オウンドメディアを200社分析! いま本当に見るべきメディア22選【2024年最新版】
※この記事は2015年11月13日に公開されたものを再編集したものです
最近では「オウンドメディア」という言葉を、様々な場面で聞くようになりました。
しかし、皆さんはこの言葉の意味、きちんと理解していますか?
広く定義すれば、「オウンドメディア」=自社所有の媒体です。
知らないと恥ずかしい! そもそも「オウンドメディア」って?
メディアには大きく分けると
(1) ペイドメディア(paid media)
(2) アーンドメディア(earned media)
(3) オウンドメディア(owned media)
の3つの形態があります。
(1) ペイドメディア … 広告費を払って掲載する従来のメディア(ex. テレビ・雑誌などのマスメディア、検索エンジン型広告)
(2) アーンドメディア(ソーシャルメディア) … サービスや商品の評判や口コミを獲得するための、SNSなどのメディア(ex. Facebook、twitter)
(3) オウンドメディア … 有益な情報や企業オリジナルな情報を発信し、ユーザーとの関係構築を図るメディア(ex. 自社オリジナルのメディア、ブログ、キャンペーンサイト)
(1)には企業やサービスそのものの認知をうながす、(2)には情報を拡散するという目的があります。
そして(3)オウンドメディアの目的は、ユーザーをファンにすることです。
(1)、(2)だけでは伝えきれないその企業独自の魅力を発信し、各メディアを統合・補完することで、企業やブランドの価値を高めたり、効果的な集客を狙うことができるのです。
オウンドメディア厳選22! どんなサイトがあるの?
オウンドメディア」はインターネット上に無数にあります。
筆者は今回記事を書くにあたり、200近くのオウンドメディアを訪れましたが、その3分の1程度は1年以上前に更新を停止してしまっていました。
企業の商品・サービス宣伝のために一時的に立ち上げたものの続かなかったと思われるサイトや、掲載されている情報が「これ、どこかで見たような…?」と感じるものばかりのサイトもあり、まさに玉石混交といった印象です。
そこでこの記事では、
(1) 更新頻度が高い(=最低でも1週間に1記事程度は更新されている)
(2) ただ「まとめただけ」ではない(キュレーションのみでなく、オリジナルの情報を発信している)
(3) 記事のクオリティが高い
という3点に重きを置き、あらゆるオウンドメディアの中から22サイトを厳選しました。
(なお、「LIG」などの超有名メディアは皆さんご存じだと思いますので、今回は省かせてもらいました)この22サイトさえブックマークしておけば、最新ニュースやビジネスに役立つ情報からアフター5に使える話題まで、すべてカバーできますよ!
これからオウンドメディアを運営しようと考えている方は多いのではないでしょうか。オウンドメディアの制作にあたって「知識がない」「複数社の見積もりを取る時間がない」「会社選びがわからない」という悩みを持つ方が多いようです。アイミツでは、そんな方に向けて審査済みの優良企業のみを厳選し、最短翌日までにご紹介します!
22選目次
【WEB・IT】
1. インフォバーン総研(株式会社インフォバーン)
2. Career Supli(アデコ株式会社)
3. freshtrax(ビートラックスジャパン合同会社)
4. サイボウズ式(サイボウズ株式会社)
5. Six Apartブログ(シックス・アパート株式会社)
6. TECH ACADEMYマガジン(キラメックス株式会社)
7. TechCrunch Japan(AOLオンライン・ジャパン)
8. SMMLab(アライドアーキテクツ株式会社)
9. CAREER HACK(エン・ジャパン株式会社)
10. Meet Recruit(株式会社リクルートホールディングス)
11. LPO研究所(株式会社ギャプライズ)
12. Mugendai(株式会社IBM)
13. アラタナ24h(株式会社アラタナ)
14. メルラボ(株式会社ラクス)
【ニュース・コラム】
15. withnews(朝日新聞社)
16. Leading&Co(リーディング&カンパニー株式会社)
【その他】
17. FASHION HEADLINE(株式会社ファッションヘッドライン)
18. Marunouchi.com(三菱地所株式会社)
19. NOMOOO(リカー・イノベーション株式会社)
20. 制御機器知恵袋(パナソニック株式会社)
21. ニキペディア(ガシー・レンカー・ジャパン)
22. 肉メディア(ステージグループ)
WEB・IT
1. インフォバーン総研(株式会社インフォバーン)
まず最初にご紹介するのは、Webサイトの構築、コンテンツ企画・制作を行っているインフォバーンが運営する「インフォバーン総研字」です。
自社コーポレートサイト内のブログをオウンドメディア化した好例です。
自社のサービスやクリエイティブに関する話題だけでなく、コンテンツマーケティングに役立つノウハウが豊富に紹介されています。
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»「超絶コンテンツのつくり方」
2. Career Supli(アデコ株式会社)
続いては、オウンドメディア支援を行っているサムライトとアデコが共同で今年3月にスタートさせたばかりの「キャリアサプリ」です。
「あしたのシゴトが面白くなるウェブマガジン」のコンセプトどおり、仕事術の紹介や経営者へのキャリアインタビューなどが中心になっており、ビジネスマンなら読んでおきたい情報が満載です。
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» 「全てのものがインターネットに繋がる。IoTが進むとビジネスマンの生活はどう変わる?」
3. freshtrax(ビートラックスジャパン合同会社)
日本とサンフランシスコに拠点を持つブランディング会社、ビートラックスが運営しているブログ型のオウンドメディア「freshtrax」です。
最新ビジネスや海外トレンド、スタートアップ向けの記事はどれも読み応えがあり、グローバルな視点で書かれた良質なコンテンツが多く揃っています。
◆アイミツ事務局おすすめ記事
» 「私がもっと早くクビにすべきだった5人」
4. サイボウズ式(サイボウズ株式会社)
オウンドメディアの成功例としてもよく語られる、ソフトウェア開発会社のサイボウズが運営する「サイボウズ式」です。
一度はご覧になったことがあるという方も多いのではないでしょうか?
「新しい価値を生み出すチーム」のためのサイトというコンセプト通り、チームワークに主眼を置いた有名企業へのインタビューや、良いチームをつくるためのノウハウ記事が多数掲載されています。
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» 「数字はただの数値ではない、社内公用語だ--グノシー流「誰でもものが言える文化」の秘訣」
5. Six Apartブログ(シックス・アパート株式会社)
Webサイトの構築などを通してブログ文化の発展に取り組んできたシックス・アパートが運営する、ブログ型のオウンドメディアが「Six Apartブログ」です。
ブログやオウンドメディア運営のノウハウなどが、読みやすくキャッチーにまとまっています。
「もっと上手に自社の情報発信をしたい!」と思っている方は、一読の価値ありですよ!
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6. TECH ACADEMYマガジン(キラメックス株式会社)
出典: TECH ACADEMYマガジン http://magazine.techacademy.jp/magazine/
社会人向けのITスクールを運営するキラメックスのオウンドメディアが「TECH ACADEMYマガジン」です。
初心者向けのプログラミング技術やIT業界で働く方へのインタビューがメインとなっています。
とっつきにくいイメージが強いITの分野ですが、どの記事も初心者に向けて分かりやすく丁寧に書かれています。
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» 「意外と簡単?Photoshopで画像を切り抜く方法」
7. TechCrunch Japan(AOLオンライン・ジャパン)
「TechCrunch Japan」はオウンドメディアの中でも老舗で、2006年から運営されています。
最新のテクノロジーにまつわる情報や海外ビジネスの情報が豊富で、スタートアップ業界では特に人気の高いメディアです。
ベンチャー・スタートアップの方必見のサイトと言えるでしょう。
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» 「Google、モバイルの全画面広告がいかに嫌われているかを学ぶ」
8. SMMLab(アライドアーキテクツ株式会社)
「SMMLab(ソーシャルメディアマーケティングラボ)」は、SNSマーケティングにまつわる情報に特化したオウンドメディアです。
SNSマーケティングのノウハウや国内外の事例が豊富に紹介されており、SNSで話題になったニュースやキャンペーンがリアルタイムで分かります。
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» 「リーチが減ったと思ったら!Facebookページのリーチ復活の4つの対応策」
9. CAREER HACK(エン・ジャパン株式会社)
転職サイトのエン・ジャパンが運営する、Web・IT業界で活躍する方のキャリアインタビューを中心としたオウンドメディアが「CAREER HACK」です。
有名企業のSEOへのインタビューなども多数掲載されており、Facebookやはてなブックマークでも頻繁にバズを起こしています。
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» 「IBMを48歳でリストラ勧告された勝屋久の生き方 世の中になかった「人と○○をつなぐ」職種とは?」
10. Meet Recruit(株式会社リクルートホールディングス)
あのリクルートが、コーポレートサイトをオウンドメディア化したものが「Meet Recruit」です。
リクルートは国内外に拠点を持っているだけに、社員やOBへのインタビュー、自社の取り組みの紹介など、非常に豊富かつ良質なコンテンツが揃っています。
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» 「「大企業は新規事業に向かない」nanapiけんすう氏が成功しなかった理由」
11. LPO研究所(株式会社ギャプライズ)
Webマーケティングのノウハウを配信するオウンドメディアが「LPO研究所」です。リスティング広告やLP(ランディングページ)にまつわる情報が、分かりやすく実際の事例を交えて紹介されています。
Webマーケティングを扱うオウンドメディアは多数あれど、ひとつの記事がここまで詳しく、熱心に書かれているサイトは例を見ないのではないでしょうか。
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» 「ランディングページ制作の生死をわける11のチェックリスト」
12. Mugendai(株式会社IBM)
IT業界大手のIBMが2013年から運営している、「イノベーション」をテーマにしたオウンドメディアが「Mugendai」です。
元々は企業広報誌であったこともあり、記事のクオリティはどれも非常に高く、読み応えのあるものばかりです。
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13. アラタナ24h(株式会社アラタナ)
ECサイトの構築・運営を支援するアラタナのオフィシャルブログが「アラタナ24h」です。
ネットショップを運営するためのノウハウや、EC事業を手がけている方のインタビューが中心になっており、ECに携わる方には必読の情報が満載です。
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14. メルラボ(株式会社ラクス)
「メルラボ」は、その名の通りメールマーケティングに役立つ情報を紹介するオウンドメディアです。
ニッチなジャンルながら掲載記事の数も多く、メールマーケティングに役立つあらゆる情報が網羅されています。
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» 「思わず回答したくなる!Webアンケート依頼メールの書き方まとめ」
ニュース・コラム
15. withnews(朝日新聞社)
「withnews」は、朝日新聞が運営するオウンドメディアです。
取材リクエストを送ると朝日新聞の記者がそれを「フカボリ取材」してくれるというのが特徴的な、読み応えのあるニュースサイトです。
記事にはビジネスに役立つ最新情報から「牛乳パックをあけくちじゃない方向から開ける」といったゆるいテイストのものまであり、話題に困った時には見たいサイトです。
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» 「国会の傍聴 禁止されている「異様な服装」って何?拍手もNG」
16. Leading&Co(リーディング&カンパニー株式会社)
Webコンテンツ事業を手がけるリーディング&カンパニーのコーポレートサイトが「Leading&Co」です。
ブログに掲載されているコラムのタイトルはどれも過激で、ついついクリックしたくなってしまいます。
Facebookを中心にバズを起こしている記事も多く、(好みは分かれるかもしれませんが…!)読んだら人に話したくなるような話題が揃っています。
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その他
17. FASHION HEADLINE(株式会社ファッションヘッドライン)
ビジネスマンたるもの、ファッションやトレンドにもアンテナを貼っていたいですよね。
「FASHION HEADLINE」は、国内外のファッション情報を発信する三越伊勢丹発のオウンドメディアです。
これさえ見ていれば最新トレンドが完璧に掴める!というくらい、様々なブランドやファッションの情報が網羅されています。
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18. Marunouchi.com(三菱地所株式会社)
「Marunouchi.com」はその名の通り、丸ノ内エリアのグルメやショップ、イベントなどを紹介する、三菱地所が運営しているオウンドメディアです。
お仕事終わりに丸ノ内エリアで1杯、という方も多いのではないでしょうか?そんな時に、お店検索ができるこちらのサイトをブックマークしておけば困らないですよ。
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» 「丸ノ内ビュースポットガイド」
19. NOMOOO(リカー・イノベーション株式会社)
「NOMOO(ノモー)」は、お酒にまつわる情報サイトです。
お店やイベントの情報だけでなく、飲み方やお酒に合うおつまみといった記事も豊富で、お酒好きな方はブックマーク必須です。
筆者もおつまみを作る際、よくお世話になっています…!
番外編
20. 制御機器知恵袋(パナソニック株式会社)
正直こちらは今回のまとめに載せようか迷ったのですが…。
「オウンドメディア」というものを非常に上手に活用している例としてご紹介します。
制御機器知恵袋」は、パナソニックの制御部品販売を手がける、制御機器事業部が運営しているブログ型オウンドメディアです。
一読いただければお分かりかと思うのですが、すべての記事がものすごくマニアックです。
「初心者向け」タグの付いた記事を読んでみても、出てくる単語は「接触抵抗」「メンブレン」といった難しいものばかり。
「一体誰が読むの?」という感じですが、こういったニッチなキーワードをブログ全体に散りばめることで、キーワード検索からの流入や、マニアックなファンの獲得に成功しているのでしょうね。
21. ニキペディア(ガシー・レンカー・ジャパン)
「プロアクティブ」でお馴染みのガシー・レンカー・ジャパンが運営する、ニキビのお悩みに特化したオウンドメディアです。
こちらもオウンドメディアの成功例として語られることが多いので、オウンドメディア運営を考えたことのある方の中にはご存じの人も多いかもしれません。
「不安や悩みを抱えた方の味方」になることを目指しているというサイトのメッセージどおり、ニキビの種類、美肌をつくる生活習慣、オロナイン(※ガシー・レンカーのド競合です!)はニキビに効くのか?
という検証など、ニキビにまつわるあらゆる悩みをカバーする記事の多さ・豊富さが特徴。「仕事のストレスでお肌が荒れ気味…」という方には絶対に役立つはずです。
22. 肉メディア(ステージグループ)
Web制作・Webメディア事業などを手がけるステージグループが運営するオウンドメディアは、「肉」に特化したその名も「肉メディア」です。
美味しいお肉が食べられる全国各地のレストラン情報や家で作れる肉料理のレシピ、そして心ゆくまでお肉を楽しめるよう、ダイエットに効くストレッチ情報まで掲載されています。
レストランのチョイスも、単なるキュレーションサイトとは一線を画す「本気で選んでる感」がビシバシ伝わってきます。肉好きの方、要チェックです!
ホームページ制作の費用相場
ホームページ制作の費用相場をご紹介します。
ホームページの種類 | 作成費用の相場 | 備考 |
ランディングページ | 10万円~35万円 | |
コーポレートサイト (テンプレート) |
20万円~50万円 | |
コーポレートサイト (オリジナルデザイン) |
50万円~100万円 | |
採用サイト | 60万円~200万円 | |
ECサイト | 60万円~200万円 | 別途月額費用が必要なケースあり |
ポータルサイト | 150万円~500万円 |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターのご利用をおすすめします。
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