システム改修の進め方|費用やシステム開発会社の選び方を解説【2024年最新版】
「システム改修を外注したいけど、どの会社が良いのかわからない……」
「システム改修を請け負っているシステム開発会社を探すのが面倒!」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
このページでは、10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービスアイミツが「技術力」「特定領域への専門性」を基準に、システム改修に強いおすすめのシステム開発会社を厳選してご紹介しています。
そのほか、システム開発会社選びで失敗しないためのポイントなど、システム改修を依頼する前に知っておきたい知識・ポイントもまとめているので、ぜひご覧ください。
さらに、アイミツでは完全無料でシステム開発会社の一括見積もり・比較も可能です!
時間と手間を大幅にカットしたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
業務改善に強いシステム開発会社 / システム構築会社の一覧も併せてご覧ください。
このページについて
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システム改修とは?改修のタイミングと目的
システムの改修とは、その文字通りシステムをより良いシステムへと改善させることを言います。システム基盤を作り替えなどではなく、これまでにはなかった機能を追加する、デザインを新たにするなどといった修正などが該当します。
あくまでもベースは変更させないまま、ブラッシュアップさせるのがシステム改修にあたると言えるでしょう。
以下では、システム改修についてより具体的に確認していきます。
既存システムの不具合を修正
システム改修で代表的なケースが既存システムに不具合が発生したときの修正です。
システムは、開発当時は問題なかったとしても、不具合が表面化していくことも少なくありません。定期的な運用保守でカバーできる範囲であれば問題ないですが、不具合に気づくのが遅れてしまい対処が遅くなった場合や、すでに他の機能について不具合が発生しており、修正した際に他の不具合が表面化してしまった場合などには、システムの改修が必要となるでしょう。
機能追加などによる業務改善
システムを利用していく上で、「この機能があったらもっと使いやすい」というニーズが発生することは少なくありません。システムによる効率化が行われるようになったことで、より業務をスムーズに進めるためにブラッシュアップさせる必要が生じる場合があります。
その場合、機能を追加することによってパフォーマンスが高まる、費用対効果において損はないと考えられた場合には、システムの改修を行う必要があるでしょう。
新たな機能を追加するということは、システムの2次開発とも言えるような規模の大きな改修になることもあるため、費用対効果については慎重に考慮するべきです。
OSやミドルウェアのバージョンアップに伴う改修
システム構築におけるベースになっているとも言えるサーバーOSやミドルウェアですが、サポート期間はこういった土台に新たなセキュリティプログラムや機能が追加されていきます。
もしもサポート期間が終わってしまってもシステム運用し続けることができますが、アップデートができなくなるため、セキュリティが脆弱になる、サーバーOSなど不具合の修理に対応して貰えない、ソフトウェア・アプリケーションの動かなくなるなどのリスクが生じる可能性があります。
そのため、バージョンアップを行う必要がありますが、新バージョンに移行するときにシステムが動かなくなることが起きる場合があり、その場合は改修を行う必要があります。
システム改修の基本的な流れ
ここからは、システムを改修する際の基本的な流れを確認していきましょう。
システム開発の流れは、基本的に「打ち合わせ・設計・開発・保守運用」の流れで進んでいきます。
打ち合わせ:改修目的や要望のヒアリング
システム改修の打ち合わせ段階では、改修する目的や現場の要望のヒアリングなどがエンジニアによって行われます。
この際に現場における課題やニーズについてきちんと理解し、なぜ改修しなければならないのかをきちんと把握しておかなければ、システム改修はスムーズに進みません。手戻りが発生して余計な手間がコスト、時間がかかってしまうことを未然に防ぐためにも、この打ち合わせ・ヒアリング段階は慎重に行いましょう。
設計:要件定義と仕様書・設計書の作成
打ち合わせ・ヒアリングフローが完了したら具体的に要件定義を行なった上で仕様書や設計書などを作成しなければなりません。ヒアリングで浮かんできた改修目的や現場の要望などを踏まえながら、要件定義を作成していきましょう。
また、要件定義の内容をもとに具体的なシステム内容を決めて仕様書を作成し、要望にもれなく応えていると判断できた場合には設計書の作成に移ります。
この際、システムを改修することによってどのような影響がどこまで及ぶのかを調査する影響範囲調査が行われることも多いでしょう。
開発:改修作業とテストの実施
システム改修における設計書の作成まで完了したら、実際に改修作業やテストを実施していきましょう。
システム改修のプログラミングが完了次第、改修によってその他の部分で新たな不具合が生じていないかチェックする退行テスト(リグレッションテスト)や、改修した部分の単体テストや結合テスト、最終的な動作検証まで行なわなければなりません。また、実際にシステムの納品・運用となる前には、ユーザーテストまで行う必要があります。
保守・運用:システムの正常稼働と活用
システムの改修や各種テストまで完了し、本番環境における動作検証まで問題なく終わったら、システム改修の完了です。
しかし、一般的なシステム開発時と同様に、改修が完了したらそれで終わりではなく、その後もトラブルなく使用できるように保守運用を定期的に行う必要があります。もしも社内ではシステムの保守運用を行えるリソースが割けないという場合には、外部のシステム会社に保守運用を依頼するのも1つの手段でしょう。
システム改修の費用
ここからは、システム改修に必要となる費用について確認していきましょう。
システム改修にかかる開発料金の相場や、システム改修における費用対効果の考え方について紹介していきます。
システム改修の費用相場
システム改修にかかる費用は、システム開発にかかる費用と同様に、改修に携わるエンジニアやプログラマーなどの単価と、何人改修に携わりどれほどの時間をかけて行われるのかによって左右されます。
これは、システム改修の費用を算出する際に、改修に投入した人数と1人あたりの作業時間とをかけた「人月」といった工数単位を用いるから。例えば、システムエンジニアとプログラマの2人によって2ヶ月にわたりシステム改修が行われた場合、2人×2ヶ月=4人月となり、1人の単価が50万円だとすると、4人月×50万円=200万円が改修費用となります。
どのような改修を行うのか、どれくらいの単価のエンジニアを何人作業にあてるのかによって費用は大きく変わるため相場はいくらと明示するのは難しいでしょう。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
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費用対効果の考え方
システムの改修を行う際には、費用対効果が高いかどうかを判断しなければなりません。
システム改修における費用対効果は、システムを改修したことによって得られたパフォーマンスを金額に換算し、システム改修にかかった費用とを比較して算出することができます。
例えばシステム改修によってとある新たな機能を追加したことにより、業務の効率化が進んで売上が100万円になったという場合、改修にかかった費用が70万円だったら、30万円のプラスとなり費用対効果が高いと考えられるでしょう。
システム開発会社の選び方と注意点
ここからは、システム開発会社を選ぶ際に注意しておきたいポイントについて確認していきましょう。
システム改修を行う際には、どの会社に依頼するのかが非常に重要なポイントとなります。発注業者選びで失敗しないためには、以下であげる3つのポイントに注意してください。
これまでの実績を確認する
システム改修を依頼する会社を選ぶ際には、これまでの開発実績・改修実績についてきちんと確認しておきましょう。
過去に何社から依頼を受けどのくらい開発に携わってきたのかといった数字も重要ですが、ここでもっとも重要になるのが「どのようなシステム開発・改修に携わってきたのか」というポイントです。
例えば、会社で使用している営業管理システムの改修を検討しているという場合には、営業管理システムをはじめとする業務系システムの開発実績が多い会社を選ばなければなりません。
業務系システムを改修したいにもかかわらず、Webシステム系やアプリケーションなどといった異なる分野を得意とした会社に依頼してしまっては、思ったような仕上がりにならず手戻りも多いでしょう。
コミュニケーションがとりやすいか確認する
システム改修を外注した場合、基本的には外注先の会社で開発を行うため担当者との膨大なやり取りが発生します。そのため、担当者とスムーズなコミュニケーションが重要になります。
例えば、電話やメールだけでのやりとりではなく、チャットツールやビデオ通話を使用してコミュニケーションを取るなどレスポンスがしやすい環境を整えることが大切です。
また、担当者と意思疎通がしやすいかも重要。提案が一方的や専門用語を説明せず多用するなどコミュニケーションが難しいと感じた場合は、担当者の変更や外注先を変えるなど対応が必要でしょう。
見積もりを複数社から取る
システム改修を依頼する会社を探す際には、必ず複数社から見積もりを取りましょう。
費用はエンジニアの技術力が高いほど高くなる傾向があり、他社の見積もりと比較して、突出して費用が安い会社は注意が必要。低価格な理由を確認した方が安心でしょう。また、下記に低価格でシステム改修が可能な理由で多いものをまとめているので、ご参考にしてください。
・全ての工程を自社で対応している
・限定的な仕様にしている
・簡単な実装方法にしている
・システム開発を海外で行っている
安易に費用が安い会社を選んでしまうと自社で求めているシステム改修に対応できず、使い物にならないシステムが生まれる可能性もあります。そのような事態を防ぐために低価格の理由はしっかり確認するべきでしょう。
システム改修にアドバンテージを持つシステム開発会社4選
自社で使っているシステムの改修を、開発元とは違う会社へ依頼する際、詳細の仕様書などが残っていないケースが多くあります。その場合、システムを調査して変更点が他に与える影響がないか精査する作業など、非常に大きな手間と高い技術が必要です。他社開発システムの改修・保守を受け付けているシステム開発会社は、自社の技術力に大きな自信を持っている、課題解決へ情熱を持っている、といえるのではないでしょうか。
まずは、そんな時にも頼れるシステム改修にアドバンテージを持つシステム開発会社からご紹介します。
株式会社エクサバイト
こんな人におすすめ
・システム改修のノウハウが豊富な会社に依頼したい方
・システム開発の実績を重視したい方
・自社システムを再開発して欲しい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2000年 |
会社所在地 | 愛知県名古屋市中区大須2-10-45 ビジネスポイント大須2F |
株式会社ユースエンジニアリング
こんな人におすすめ
・システム改修を依頼できる会社を探す愛知県の方
・予算・納期にあわせた最適な提案をして欲しい方
・長年システム開発を手がけてきた経験を重視したい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 1981年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 愛知県春日井市松河戸町3-12-6 |
コアース株式会社
こんな人におすすめ
・システム改修の要望に柔軟に対応できる会社に依頼したい方
・オーダーメイドシステム開発の経験を重視したい方
・ハードウェアと連携するシステム改修を検討している方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2003年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 大阪府大阪市北区天神橋2丁目5-28 千代田第二ビル8F |
電話番号 | 06-6949-8256 |
株式会社ベクタス
こんな人におすすめ
・信頼できる会社にシステム改修・保守を任せたい方
・多様な業務システム開発の実績を重視したい方
・システム改修・保守スタッフに常駐して欲しい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2015年 |
従業員数 | 5-9人 |
会社所在地 | 神奈川県横浜市中区扇町1-1-25 キンガビル |
ここまで、システム改修にアドバンテージを持つシステム開発会社を紹介してきました。
システムの改修には、ソースコードなど大幅な書き換えが必要なものから、見た目がガラッと変わる改修でも短期間で済むものなど、内容の精査をしなければ正確な見積もりは難しいケースがほとんどです。特に、他社が開発したシステムの改修であればなおさらでしょう。
多くのシステム開発会社が、他社開発のシステム改修を敬遠するのは、見積もりにかける費用対効果の複雑さも、要因のひとつといえるでしょう。
アイミツでは国内トップクラスのシステム開発会社登録数の強みを生かし、コンシェルジュが丁寧にご要望のヒアリングをした上で、最適なシステム開発会社をご提案しています。
複数社の一括見積もりも完全無料なので、比較・検討にかかる時間やコストを大幅にカットすることが可能です。システム開発会社選びで迷われている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
特定領域のシステム改修に強いシステム開発会社3選
ここまでは、オンプレミスやクラウド型のwebシステムも含めた、オールマイティに対応できるシステム開発会社を紹介してきました。
他にも、ExcelやAccessで在庫管理システムを稼働させていたり、webを活用してシステムを稼働させていたり、といった特定領域のシステムに強みを持っている会社が多数あります。
ここからは、そんなシステム改修の特定領域に強みを持ったシステム開発会社をご紹介します。
株式会社アクシア
こんな人におすすめ
・Java、PHP、Rubyで開発されたwebシステム改修を依頼したい方
・システム改修だけでなく運用も依頼したい方
・他社で断られたwebシステムの改修を依頼したい方
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津田塾大学のwebシステム開発WEBシステム開発出典:津田塾大学
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株式会社アイ・グリッド・ソリューションズの電力システム開発電力システム開発出典:株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2006年 |
従業員数 | 10-29人 |
会社所在地 | 東京都千代田区九段南一丁目5番6号りそな九段ビル5F |
電話番号 | 03-5835-2820 |
株式会社サイクス
こんな人におすすめ
・webシステム改修をフルサポートして欲しい方
・業務システム開発に情熱を持った会社に依頼したい方
・勢いの感じさせる開発会社に依頼したい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2011年 |
会社所在地 | 東京都千代田区岩本町3-1-10 カネヒロビル7F |
電話番号 | 03 |
株式会社アクセスエンタープライズ
こんな人におすすめ
・システム改修でAccessを使い続けたい方
・他社でAccessシステムの改修を断られてしまった方
・こだわりのシステム開発会社に依頼したい方
予算感 | 要問い合わせ |
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設立年 | 2012年 |
従業員数 | 1-4人 |
会社所在地 | 東京都杉並区井草1-34-15 |
電話番号 | 03-6454-7420 |
【低予算で作りたい方必見!】システム開発に使える補助金・助成金まとめ
システム開発には、それなりの費用がかかります。そこで、少しでも費用を抑えたいときに役立つのが国や地方自治体の補助金です。以下にシステム開発に活用できる補助金を3つ厳選してご紹介します。原則、契約前に申請が必要なので、発注先選びと並行して補助金情報を調べるのがおすすめです。
最大補助額 | 補助率 | 申請方法 | |
IT導入補助金 | 450万円 | 1/2以内 | 電子 |
ものづくり補助金 | 5,000万円 | 1/2または2/3 | 電子 |
持続化補助金 | 200万円 | 1/4 | 電子または郵送 |
IT導入補助金(サービス等生産性向上IT導入支援事業費補助金)
「IT導入補助金」は、ITを活用した中小企業や小規模企業の業務効率化・売り上げの向上を目的とし、ホームページ作成、クラウドツール・業務用ソフトウェアの導入にかかる費用の一部を補助します。補助額は最大450万円・補助率1/2以内です。
出典:IT導入補助金2023 https://www.it-hojo.jp/
ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)
「ものづくり補助金」は、中小企業・小規模事業者が制度変更などに対応するための革新的サービス開発、設備投資などを支援する補助金です。「通常枠」「デジタル枠」「グローバル市場開拓型」などが設定されています。最大補助額は5000万円で、補助率は1/2または2/3です。
出典:ものづくり補助金総合サイト https://portal.monodukuri-hojo.jp/
持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)
「持続化補助金」は、小規模事業者が制度変更に対応し、持続的な経営を実現するために必要な販路拡大に関わる経費を一部補助するものです。通常枠または特別枠(賃金引上げ枠・卒業枠・後継者支援枠・創業枠など)の申請類型いずれか1つの枠のみ申請可能。最大補助額は通常枠で50万、その他の枠で200万円で、ウェブサイト関連費の補助率は1/4です。
出典:小規模事業者 持続化補助金(一般型)https://r3.jizokukahojokin.info/
補助金について、さらに詳しい情報を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
補助金を利用する際は、申請スケジュールや必要書類の準備に注意しましょう!
補助金を利用する上で何より大切なのは、規定に沿ってきちんと申請を行うことです。事業計画書、経費明細書など、必要な書類は各補助金・助成金の公式ホームページに記載されているため、もれなく準備し、不備のないように記載しましょう。
しかし、補助金申請は揃える書類や申請項目も多く、業務が煩雑になりがちです。スケジュールをきちんと把握しておらず、「気がついたら申請期限を過ぎていた」なんてことが起こる場合も。
「アイミツ」は、申請をスムーズに進められる補助金に詳しいホームページ制作会社を厳選し、「無料」でご紹介可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※補助金については2023年5月時点の情報をもとにご説明しています。
よくある質問
システム開発でよくある質問をいくつかご紹介します。
システム開発にデザインって必要なの?UI、UXってなに?
デザインって必要?
イラストや装飾等のデザインを準備するは必要ありませんが、可能であれば簡易的なシステムの画面設計を用意しておくと良いでしょう。用意が難しければ、完成イメージに近い既存のシステムを探しておくだけでも、開発会社からのヒアリングの際に役に立ちます。
UI、UXってなに?
システム開発にはUIデザインと呼ばれるデザインが必要となってきます。UI(ユーザーインターフェース)とは、ユーザーが商品・サービスを利用する際の直接触れる接点のことで、システムやアプリであれば操作画面のことを指します。UIの他にもUX(ユーザーエクスペリエンス)というデザインの概念もあります。UIとUXの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。
アプリとシステムではどういう違いがありますか?どちらで発注すれいい?
アプリ開発
決められたシステム基盤の中で動作するソフトウェアのことです。例えばスマホのゲームアプリなど、メインとなるシステムが別にあり、そのシステムを通して動作するソフトウェアをアプリと呼びます。
システム開発
他のシステムの枠組みの中で動くのではなく、仕組みそのものを構築するのがシステム開発です。実際につくられるシステムの例としては、勤怠管理システムや顧客情報管理システムなどが挙げられます。
どっちで開発したらいい?
一般のユーザーにも配信したり、SNS等で拡散したいのであればアプリ開発がいいでしょう。その他スマホのカメラやGPS、Bluetooth機能を使いたい場合もアプリがおすすめです。システム開発とどちらで発注するか迷う場合は、アプリ開発とシステム開発のどちらも行っている会社に相談すると良いでしょう。
既存のシステムを改修してもらうことはできますか?
ソースコードが読める状態のシステムであれば、対応可能なケースが多いです。仕様書や設計書などの資料があれば効率的に進められますが、ない場合でも多くの場合可能です。資料がない場合、修正場所をさがしたり、テストに時間がかかったり、改修規模に関わらず納期が長くなるケースが多いので、見積もり請求時には資料の有無を明記の上、納期をご確認ください。
システム開発の費用相場はどのくらいですか?
費用相場は、プログラマであれば安くて40万円から60万円程度。システムエンジニアであれば安くて60万円~120万円程度となっています。費用はプログラマやエンジニアのスキルや開発規模によって決まる仕組みが多いようです。
平均費用の相場 | 233万円~ |
簡易顧客システム | 20万円~ |
webシステム | 130万円~ |
業務システム | 400万円~ |
システム開発の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
システム開発の依頼するまでの流れ・準備することは?
システム開発を依頼する前に、最低限以下の内容を準備しておくとスムーズでしょう。
目的とゴール、ターゲット、コンセプトの整理
まずは開発するシステムに求める目的とゴール、合わせて使用するユーザー像を明確にしてコンセプトを設定しましょう。そこから必要な情報を洗い出し、システムに実装する機能を考えていきます。
システムに実装したい機能や仕様をまとめる
目的を達成するために、どんな機能が必要なのか、どのような仕様にしたいのかを整理してみましょう。機能や仕様などの要件定義は、システム開発会社が主導でヒアリングを行って進めますが、発注側でもあらかじめ考えておくことで、システムで何を解決したいのかが明確になり、発注後のやりとりもスムーズに進めることができます。
この2点が曖昧だと方向性が定まらず、正式なお見積もりを手に入れることが遅くなったり、最終的に出来上がったものがイメージと違うものが出来上がる可能性があります。詳細まで考え切らずとも、ある程度まとめておくと良いでしょう。あるいは、完成イメージと似ている他のシステムを探すのも一つの手です。
システムの開発期間ってどのくらい?
システム開発に掛かる期間は制作するシステムの具合によって大きく異なるでしょう。すべてのシステムを1から制作する「フルスクラッチ」型では、一般的に最短で6ヶ月ほど時間が掛かるとされています。一方で、ある程度のモジュールを組み合わせて開発ができる「クラウド」型であれば、最短2ヶ月ほどで開発できるケースがあるのも事実です。とはいえ、実際のシステム開発スケジュールは構築したいシステムや開発工程よって大きく変動します。あくまで目安の期間となるため、動員されるエンジニア・プログラマーや予算をもとに、両者が納得する納期を設定することが大切です。
- 発注先探しのコツは?
- 費用や品質を比較するために複数の企業に問い合わせることが一般的です。
実際に問い合わせをした人の多くは平均4,5社見積もりをとっています。 - 4,5社の見積もりが揃うまでにかかる期間は?
- 4,5社の企業探しから打ち合わせ、見積もり取得するまでには2〜3週間ほどかかる場合が多いでしょう。PRONIアイミツなら最短翌日までに最大6社の見積もりがそろいます。
システム開発会社探しで、こんなお悩みありませんか?
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