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Shopify Paymentとは?決済方法や設定方法、手数料までまとめて解説【2024年最新版】

更新日:2024.01.24

ShopifyでECサイトを立ち上げる際に、決済方法の選定でお悩みの方は多いのではないでしょうか。そこで今回はShopifyの公式決済サービスである「Shopify Payment(ペイメント)」について、特徴やメリット・デメリット、設定方法、気になる手数料など、事前に知っておくと役に立つ情報を分かりやすくまとめます。

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Shopify Paymentとは

Shopify Payment(ペイメント)とは、Shopifyの公式決済サービスであり、設定から販売までワンクリックでさまざまなオンライン決済を可能にします。豊富に用意された決済方法の中から利用者は自身が希望する決済可能を導入できるだけでなく、支払い状況の確認をはじめとしたキャッシュフローの管理まで手軽に行えるのが魅力的です。

Shopify Paymentと他決済方法の違い

Shopify Paymentのような決済システムが導入されていない場合、一般的にECサイトの利用者は外部決済サービスを利用する必要があります。しかし、この方法の場合には、利用希望する外部決済サービスに登録して審査を通過しなければなりません。その分手間と時間を割く必要があるほか、別々のシステムで販売状況と決済状況を照らし合わせながら確認することとなります。
その他にも、決済会社に支払う初期費用や月額料金というコスト面の問題も大きな課題でしたが、Shopify Paymentはこれらの手間・時間・コストといったあらゆる問題を解消してくれるシステムです。

Shopify Paymentで利用できる決済方法

Shopify Paymentでは以下の決済方法が利用できます。

Shopify Paymentの決済方法
  1. クレジットカード(VISA・JCB・Master Card・American Express)
  2. Shop Pay
  3. Apple Pay
  4. Google Pay

なお、Shop Payとは、ユーザーがクレジットカード情報や住所などの情報を入力することなくスピーディに決済を完了できる、Shopify独自の決済サービスのことです。

「自社にあった会社が見つからない」「会社選びに時間が割けない」とお悩みの方は、お気軽に「PRONIアイミツ」にお問い合わせください。数あるホームページ制作会社からあなたの要望にあった会社をピックアップして無料でご紹介いたします。

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Shopify Paymentの利用で必要な手数料

決済サービスの利用時に気になるのが手数料ですが、ここではShopify Payment関連の手数料をまとめます。

Shopify Paymentの決済手数料

Shopifyでは3つの料金プランが用意されており、Shopify Paymentの決済手数料は料金プランによって異なります。プランごとのShopify Payment利用時の決済手数料、およびShopify Paymentを利用せず外部サービスを利用した場合の取引手数料を以下の表にまとめたので参考にしてください。

Shopify Paymentの決済手数料
日本のオンラインクレジットカード手数料 海外/Amexのオンラインクレジットカード手数料 JCBのオンラインクレジットカード手数料
ベーシック 3.4% 3.9% 4.15%
スタンダード 3.3% 3.85% 4.1%
プレミアム 3.25% 3.8% 4.05%
Shopify Payment利用なし(プラスでかかる取引手数料) 2.0% 1.0% 0.5%

ご覧のとおり、Shopify Paymentを利用していない場合は「決済手数料+取引手数料」の形となるため、Shopify Paymentのコストパフォーマンスが優れていることがよく分かります。

振込手数料や初期費用

Shopify Paymentを利用するにあたり、初期費用や振込手数料などのコストは発生しません。つまり、決済手数料だけでクレジットカードやモバイル決済(スマホ決済)を導入・利用できるので、外部サービスを利用する場合と比べるとコストパフォーマンスの高さは一目瞭然です。

Shopify Paymentの設定方法

ここでは、Shopify Paymentの利用を開始するために必要な設定方法を4つのステップに分けて解説します。

口座情報や請求者情報を登録しておく

まずは、Shopify Paymentを利用するために必要な銀行口座と明細書へ記載する請求者情報を登録しましょう。銀行口座は売上を入金するために用いる口座であるため、Shopify Paymentの設定を行う前に確認しておく必要があります。また、決済が完了したタイミングで発行される明細書に請求者情報が記載されるので、こちらもあわせて確認しておきましょう。

ストア通貨を設定する

Shopify Paymentの設定における最初のステップが通貨の設定です。通貨には、「商品価格決定時に用いるストア通貨」「Shopify Paymentが銀行口座への入金時に用いる通貨」の2種類が存在します。原則、この2種類は同一でなければいけませんが、日本でストアを運営する場合は「日本円」に設定すれば問題ありません。以下で設定方法について簡単にまとめたので参考にしてください。

ストア通過の設定方法
  1. 管理画面の「設定」内「一般設定」をクリック
  2. 「ストア通貨」欄から使用通貨を設定

Shopify Paymentを有効化する

通貨の設定が完了した後は、以下の流れでShopify Paymentを有効化します。

Shopify Paymentを有効化する方法
  1. 管理画面の「設定」内「決済」をクリック
  2. 「アカウントの設定を完了する」をクリック

なお、2番目のステップについてはストアの設定状況次第で案内の内容が異なる可能性があります。「Shopify Paymentを有効にする」といった表示になっているケースもありますが、基本的には管理画面の「設定」から「決済」へ進み、Shopify Paymentの記載がある箇所で有効化、もしくは設定を完了させる旨の表示を選択する形で問題ありません。

各種必要な事項を設定する

Shopify Paymentの有効化やアカウントの設定完了ボタンを押した後は、画面の案内に従い、以下のような必要事項を設定しましょう。

Shopify Paymentで設定する項目
  1. ビジネスの種類(個人/個人事業主/法人の選択)
  2. 郵便番号、住所、法人名、会社法人番号などの法人情報
  3. 氏名、生年月日、住所などの個人情報
  4. 販売する商品の詳細、請求明細書の表記(明細書に表示されるストア名と電話番号)

以上のようにさまざまな情報を登録しますが、基本的には画面の案内どおりに入力を進めていけば難しい設定ではありません。

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Shopify Paymentのメリット

ここでは、Shopify Paymentを利用する具体的な3つのメリットを紹介します。順にチェックしてみましょう。

導入ハードルが低い

Shopify Paymentは初期費用・導入費用が無料であるため、導入にあたってのコスト面の心配がありません。コストだけでなく、利用するための手続きがシンプルかつスピーディに完了できるのも魅力的。例えばクレジットカード決済を個別に導入する際には、書類作成に手間がかかるとともに、審査にも時間を用意します。一方Shopify Paymentなら設定は簡単で、手続き後すぐに利用できる点がメリットです。

取引手数料がかからない

決済サービスの中には、「決済手数料+取引手数料」という形で複数の手数料が発生するものも珍しくありません。一方Shopify Paymentの場合は、全てのプランにおいて決済手数料以外の手数料がかからない仕組みとなっています。Shopify paymentを使用せず外部の決済サービスを利用した場合には、決済手数料に加えて取引手数料がかかってしまうので、決済時のコストをなるべく抑えたいならShopify Paymentの利用がおすすめです。

決済情報の管理が簡単

Shopify Paymentはオフィシャルサービスであるため、Shopifyの管理画面から支払い状況や支払い額の確認が可能です。外部決済サービスの問題点として、販売・決済それぞれの管理システムが別々となっているため、管理の工数が増えてしまう点が挙げられますが、一方Shopify Paymentなら1つの管理システムで販売・決済を連動しながら管理できるため、工数削減や管理ミスの防止に役立ちます。

Shopify Paymentのデメリット

Shopify Paymentにはデメリットもあるので、メリットと照らし合わせながらチェックしましょう。

決済方法が限られている

Shopify Paymentでは、対応している決済方法が各種クレジットカードとモバイル決済(スマホ決済)に限定されています。近年では、コンビニ決済、後払い、Pay Pay、キャリア決済など、利用者が求める決済方法は多種多様となっていますが、Shopify Paymentだけですべてをカバーすることはできません。とはいえ、Shopify Payment以外の決済サービスを併用することも可能ですから、必要に応じて追加すると良いでしょう。

対象国が限られている

Shopify Paymentは現状(2023年9月25日時点)、23カ国のストアでのみ利用できるサービスとなっています。そのため、対象国以外を拠点にストアを運営する場合、Shopify Paymentは導入できません。とはいえ、日本はもちろん、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツなど、主要なエリアには対応しているので、それほど大きなデメリットにはならないかもしれません。

チャージバック手数料がかかる

チャージバックとは、クレジットカードの不正利用、商品の未発送、到着商品の破損などを理由として、カード所有者が支払いに同意ない場合に実施される返金処理のことです。Shopify Payment経由で決済が行われた後にこのチャージバックが発生すると、手数料として日本では1,300円が請求されます。ただし、問題が解決された場合にはチャージバック手数料が返金される場合もあります。

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Shopifyで使えるその他の決済方法

Shopifyでは、Shopify Payment以外にもさまざまな決済サービスが使用できます。今回は日本で使える決済サービスの一覧を紹介しますので、参考にしてください。

Shopifyで利用できる決済サービス
  • Apple Pay
  • Google Pay
  • Shop Pay
  • PayPal
  • Amazon Pay(アマゾンペイ)
  • KOMOJU
  • 携帯キャリア決済
  • Paidy
  • SBペイメントサービス(SBPS)
  • NP後払い
  • atone
  • NP掛け払い
  • GMOペイメントゲートウェイ
  • Smartpay
  • 後払い.com


Shopify Payment自体は対応している決済方法が限定的ではあるものの、これだけ多くの決済サービスが利用できるのであれば、幅広いユーザーのニーズをカバーできるでしょう。

ホームページ制作の費用相場

つづいては、ホームページ制作を外注した際にかかる費用相場をご紹介します。ホームページ制作の価格は、依頼する内容やページ数、機能により大きく変わります。具体的な費用目安は以下の通りです。

費用別にみるホームページ作成の特徴
作成費用 ホームページの特徴 どんな企業向きか
~30万円   ・テンプレートを使用
・WordPressなどのCMSで作成
・画像やテキストは依頼者側で用意
・簡易的なコーポレートサイト
・簡易的なオウンドメディア
・10ページ以内の作成  
  ・費用を抑えたい
・短い納期で依頼したい  
30万~100万円   ・オリジナル性の高いwebサイト 
・発注者の要望に沿ったデザイン
・独自コンテンツの充実したwebサイト
・オリジナル性の高いwebサイト
・簡単な撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能  
  ・中小企業
・凝ったWebサイトを作りたい  
100万~200万円    ・戦略的で効果の高いwebサイトの作成
・トレンドのコンテンツやデザイン
・撮影やインタビューを含む素材の用意も依頼可能  
  ・中小企業~大企業
・規模の大きいWebサイトを作りたい   
200万円~   ・完全オリジナルデザインのWebサイト
・SNSとの連動が可能
・多機能なWebサイト  
  ・大企業
・複数のブランドサイトを制作したい方
・SNSと連動したWebサイトを作りたい
・機能性の高いWebサイトを作りたい  

ホームページ制作の費用相場をご紹介しました。より正確な費用を知りたい方は料金シミュレーターをご利用ください。

【まとめ】Shopifyサイト制作ならPRONIアイミツへ

Shopify Paymentは導入のハードルが低いだけでなく、コスト面のメリットも得られるため、Shopifyでストアを運営する際には検討の価値があります。しかし、Shopifyを使いこなしてビジネスの成果を向上させるには、サイト構築やマーケティングなど幅広いノウハウが求められるもの。ネットショップの構築や運営で悩んだ際にはプロにお任せするのがおすすめなので、気になる会社を手軽に比較検討できるPRONIアイミツまでお気軽にお問い合わせください。

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