WordPressのセキュリティ対策におすすめのプラグイン7選:セキュリティ強化の重要性も紹介【2024年最新版】
インターネットにてWebサイトを公開する以上、万全なセキュリティ対策が必須です。CMSとして世界トップのシェアを誇るWordPressで構築したWebサイトであっても、それは例外ではありません。そこでこの記事では、営業・バックオフィスなど、さまざまな分野の発注先を比較検討できる「PRONIアイミツ」が、WordPressにおけるセキュリティ対策・強化の重要性や、頻発するサイバー攻撃の種類などに触れながら、WordPressのセキュリティ強化におすすめのプラグイン7選を紹介します。
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WordPressにおけるセキュリティ対策・強化の重要性
WordPressは世界トップのシェアを誇ります。つまり、数あるCMSの中で最も人気が高いと言われています。その分、セキュリティの知識に乏しいユーザーも多く、十分な対策が施されていないケースが少なくありません。
そのため、サイバー攻撃の標的にされやすく、実際、これまでに大きな被害が発生したケースもあります。ついては、万全なセキュリティ対策の上、状況に合わせてそれを強化していくことが極めて重要なのです。
WordPressで頻発するサイバー攻撃の種類
WordPressで頻発するサイバー攻撃には、どのような種類があるのでしょうか。その主なものを以下で紹介します。
ハッキング
ハッキングとは、機密情報の盗難やシステムの破壊・乗っ取りなどを目的とした悪意のある攻撃を行うことです。シェアが大きいこともあり、ハッキングを受けたWebサイトで利用されているCMSは、WordPressが最も多いと言われています。容易に復旧できないほどの被害を受けるケースもあるため、十分に対策することが重要です。
悪質リンクの埋め込み
悪質リンクの埋め込み行為は、主にWordPressの脆弱性を狙い、入力フォーム欄などから特定のスクリプトを送信するクロスサイトスクリプティングと呼ばれる手口で行われます。フォームのバリデーション(入力チェック)を適切に実施するなどの対策が必要です。
ウイルスの拡散
ウイルスの拡散は、WordPressのサイトにある入力フォーム欄などを用いて特定のスクリプトを送信の上、データベースに不正アクセスするSQLインジェクションと呼ばれる手口で行われます。
拡散を防ぐには、前項の悪質リンクの埋め込みと同様、バリデーションなどによって十分に対策しておくことが重要です。
スパムコメント
特定の広告や悪質なサイトへのリンクなど、コンテンツと無関係な内容を記載するスパムコメントは、WordPressのコメント承認機能などを用いて防ぐことが可能です。
膨大な数のスパムコメントが自動で送られるケースも多くあります。ユーザーがリンクをクリックしてしまうとフィッシングなどの被害に遭う恐れがあるため、十分な注意が必要です。
脆弱性を利用した攻撃
WordPressの脆弱性は、本体の脆弱性およびプラグインやテーマの脆弱性という2つに大別できます。
いずれにせよ、上述したサイバー攻撃のほか、管理画面への不正アクセスやスパムメールの大量送信といったさまざまな被害を引き起こす原因となるため、確実に対応しておくことが重要です。
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WordPressのセキュリティ強化はプラグインがおすすめ
WordPressのセキュリティを強化するには、プラグインの利用がおすすめです。プラグインとは、特定のニーズに合わせてWordPressの機能を拡張するツールで、本体とは別に追加でインストールすることにより、標準では備えられていない新たな機能を実現できます。
現在では、セキュリティを充実・強化させるためのプラグインが数多く公開されており、それらを導入することで、WordPressによって構築されたWebサイトのセキュリティレベルを容易に向上させることが可能です。裏を返せば、サイバー攻撃の標的にされやすいWordPressにおいては、セキュリティ強化のためのプラグイン導入が必須であるとも言えます。
WordPressのセキュリティ強化におすすめのプラグイン7選
上述したとおり、WordPressを利用するにあたっては、セキュリティ強化のためのプラグイン導入が必須と言えるでしょう。そこで以下より、WordPressのセキュリティ強化におすすめのプラグインを、厳選して7つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
Site Guard WP Plugin
SiteGuard WP Pluginは、国内のサイトで数多く利用されているオープンソースのプラグインです。
連携することで、下記の機能でセキュリティ対策が可能です。
・管理ページのアクセスフィルター
・ログインページURLの変更
・不正ログインを防ぐログインロック
・pingback(ピンバック)機能の乱用を防止する無効化
・WAFのチューニングサポート
導入するだけでさまざまなセキュリティ機能が実現が可能。初心者におすすめのプランニングになります。
無料で利用可能な上、日本語にも対応しており、まずは手軽にセキュリティレベルを向上させたい場合に有効です。
Google Authenticator
Google Authenticatorは、WordPressの管理画面にアクセスする際のログイン操作において、2要素認証を提供するためのプラグインです。
2要素認証とは、異なる2つの要素を使用してユーザー認証を実現するしくみで、ユーザー名とパスワードによる通常の認証に加えて、スマートフォンを利用した認証も実施することで、セキュリティを強化します。
無料で利用可能ですが、WordPressの管理画面からインストールし、有効化した上で、さらにスマートフォン(AndroidまたはiPhone)に専用アプリのインストールが必要です。部分的なセキュリティ対策のため、他のプラグインとの併用するのが基本でしょう。
All In One WP Security & Firewall
All In One WP Security & Firewallは、導入するだけで総合的なセキュリティ対策が実現できるオープンソースのプラグインです。
連携することで以下のような機能を利用が可能です。
・ログインページのカスタムURL化、
・スパムコメントの排除、
・コピーなどの操作制限によるコンテンツ盗難防止
・ログインを複数回試行するユーザーに対するロックアウト機能
・ファイアウォール(外部ネットワークからの攻撃や不正アクセスを防御するしくみ)
無料で利用可能ですが、機能が豊富な分、設定が多岐にわたるため、ファイアウォールなどに対する一定の知識を有している企業におすすめです。
Wordfence Security
Wordfence Securityは、2要素認証やロックアウトなどのセキュリティ機能はもちろん、導入するだけで最新のマルウェア対策やファイアウォールが実現できるプラグインです。
無料版のほか、複数の有料プランが用意されており、状況に合わせて選択できます。有料版では、IPブロックリストへのリアルタイム対応や、サイトスキャンの機能拡張、複数サイトに対するセキュリティの一元管理などが可能です。設定項目が多いほか、英語表記となるため、相応のセキュリティ知識を有した上で同様のツールを使い慣れている企業におすすめします。
iThemes Security
iThemes Securityは、Webサイトの種類や目的に合わせたセキュリティ対策を実現できるプラグインです。
IPアドレスによるアクセス制限やロックアウトといった基本機能のほか、「Ecommerce」「Network」「Blog」「Portfolio」などからサイトタイプを選択の上、適切なセキュリティ設定を適用できます。
また、悪質ユーザーのアクセスや第三者によるファイル変更など、セキュリティに関するイベントを24時間監視できる上、WordPressの脆弱性をチェックすることも可能です。無料版のほか、より高度な機能を実現した有料版も用意されています。目的に応じて綿密なセキュリティ対策を実施したい企業などにおすすめです。
Akismet Anti-spam
Akismet Anti-spamは、グローバルデータベースと照合することでフォームの送信内容をチェックし、スパムコメントをブロックできるプラグインです。すべてが自動で行われるため、管理者が手間をかけてコメント内容を吟味する必要はありません。
スパムと判定されたコメントをあとから確認することも可能です。非商用の個人サイトであれば無料で利用できますが、企業が商用サイトなどで活用する場合には有料となります。スパムコメントの対策としてはトップレベルの人気を誇るプラグインであり、ユーザーからのコメントを許可しているサイトであれば、導入することをおすすめします。
BulletProof Security
BulletProof Securityは、ログイン監視、スパム対策、データベースバックアップ、ファイアウォール、マルウェアスキャナーなど、さまざまなセキュリティ機能をシンプルに実現したプラグインです。
他のプラグインとの競合や100以上におよぶ既知の問題なども自動的に修正するため、安心して導入できます。無料版のほか、より自動化の進んだ有料版も用意されていますが、いずれも日本語に対応していないことには注意が必要です。ある程度英語表記に通じている企業が、手軽に基本的なセキュリティ対策を実現したい場合には、おすすめであると言えます。
プラグイン以外でできるセキュリティ対策
WordPressのセキュリティ対策においては、プラグインを導入する以外にも留意すべきポイントがいくつか存在します。以下より、プラグイン以外でできる主なセキュリティ対策について、順に解説します。
WordPressを最新の状態に保つ
WordPressは、度重なるバージョンアップによって既知の脆弱性が修正されています。サイバー攻撃による被害を受けたWordPressのほとんどが、古いバージョンであったとも言われているため、最新のバージョンが公開されたらすぐに対応しWordPressを最新の状態に保ちましょう。
また、プラグイン・テーマ・プログラミング言語であるPHPなど、WordPressを構成する要素についても同じことが言えます。自動アップデートを有効化するなどの対策によって、すべて最新バージョンを利用するようにしましょう。
WebサイトをSSL化する
SSL(Secure Sockets Layer)は、ネットワーク上でやり取りされるデータを暗号化するしくみです。現在では、WordPressのサイトに限らず、ほとんどのWebサイトにおいて採用されており、SSL化されていないサイトへのアクセスでは、Webブラウザからアラートが発せられることもあります。
SSL化により、クレジットカード番号や個人情報といった機密データも安心して送受信できるようになるため、もはや必須の対策と言えるでしょう。
ログインパスワードを定期的に変更する
管理画面へログインするためのパスワードを定期的に変更することも、WordPressにおいては重要なセキュリティ対策の1つと言えます。また、記号・数字・大文字・小文字をすべて含めた8文字以上のものにする、誕生日など推測可能な文字列は使用しない、といった配慮も必要です。
利用しないプラグインを削除する
WordPressの本体だけでなく、プラグインに脆弱性が存在する場合もあります。セキュリティリスクを低減するには、利用しないプラグインは迅速に削除することも重要です。なお、無効化しただけではプラグインのプログラムが残ってしまい、十分な対策とは言えないため、完全に削除しておく必要があります。
WAFを導入する
WAF(Web Application Firewall)は、Webアプリケーションの脆弱性を悪用したサイバー攻撃を防ぐためのセキュリティ対策の一種です。ネットワーク上、WordPressのようなWebアプリケーションの前面に配置することで、攻撃を検出し、被害を食い止めます。専用のハードウェアを設置するタイプや、サーバーに専用ソフトウェアを導入するものなど、いくつかの種類があるため、状況に合わせて適切に選定することが重要です。
ホームページ制作会社の費用相場
つづいては、ホームページ制作にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。
作業費用 | ホームページの特徴 | どんな企業向きか |
~30万円 | ・テンプレートを使用・WordPressなどのCMSで作成・画像やテキストは依頼者側で用意・簡易的なコーポレートサイト・簡易的なオウンドメディア・10ページ以内の作成 | ・費用を抑えたい・短い納期で依頼したい |
30万~100万円 | ・オリジナル性の高いwebサイト・発注者の要望に沿ったデザイン・独自コンテンツの充実したwebサイト・オリジナル性の高いwebサイト・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 | ・中小企業・凝ったWebサイトを作りたい |
100万~200万円 | ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成・トレンドのコンテンツやデザイン・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能 | ・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方・SNSと連動したWebサイトを作りたい・機能性の高いWebサイトを作りたい |
200万円~ | ・完全オリジナルデザインのWebサイト・SNSとの連動が可能・多機能なWebサイト | ・大企業・複数のブランドサイトを制作したい方・SNSと連動したWebサイトを作りたい・機能性の高いWebサイトを作りたい |
ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。
WordPressのセキュリティ対策は早めの相談がおすすめ
WordPressはあらゆるWebサイトの構築に利用されており、コーポレートサイトやサービスサイトなど、企業がビジネス用途で有効活用することも十分に可能です。一方で、前述したとおり、サイバー攻撃の標的にされるリスクは決して低いものではなく、顧客データなどの機密情報や自社の資産を守るためには、プラグインの利用を始めとする万全なセキュリティ対策を施しておく必要があります。
ただし、セキュリティ対策用のプラグインは、手軽に導入できる反面、適切な設定などによる効果的な活用が容易ではないケースもあるのが現実です。そのため、もし自社での対応が難しいとお考えの場合は、外部のプロフェッショナルに相談する、外注を検討することも有効な選択肢の1つと言えます。
【まとめ】 WordPressのセキュリティ強化を踏まえてプラグインを選ぼう
以上、WordPressにおけるセキュリティ対策・強化の重要性や、頻発するサイバー攻撃の種類などに触れながら、WordPressのセキュリティ強化におすすめのプラグイン7選を紹介しました。本記事を参考に、セキュリティ強化の重要性を理解した上で、適切なプラグインを導入するなどの対策を実現していただければ幸いです。なお、外注を検討する場合は、ぜひ「PRONIアイミツ」をご利用ください。ご要望をお伺いした上で、それに見合った会社を「無料」で複数ご紹介します。お気軽にご相談ください。
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