であるのが大きな特徴です。
チャットで応対するのはiettyの営業マンやスタッフで、10時~23時までの時間内であれば即時対応をしてくれます。

物件を内見したいときもチャットで予約して現地で待ち合わせができます。
また、リアル店舗「住まいの窓口 by ietty」も運営しているので、 チャットだけでなく実際に対面しての部屋探しにも対応してくれます。

「ワールドビジネスサテライト」や「NEWS23」「日本経済新聞」などメディアへの掲載実績も多数ある、今注目の賃貸サイトの1つと言えるでしょう。

(2)キャッシュバック賃貸

「入居決定で引っ越し祝い金が必ずもらえる」をコンセプトに、賃貸情報株式会社が運営する賃貸情報サイトです。

キャッシュバック賃貸から問い合わせた物件で契約した場合だけでなく、問い合わせた不動産会社に別の物件を紹介されて契約した場合でも、最大10万円の引っ越し祝い金がもらえるという仕組みです。

路線や駅、地域などのエリア以外にも、「敷金・礼金0」や「駅近」「ルームシェア可」「ペット可・相談」「デザイナーズ」などのこだわり条件で絞り込んでの検索も一般的な賃貸ポータルサイトと同様にできます。

(3)R-STORE

「R-STORE」のスクリーンショット
出典R-STORE

株式会社アールストアが運営するデザイナーズやリノベーションを専門に扱う賃貸情報サイトです。
実店舗は持たずにwebサイトのみで営業しており、R-STOREが持っている物件情報はすべてwebサイトに公開されています。

ほぼすべての物件をR-STOREのスタッフが直接現地に行って確認や取材をしているため、扱っている物件数は通常の賃貸情報サイトと比べると少ないものの、厳選されたオシャレでこだわりのある物件を取り揃えているのがウリです。

現地の雰囲気が分かる鮮明な写真を多数使用しており、概算初期費用の計算もwebサイト上で簡単にできます。

(4)東京R不動産

建築設計デザインや地域プロデュース、出版などを手掛ける株式会社スピークのグループ会社であるR不動産株式会社が運営する情報サイトです。

東京R不動産は、不動産や建築、編集などの各分野のプロフェッショナルが集まっており、ビルやオフィスの改装、古民家の再生などさまざまなリノベーションを行ってきた経験を活かしてほかにはない個性的な物件を多数扱ってます。

「レトロな味わい」や「眺望GOOD」「水辺・緑」「デザイン・リノベ」「倉庫っぽい」など一味違った角度の検索条件からお気に入りの物件探しをすることができます。

地域の不動産会社との提携形態も含めて、東京以外にも山形や大阪、京都、福岡など全国で12のR不動産を展開しています。

(5)goodroom

「goodroom」のスクリーンショット
出典goodroom

「ものづくり×IT」の視点で賃貸メディアの統括をしているgooddaysホールディングス株式会社のグループ会社、グッドルーム株式会社が運営する賃貸情報サイトです。

東京を中心に名古屋、大阪、福岡の物件を主に扱っています。
オシャレなデザイナーズやリノベーション物件を多数揃えており、「カスタマイズ可能な部屋」や「憧れの階段・メゾネット」「ルーフバルコニー」「タワーマンション」「素敵なキッチン」などのこだわり検索ができるのも大きな特徴です。

また、「goodroom journal」では、「暮らしの実例」や「住みたい街」「引っ越し応援隊」などのテーマでスタッフが街や暮らしに関するコラムを定期的に配信しています。

3. 賃貸ポータルサイトを作成する際のポイント

賃貸ポータルサイトで見つけた部屋に住む

ここまで、現在ある賃貸ポータルサイトを大きく2つに分けて紹介してきました。
それぞれの特徴を理解していただけたと思います。

ここでは賃貸ポータルサイトを作るときの大事なポイントを3つに分けてお伝えします。

3-1 賃貸ポータルサイトの収益モデル

賃貸ポータルサイトの収益は、主に物件を掲載する不動産会社への課金システムで成り立っています。
賃貸ポータルサイトでの課金形態は、次の3つに大きく分けられます。

(1)掲載課金制

掲載物件数に応じた従量課金制で、広告のように貸し主や不動産会社に枠や数単位で購入をしてもらうものです。
掲載数で収入金額が決められるので収支見通しが立てやすいというメリットがあります。
「SUUMO」や「at home」がこの掲載課金制を採用しています。

(2)反響課金制

掲載件数には関係なく、掲載物件への反響(お問い合わせ)に対して賃料の一定割合(5%程度)を課金する仕組みで、多くのサイトがこれまで一般的だった掲載課金制からこの反響課金制に移行していると言われています。
当然、お問い合わせに至らなければ費用は発生しません。
紹介したサイトでは「HOME’S」が反響課金制を採用しています。

(3)成約課金制

ユーザーが入居者として成約したあとに、貸し主や不動産会社に対して広告掲載費用を発生させる仕組みになっており、求人サイトで初めてお祝い金制度を導入した株式会社リブセンスのサービスと同じビジネスモデルです。
賃貸ポータルサイトでこの成約課金制を採用しているのが「キャッシュバック賃貸」です。ちなみに「お祝い金制度」はユーザーへの還元であると同時に、サイトの運営側が成約状況を把握するための手段でもあります。

3-2 賃貸ポータルサイトに必ず入れるべき情報・機能

(1)一般条件検索

都道府県や駅名、路線の「エリア」や「家賃」「間取り」などユーザーが一般的に検索するときに使う条件の設定です。

(2)こだわり検索

一般条件以外の「敷金・礼金0」や「ペット可」「二人入居OK」「デザイナーズ・リノベーション」など、ユーザーがよりライフスタイルや嗜好などを反映させたいときに使える条件です。

(3) お気に入り・保存リスト

ユーザーはさまざまな条件から多くの物件をチェックしているので、気になる物件や候補と考えている物件をストックできる機能は必須と言えます。

(4)新着物件の案内

引っ越しを具体的に考えているユーザーはより条件に適う物件を探しているので、過去に検索した条件履歴やお気に入り・保存リストに入れた物件に近い条件の最新情報を発信することはユーザーのアクセス回数を増やすことにつながります。

(5)扱っている物件数や特徴を明記する

掲載している物件数が多ければ、それがサイトの売りになりますし、もし掲載数が少ない場合は扱っている物件が他とはどのように違うのかという特徴や魅力を明記することで差別化することができます。

3-3 最低限やるべき集客対策

(1)スマートフォン対応にする

今、多くのユーザーはスマートフォンを使って物件を探しています。
PCはどちらかと言うと、まとまった時間で集中的に物件を探したかったり、スマートフォンで見つけた物件の詳細情報を確認したりする場合に使うことが多くなっています。
これからはより一層、ユーザーの検索するシーンに合わせてスマートフォンで見たときに見やすい文字やデザインなどにも配慮することが必要となってきます。

(2)独自性や特色を出す

最近は、複数のサイトに同じ物件が掲載されているため、ユーザーは最初に見つけたサイトで「お気に入り」に登録した物件でも、違うサイト経由で不動産会社にコンタクトしてしまうケースが少なくありません。
反響課金制や成約課金制であれば明らかな機会損失となりますから、このような事態を防ぐために、物件の写真数を充実させたり、設備や特徴などを細かく解説することなどに加え、類似物件との比較がすぐできるなど、ユーザーが自社のサイトからそのまま不動産会社へ「お問い合わせ」したくなるような一工夫を考えましょう。

(3)アクセス数を集める

せっかく作ったサイトも見てくれるユーザーがいなくてはビジネスモデルが成り立ちません。
今は、FacebookやTwitter、YouTubeなど無料で使えるSNSとの連動で、記事や情報のシェアを簡単にできるようになっています。
また、有料にはなりますが、サイトのTOPページに上位表示ができるリスティング広告やSEO対策などの手段もあります。
「PV数を伸ばしたい」「濃いユーザーを増やしたい」など、目的に合わせて効果的な手段を使い、ユーザーを集めていきたいですね。

4. まとめ

賃貸ポータルサイトで見つけた広い間取りの部屋

この記事では、現在ある賃貸情報のポータルサイトを大きく2つのタイプに分けてご紹介したあとに、サイトを作成する際のポイントなどをお伝えしました。

ライフスタイルの多様化は、そのまま住まいに対する考え方の多様化にもつながり、これまでの一般的な意味での「利便性」や「住みやすさ」とは違った基準で家探し・部屋探しをする人も増えています。

その意味では物件のオーナーさんと借り主であるユーザーをつなぐための入り口や橋渡し役として、賃貸情報を扱うポータルサイトはさらに重要な存在となっていくはずです。

今回ご紹介した以外にも特徴的な賃貸情報のポータルサイトがあり、今後もさまざまなスタイルのポータルサイトが出てくるでしょう。
「3. 賃貸ポータルサイトを作成する際のポイント」で解説した内容を参考に、ぜひ他のサイトとの差別化を意識しながらも、ユーザーがベストな物件選びができるサイトを目指してください。

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