SEO対策!ポータルサイトを育てる3つのポイント【2024年最新版】
GoogleやYahoo! JAPANのように総合的に多様な分野の情報を取り扱うものから、ニッチな分野の情報を掘り下げるものまで、インターネット上には数多くのポータルサイトが存在しています。
ポータルサイトを立ち上げる狙いはさまざまですが、共通した目標がたくさんのユーザーを呼び込むことにあるのは間違いないでしょう。
もちろん、いきなり多くのアクセスを集めることは簡単ではありません。
ポータルサイトに限らずサイトの集客を向上させるための方法はいくつかありますが、大きなカギとなるのはSEOです。
SEOという言葉をご存知の方は多いと思いますが、これは多くの人がインターネットで何かを調べようとしたときに利用する検索エンジンで上位に表示されるための手法のことです。
この記事では、SEOの基礎的な説明をしたあとに、ポータルサイトにおける効果的なSEO対策をご紹介します。
SEOとは?
SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」といった言い方がされています。
先程述べたように、検索エンジンにキーワードを入力し検索したときに、自分たちの運営するwebサイトを上位表示させる取り組みのことを指します。
1-1. SEOの特徴
SEOの具体的な説明をする前に、先程述べた「サイトの集客を向上させるためのいくつかの方法」について簡単にまとめておきましょう。
集客向上の方法というのは実は細かく見ていけば無数と言えるほどありますが、大きくは次の3つの方向性に分けることができます。
- サイトの集客を向上させるための3つの方法
-
- 広告
- 外部メディアの活用
- サイト運営者が行う施策
広告の代表的なものは「リスティング広告」で、検索するキーワードに応じて表示されるキーワード広告などをユーザーがクリックすることで課金されるタイプです。
これに対してバナー広告やテキスト広告と言われるものはあらかじめ掲載料を支払うタイプになります。
外部メディアの活用の代表的なものとしては、TwitterやFacebookなどのSNSを利用する方法が挙げられます。
最後のサイト運営者が行う施策の代表的なものがSEOです。
それぞれの施策には当然のことながら特徴があり、大まかには次のように整理できるでしょう。
- それぞれの施策の特徴
-
- 費用(高い順) 広告→外部メディアの活用→サイト運営者が行う施策
- 即効性 広告→外部メディアの活用→サイト運営者が行う施策
- 継続性 サイト運営者が行う施策→外部メディアの活用→広告
これを見ていただければ分かるように、サイト運営者が行う施策つまりSEOの特徴は基本的に費用をかけずに継続的に効果を上げていく点にあります。
手っ取り早くアクセスを集めたいなら広告という選択肢になりますが、その場合においてもSEOは必ず行って継続的な効果に結び付けるべきです。
次の項目では、具体的なSEOの取り組みについて説明しましょう。
1-2. 外部SEOと内部SEO
SEOには、外部SEOと内部SEOという2つの手法があります。
外部SEOは、他のサイトと相互リンクを貼ったりするなど、外部のサイトの評価を高めて上位表示を狙う方法です。
これに対して内部SEOは、サイト内でコンテンツをリンクさせたり、キーワードをうまく使ったタイトルを考えたり、タグ付けをするなど、サイト内部で行う施策のことを言います。
もちろん、掲載しているコンテンツの質を高めることが最重要であるのは言うまでもありません。
以前は外部SEOによって、外部リンクを多く持っていると、検索エンジンは「多くのユーザーから評価されている」という認識をし、価値あるサイトとして評価されやすくなっていました。
しかしながら、外部リンクを増やすために複数のサイトを立ち上げて相互にリンクを貼ったり、リンクの売買をしたりといった内部コンテンツの質とはまったく関係しない不当行為とも言えることが横行しました。
このため、現在でも外部リンクは検索エンジンで上位表示されるための有力な要素ではありますが、かつてほど絶対視されることはなくなっています。
良質なコンテンツを継続して配信し、内部SEOの強化を続けていくことによって、必然的に外部からも評価させるようになり、上位表示へとつながっていくというのが現在の基本的な流れです。
言い換えれば、外部SEOも内部SEOの結果として生じるものという意味合いが強くなっているのです。
1-3. ポータルサイトでは一般サイト以上にSEOが重要
ポータルサイトでは一般サイト以上にSEOが重要になります。
例えば、コーポレートサイトであれば「企業のネット上での存在証明」という意味合いもありますから、必ずしも集客がサイトの評価を決める基準とはならない場合も考えられます。
しかし、どんなにデザインのきれいなサイトを構築し、コンテンツを集めても、集客ができないとポータルサイトは役割を果たすことができません。
多くのユーザーを集客するためにSEO対策を行い、検索エンジンで上位表示をさせるように努めることがポータルサイトには不可欠なのです。
実はSEO対策がしやすいポータルサイト
前の項目で触れたように、効果を速めるための手法があるとは言うものの、SEOの基本はコンテンツの質を向上させることであり、その意味では決して特別なことをするわけではありません。
加えて、ポータルサイトは一般的なサイトと比べてSEO対策がしやすい(効果が出やすい)要素を備えているのです。
それは、以下の3つの点にまとめることができます。
2-1. 情報量を増やしやすい
最初のポイントは、ポータルサイトは情報量が多いことです。
例えばグルメ系のポータルサイトであれば、メインコンテンツとして店舗や料理の情報を掲載します。
そしてサブコンテンツとして、イベント情報や特集記事、運営者が配信するニュース、ユーザー同士が交流を行うコミュニティなどを構築するのが一般的です。
たくさんの店舗を取り込めば必然的にメインコンテンツの量は増えます。その上で、それぞれの店舗についてもできるだけ詳細な情報を掲載すれば、ユーザーにとって使いやすいサイトという評価を得やすくなり、SEOにもいい影響を与えるでしょう。
サブコンテンツもメインコンテンツの量が増えるなかで、コツコツと配信を継続していけば必然的に情報量が多くなっていくはずです。
このように、メインコンテンツの充実を核にして、スパイラル的に情報量を増やしていけるのは、一般的なサイトにはないポータルサイトならではの特徴と言えます。
2-2. キーワードを多く含むことができる
ポータルサイトは基本的に「テーマ型」のサイトと言うことができ、例えば自社の製品・サービスという制約があるコーポレートサイトに比べれば、キーワードベースで考えたコンテンツを盛り込みやすいという性格があります。
例えば旅行をテーマにしたポータルサイトであれば、「旅行 英語」「旅行 持ち物」「旅行 格安」など、旅行に関心のあるユーザーが検索エンジンに入力するであろうキーワードを含んだコンテンツを自由に作成することができます。
逆に言えばSEO効果を考えた上で、多くの人が検索しそうなキーワードを含んだ良質なコンテンツを戦略的に用意していくことが成功のポイントになるのです。
2-3. 評価されやすいサイト構造
ポータルサイトは、基本的にトップページ→カテゴリ→コンテンツ(サブページ)といったように複数のページから成り立っています。
評価されやすいサイト構造というのは、ユーザーが目的の情報にたどり着きやすいサイトになっているということです。
関連性の高いページ同士を内部リンクでつなげたり、タグを付けて分類するなどの工夫をすることでページ数が多くてもすぐに求めるコンテンツまでたどり着けるようになります。
多くの関連情報をコンテンツに含んでいるポータルサイトでは、そのような機能を組み合わせ使いやすいサイト構造にすることで、ユーザーは他のサイトに移動することなく必要な情報を得られるようにすることができます。
そうなれば、サイトの評価も高くなり上位表示を狙うことができるでしょう。
SEO対策万全のポータルサイトの育て方
ポータルサイトを立ち上げた時点では、知名度はありません。
まずは検索エンジンでユーザーの目に見えるところに表示されるようにして、一人でも多くの人にサイトに来てもらい、認知度を上げていく必要があります。
そのためにはSEO対策万全のポータルサイトを構築していく必要があります。
以下の3つのポイントに沿ってポータルサイトを育てていきましょう。
3-1. 検索されやすいキーワードでコンテンツを構成する
ポータルサイトという性格上、コンテンツの量が重要であるのは確かですが、やみくもにコンテンツを増やすというのは決して効果的ではありません。
「2-2. キーワードを多く含むことができる」で説明したように、ユーザーの検索意図を読み取り、求めるキーワードを核にしてコンテンツを作成することを忘れないようにしましょう。
どんなに良質なコンテンツでもサイトのテーマとユーザーの検索意図がマッチしない内容では検索上位に表示されることはありません。
3-2. 仕組みや特徴を明確にする
総合型、地域型、専門型などポータルサイトはいくつかの種類に分類されます。
例えばYahoo! JAPANは、検索エンジン、リンク集、ニュース、オンラインショッピング、天気予報などさまざまなサービスを提供している総合型ポータルサイトです。
トップページからさまざまなサービスへとアクセスすることができるようになっていて、情報量とサービスの数が多いのが特徴です。
しかし、このような形を取れるのは大手で評価を確立したポータルサイトだからでもあります。
新規に立ち上げるポータルサイトが中途半端な形で情報量やサービスを増やすのは得策とは言えません。
特徴を明確にすることで、構造的に使いやすいポータルサイトとなるだけでなく、認知度も上がりユーザーが集まりやすくなります。
3-3. 更新の頻度が高いコンテンツをトップに配置する
ポータルサイトに限った話ではありませんが、サイトは作成して終わりではなく、随時新しいコンテンツを掲載して継続的に運営していくことが重要です。
とりわけ、ポータルサイトは情報の鮮度の高さをアピールする必要があります。
ですから、更新頻度の高いコンテンツはトップページの一番見やすいところに配置しましょう。
最新の情報をすぐに見つけることができるようになっていれば、「きちんと情報を更新していて必要な情報を探すことができる」とユーザーを安心させ、離脱を減らすことができます。
ホームページ制作の費用相場
つづいては、ポータルサイトなどのホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
<作成費用> | <ホームページの特徴> | <どんな企業向きか> |
~30万 | ・テンプレートを使用 ・WordPressなどのCMSで作成 ・画像やテキストは依頼者側で用意 ・簡易的なコーポレートサイト ・簡易的なオウンドメディア ・10ページ以内の作成 |
・費用を抑えたい ・短い納期で依頼したい |
30万~100万 | ・オリジナル性の高いwebサイト ・発注者の要望に沿ったデザイン ・独自コンテンツの充実したwebサイト ・オリジナル性の高いwebサイト ・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業 ・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成 ・トレンドのコンテンツやデザイン ・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 |
・中小企業~大企業 ・規模の大きいWebサイトを作りたい |
200万~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト ・SNSとの連動が可能 ・多機能なWebサイト |
・大企業 ・複数のブランドサイトを制作したい方 ・SNSと連動したWebサイトを作りたい ・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
【まとめ】SEOを理解しユーザーが求めるポータルサイトの構築を
ポータルサイトのSEOについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?
本文でも紹介したようにSEOをという視点で考えるとポータルサイトは一般的なサイトよりも対策を講じやすい性格を持っている上、行うことも特別な技術を必要とするものはさほどありません。
ただし、これらの要素を組み合わせて「ユーザーのニーズに応え、使いやすいポータルサイト」を作るのは簡単ことではありません。
SEO対策も含めてポータルサイト制作のノウハウを持った制作会社を利用するのも一つの方法です。
※こちらの記事ではポータルサイト構築に強い制作会社を紹介しています!
→ポータルサイト構築に強いホームページ制作会社9選
また、「アイミツ」までご相談いただくと、経験豊富なコンシェルジュがご要望に合わせて最適な制作会社を紹介します。お気軽にお問い合わせください。
ホームページ制作会社探しで、こんなお悩みありませんか?
-
一括見積もりサイトだと
多数の会社から電話が・・・ -
相場がわからないから
見積もりを取っても不安・・・ -
どの企業が優れているのか
判断できない・・・
PRONIアイミツなら
発注先決定まで
最短翌日
- 専門コンシェルジュが
あなたの要件をヒアリング! - 10万件の利用実績から
業界・相場情報をご提供! - あなたの要件にマッチした
優良企業のみご紹介!
この記事に関連するホームページ制作会社一覧
ポータルサイトに人気の条件を追加して企業を探す
ポータルサイトに関連する記事
-
ポータルサイト制作の平均費用と料金相場【2024年最新版】
ポータルサイト -
人気の検索ポータルサイトまとめ!国内主要サイトをスマホ版で比較
ポータルサイト
診断とヒアリングから
お探しします